『完結・R18』公爵様は異世界転移したモブ顔の私を溺愛しているそうですが、私はそれになかなか気付きませんでした。

カヨワイさつき

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18、歴史的大発見?!白と黒の真実?

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「白系と黒系の子?灰色?」
"いや、灰色どころか何も生まれなかった。
「えっ?」

俺は白いフェンリルから200年ほど前の話を聞いていた。
その昔、黒に近い色を持つ者と白に近い色を持つ者が恋人になり婚姻を結ぶ事になった。
だが、あろうことか黒に近い色を持つ者が白い色に近いを持つ者の友人に一目惚れしてしまった。
黒に近い色を持つ者は、白に近い色を持つに対してありもしない事を次々とでっち上げ、ついには殺そうとした。そんな白に近い色を持つ者に不憫(ふびん)に思い助けようとしたが、本来のフェンリルは灰色と思われていたからか、白いフェンリルが白に近い色を持つ者を庇ったという事実から、"呪い"にかけようとしたという事になってしまった。
言葉が通じる者はおらず、事実が曲げられたまま、あたかも黒が良く、白が呪いを呼び寄せる者となり
それが変化し、黒は神に愛される色、白は忌み嫌われた色になったそうだ。

話を聞き終わった後マリは泣いてしまった。
そんなマリにフェンリルは、頼み事をした。
"報酬に見合った分のモノを渡そう。"
「別に報酬とかは要りません。先程の話を書くだけですし、浮気野郎の勘違い野郎を許せません!!」
"あ、あぁ、頼む。マリが書いた真実の事を信じてくれるように、願いを込めよう。"
「任せて!!」
マリは、フェンリルが用意した羊皮紙と万年筆の様なペンを渡した。
早速、書き始めたマリにフェンリルは寄り添った。
用意した羊皮紙全てに書き終わるとマリは、疲れたのか眠ってしまった。

        ***
「こ、これは?!」
鉱山の一角で歴史的大発見されたモノがあった。
今から約200年程前の地下に作られた大聖堂と真実の書と記された古語で書かれたモノだった。
黒い髪の少女と白いフェンリルも同時に発見されたのだった。
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