29 / 41
第一章 謎の組織、異世界へ行く
悪事29 謎の組織、白い閃光で全てを消し去る
しおりを挟む
白い閃光が走ったと同時に、薄暗かった空間は音を立てて砕け散った。
今まで目の前にいた影の化け物たちの姿はどこにもなく、気づけばいつもの世界に戻っていた。
「あっはっは、ニッグやるじゃないか! お前がここまでやるとは思ってなかったぞ!」
「でしょう? 僕だって役に立つんですよ! 少しは見直してくれましたか?」
「見直した! 私はお前の評価を見誤っていたようだ!」
「きゃー、ニッグさん、格好いいです! アリスにも雄姿を見せたかったですよ!」
一仕事終えて、自慢げに踏ん反り返る小竜状態のニッグを『統領』とメアが誉めちぎる。
一方、目の前に広がった光景が信じられずに呆然としているギルバードとギギは時間が経てば回復するだろうということで放置されていた。
種明かしは簡単だ。
ニッグが|竜の息吹(ドラゴンブレス)で空間ごと吹き飛ばしただけ、である。
この世界で最上級の生物兵器であるニッグの攻撃には膨大な魔力が込められていて、やろうと思えばあらゆる事象に干渉することができる。
その圧倒的なエネルギーは、時に空間を捻じ曲げ、別世界をも攻撃可能だ。
実は、『統領』はギルバードから聞いた、冥界や瘴気と言った内容をニッグや『参謀』たちにもリアルタイムで連絡していた。
どうしようかと対策を考えている途中で、ニッグが突然言い出したのだ。
『え? それなら僕のブレスで吹き飛ばしましょうか? 前にもやったことありますよ』
余波を考慮して王都の誰もいない平地へおびき出して『統領』の合図で、ジ・エンド。
ニッグにしてみれば、脳筋なブレスを一発叩き込むだけで終わる簡単なお仕事だった。
ここはとある屋敷の一室。
「ば、ばかな……冥界の住人たちが、全員消し去られただと!?」
豚男爵ことグリニッジ男爵が砕け散った指輪を見て、呆然としていた。
「これは、どんな手を使ってでもこの国を離れなければ……もう一刻の猶予もない。あのような方法で冥界の住人を消し飛ばすような輩と正面からことを構えられるか!」
指輪を通して冥界の住人と呼ばれた影の化け物と視覚を共有していた男爵は、最後の光景を思い出して全身を震えさせた。
「まさか、緊急連絡用のコレを使うときがくるとは……」
男爵はすぐに屋敷中の私物を集めさせると、人払いをして地下室に籠る。
「この国での活動はもう終わりだ。後始末は、全て王弟殿下に被ってもらうとしよう」
男爵が地面にスクロールを広げて、そこへナイフを使って自分の指から血を垂らすと、紅く光る魔法陣が部屋中に広がる。
光が消える頃には、地下室には何も残っていなかった。
『統領』は再び王城へ呼び出されていた。
ニブルタールの首脳陣に見つめられる中央、『統領』は背中から大量の汗をかいていた。
「それで、ボス殿のほうから何か申し開きはあるかね?」
理由は簡単、ニッグの件である。
『統領』側から見れば、あの時は対応手段がそれしかなかったため、脳筋思考のブレスで冥界ごと吹き飛ばして助かったことは良い。
しかし、王都側から見れば、巨大な黒い竜が突如として出現して、王都近くにブレスを叩き込んだことに他ならない。結果、多くの国民は恐慌に陥り、王都は大混乱となったのは言うまでもない。
ちらっと同行したギルバードのほうを見れば『統領』だけにわかる様に頷いていた。
「実はですね……」
時系列で事の顛末を話していったのだが、冥界や影の化け物が話題に上るとニブルタールの重鎮たちが騒がしくなる。
「静まれ!! まずはボス殿の話を聞くのが優先だ! 続きを」
即座にヘイム国王が一喝し、周囲は落ち着きを取り戻したが、国王自体も内心では大きく動揺をしていた。
「何と言う事だ……先般の問題が解決する前に新たな問題とは頭が痛い。しかも、寄りにもよって結界が機能しているはずの王都に冥界が発生するとは……」
「陛下、先般の件に関してですが、今朝方に新たに判明した事実がございます」
宰相が報告を伝えると、聞いた国王の顔つきが一片する。
「それは、真か?」
「残念ながら、ある程度の証拠も挙がってきております。更に、グリニッジ男爵家の関係者からの報告で男爵が失踪したと連絡も受け、王都騎士団で捜索しておりますが現在まで目ぼしい成果が上がっておりません」
「もう幾ばくの猶予もないか……王命を発動する。本件の重要参考人として、マイム公爵を拘束せよ。また、マイム公爵家とグリニッジ男爵家が所有するあらゆる物件への強制捜査を実施する。また、現場で抵抗するものは捕縛して構わん。この後、王命書は最優先で作成して決済する。以上だ」
(何か大事になってきたけど、俺ってなんでこの場に残ってるんだ? 他国のごたごたに巻き込まれたくないよなー
「それで、ここからは依頼となるのだが、ボス殿には我が国の使者としてラスティ聖王国へ行ってもらいたい。使者団の長はメアを任命し、護衛として騎士のギルバードを同行させる。良いな? ウエストバーン」
「は! 問題ありません」
「はい?」
予め予期していたウエストバーンと、思わぬ方向から飛んで来たキラーパスにうっかり素を出してしまう『統領』。
「ボス殿、冥界の件は大陸同盟間で最重要案件です。現在、勇者という最も有効な戦力を保有している聖王国が対策を主導しておりますが、他の国も協力を惜しまないことを約束しています。今回は結界内で発生したという前例のない事象ですので、聖王国の判断を仰ぐ必要があるのです」
それは理屈としてはわかるが、なぜニブルタール王国の使者として『統領』が聖王国へ行かねばならないのか? そこが問題なのである。
「これは重要かつ機密性の高い案件となりますので、当事者が直接説明をするのが望ましいのはわかりますな? ウエストバーン卿の娘であるメアや騎士のギルバードは義務ということになりますが、ボス殿は所属が違いますのでお願いと言う形です」
(いやいや、まだ14歳のメアに普通はそんな責任のある仕事をさせるわけないだろ。何か別の狙いがありそうだが、ウエストバーンが納得しているので危険はなさそうなのか?)
「はぁ、まぁそれくらいでしたら引き受けましょう。私が断ってメア様だけを行かせるわけにもいきませんし」
「そうか! 行ってくれるか!」
あからさまにホッとした様子のヘイム国王を見る限り、どうしても『統領』を同行させたかったようなのだが、イマイチ理由がわからない。
「それで出立の予定は、いつからでしょうか? 実は、拠点に所用が出来たので少し島へ戻る予定なのですが……1週間ほど」
「ボス殿の出身はウエストバーン領の西岸から海を渡った島と聞いているが……1週間で戻ってこれるものなのか? 普通であれば片道でも1か月はかかりそうなものなのだが」
「ニッグに往復してもらう予定なので、ここから片道で1日半くらいですね」
「黒竜王というのはとんでもないな……こちらにも手続き等があるので1週間後で構わぬ。では、宰相、1週間以内にボス殿たちが出立できるように手配を頼む」
「御意に」
島へ帰る時間がありそうで胸を撫で下ろす『統領』。
(よかった。ニブルタールで入手したものを早く『教授』に渡さないと五月蠅くて敵わんからなぁ。毎日毎日朝昼晩に催促の連絡が来るっておかしいだろ……喜ぶかと思って事前に連絡したのが迂闊だった)
『統領』への聞き取りが終わって、一部の人間だけが残った謁見の間。
「ボス殿へ本当の理由を告げなくてもよかったのですか? 使者に任命したことは、あの場では理解してくれましたが、納得はしていない様子でした……」
「うむ、この件は身内の恥だからな、ボス殿には言う必要はない。ボス殿たちには一時的に国外に出ていてもらい、その間に粛清を終わらせるつもりだ。報復も考えられるからな、ニブルタールよりもラティス聖王国に居たほうが良い」
「下手に報復されると国が消し飛びかねませんしな……彼らには心安らかに過ごしてもらい、我々の心労が減るという一石二鳥の作戦ですか」
「そういうことだ。それで、証拠はあがったのか? 男爵の行方のほうはどうだ?」
「はい、残念ながら死罪は免れませんな。男爵のほうは足取りが全く分かっておりません。どのようにして王都から出たのか、その糸口さえないのです」
「そうか、本当にバカモノめ……いや、そこまで追いつめてしまった私の責任もあるのか。男爵のほうは引き続き調査を続けよ」
国王にとっての身内の死罪が決定した瞬間だった。
彼の心には今どんな想いが渦巻いているのか、それは本人にしか窺い知れなかったが、その瞳は懐かしい過去を見ているような気がした。
今まで目の前にいた影の化け物たちの姿はどこにもなく、気づけばいつもの世界に戻っていた。
「あっはっは、ニッグやるじゃないか! お前がここまでやるとは思ってなかったぞ!」
「でしょう? 僕だって役に立つんですよ! 少しは見直してくれましたか?」
「見直した! 私はお前の評価を見誤っていたようだ!」
「きゃー、ニッグさん、格好いいです! アリスにも雄姿を見せたかったですよ!」
一仕事終えて、自慢げに踏ん反り返る小竜状態のニッグを『統領』とメアが誉めちぎる。
一方、目の前に広がった光景が信じられずに呆然としているギルバードとギギは時間が経てば回復するだろうということで放置されていた。
種明かしは簡単だ。
ニッグが|竜の息吹(ドラゴンブレス)で空間ごと吹き飛ばしただけ、である。
この世界で最上級の生物兵器であるニッグの攻撃には膨大な魔力が込められていて、やろうと思えばあらゆる事象に干渉することができる。
その圧倒的なエネルギーは、時に空間を捻じ曲げ、別世界をも攻撃可能だ。
実は、『統領』はギルバードから聞いた、冥界や瘴気と言った内容をニッグや『参謀』たちにもリアルタイムで連絡していた。
どうしようかと対策を考えている途中で、ニッグが突然言い出したのだ。
『え? それなら僕のブレスで吹き飛ばしましょうか? 前にもやったことありますよ』
余波を考慮して王都の誰もいない平地へおびき出して『統領』の合図で、ジ・エンド。
ニッグにしてみれば、脳筋なブレスを一発叩き込むだけで終わる簡単なお仕事だった。
ここはとある屋敷の一室。
「ば、ばかな……冥界の住人たちが、全員消し去られただと!?」
豚男爵ことグリニッジ男爵が砕け散った指輪を見て、呆然としていた。
「これは、どんな手を使ってでもこの国を離れなければ……もう一刻の猶予もない。あのような方法で冥界の住人を消し飛ばすような輩と正面からことを構えられるか!」
指輪を通して冥界の住人と呼ばれた影の化け物と視覚を共有していた男爵は、最後の光景を思い出して全身を震えさせた。
「まさか、緊急連絡用のコレを使うときがくるとは……」
男爵はすぐに屋敷中の私物を集めさせると、人払いをして地下室に籠る。
「この国での活動はもう終わりだ。後始末は、全て王弟殿下に被ってもらうとしよう」
男爵が地面にスクロールを広げて、そこへナイフを使って自分の指から血を垂らすと、紅く光る魔法陣が部屋中に広がる。
光が消える頃には、地下室には何も残っていなかった。
『統領』は再び王城へ呼び出されていた。
ニブルタールの首脳陣に見つめられる中央、『統領』は背中から大量の汗をかいていた。
「それで、ボス殿のほうから何か申し開きはあるかね?」
理由は簡単、ニッグの件である。
『統領』側から見れば、あの時は対応手段がそれしかなかったため、脳筋思考のブレスで冥界ごと吹き飛ばして助かったことは良い。
しかし、王都側から見れば、巨大な黒い竜が突如として出現して、王都近くにブレスを叩き込んだことに他ならない。結果、多くの国民は恐慌に陥り、王都は大混乱となったのは言うまでもない。
ちらっと同行したギルバードのほうを見れば『統領』だけにわかる様に頷いていた。
「実はですね……」
時系列で事の顛末を話していったのだが、冥界や影の化け物が話題に上るとニブルタールの重鎮たちが騒がしくなる。
「静まれ!! まずはボス殿の話を聞くのが優先だ! 続きを」
即座にヘイム国王が一喝し、周囲は落ち着きを取り戻したが、国王自体も内心では大きく動揺をしていた。
「何と言う事だ……先般の問題が解決する前に新たな問題とは頭が痛い。しかも、寄りにもよって結界が機能しているはずの王都に冥界が発生するとは……」
「陛下、先般の件に関してですが、今朝方に新たに判明した事実がございます」
宰相が報告を伝えると、聞いた国王の顔つきが一片する。
「それは、真か?」
「残念ながら、ある程度の証拠も挙がってきております。更に、グリニッジ男爵家の関係者からの報告で男爵が失踪したと連絡も受け、王都騎士団で捜索しておりますが現在まで目ぼしい成果が上がっておりません」
「もう幾ばくの猶予もないか……王命を発動する。本件の重要参考人として、マイム公爵を拘束せよ。また、マイム公爵家とグリニッジ男爵家が所有するあらゆる物件への強制捜査を実施する。また、現場で抵抗するものは捕縛して構わん。この後、王命書は最優先で作成して決済する。以上だ」
(何か大事になってきたけど、俺ってなんでこの場に残ってるんだ? 他国のごたごたに巻き込まれたくないよなー
「それで、ここからは依頼となるのだが、ボス殿には我が国の使者としてラスティ聖王国へ行ってもらいたい。使者団の長はメアを任命し、護衛として騎士のギルバードを同行させる。良いな? ウエストバーン」
「は! 問題ありません」
「はい?」
予め予期していたウエストバーンと、思わぬ方向から飛んで来たキラーパスにうっかり素を出してしまう『統領』。
「ボス殿、冥界の件は大陸同盟間で最重要案件です。現在、勇者という最も有効な戦力を保有している聖王国が対策を主導しておりますが、他の国も協力を惜しまないことを約束しています。今回は結界内で発生したという前例のない事象ですので、聖王国の判断を仰ぐ必要があるのです」
それは理屈としてはわかるが、なぜニブルタール王国の使者として『統領』が聖王国へ行かねばならないのか? そこが問題なのである。
「これは重要かつ機密性の高い案件となりますので、当事者が直接説明をするのが望ましいのはわかりますな? ウエストバーン卿の娘であるメアや騎士のギルバードは義務ということになりますが、ボス殿は所属が違いますのでお願いと言う形です」
(いやいや、まだ14歳のメアに普通はそんな責任のある仕事をさせるわけないだろ。何か別の狙いがありそうだが、ウエストバーンが納得しているので危険はなさそうなのか?)
「はぁ、まぁそれくらいでしたら引き受けましょう。私が断ってメア様だけを行かせるわけにもいきませんし」
「そうか! 行ってくれるか!」
あからさまにホッとした様子のヘイム国王を見る限り、どうしても『統領』を同行させたかったようなのだが、イマイチ理由がわからない。
「それで出立の予定は、いつからでしょうか? 実は、拠点に所用が出来たので少し島へ戻る予定なのですが……1週間ほど」
「ボス殿の出身はウエストバーン領の西岸から海を渡った島と聞いているが……1週間で戻ってこれるものなのか? 普通であれば片道でも1か月はかかりそうなものなのだが」
「ニッグに往復してもらう予定なので、ここから片道で1日半くらいですね」
「黒竜王というのはとんでもないな……こちらにも手続き等があるので1週間後で構わぬ。では、宰相、1週間以内にボス殿たちが出立できるように手配を頼む」
「御意に」
島へ帰る時間がありそうで胸を撫で下ろす『統領』。
(よかった。ニブルタールで入手したものを早く『教授』に渡さないと五月蠅くて敵わんからなぁ。毎日毎日朝昼晩に催促の連絡が来るっておかしいだろ……喜ぶかと思って事前に連絡したのが迂闊だった)
『統領』への聞き取りが終わって、一部の人間だけが残った謁見の間。
「ボス殿へ本当の理由を告げなくてもよかったのですか? 使者に任命したことは、あの場では理解してくれましたが、納得はしていない様子でした……」
「うむ、この件は身内の恥だからな、ボス殿には言う必要はない。ボス殿たちには一時的に国外に出ていてもらい、その間に粛清を終わらせるつもりだ。報復も考えられるからな、ニブルタールよりもラティス聖王国に居たほうが良い」
「下手に報復されると国が消し飛びかねませんしな……彼らには心安らかに過ごしてもらい、我々の心労が減るという一石二鳥の作戦ですか」
「そういうことだ。それで、証拠はあがったのか? 男爵の行方のほうはどうだ?」
「はい、残念ながら死罪は免れませんな。男爵のほうは足取りが全く分かっておりません。どのようにして王都から出たのか、その糸口さえないのです」
「そうか、本当にバカモノめ……いや、そこまで追いつめてしまった私の責任もあるのか。男爵のほうは引き続き調査を続けよ」
国王にとっての身内の死罪が決定した瞬間だった。
彼の心には今どんな想いが渦巻いているのか、それは本人にしか窺い知れなかったが、その瞳は懐かしい過去を見ているような気がした。
0
あなたにおすすめの小説
ただのFランク探索者さん、うっかりSランク魔物をぶっとばす 規格外ダンジョンに住んでいるので、無自覚に最強でした
むらくも航
ファンタジー
旧題:ただのFランク探索者さん、うっかりSランク魔物をぶっとばして大バズりしてしまう~今まで住んでいた自宅は、最強種が住む規格外ダンジョンでした~
Fランク探索者の『彦根ホシ』は、幼馴染のダンジョン配信に助っ人として参加する。
配信は順調に進むが、二人はトラップによって誰も討伐したことのないSランク魔物がいる階層へ飛ばされてしまう。
誰もが生還を諦めたその時、Fランク探索者のはずのホシが立ち上がり、撮れ高を気にしながら余裕でSランク魔物をボコボコにしてしまう。
そんなホシは、ぼそっと一言。
「うちのペット達の方が手応えあるかな」
それからホシが配信を始めると、彼の自宅に映る最強の魔物たち・超希少アイテムに世間はひっくり返り、バズりにバズっていく──。
追放されたS級清掃員、配信切り忘れで伝説になる 「ただのゴミ掃除」と言って神話級ドラゴンを消し飛ばしていたら世界中がパニックになってますが?
あとりえむ
ファンタジー
【5話ごとのサクッと読める構成です!】
世界を救ったのは、聖剣ではなく「洗剤」でした。
「君のやり方は古いんだよ」 不当な理由でS級クランを追放された、ベテラン清掃員・灰坂ソウジ(38歳)。 職を失った彼だったが、実は彼にはとんでもない秘密があった。 呪いのゴーグルのせいで、あらゆる怪物が「汚れ」にしか見えないのだ。
・神話級ドラゴン
⇒ 換気扇の頑固な油汚れ(洗剤で瞬殺)
・深淵の邪神
⇒ トイレの配管詰まり(スッポンで解決)
・次元の裂け目
⇒ 天井の雨漏りシミ(洗濯機で丸洗い)
「あー、ここ汚れてるな。チャチャッと落としておくか」
本人はただ業務として掃除をしているだけなのに、その姿は世界中で配信され、人類最強の英雄として崇められていく! 可愛い元ダンジョン・コアや、潔癖症の聖女も入社し、会社は今日も大忙し。 一方、彼を追放した元クランは、汚れ(モンスター)に埋もれて破滅寸前で……?
「地球が汚れてる? じゃあ、一回丸洗いしますか」 最強の清掃員が、モップ片手に世界をピカピカにする、痛快・勘違い無双ファンタジー!
【免責事項】
この物語はフィクションです。実在の人物・団体とは関係ありません。
※こちらの作品は、カクヨムと小説家になろうでも公開しています。
クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる
アルカス
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。
でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。
でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。
その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。
そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。
『冒険者をやめて田舎で隠居します 〜気づいたら最強の村になってました〜』
チャチャ
ファンタジー
> 世界には4つの大陸がある。東に魔神族、西に人族、北に獣人とドワーフ、南にエルフと妖精族——種族ごとの国が、それぞれの文化と価値観で生きていた。
その世界で唯一のSSランク冒険者・ジーク。英雄と呼ばれ続けることに疲れた彼は、突如冒険者を引退し、田舎へと姿を消した。
「もう戦いたくない、静かに暮らしたいんだ」
そう願ったはずなのに、彼の周りにはドラゴンやフェンリル、魔神族にエルフ、ドワーフ……あらゆる種族が集まり、最強の村が出来上がっていく!?
のんびりしたいだけの元英雄の周囲が、どんどんカオスになっていく異世界ほのぼの(?)ファンタジー。
田舎農家の俺、拾ったトカゲが『始祖竜』だった件〜女神がくれたスキル【絶対飼育】で育てたら、魔王がコスメ欲しさに竜王が胃薬借りに通い詰めだした
月神世一
ファンタジー
「くそっ、魔王はまたトカゲの抜け殻を美容液にしようとしてるし、女神は酒のつまみばかり要求してくる! 俺はただ静かに農業がしたいだけなのに!」
ブラック企業で過労死した日本人、カイト。
彼の願いはただ一つ、「誰にも邪魔されない静かな場所で農業をすること」。
女神ルチアナからチートスキル【絶対飼育】を貰い、異世界マンルシア大陸の辺境で念願の農場を開いたカイトだったが、ある日、庭から虹色の卵を発掘してしまう。
孵化したのは、可愛らしいトカゲ……ではなく、神話の時代に世界を滅亡させた『始祖竜』の幼体だった!
しかし、カイトはスキル【絶対飼育】のおかげで、その破壊神を「ポチ」と名付けたペットとして完璧に飼い慣らしてしまう。
ポチのくしゃみ一発で、敵の軍勢は老衰で塵に!?
ポチの抜け殻は、魔王が喉から手が出るほど欲しがる究極の美容成分に!?
世界を滅ぼすほどの力を持つポチと、その魔素を浴びて育った規格外の農作物を求め、理知的で美人の魔王、疲労困憊の竜王、いい加減な女神が次々にカイトの家に押しかけてくる!
「世界の管理者」すら手が出せない最強の農場主、カイト。
これは、世界の運命と、美味しい野菜と、ペットの散歩に追われる、史上最も騒がしいスローライフ物語である!
【運命鑑定】で拾った訳あり美少女たち、SSS級に覚醒させたら俺への好感度がカンスト!? ~追放軍師、最強パーティ(全員嫁候補)と甘々ライフ~
月城 友麻
ファンタジー
『お前みたいな無能、最初から要らなかった』
恋人に裏切られ、仲間に陥れられ、家族に見捨てられた。
戦闘力ゼロの鑑定士レオンは、ある日全てを失った――――。
だが、絶望の底で覚醒したのは――未来が視える神スキル【運命鑑定】
導かれるまま向かった路地裏で出会ったのは、世界に見捨てられた四人の少女たち。
「……あんたも、どうせ私を利用するんでしょ」
「誰も本当の私なんて見てくれない」
「私の力は……人を傷つけるだけ」
「ボクは、誰かの『商品』なんかじゃない」
傷だらけで、誰にも才能を認められず、絶望していた彼女たち。
しかしレオンの【運命鑑定】は見抜いていた。
――彼女たちの潜在能力は、全員SSS級。
「君たちを、大陸最強にプロデュースする」
「「「「……はぁ!?」」」」
落ちこぼれ軍師と、訳あり美少女たちの逆転劇が始まる。
俺を捨てた奴らが土下座してきても――もう遅い。
◆爽快ざまぁ×美少女育成×成り上がりファンタジー、ここに開幕!
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる