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九話
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「……なんつーか。貴族令嬢って感じしねえよな、嬢ちゃんってよ」
呆れるように、言葉が紡がれる。
イエスとも、ノーとも取れない言葉だった。
「さっきから見た事もねえ魔法をバシバシ使うわ、あのルークをどう言い包めたのかは知らねえが、何故か一緒になって魔物討伐までしてるって話だしよ。あれかね? 血は争えないってやつなのかね」
「……血は争えない?」
「あれだろ、メフィストって言やぁ、『聖女』さまに指名された子の生家だろう? 年齢からして、嬢ちゃんはその子の姉か妹かってとこか。『聖女』の姉妹ってんなら、その奇想天外っぷりも頷けちまうかねえって話よ」
妹の事は、シュミッドさんの耳にも色々と入って来てるらしい。
『聖凪祭』なんて祭りを開催しようとまでしてる上、『教会』の連中も一枚噛んでいるのだ。
それが当然かと己を納得させる。
「ただ、そういう事なら尚更、頷くわけにはいかねえわな」
元から断るつもりだったような口振りに、「尚更」と言葉が足されていた。
「嬢ちゃんの力は本物なんだろ。俺も実際にこの目で見たし、何よりルークが同行させてるって時点でそこに微塵も疑いは持っちゃいねえよ。ただな、その理由で連れて行くわけにはいかねえわな」
「なん――――」
「面倒臭え事になるのが目に見えてる」
————何でですか。
そう問おうとする私の言葉を封殺するように言葉が被せられた。
「ただでさえ、結構切羽詰まってんだ。余計な不安材料は持ち込みたくねえってのが本音よ。これがまだ何も起こってねえって状態であれば……まぁ、一考の余地はあっただろうがな」
それじゃあ、私にとって意味がなくなってしまう。そう理解してるんだろう。
言葉を返すシュミッドさんは、仕方がなさそうに笑っていた。
その反応で、私が同行する可能性が潰えたと判断したんだと思う。
隣で私達のやり取りを眺めるルークさんや、ロイドさんはほっとした表情を浮かべていた。
……くそ。
まぁでも、ダメ元だったし、他国の問題に無理に首を突っ込む程、私も愚かでは無い。
だから、今回は仕方がなかったって諦めようとした————その時だった。
「幾ら、戦力として申し分がなかろうと、渡りに船な申し出であろうと、八つ当たりが理由に含まれてる時点で」
「————それは、違いますよ」
「……あ、ん?」
最早、反射的に口は動いていた。
私の境遇を考えれば、その勘違いは至極当然であり、それが理由であると誰もが捉えてしまうって理解もしてる。
だから、声にして否定する。
それは違うんだって。
これは、『聖女』になれなかった事に対する八つ当たりじゃなくて、てめえらよくも昔の私に散々言いたい放題してくれやがったなって意味合いでのやり返しなんだって。こればかりは勘違いされたままが嫌だった。
明確にしておきたかった。
「こんな事言ったら、『教会』の連中から何て罰当たりな人間なんだって怒られそうですけど、正直、私は『聖女』って存在にこれっぽっちも信仰心を抱いてなければ、なりたいとも、憧れてもいませんよ。だから、八つ当たりだなんて、とてもとても。寧ろ、選んでくれなくてありがとうって感謝すらしてるくらいですから」
もう、記憶でしかないけれど、『聖女』として生きた前世を貶すつもりも否定する気もない。
でも、もう一度と言われると、苦笑いを浮かべてしまう。それが、今の私が持つ『聖女』に対する認識だった。
……まぁ、今生での『聖女』は、婚約に利用される程度のものでしかないんだけれども。
「私に『聖女』への拘りなんてこれっぽっちもないし、未練なんてものも何処にも無い。これはあくまで、選ばれなかった事に対する八つ当たりではなく、散々、嫌がらせをしてくれた奴らに対する私なりの仕返しです。それ以上でも、それ以下でも無い」
それが紛れもない私の本心。
もう、前世の記憶を思い出すまでの私が私なのか。前世の頃の私が私なのか。
そこらへんの判別がつかないようになってしまったけど、苛々する記憶はちゃんと私の中に私の記憶としてこびりついてくれている。
だったら、その清算をしなくちゃいつまで経ってもこのしこりは取れちゃくれない。
本当に、ただそれだけなんだ。
そんな私の想いは天に通じたのか。
否定の言葉はやって来なかった。
ただ、肯定の言葉もやって来てはくれなくて、訪れたのはただ、ただ続く沈黙。
……あれ、私なんか不味い事言っちゃったかな。
って、つい不安になっちゃうくらいの長さの沈黙だった。
「…………」
そして、瞠目を交えながらの何度目か分からない静寂に堪えきれずに私が取り繕いの言葉を口にしようとした瞬間だった。
緊張が張り詰めているような、そんな空気が破られる事となった。
「…………ク、くく、くくくッ」
きっかけは、一つの喉を鳴らす声。
音の出どころはシュミッドさん。
それは、笑い声だった。
「ははは、はっはっはっはっは!!!」
……何故か、めちゃくちゃ笑われる。
大爆笑だった。なんか、納得がいかない。
「嫌がらせに対する仕返しってよぉ、ガキの喧嘩じゃあるまいし」
文句はねちねちと私に嫌がらせをしてくれた連中に言ってくれ。
そう訴えかけるように半眼で見詰めてみるけど、シュミッドさんはそんな私の反応を意に介さずに未だ肩を震わせて笑っていた。
「その為に隣国にまで出向いて、魔物を倒すって? そりゃ幾ら何でもズレ過ぎだろ、嬢ちゃん」
仕返しをするにせよ、もう少し手軽なやつがあっただろって呆れられる。
……別にいいじゃん。
妹に劣るだなんだと色々言われ続けた私が嫌味を含ませながら仕返しの一つや二つしたってさ。
「だがまあ……個人的な意見ではあるが、そういう答えは嫌いじゃない。そういう綺麗な仕返しは特にな。だから俺としちゃあ、まぁ別に構いやしねえんだが」
『教会』連中に対する恨み具合を、先の言葉の数々で理解してくれたのか。
八つ当たりでないなら、その申し出を受けるのも吝かではないとシュミッドさんは言ってくれるが、煮え切らない言葉を言い残してその視線は私からルークさんへと移る。
「問題はルークだ。ルークが認めねえ限り、俺が首を縦に振ってやるわけにゃ」
「好きにすればいいさ。元よりルナ嬢を止められるとは思ってない」
「……お、おぉ?」
やけに物分かりのいいルークさんの言葉が意外だったのか、シュミッドさんは目に見えて困惑していた。
とはいえ、その理由もすぐに判然とする。
「……無理に引き止めた挙句、飛び出されるくらいなら初めから好き勝手させていた方がいい」
「……成る程なぁ。ルークが嬢ちゃんをどうして同行させてるのか。その理由が垣間見えた気がするぜ」
「それに、ルナ嬢にはこの一月、魔物討伐で散々世話になった事もある。だから、オレに出来る範囲であればその恩に報いたいと思ってる。これも良い機会なのかもな」
一応、政略の道具としてランドブルグに送り付けられた私であるけれど、何故か婚約者だったり、妻だったりとそういう扱いを受けた事は一度もなければ、そういった話を持ち出された事も全くない。
単純に拒絶されているだけなのか。
はたまた、気を遣われているだけなのか。
きっと後者なんだろうけれど、居候させて貰ってる時点で報いるとかそんな事は考えなくて良いのに。という思いが私の本音だった。
「とはいえ、意図してなかった事とはいえ、シュミッドに貸しを作るのは悪くない」
なんとなく、嫌な予感がした。
まだ一ヶ月程度の付き合いでしかないけれど、ルークさんがこういう声のトーンになる時は大体、ロイドさんが悲鳴を上げるような事を言い出す時である。
現にロイドさんもそれを悟ったのか、みるみるうちに表情に皺が刻まれてゆく。
「ルナ嬢が向かうなら、オレも行こう。ランドブルグにまで被害が及ぶかどうか、その見極めもしたかった事だしな」
「ルーク様っ!?」
そしてその予感は見事的中する。
ロイドさんは、悲鳴染みた声をあげていた。
……私のせいであるから、なんというか、胸が痛かった。
呆れるように、言葉が紡がれる。
イエスとも、ノーとも取れない言葉だった。
「さっきから見た事もねえ魔法をバシバシ使うわ、あのルークをどう言い包めたのかは知らねえが、何故か一緒になって魔物討伐までしてるって話だしよ。あれかね? 血は争えないってやつなのかね」
「……血は争えない?」
「あれだろ、メフィストって言やぁ、『聖女』さまに指名された子の生家だろう? 年齢からして、嬢ちゃんはその子の姉か妹かってとこか。『聖女』の姉妹ってんなら、その奇想天外っぷりも頷けちまうかねえって話よ」
妹の事は、シュミッドさんの耳にも色々と入って来てるらしい。
『聖凪祭』なんて祭りを開催しようとまでしてる上、『教会』の連中も一枚噛んでいるのだ。
それが当然かと己を納得させる。
「ただ、そういう事なら尚更、頷くわけにはいかねえわな」
元から断るつもりだったような口振りに、「尚更」と言葉が足されていた。
「嬢ちゃんの力は本物なんだろ。俺も実際にこの目で見たし、何よりルークが同行させてるって時点でそこに微塵も疑いは持っちゃいねえよ。ただな、その理由で連れて行くわけにはいかねえわな」
「なん――――」
「面倒臭え事になるのが目に見えてる」
————何でですか。
そう問おうとする私の言葉を封殺するように言葉が被せられた。
「ただでさえ、結構切羽詰まってんだ。余計な不安材料は持ち込みたくねえってのが本音よ。これがまだ何も起こってねえって状態であれば……まぁ、一考の余地はあっただろうがな」
それじゃあ、私にとって意味がなくなってしまう。そう理解してるんだろう。
言葉を返すシュミッドさんは、仕方がなさそうに笑っていた。
その反応で、私が同行する可能性が潰えたと判断したんだと思う。
隣で私達のやり取りを眺めるルークさんや、ロイドさんはほっとした表情を浮かべていた。
……くそ。
まぁでも、ダメ元だったし、他国の問題に無理に首を突っ込む程、私も愚かでは無い。
だから、今回は仕方がなかったって諦めようとした————その時だった。
「幾ら、戦力として申し分がなかろうと、渡りに船な申し出であろうと、八つ当たりが理由に含まれてる時点で」
「————それは、違いますよ」
「……あ、ん?」
最早、反射的に口は動いていた。
私の境遇を考えれば、その勘違いは至極当然であり、それが理由であると誰もが捉えてしまうって理解もしてる。
だから、声にして否定する。
それは違うんだって。
これは、『聖女』になれなかった事に対する八つ当たりじゃなくて、てめえらよくも昔の私に散々言いたい放題してくれやがったなって意味合いでのやり返しなんだって。こればかりは勘違いされたままが嫌だった。
明確にしておきたかった。
「こんな事言ったら、『教会』の連中から何て罰当たりな人間なんだって怒られそうですけど、正直、私は『聖女』って存在にこれっぽっちも信仰心を抱いてなければ、なりたいとも、憧れてもいませんよ。だから、八つ当たりだなんて、とてもとても。寧ろ、選んでくれなくてありがとうって感謝すらしてるくらいですから」
もう、記憶でしかないけれど、『聖女』として生きた前世を貶すつもりも否定する気もない。
でも、もう一度と言われると、苦笑いを浮かべてしまう。それが、今の私が持つ『聖女』に対する認識だった。
……まぁ、今生での『聖女』は、婚約に利用される程度のものでしかないんだけれども。
「私に『聖女』への拘りなんてこれっぽっちもないし、未練なんてものも何処にも無い。これはあくまで、選ばれなかった事に対する八つ当たりではなく、散々、嫌がらせをしてくれた奴らに対する私なりの仕返しです。それ以上でも、それ以下でも無い」
それが紛れもない私の本心。
もう、前世の記憶を思い出すまでの私が私なのか。前世の頃の私が私なのか。
そこらへんの判別がつかないようになってしまったけど、苛々する記憶はちゃんと私の中に私の記憶としてこびりついてくれている。
だったら、その清算をしなくちゃいつまで経ってもこのしこりは取れちゃくれない。
本当に、ただそれだけなんだ。
そんな私の想いは天に通じたのか。
否定の言葉はやって来なかった。
ただ、肯定の言葉もやって来てはくれなくて、訪れたのはただ、ただ続く沈黙。
……あれ、私なんか不味い事言っちゃったかな。
って、つい不安になっちゃうくらいの長さの沈黙だった。
「…………」
そして、瞠目を交えながらの何度目か分からない静寂に堪えきれずに私が取り繕いの言葉を口にしようとした瞬間だった。
緊張が張り詰めているような、そんな空気が破られる事となった。
「…………ク、くく、くくくッ」
きっかけは、一つの喉を鳴らす声。
音の出どころはシュミッドさん。
それは、笑い声だった。
「ははは、はっはっはっはっは!!!」
……何故か、めちゃくちゃ笑われる。
大爆笑だった。なんか、納得がいかない。
「嫌がらせに対する仕返しってよぉ、ガキの喧嘩じゃあるまいし」
文句はねちねちと私に嫌がらせをしてくれた連中に言ってくれ。
そう訴えかけるように半眼で見詰めてみるけど、シュミッドさんはそんな私の反応を意に介さずに未だ肩を震わせて笑っていた。
「その為に隣国にまで出向いて、魔物を倒すって? そりゃ幾ら何でもズレ過ぎだろ、嬢ちゃん」
仕返しをするにせよ、もう少し手軽なやつがあっただろって呆れられる。
……別にいいじゃん。
妹に劣るだなんだと色々言われ続けた私が嫌味を含ませながら仕返しの一つや二つしたってさ。
「だがまあ……個人的な意見ではあるが、そういう答えは嫌いじゃない。そういう綺麗な仕返しは特にな。だから俺としちゃあ、まぁ別に構いやしねえんだが」
『教会』連中に対する恨み具合を、先の言葉の数々で理解してくれたのか。
八つ当たりでないなら、その申し出を受けるのも吝かではないとシュミッドさんは言ってくれるが、煮え切らない言葉を言い残してその視線は私からルークさんへと移る。
「問題はルークだ。ルークが認めねえ限り、俺が首を縦に振ってやるわけにゃ」
「好きにすればいいさ。元よりルナ嬢を止められるとは思ってない」
「……お、おぉ?」
やけに物分かりのいいルークさんの言葉が意外だったのか、シュミッドさんは目に見えて困惑していた。
とはいえ、その理由もすぐに判然とする。
「……無理に引き止めた挙句、飛び出されるくらいなら初めから好き勝手させていた方がいい」
「……成る程なぁ。ルークが嬢ちゃんをどうして同行させてるのか。その理由が垣間見えた気がするぜ」
「それに、ルナ嬢にはこの一月、魔物討伐で散々世話になった事もある。だから、オレに出来る範囲であればその恩に報いたいと思ってる。これも良い機会なのかもな」
一応、政略の道具としてランドブルグに送り付けられた私であるけれど、何故か婚約者だったり、妻だったりとそういう扱いを受けた事は一度もなければ、そういった話を持ち出された事も全くない。
単純に拒絶されているだけなのか。
はたまた、気を遣われているだけなのか。
きっと後者なんだろうけれど、居候させて貰ってる時点で報いるとかそんな事は考えなくて良いのに。という思いが私の本音だった。
「とはいえ、意図してなかった事とはいえ、シュミッドに貸しを作るのは悪くない」
なんとなく、嫌な予感がした。
まだ一ヶ月程度の付き合いでしかないけれど、ルークさんがこういう声のトーンになる時は大体、ロイドさんが悲鳴を上げるような事を言い出す時である。
現にロイドさんもそれを悟ったのか、みるみるうちに表情に皺が刻まれてゆく。
「ルナ嬢が向かうなら、オレも行こう。ランドブルグにまで被害が及ぶかどうか、その見極めもしたかった事だしな」
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