漆黒帝と呼ばれた男 ~異世界から来たのでステータスやスキルはありませんけど、こちらには科学文明の力があるので最強です~

ねこのにくきう

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第一章 謎の組織、異世界へ行く

悪事6 謎の組織、なぜか偉い人に招かれる

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 『統領』は相変わらず黒竜王ニッグに乗って空の旅の真っ最中だった。

「ん? 私だ」

『統領、定期連絡です。こちらでの作業の状況ですが、開墾作業以外は予定通り順調に推移しています。畑にする予定地には栄養アンプルを打ち込みましたので、何かご要望があれば栽培開始が可能です』

 『統領』のマスクに通信アイコンが点灯して許可を出すと、すぐさま報連相が始まる。どうやら、拠点にいる『参謀』からの連絡のようである。
 それぞれがしている被り物は、どうやらただの変態要素ではなかったようだ……。

「ご苦労、引き続き頼む。こちらは残念な話だ。主だった成果は上がっていない。第一村人には接触済みで、好印象を与えられたと思う。魔獣と呼称される特殊な生物と遭遇した。少しだけサンプルを確保したので持ち帰る。現地の街並みや生態の映像記録があるので共有フォルダを確認して周知してくれ。追加調査の依頼があれば、私に連絡を」

『……十分な成果ではございませんか?』

「優先課題の目途が全く立たないのだから、不十分だよ。こちらも引き続き調査をするが、もう数日こちらに滞在したら一度帰還する予定となる。めぼしいものが無くてな……」

 うっかり本音とため息が漏れてしまった。
 宇宙登録がされていない時点で、自分の母星ほどの文明は期待していなかった『統領』だったが、あまりの落差にテンションがダダ下がりであった。
 しかし、それは翻せば自分の好きに発展させることができるということでもある。

『承知しました。それでは、また後程定期連絡をいたします。道中のご無事をお祈りしております』

 最後に事務的な会話を経て通信が終了する。

「ボス、ボス。下に何かこっちを見てる連中がいるんですけど、どうしましょ。うっとおしいので、僕がさくっと吹き飛ばしておきましょうか?」

「まてまてまてまて、何でいきなりそんな物騒な判断になる?」

「だって、この視線は良くない感じがしますもん。もし、ボスに何かあったら、僕は『参謀』様たちに干物にされちゃいますよ……そんなの嫌ですもん」

「私を心配してくれるのはありがたいが……どれどれ、私も見てみようか」

 キュインという機械音を伴って、被り物に搭載されている遠視機能が起動する。

 『統領』たちのシンボル的な外見の被り物。そして、それに付随する全身黒ラバースーツは一体型の兵装だ。正式名称は、パーフェクトアシストスキンシステム、通称PASS。
 これは星間航行船と同様に、特殊思念流体金属体で出来ているデバイスで、彼らにとっては一般的な、身に着けることのできる小型の宇宙船なのである。
 装着者の体型や性質に合わせて形状変化し、薄くて高い防御性能を誇る。また、パワーアシスト機能、言語翻訳機能、恒温機能、遠視拡大機能、録画通信機能など多彩な性能を有し、さらにはフリー容量を個人的にカスタマイズして成長させることすら可能なのである。


 『統領』が遠視をすると、そこには複数の人間が整列していて、そのうちの1人がニッグのことを監視しているような様子だった。

「不審者がいたから見に来た、のような印象だな。それにしても移動が馬、しかも鎧に剣とか。いつの時代の装備なんだか……」

「え? 不審者って誰がです?」

「私たちに決まっているだろう。あのローブを被ったヤツが1番偉そうなヤツに何かしゃべってるな」

「失礼な! どこからどう見ても善良なボスと無害なドラゴンなのに! やはり生意気なヤツラですね。踏みつぶしてしまおうか、それとも吹き飛ばしてしまおうか」

「待てと言ってるだろう……勝手な行動をすると『参謀』に報告するぞ?」

「待ちます! ご指示があるまで、いつまでも! 僕は聞き分けの良いドラゴンです!」

 『統領』たちとの距離は500メートル離れているため、お互いが何をして何を話しているかは窺い知ることができない。地上側からはニッグの姿が辛うじて確認できるくらいだろう。

「どうやら、僕たちのことを見つけましたが、どうやって連絡をつければいいかを相談しているみたいですね。あの人たちは飛べないんでしょうか?」

「ほう? 面白いことを話しているな。私たちのことを知っているということは……彼らからの情報が伝わったのかな? 中々仕事が速いじゃないか。ニッグよ、飛べるのは一部の生物の特権だ。ちなみに私も飛べん」

「またまた~、ボスは冗談が上手だなぁ。それでどうします?」

「向こうが会話を望むのならば、応えてやるのがよかろう。しかし、主導権をみすみす渡すのは面白くない。よし、地上へ降りる。あと、私が許可するまではしゃべるなよ? ニッグ」

「らじゃーです!」

 ニッグが集団の近くへ降下を始めると、地上は半狂乱の騒ぎになった。
 降りてくるぞ、本当に大丈夫なのか、逃げなくていいのか、などの絶叫が聞こえる気がするが、『統領』たちは気にする様子は見られない。
 そうこうしている間に、大地を揺るがしながら華麗なタッチダウンを決めて、黒竜王が舞い降りた。

「私たちに何かご用かな?」

 そして、一様に固まる集団に声をかけたが、反応できたのは1人だけであった。

「私は、この辺り一帯を治めているウエストバーンと言う。竜を見かけたと部下から報告があったので脅威になるかを確認に来た。良ければ、飛来した事情を聞けないだろうか?」

(ほう、私のようなどこの馬の骨かわからないような輩に随分と丁寧に来たな。そして、認識機能では40歳と出ているが、中々の礼節と胆力の持ち主じゃないか。これはこちらも相応に対応しないと品位が問われてしまうな)

「いえ、こちらこそお騒がせして、すまない。勝手に領内に侵入したことは謝罪するが、決して荒らしに来たわけではないし、問題を起こすつもりもない。それは信じて頂きたい」

「それが聞いて一安心よ。それで、あなたがこの竜の主ということでよろしいか? 良ければ降りてきてもらってもいいだろうか?」

「そうだ。では、そちらに移動する。ニッグ、待機だ」

 まるで、飼い犬が伏せるような仕草を見せている従順な竜にウエストバーンは内心驚愕していた。彼の価値観の中では竜は圧倒的な強者であって、とても使役できるような存在ではないのだから。

「父上! そんな怪しいヤツは捕らえてしまいましょう!」

 しかし、竜が大人しいのを良いことにトチ狂ったことを宣う輩が現れた。

「話を聞くのは拘束してからでも遅くはありません! その後、ゆっくりとこちらが必要なことを聞き出せばいい! この竜だってきっと幻影魔法か何かでしょう!」

(何を言ってんだ、こいつ。頭は大丈夫か? 話からすると、このお偉いさんの息子のようだが、母親から生まれた時に品性を置き忘れてきたのか? 親の良いところが受け継がれないのは残念なことだな)

「ゴガァァァァァァ!!!!」

 あまりの物言いに呆れていた『統領』だったが、それを許容できない者もいた。
 そう、伏せて控えていたニッグである。

 伏せていた体勢から両前脚で上体を起こし、主人に無礼を働いた者に番犬よろしく咆哮を放つ。ニッグにしたら本気からは程遠い気の抜けたレベルだったのだが、それでも効果は抜群だった。
 加えて、威嚇するようにグルグルと喉を鳴らして凄むと、馬たちはこの場から一刻でも早く逃げ出そうと半狂乱に暴れ始めた。

「二ーーーーッグ!」

 声のトーンから怒られると悟ったニッグはあっという間に意気消沈、キューンと情けない鳴き声を発しながら縮こまってしまった。

「私のペットがすまないことをした。ニッグに悪気はないので許してやってほしい」

「い、いや、こちらこそ愚息が申し訳ない。おい! 何をしている! 早く、馬たちを落ち着かせろ! あと、このバカをどこかに遠ざけろ!」

 辺境伯の怒号に弾かれる様に行動する面々だったが、一度興奮した馬たちを宥めるのは並大抵の労力ではない。ましてや、恐怖の対象のニッグがまだ目の前にいるのだから。

 ちなみに、ニッグの咆哮を正面から浴びたバカ息子は、あまりの恐怖に落馬したままの格好で失神していた。とんだ恥さらしである。

 結局、総動員しても状態の鎮静化まではかなりの時間を有した。
 最終的に必要最低限の護衛を残して部隊は解散、失神したバカ息子もどこかへ回収されていったようで姿が見えない。

「うちの愚息が本当にすまなかった。私たちは決して、あなたに害を与えようとするつもりはない。これだけは信じてほしい」

「気にしてない。お互い躾の重要性を再認識したということで、手打ちにしよう」

「そう言ってくれると助かる」

 たったあれだけのことにウエストバーンの顔は疲れ切った表情になってしまっていた。きっと、胃もキリキリしているに違いない。

「それで、あなたは私の領地に何を目的で来たのか、教えてくれますかな? それと、後ろの方も紹介頂いてもよろしいか?」

「おっとこれは失礼。私は『統領』と呼ばれている。特に目的はなく、一帯を視察している途中だな。できれば食料を少し調達して持ち帰りたいと思っているくらいしかない。あと、後ろというと、ニッグかな?」

「我は、ニグドヴァギラス。ここより遥か東の海に位置する島を住処としている」

 それだけかい! とツッコミたい『統領』だったが、周りの反応はまた違った。お偉いさんを守る護衛たちもざわざわとし始める。

「やはり……黒竜王様でしたか」

「え? 何その格好いい呼び名」

 お偉いさんから事情を少し聞いた『統領』は唖然とした。タダのでかいトカゲではなく、本人が言うように本当にドラゴンだった事実が判明した瞬間だった。

「あとは食料をご所望とのことですが……おっと、もうそんな時間か」

 護衛の一人が耳打ちすると、お偉いさんは顔を顰めて悩むそぶりを見せた。

「申し訳ありません。これから外せない所用がありまして……もう少し事情を聞きたかったのですが、少し席を外さねばなりません」

「いや、私は特に決まった予定があるわけではありませんので、これで失礼しますよ」

「ほほう、それではボスさんを私の屋敷に招待したいのですが如何ですかな? 必要な食料についてのお話もゆっくりできるかと思うのですが」

「ふむ? 少しお待ち頂けるか」

 『統領』は素早くチャット機能で拠点へ連絡を取ると、すぐに『参謀』から潜入捜査お疲れ様です、定期連絡期待します、お気をつけて、と返事が来た。どうやら問題ないようだが、成果を期待されてもそれはそれで困るものがある。

「それでは、少しだけお邪魔するとします。あ、ニッグどうする?」

 『統領』がニッグに声をかけると、身体が光に包まれてシュルシュルと小型化し、あっという間に肩乗りサイズになってしまった。どうやらついてくる気満々のようである。

「さすがは伝承の竜ですな。では、案内しましょう。騎士団長、先導を」

 素直についていく『統領』であったが、まぁもし罠だったとしたらニッグに周囲をふっ飛ばしてもらって逃げればいいか、とか割と物騒なことを考えていたのだった。
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