『完結』人見知りするけど 異世界で 何 しようかな?

カヨワイさつき

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第8話 おぼっちゃまと 乳母のマーサ

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グラン・アーザ目線

昨日、帰宅してから、
家礼のホーンと、乳母のマーサを呼び
医者の手配と彼女の部屋を 
用意するように言いつけた。
ホーンは、何か言いたげにしながら 
「かしこまりました。」と言うと
部屋から出て行った。

乳母のマーサは 満面の笑みで 
「まぁ、かわいい子。」
「おぼっちゃま何をしたんですか?」
と言い俺に対して少しきつい目に
なっていた。
すごい迫力ある笑顔で、
事のてん末を 根ほり葉ほり 
マーサに聞かれた後、
盛大なため息をつかれた。
「おぼっちゃま 頑張りなさいね。」と
捨てゼリフを言いながら、
部屋から出て行った。
医者に見せたところ、体力と魔力が 、
少なくなり気絶した、という事だった。
彼女の腕に絡みつくような、
高魔力の塊があると
医者から言われ、害はなさそうです
との事だった。高魔力の塊かぁ。
ほかの皆には、高魔力の塊に
見えてるんだな。
俺は、彼女を見つめていた。

ドレスから出た手足には、
擦り傷が多くあり
治療がすむと触り心地がよさそうな
手足になっていた。
彼女は 小柄なのにスタイルが 良く
胸が大きかった。
手は 触り心地よく、
ずっと 触っていたい
くらいだから
足 胸 ほっぺ 口……。
ヤバイ。
俺は、必至に目線を
ずらそうとしていた。
ホーンとマーサの 冷ややかな視線を
背中に浴びせられていた。
彼女の右腕にしがみついた、
高魔力の塊 。
 赤ん坊の形をした 珍しい守護獣。
不確かだが、それをにらみつけた。
その人が心の奥底で、
望んでいる形で現れるという
守護獣は、形をある程度は
変えれるらしいが
彼女は、赤ん坊が 欲しいのか?
思わず赤くなりながら 、
守護獣をにらんでいた。
彼女のそばで、仕事を片付けていき 
いつのまにか俺は、
彼女の手を握りながら
眠ってしまった。
「‥‥なんで??」
かわいい 彼女の声が 聞こえる。
「あぅー んぱんぱぁ まぁー」
眠いが彼女も起きたし、
俺も起きなければ、
「起きたか?俺も、寝てしまった。」
「すまん。」
彼女は ジーと、俺を見つめてくれてる。
俺はにやけそうな顔を、ひきしめながら
「色々 聞きたいが 朝飯 食べれそうか?」
ぐーっ 
「‥‥‥。」
「‥‥‥。」
「あぅー」
彼女からかわいいお腹の音とともに 
顔を赤らめ、上目づかいで
見つめられたあと
シーツに隠れようしている。
かわいい。
彼女を 抱きしめたくなるのを
必至に、抑えながら
「準備させてくる。」
と部屋から逃げてしまった。
俺は、昔からこわおもてで、
人一倍体が、大きめで筋肉質。
公爵家の 次男、姉2人、兄1人、
妹 2人、弟2人、8人兄弟姉妹 。
両親は子どもの前でも、いちゃつく
万年新婚状態の夫婦だ。
お家騒動もなく、兄が公爵家を引き継ぎ 
五人の子どもがいる。
俺だけ独身だが、甥っ子 
姪っ子は たしか36人 ?
たくさんいる。
俺は 乳母のマーサに 食事の用意と 
彼女の着替えを頼み
自室に戻り仕事を休む為 
伝達魔法で 城に 
送っていた。

乳母マーサ目線
「おはようございます。
グランおぼっちゃまの 乳母で 
マーサと申します。まずは
着替えましょうか?」
私は 笑顔で彼女に、話しかけました。
「‥‥‥。」
黒目黒髪の小柄な女性は、おびえるように
自分自身を、抱きしめるような
仕草を していました。
彼女の髪の毛を整えると、座ってるのが
つらいのか  疲れた様子で
ベッドに もどり 上掛けを 
あげたり 下げたりして
体を休めようか どうしようか 
迷っているみたいでした。
「体は つらくないですか?」
 「‥‥‥。」
彼女は、びくっとしながらも
目は あわしてくれました。
かわいい。私は
小柄な彼女を抱きしめたくなるのを
我慢しながら
彼女を 怯えさせないように  笑顔で
「これ 着ましょうね。」
と おぼっちゃまの、髪色と同系色の
緑色の、かわいいドレスを、
昨夜 急いで仕立て 
させた物を 用意し
彼女に、着付けていった。
「さあ、おぼっちゃまも、
待ちわびているでしょうし 
食堂に 行きましょうか? 歩けますか?」
「‥‥‥。」
彼女は、無言でうなづき、
ベッドに 戻り、ベッドを 整えた後
自分を抱きしめるように、
不安そうにしていました。
「ありがとう。マーサさん。」
かわいい声で彼女がお礼を、
言ってくれました。
もう。だめ。我慢できない。
ぎゅーと 抱きしめながら
「良かった。良かったわ。
喋れないのかと思ったわ。」
「不安な事も。なんでも、話してね。」
と言いました。
彼女は、ビクビクしていたので
落ち着かせる為に、背中をさすったり
優しく トントンしました。
かわいい。
彼女が何を、怖がってるか
わからないけど
守ってあげるわと、
心に誓いました。
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