王子の僕が女体化して英雄の嫁にならないと国が滅ぶ!?

蒼宮ここの

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第119話 背徳のニセ夫婦生活

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マッサージが終わってから、気がつくと僕は爆睡していたらしい。昨晩はルシウスとエッチし通しで寝ていなかったもんな。無理もない。

むくりと起き上がって窓の外を見ると、もうすっかり日が暮れている。‪……‬不健康な一日を過ごしてしまった‪……‬。
五人の育児をしていた頃では考えられなかった生活だ。胸がじっとりと湿るような自己嫌悪に陥る。

さて、どうしようかな。世間一般的には今から眠る時間なんだけど、すっかり目が冴えてしまった‪……‬。
コンコン。そこにちょうどノックの音が僕を呼ぶ。ベッドから出て立ち上がると、思ったより身体が軽くて驚いた。こんなに自堕落に過ごしてしまったのに‪……‬マッサージの効果としか考えられない。マナトさんってやっぱり、すごいんだ。

ドアを開ける。部屋の外で僕をニヤニヤと見下ろしているのは言わずもがな、ルシウスだ。

「‪……‬何?」
「何じゃないだろ。夜は一緒に過ごすに決まってんじゃんっ」
「サイテー‪」

片や僕の不調を気遣って看病してくれる執事長さん。片や自分勝手に身体を求めてくるヤリチンの無職チャラ男‪……‬。そう考えると、僕ってつくづく男を見る目がない。
もちろん、僕とマナトさんはそんな関係ではないのだけれど、それでも、あんな素敵な男の人がいる傍ら、わざわざこんなクズを選んで身体を許している自分、どうかしている‪……‬‪……‬。

「‪……‬ハア」
「元気ないね。どしたの?」
「今朝、お前にヤリ捨てられたから、傷ついてんの」
「人聞きが悪いなあ。ケンカしないようお互い頭を冷やしただけじゃん。仲直りしよ?」

唐突に抱き締めて、チュッチュッと頬にキスを落としてくる。慌てて扉を閉めた。それを了承の合図と取ったのか、ルシウス、僕の頬を両手で抑えて、いとも簡単に深いキスへと移行する。
ルシウスの熱いべろが、絡まってきて‪……‬ア、好きな匂い‪……‬味‪……‬一瞬で‪……‬トロトロになる‪……‬‪……‬。

「ふ、エロい顔~」
「やら‪……‬イジワル‪……‬」
「脱いで。今夜もたっぷり可愛がってあげるね」

好きっていうのは理屈じゃない‪……‬だからこそ厄介だ。真面目で誠実で自分に一途な男だけを生涯愛し抜くことができたら、女は幸せに決まってる。
けど‪……‬ルシウスの脱がしてくる慣れた手つきも、下心満載のいやらしい視線も、全部が‪心地良くて‪……‬僕はいつもコイツのドロドロの欲望に、飲み込まれてしまう‪……‬。

「ほら、二秒で真っ裸。一国の女王様が、恥ずかしいね~」
「‪……‬言わないで‪……‬」
「綺麗だよ‪……‬俺の前でだけ、淫乱なベル‪……‬」

両手で胸を揉みしだいて見下ろされる。僕はつい、先をねだるように目を潤ませて、最大限の媚び顔で見つめてしまうんだ。ルシウスの息が荒くなる。にわかに頬が紅潮して、いやらしく目を細める‪……‬こうやってわかりやすく僕に昂ってくれるのが、どうしようもなく、気持ち良い……。

「俺とエッチしたい?」
「したい‪……‬」
「ちゃんとおねだりして?」
「ルシウスと、エッチ、したいです‪……‬もっと僕のカラダ、触って‪……‬」
「ハアッ‪……‬いーよ‪……‬あーマジ幸せ‪……‬早くハメたいな‪」
「アンっ‪……‬」

全身を撫でまわされて、最後にガッとお尻を掴んで引き寄せられる。顔面に吐きかけられる息も、好き‪……‬ルシウスの匂いが、温度が、性欲が、全部が‪……‬好きだよお‪……‬。

「ん~ベルっ‪……‬俺のこと好きって言って」
「ルシウス、すき、すき‪……‬ふき‪……‬ルシウスぅ‪……‬んむ、ふきぃ~‪……‬」

唇をくっつけたままそんなことを要求されて、僕も一気に昂っていく。新婚夫婦でもこんなことしないかもしれない。
でも仕方ないよね。だって僕たち、念願の初エッチを済ませたばかりなんだ。こんなふうにイチャイチャしちゃうのって、普通だよね‪……‬?

「俺もベルが好きだよ‪……‬世界で一番好き」
「ン、うれしぃよお」
「かわいいなーお前‪……‬こんなの独り占めできるなんて、もう俺、一生分の運使い果たしてる‪……‬」

いつもこうやって持ち上げてくれる。この瞬間、僕は正真正銘、世界一可愛い女の子になれるんだ。僕を映すルシウスの瞳、夢を見ているみたいに虚ろで‪……‬僕の虜なんだって実感できる。
チュッて唇に吸い付くと、べろをジュッジュッて強く吸われて、突然の強い刺激に下腹部がキュンキュンときめいてしまう。もっとして。後頭部に手をまわして掻きまわすと、ルシウスは僕の口内をじっくりと味わうキスをくれた。

「口ン中うま‪……‬ベル‪……‬なんでこんな美味しいの?」
「わかんない‪……‬ルシウスのこと、好きだから‪……‬?」
「ああもー‪……‬これ以上誘惑しないで‪……‬!」
「ふぁ」

べろべろべろべろ。首筋を舐めたくられて、ビクビクと細かい震えがくる。裸でこんなことされたら、もうすぐにでも抱いて欲しくなっちゃうぅ‪……‬。

「きもちいぃよぉ、ルー」
「ベッド行こ‪……‬!」

女の子にするには強すぎるくらいの力で、ルシウスは僕の手首を引っ張る。まあこれも興奮ゆえだから許せる‪……‬っていうか、悪い気はしない。
ベッドの上でも抱き寄せられてチュッチュッてされて、なんだかこれが長かった。いつもならもうとっくにひっくり返されて挿入されているのに。ルシウスはさんざん僕の身体を撫でまわして、ハアッと息をつく。
なぜに正座。なぜにかしこまってるの?

「あのさ、見て欲しいものがあるんだけど」
「え、なに?」
「これ」

入口に落としたままだった紙袋を、ルシウスが拾って戻ってくる。手渡されて中を見ると‪……‬オレンジの半分透けたような布が、綺麗に畳まれて入っていた。取り出して広げるけど、フニャフニャで、形が不明瞭で、一体なんなのかわからない。

「こうだよ、こう」

ルシウスが僕の手からそれを攫って、どこからか紐を二本、両手に摘まんで僕の眼前に広げた。紐はどうやら肩紐で‪……‬胸当て、それからフリルのスカートへと繋がっている。ワンピースだろうか? でもこれ、布が透けてあちらが見えるほど薄っぺらいぞ‪……‬当然中に何か着るのだろうな?

「これを‪……‬僕に?」
「着てみてよ」
「どうやって着るんだ?」
「どうやっても何も、頭から通すだけだよ。ほら、ばんざいして」

甘えてたわけじゃないけど、子どもみたいに着せてもらってしまった。けどやはり布が薄すぎて、あまりにも心許ない感触。膝立ちになって見下ろすと、おへそとか乳首が透け透けだ‪……‬。

「これ、着方間違ってるよ‪……‬」
「こういうやつなんだって。エッチする時用の下着なんだから」
「え‪……‬!?」

エッチする時用の下着‪……‬!? た、確かに、全然隠せていない透け感も、妙に肌触りの良い着心地も、そういう用途なら理に適っている、のか……‬?

「‪……‬これ、誰かのお下がり?」

僕の鋭い指摘に、ルシウスがわかりやすく肩を跳ねる。そして用意していたかのようにベラベラとまくし立てた。

「違うって! 俺がエッチ断った女の子がちゃんと話したらわかってくれて‪! んでこれは是非ベル様とお使いくださいってくれたの! もち新品!」
「ふーーん‪……‬」
「そんな怖い顔すんなって~。せっかく可愛いエロ衣装着てんのにさっ」

指を絡めて僕の目を見つめてくる。正直この男は信用できない、信用するに値しない。……‬だからこそ僕はこの男を選ばなかったのだろう。エッチするだけ。それが僕にとってこの男の最も適した使い方だ。だからいいや。もうどうでも。

「ベル、オレンジ似合うね」
「そう?」
「うん。スゲー可愛い」
「じゃあそれ、行動で示して?」

思いっきり愛されたくて、つい自分からそう切り出してしまった。ルシウスは垂れた目尻をさらに下げて、僕を抱き締め全身をまさぐってくる。
ハア、気持ち良い‪……‬‪……‬絡め取られていくみたい‪……‬。

「お尻ちっちゃい‪……‬おっぱいデカい‪……‬腰細い‪……‬マジでスタイルいいよな‪~‪……‬」
「あぁん‪……‬エッチ‪……‬」
「こんな極上のカラダ前にしたら、エッチなことしか考えられないよ」

首筋に頬擦りされて、耳元でルシウスの呼吸が荒ぶる。僕、欲情されてるんだ。嬉しくて自分からも擦り寄る。

「今夜もルシウスに全部あげる」
「ねえ、そんなん言ったら俺、手加減できないよ!?」
「いいよ。こんなの着せられて、僕もすごくエッチな気分になっちゃったから」
「ベル‪……‬」

ルシウス、顔が真っ赤だ。女慣れしているくせに僕にはいつもこう。可愛いことこの上ない。
頬を包まれて見つめ合う。ペロリ。ルシウスが僕の唇を舐めてそのまま吸い付いてきた。口を開けて誘うとやわやわと舌が絡まる。そのうちに手が胸元に降りてきて、両方を前から揉みしだかれる。
薄い布一枚ごしって、気持ち良いんだな‪……‬生より、感じてしまうかも‪……‬?

「‪……‬ハ。ベル‪……‬」
「うん‪……‬」
「乳首、透けてるよ‪……‬」

耳元で囁かれて、カッと身体が熱くなった。乳頭に指先をつけてクニクニと捏ねまわしてくるものだから、たちまち僕はその新感覚に夢中になった。
あ、これ、布の感触がエッチだから‪……‬だから生より気持ち良いんだ……。

「タッてるの、丸見え‪……‬」
「ンッ‪……‬もっとコネコネしてェ‪……‬」
「うん‪……‬いいよ」

親指と人差し指で摘まれてひたすらクリクリ回転される。気持ち良すぎて縋ると、たちまち深いキスが始まってしまった。
おっぱい、気持ち良いよお。お口の中も‪……‬ルシウスの匂いでいっぱい‪……‬ルシウスに、満たされてく‪……‬。

「ハア、ベル‪……‬おっぱいも舐めたげる‪……‬」
「‪……‬ん、でも‪……‬」

この下着は胸当てとパンツの部分が繋がっている。一気に全部脱がないと直接舐めるのは不可能だ。結局こんなすぐに全裸になるのか。可愛くて気に入っていたから、少し惜しいな‪……‬。

「ほら、胸突き出して」
「アッ‪……‬?」

脱ごうとしたところを押し出されて後ろに手をつく。図らずもルシウスが言った通り、胸を突き出すような格好になってしまった。

「見てベル。乳首チャン期待してもうツンツンだね?」
「え‪……‬」

乳首、出てる。僕脱いでいないのに、胸当ての布をかき分けたら、いとも簡単に先端が顔を出したぞ‪……‬!?
ジュプッ。どういうことかと聞く前にエッチな唇に飲み込まれた。ジュウジュウと吸い付かれ、口元に手をあてて悶絶する。僕、確かに胸当てしているのに‪……‬乳首、直接舐められちゃってる‪……‬え……なにこれ、変な感じだ‪……‬?

「アァン、なんでぇえ」
「こんな可愛いの着たままナマおっぱい舐めれるのサイコー‪……‬」

そっか。「エッチ専用の下着」だもんな。着たままでも直接、性感帯に触れるようになっているんだ。‪
……‬‪……‬じゃあ、もしかしたら、アソコも‪……‬?

「ンッ‪……‬」
「ああベル、俺がスるから‪……‬脚大きく広げて、力抜いてな‪……‬?」

クチュッ、って指で触れた水音がすぐバレて、そこへの愛撫も始まってしまった。着てるのに、指挿入されてる‪……‬パンツをずらしてもいない、しっかり履いた状態で、膣の部分に空いた穴から指を挿れられて‪……‬なにこれ、すごくエッチ‪……‬あぁあん、こんなエッチなの着てる僕って‪……‬ますます変態みたいじゃないか‪……‬。

「あぁあん‪……‬これぇ~‪……‬」
「気に入った? ベル、いつもよりやらしい顔してるね」
「言わないで‪……‬」
「ほんとエロい作りだよな~これ」
「アッ、アアンっ」

ルシウスが僕のお股に顔をうずめてピチャピチャと舌を這わせる。いつもより、感じちゃう‪……‬こんなところに穴が空いてるなんて、下着本来の「女性器を守る」用途まる無視で‪……‬だってこれ、エッチするために着てるんだもんね‪……‬こんなの着て男の前で開脚しているなんて、自分がいかに淫乱なのか、思い知らされる‪……‬。

「る、ふ、ふいちゃうぅ‪……‬‪……‬」
「ジュルジュルジュルジュル‪……‬ジュパッ!」
「んああ~~~~ッ‪……‬‪……‬!!」

くたり。唇できつく弾かれて、ルシウスの思惑通りに達してしまった。ああ、舐められただけでイっちゃうなんて‪……‬ルシウスがあんなに激しくスるからぁ‪……‬。

「もう、挿れるねっ」
「え、こんな体勢で!? アア‪……‬!」

大開脚のまま太腿を押し込まれて、繋がってしまった。いつもはルシウス、僕の顔ばっかり見ているのに、今日はエッチな下着着てるから全身舐めるように見まわしてくる。

「エッチ‪……‬」
「ふ、急かすなよ」

別に急かしたわけじゃないんだが。ルシウスは煽られたと思ったみたいで、ズブズブと奥まで貫いてくる。下着、つけてるのに‪……‬‪……‬深くまで繋がっているのが信じられなくて、みるみるうちに顔が熱くなる。

「スゲー締まってる‪……‬興奮してるんだ‪……‬?」
「やだ‪……‬アッアッ」
「裸よりエロいね‪……‬」
「もう‪……‬ダメっ‪……‬」

ピストンしながら胸や腹を撫でまわされて、布越しの感触は確かに裸よりエロいと納得してしまう。たまにルシウスの指が乳首に引っ掛かると、大袈裟に首元晒して仰け反ってしまって‪……‬はしたない‪……‬。

「恥ずかしい、よお‪……‬」
「こんなエロい格好して何言ってんだよ~?」
「もう脱ぐ~‪……‬」
「ダメ、もっと恥ずかしがって」
「アッアッアッ‪……‬!」

突然はがいじめにされた。抱き締められて、僕とルシウスの肌を隔てる薄い感触にますます恥ずかしさが募る。

「いや~‪……‬!」
「あ~すっげ‪……‬着てるのに、ナマ‪……‬」
「あっ‪……‬!」

コイツ、またゴムしてない‪……‬!
本気で胸を殴ると、しぶしぶ抜き出して用意してくれた。まったく。油断も隙もあったもんじゃない。

「はい、俺もエッチ用の下着、つけたよ」
「‪……‬ばーか」
「こちらへどうぞ、お姫様?」

ルシウスはあぐらをかいて、そそり立たせた状態を見せつけてくる。少し戸惑ったけど‪、そこに跨って、ゆっくりと腰を下ろした。挿入ってくる長さに改めて驚きながら……圧迫感を逃がすように小刻みに呼吸をする。

「可愛い。お人形さんみたい」
「見るなあ‪……‬」
「ん。じゃあキスしよ?」

まじまじと見られるよりはいいか‪……‬。
目を閉じて唇を薄く開ける。すぐに深く重なって、ルシウスはさっきみたいに両腕を駆使して僕の全身を撫でたくってきた。その卑猥な手つきが、エッチな衣装を着てる事実を、忘れさせてはくれない‪……‬。

「んふ、んふ」

乳首も弾かれて、トントンと突き上げられて、口の中舐めまわされて‪……‬いつも以上にかわいがってくれてるのが粘着質な腰振りから伝わってくる。ルシウスのスケベ。大好き。

「ハア、きもちい?」
「うん‪……‬ハア、ハア‪……‬耳も、してぇ」
「いいよ、甘えんぼちゃん」

ルシウスの舌が耳を這う。興奮した吐息が律動に合わせて吹き込まれる。これ好き。蕩けちゃう‪……‬。僕からも擦り寄っておねだりすると「エッチだね」って息だけで罵られてゾクゾクした。

「イッちゃいそう‪……‬ふぁ、あぁん」
「俺も出るよ‪……‬エロ声いっぱい聴かせて」

言われて、意識しながら甘い声をルシウスの耳に吹き込んだ。互いに頬擦りし合って相思相愛感を愉しむ。ルシウスとのイチャイチャえっち、ほんと最高‪……‬‪……‬僕が甘やかして欲しいと思う以上に、ルシウス、でろでろに甘やかしてくれるんだから‪……‬。

「イく、イっちゃうのおっ」
「は~~かわいっ」
「イッく‪……‬!」

ほぼ同時に達した。余韻を愉しむようにスリスリを続行する。ルシウス、中出ししてるみたいに、ビクビクってわざと腰震わせてる‪……‬。

「変な感じだよぉ‪……‬」
「種付けされてるみたいでしょ? 俺に」
「うん‪……‬」
「夫婦だもんね‪」

耳元にそう囁かれて、ときめいてしまう。
違うのに。違うからこそ、余計に。僕、最低だね‪……‬。

「脱いでもいい‪……‬?」
「いいよ‪……‬このまま脱いで」

このままって繋がったまま? もう‪……‬。
抗議するのも面倒で、とくに抵抗もせず肩紐を外し始めた。胸当ての上からおっぱい掴んで乳首をチロチロ舐めていたから、一区切りつくのを待って胸を露出する。「おお‪……‬!」と歓喜の声が上がって、何が嬉しいんだろう、と本気で疑問だった。

「隠れてた場所が急にボロンって出てくるの、いいね!」
「ヘンタイ‪……‬」
「ああ、ほら抜くよ~」

下着はすべてずり落ちて、残すは接合部から抜き取るだけだ。ルシウスがわざと入り口に引っ掛けて抜く。そのまま竿で下着を引っ張って持っていって、まじまじと裸になった僕を見た。

「裸もエッロ‪……‬‪……‬」
「いつも見てるでしょ‪……‬」
「いや~さっきまでガッツリ着てたから‪……‬やっぱドキッとしちゃうよ」
「じゃあ、触って‪……‬?」

自ら両手で胸を持ち上げて差し出すと、ルシウスがそれを両手で受け取り、下から支えるようにして顔を埋める。
ああ、裸も気持ち良い‪……‬さっきまでのもどかしさが急になくなって‪……‬僕も、ドキドキしちゃうかも‪……‬。

「ナマベルエロい~」
「アンっ‪……‬」

四つん這いにされて、挿入。後ろからむんずと胸を鷲掴みにされて、今度は裸でしていることがひどく恥ずかしいことのような気になってくる。肌をすべて晒して、触れ合って‪……‬ルシウスの肌の汗ばみに、目眩がする。

「気持ちい~‪……‬ベルのカラダ、最高だよ‪……‬」

熱に浮かされたようなルシウスの声で、もっと、気持ち良くなる。
垂れ下がったおっぱいぐにぐにされながら、激しく突かれて‪……‬だんだん、声が、本音が、我慢できなくなってくる‪……‬!

「ルーすき‪……‬すきぃ~~‪……‬もっと僕のカラダ、使って~~‪……‬!」
「あ~出たよベルちゃんのオナホ願望‪……‬女王様のくせに、はしたないねえ」
「ルシウスになら、いいのおっ、秘密でガツガツしてほしいの~~!!」
「いいよっ‪……‬秘密でな!! 使い倒してやるかんなっ!!」
「あひ~~~~~~」

拘束されるみたいに脇を腕で固められる。そこを軸にガツガツされて、奥まで気持ち良くて、僕はもうどうしようもなく幸せだった。

甘やかしてくれて、ひどくもしてくれる、僕の秘密の恋人。
まだこの生活を続けてたい。
ルシウスと、ラブラブ夫婦でいたい‪……‬。
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