『完結』人見知りするけど 異世界で 何 しようかな?

カヨワイさつき

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第112話 獣族

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話を聞きながら、歩いて数分で、
プリエラさんのお店の一つ、食堂に到着しました。
お店の裏口に行くと、まるで、街のチンピラが、
小さな子どもをぐるっと、取り囲んで、
イジメてるようにもみえました。
この状況には、たぶん、子どもだけじゃなく、
大人でも、かなり怖いと思いそうな状態でした。
グラン様と一緒に、チュリンとファニーを
抱っこしたまま、話しかけてみました。
「はじめまして。私は、こころ。」
なるべく笑顔で、優しく声をしました。
「あなたのお名前は?」
強面の皆様には、グラン様がいるから、大丈夫って言って、下がってもらいました。
3人の怖い男性に囲まれて、
本当に怖かっただろうなぁ。
「大丈夫よ。大丈夫よ。」
私は、泣き続けている子に、頭や背中をなでていました。
チュリンと、ファニーは、グラン様に、抱きついて遊んでいましたが、いつのまにか寝てしまい、プリエラさんが、
担いできてくれた、寝椅子に、寝かせてくれました。

グラン目線
俺のこころが、子どもとはいえ、
かわいい笑顔に、かわいい声で、話しかけている。
大人気ないと、わかっていてもつい、
子どもを、にらんでしまった。
こころには、バレていない。
泣き止まない子どもに、頭や背中を、
やさしく、なでてもらってる子どもにをみて、
相手は子ども。相手は、子ども。なんだと、
自分自身に、根気よく言い聞かせていた。
しばらく、俺はまた、精神力を鍛えることになった。
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