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0章 異世界転移は唐突に
0-2 俺、どうやら異世界へ行くようです
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…………説明中。
こいつバカじゃね?
「女神に向かってバカとか、あなたこそ馬鹿じゃないですか!? キー!」
癇癪を起している駄目神は放っておいて、話が超長かったから簡潔に要点をまとめるとしよう。俺としても頭が混乱しているからな。みんなと一緒に整理して確認していこうと思う。
「誰に向かって言っているのですか、誰に」
主目的は異世界エリュシオンを救い、発展させること。俺を神の使い『天司』として雇用して現地に送ることでそれを達成するのが目的。
エリュシオンは駄目神が創成した世界。ここには様々な種族の生物が生息している。もちろん知的生命体もいる。ある程度の文化や宗教が独自にあり、特定の地域では種族間の抗争も起きている。物理法則は地球とそんなに変わらない。つまりは惑星大きさがほぼ同じで、環境も同じようなような感じだということだ。ただ、一部で独自に進化した概念が存在する。つまりは魔法といったような謎技術。これについては、登場次第また今度説明する。
では何を持って救うというのか、そして、なぜそれを俺にわざわざ依頼するのか。
答えは一つ。この自称女神への信仰が全くない。信仰がないから、『神力』が貯まらない。『神力』がないから、女神としての力が使えない。女神としての力が使えないから、世界に干渉もできない。干渉できないから、新たに信仰も増やすことができない……。つまりは、自分自身では完全に八方ふさがりである。
もちろん最初からこうだったわけではない。世界を創成するのに『神力』を使うわけなのだから。だが、あれもほしい、これもほしい、あれも必要だよね? これもいいな、と無計画に無秩序に力を使い続けた結果、このありさまである。自業自得過ぎる。
救うというのは信仰を取り戻すこと(初めからあったのかは謎)。信仰から『神力』を蓄え、『神力』から女神の権能を使って世界を発展させていくこと。
女神自身ではもうどうにもできないので、俺がエリュシオンへ赴き、神の使い『天司』として現地で信仰の足掛かりを作り、信仰を高めるための役割を担う。つまりは宣教師的な何かである。
で、冒頭の、こいつバカじゃね? に戻るわけだ。
「バカバカバカバカ、あなたは何回言うのですか!? 私はあなたの命を助けることができる女神なんですよ!? 少しは敬ってもいいんじゃないですか!?」
神様ってみんなこうなのかな?
「ふふん、私は特別なんです。スーパーで、スペシャルで、ビューティーで、ワンダホーな女神様なんですよ? 特別に敬われてあげてもいいですよ? むしろ敬ってください?」
……この駄目神め。
「ひどっ。ま、まぁそれはともかくとして、私の使いとしてエリュシオンで、布教活動を行って頂くということでいいですよね?」
えっ!? 俺は成仏したいんだけど。
「えええええええ、そんなぁ……」
説明を聞き、それでも俺が拒否したら駄目神が泣き始めた。めそめそめそめそ。
「あなたをここに召喚するのにどれだけの『神力』を使ったと思っているんですかぁ。もう『神力』残ってないんですよぉ。これからどうやって生活していけばいいんですかぁ……」
貯金もないのに、後先考えなしに高額なローン契約したOLのようなことを言い始めた。
「ここであなたに断られたら、私、本当に破産ですよぉ。どうすればいいんですかぁ。この人非人、人でなし、神殺し、うわーーーーん」
……わ、わかったよ。手伝うから泣くなよ。
「そうですか? ありがとうございます! では、早速、送還しますね~」
……おい! 変わり身はええよ! 泣いてたんじゃないのかよ!?
「お一人様、エリュシオンまでごあんな~い。頑張ってきてくださいね~」
俺の身体は光に包まれて、視界は暗転した。
「あ、忘れてた。加護もつけておきますね~」
忘れてたんかい!
こいつバカじゃね?
「女神に向かってバカとか、あなたこそ馬鹿じゃないですか!? キー!」
癇癪を起している駄目神は放っておいて、話が超長かったから簡潔に要点をまとめるとしよう。俺としても頭が混乱しているからな。みんなと一緒に整理して確認していこうと思う。
「誰に向かって言っているのですか、誰に」
主目的は異世界エリュシオンを救い、発展させること。俺を神の使い『天司』として雇用して現地に送ることでそれを達成するのが目的。
エリュシオンは駄目神が創成した世界。ここには様々な種族の生物が生息している。もちろん知的生命体もいる。ある程度の文化や宗教が独自にあり、特定の地域では種族間の抗争も起きている。物理法則は地球とそんなに変わらない。つまりは惑星大きさがほぼ同じで、環境も同じようなような感じだということだ。ただ、一部で独自に進化した概念が存在する。つまりは魔法といったような謎技術。これについては、登場次第また今度説明する。
では何を持って救うというのか、そして、なぜそれを俺にわざわざ依頼するのか。
答えは一つ。この自称女神への信仰が全くない。信仰がないから、『神力』が貯まらない。『神力』がないから、女神としての力が使えない。女神としての力が使えないから、世界に干渉もできない。干渉できないから、新たに信仰も増やすことができない……。つまりは、自分自身では完全に八方ふさがりである。
もちろん最初からこうだったわけではない。世界を創成するのに『神力』を使うわけなのだから。だが、あれもほしい、これもほしい、あれも必要だよね? これもいいな、と無計画に無秩序に力を使い続けた結果、このありさまである。自業自得過ぎる。
救うというのは信仰を取り戻すこと(初めからあったのかは謎)。信仰から『神力』を蓄え、『神力』から女神の権能を使って世界を発展させていくこと。
女神自身ではもうどうにもできないので、俺がエリュシオンへ赴き、神の使い『天司』として現地で信仰の足掛かりを作り、信仰を高めるための役割を担う。つまりは宣教師的な何かである。
で、冒頭の、こいつバカじゃね? に戻るわけだ。
「バカバカバカバカ、あなたは何回言うのですか!? 私はあなたの命を助けることができる女神なんですよ!? 少しは敬ってもいいんじゃないですか!?」
神様ってみんなこうなのかな?
「ふふん、私は特別なんです。スーパーで、スペシャルで、ビューティーで、ワンダホーな女神様なんですよ? 特別に敬われてあげてもいいですよ? むしろ敬ってください?」
……この駄目神め。
「ひどっ。ま、まぁそれはともかくとして、私の使いとしてエリュシオンで、布教活動を行って頂くということでいいですよね?」
えっ!? 俺は成仏したいんだけど。
「えええええええ、そんなぁ……」
説明を聞き、それでも俺が拒否したら駄目神が泣き始めた。めそめそめそめそ。
「あなたをここに召喚するのにどれだけの『神力』を使ったと思っているんですかぁ。もう『神力』残ってないんですよぉ。これからどうやって生活していけばいいんですかぁ……」
貯金もないのに、後先考えなしに高額なローン契約したOLのようなことを言い始めた。
「ここであなたに断られたら、私、本当に破産ですよぉ。どうすればいいんですかぁ。この人非人、人でなし、神殺し、うわーーーーん」
……わ、わかったよ。手伝うから泣くなよ。
「そうですか? ありがとうございます! では、早速、送還しますね~」
……おい! 変わり身はええよ! 泣いてたんじゃないのかよ!?
「お一人様、エリュシオンまでごあんな~い。頑張ってきてくださいね~」
俺の身体は光に包まれて、視界は暗転した。
「あ、忘れてた。加護もつけておきますね~」
忘れてたんかい!
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