異世界に来ちゃったよ!?

いがむり

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第1章

(13)家族が増えたよ!

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とても悲しい夢だったと思う。

うろ覚えな夢の中で唯一記憶が鮮明だったところがある。

「教会……」

『『ソフィア!』』

私は体中汗だらけ、顔はそれに涙でぐしょぐしょに濡れちゃってた。きたなーいよお……

「おはよう」

『それどころじゃないわよ!』

『うなされてたからびっくりしたわ…』

「しんぱいさせてごめんね?顔を洗いに行こう」

私はベッドから降りて立とうとしたけど、力も出ずに膝から崩れ落ちた。

「ふぎゃっ!」

『『あっ、ソフィア!!』』

「だいじょうぶだよ……」

《どうしたのじゃ!あ、ソフィア!!》

そんなに大声出さなくても……

『どうした?……ソフィア!』

スピーレまで……

<どうした……!!!>

フェンリル様もそんなに驚かなくても…

「みんなだいじょうぶだよ…」

『《<しかし……!>》』

「おおげさだよー」

よいしょっと、私はどうにか立つ。

「……ね?」

『体が濡れている…』

《顔が真っ青だ……》

私はぷぅーっと頬を膨らます。

「わたしはいまからみずあびにいきます!」

『それなら私が連れて……』

「このこたちといきます!わたし、いちおうおんなのこですから」

《しかし……》

むう、中々食い下がるね……

「じゃあ、フェンリルさまといっしょにいく!」

『《えっ……》』

「行こう!フェンリル様」

<あ、ああ……>

《((……頼んだぞ…!))》

<((分かっている…))>

グライ達の視線がフェンリルに強く刺さった。






「あー、きもちいいー!」

『それそれ~』

『なんのっ!』

ソフィアは水に浸かって汗を洗い流す。その隣で精霊達が水の掛け合いをしている。

「それにしてもこのみず、とってもきれいだね?」

<ここは様々な傷が癒えるからな、癒しの泉と呼ばれている>

私、汗を洗い流すためだけに来ちゃったけど……まいっか!

<どうして俺を選んだ?>

「え?」

<あの、グライとスピーレを置いてどうして俺を選んだ?>

「それはね…フェンリルさまと、おともだちになりたかったの!」

<それならグライ達がいてもいいんじゃないか?>

「わたし、こうみえてもおんなのこだよ?みんながいると、ちょっとはずかしいもん」

<俺ならいいのか……>

「フェンリルさまがいっちばん、こういうところわかってそうだったからね!」

<ぶっ!あっははははは!>

「なんでわらうの?!」

<いやー、すまない。俺も彼等に勝るものがあったのがあったのかと思うと、つい嬉しくてな>

私はばっと泉からあがって、精霊さん達が作ってくれたタオルで体を拭く。

『拭いてあげるわ!』

『あ!私も!』

2人(匹)は私の髪をタオルで拭きだした。

「せいれいさんたちってきようだね!こんなふかふかなタオルはじめてだよ」

『でしょ!ホワイトスパイダーがつくった糸を貰ってるのよ』

『物々交換でね!私たちは食べ物と寝床を。ホワイトスパイダーは上質な糸をってね』

「へえー!」






『『出来たわ!』』

「おおー!」

精霊さん達がしっかり拭いてくれたお陰で、私の髪がツヤツヤになった!私は泉で自分の顔を見る。

「わたし、こんな顔してたんだ!」

<自分の顔、見た事無かったのか?>

「うん、かがみもみずもなかったもん」

<そうなのか>

白い髪に青い目じゃ、怖がられるのもわかる気がするな……

<なあ、ソフィア>

「なあに?」

<頼みがあるんだが……>

「うん」

<俺も家族に入れてくれないか?>

「いいよ!」

私はにっこり笑って答える。

『私も入れて欲しいわ!』

『私だって入れて欲しいわ!』

「じゃあみんなかぞくね!」








「……われをあいせ!」

『これでソフィアと家族よ!』

『ずっと一緒ね!』

「うん!ずーっといっしょ!ね、フェンリルさま!」

<ああ、そうだな>

「あとね、わたしからもおねがいがあるの」

『なーに?』

『うんうん』

<ああ、なんでも聞くぞ?>

「みんな、おなまえもらってくれる?」

精霊さん達の目が輝いた。フェンリルは尻尾をぶんぶん振っている。

<『『勿論(だ)!』』>

「よかった!じゃあね、フェンリルさまはオーヴィ、せいれいさんたちはエルブとアズル!」

すると、それぞれ光だして精霊さん達はなんと大人の女性になっていた。

『まあっ!』

『進化したのね!』

<温かい……>

「良かった!」



◇◆◇◆◇
いつも見てくださっている方々、ちょっと見てくださった方もありがとうございます!

お陰様で登録数40を超えましたー!
٩(ˊᗜˋ*)وテッテレー!


本当にありがとうございます!

これからもよろしくお願いしますm(_ _)m
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