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13. セイロの分かれ道
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「本ッ当にお世話になりました‼︎」
クィラとの出逢いから、また少しの日が流れた。
治療を受けていたセイロの両親が無事完治し、メイクラッドから故郷の村へと帰る日になったのである。
「いえいえ、うちとしてはむしろご迷惑をおかけしましたとしか。本来であれば被害が出る前に魔獣を退治するのが我々の務めですので……」
いま会話しているのは、セイロの両親とマリィだ。
諸々の手続きを済ませて、あとは帰路につくだけというところである。
「そんな、あれは災害ですから間に合わないことがあるのも仕方がないですよ。それに、結果的に私たちは助かったわけですし」
「それでも、積荷は回収できなかったみたいですし……」
「ははは、命あっての物種ですよ。たしかに納品が出来なかったのは痛いですが、それですぐに死ぬということはありません。まぁ、うちの商品を楽しみにしてくださってる方には残念だったかもしれませんがね」
はっはと朗らかに笑うセイロの父親は、自分が襲われたことを感じさせない強さを持っていた。
きっとセイロが優しい少年に育っているのも、この両親だからこそなんだろう。
「そう言っていただけるとギルドとしても気が楽というものです。村までの護送や竜車の手配はお話ししていた通りこちらでやらせて頂きますので、ご安心を」
「何から何まで、本当にありがとうございます。ほら、セイロも挨拶なさい」
大人同士の挨拶がある程度済んだところで、母親に呼ばれた。
もちろん逆らう理由は何一つないので、セイロは素直に従う。
「マリィさん、それに他の皆さんも。お世話になりました。いつか僕が大人になったらこのご恩はちゃんと返しますので!」
「あらまぁ、やっぱりセイロ君は優しいのね。でも、絶対に無理はしちゃダメよ」
「あはは……気をつけます」
セイロはこうして反省しているようだが、すまん、マリィ。
俺は多分、こいつに結構無茶をさせる気がする。というか少しは冒険させないと主人公としちゃダメだと思うわけよ。
だからな、マリィ。俺はあんたのことは好きだが……夢を追うことを優先するよ。
ありがとうな。
出発の準備を終え、さて竜車――地竜と呼ばれるでかいトカゲみたいな生き物が牽引するから竜車だ――に乗り込もうとしたところで、ローシュが話しかけてきた。
ちなみにギルドが手配してくれた護衛役というのもローシュである。
本来はもう少しランクの下がるハンターで十分なのだが、念には念をということと、本人の希望があって彼になったらしい。
「セイロ、出発前にちょっといいか?」
「? なんでしょう」
ちょいちょいを手招きするローシュに従って、車から少し離れた人気のない場所へ行く。
どうやら両親には聞かれたくない話らしい。
「ま、どうせ後でお前の親御さんにも相談する必要がある話だが……やはりまずは本人の気持ちを聞くべきだと思ってな。前にお前にした提案のことを覚えているか?」
「あ、はい。一応……」
そういえばそんな話もあったな。
結局セイロは一度だってこの話を俺に相談してこなかった。
まだ俺はそれほど信頼されていないのだろうか。あるいは……。
「どうだ。考えてみて、提案を受けてみる気になったか?」
「魔術の勉強、ですよね。確かに……しばらく考えて、すごくいい話だなって思いました」
「そうか! クィラの嬢ちゃんの件でも思ったんだがな、あれも察する限りお前が何かしたんだろう? それならやはりその才能を活かすべきだと俺は思うわけだ」
食い気味でローシュがまくし立てる。
だが対するセイロは、どうにも乗り気とは思えない。語尾に、「ですが」とついていそうな雰囲気だったのだ。
「魔術の勉強なんてもんは始めるのが早ければ早いほどいい。なんせ上達するかどうかは特有の感覚を掴めるかどうかにかかってるからな。柔軟で豊かな感性を持ってる若いうちの方が、その感覚を掴みやすいってのが俺の持論だ。無論どこまで伸びるかはお前さんの努力次第だが……宮廷魔術師だって夢じゃないだろうな」
ローシュは随分セイロのことを買ってくれてるみたいだ。
しかしなんでローシュはこんなにセイロに構ってくれるんだろうか。魔術師業界は人材不足なのか?
「あの!」
放っておけばいつまでもぺらぺらと喋り続けそうなローシュの言葉を遮って、セイロが叫んだ。
俺もいい加減話を進めたいと思ってたところだ。
「おお、すまん。つい喋りすぎてしまったな。それで、決まったか?」
「えっと、はい。お誘いは嬉しいんですけど……やっぱりやめとこうと思います」
「そーかそーか。やはりそうだよな。いくら不安があると言っても魔術がすぐに勉強できるって言われればそりゃ我慢できないよな。うんうん、俺も子供の頃には知り合いの魔術師にこっそり教えてもらってたもんだし……って、え? 今なんて言った?」
「だから、魔術の勉強はやめておきます」
……マジですか?
俺に相談してこないと思ったら、断る気でいたってことなのか?
おいおいおいおい、それは話が違うだろうよ! セイロ君よぉ!
ほら、ローシュのおっさんも嘘だろおいって感じの顔で固まっちまってるよ。
なんで? どうしてなんだ? 理由を聞かないと納得しないぞ? 聞いても納得する保証はないけど。
「それは……何故だ?」
ようやくフリーズが解けたローシュが、真剣な顔つきになってセイロを問いただす。
「僕が長男だからです」
「どういうことだ?」
「長男は家の仕事を継ぐものですから。僕はパパとママの仕事を継いで、村や家族のために生きていきたいんです」
……そうか。
セイロ、お前は随分立派な考えを持ってるんだな。
これじゃ俺もおちおちお前を最強の主人公にしてやる、だなんて言ってられないじゃないか。
「その歳でもうそんなことまで考えていたか……そうか……」
ローシュの方も、さすがに家を継ぐなんて言われてしまえばこれ以上強く出られないらしい。
残念そうにしながら、竜車の方に戻っていった。
……ふむ。
俺も諦めるか……なーーんて言うとでも思ったか!?
ふっふっふ、逆だ、逆!
困難が大きければ大きいほど燃え上がるというもの!
この俺を誰だと思っていやがる? なんとなく異世界いきたいな、の気持ちで術式を開発して、とうとう魂だけになったとはいえ異世界転生に成功した男だぞ⁉︎
これしきのことで、俺の壮大な計画を諦めてたまるかっ!
セイロよ、覚悟しておくんだな。
この俺に取り憑かれたことを、あとでたーーっぷり後悔……いや、感謝させてやるぜ!
クィラとの出逢いから、また少しの日が流れた。
治療を受けていたセイロの両親が無事完治し、メイクラッドから故郷の村へと帰る日になったのである。
「いえいえ、うちとしてはむしろご迷惑をおかけしましたとしか。本来であれば被害が出る前に魔獣を退治するのが我々の務めですので……」
いま会話しているのは、セイロの両親とマリィだ。
諸々の手続きを済ませて、あとは帰路につくだけというところである。
「そんな、あれは災害ですから間に合わないことがあるのも仕方がないですよ。それに、結果的に私たちは助かったわけですし」
「それでも、積荷は回収できなかったみたいですし……」
「ははは、命あっての物種ですよ。たしかに納品が出来なかったのは痛いですが、それですぐに死ぬということはありません。まぁ、うちの商品を楽しみにしてくださってる方には残念だったかもしれませんがね」
はっはと朗らかに笑うセイロの父親は、自分が襲われたことを感じさせない強さを持っていた。
きっとセイロが優しい少年に育っているのも、この両親だからこそなんだろう。
「そう言っていただけるとギルドとしても気が楽というものです。村までの護送や竜車の手配はお話ししていた通りこちらでやらせて頂きますので、ご安心を」
「何から何まで、本当にありがとうございます。ほら、セイロも挨拶なさい」
大人同士の挨拶がある程度済んだところで、母親に呼ばれた。
もちろん逆らう理由は何一つないので、セイロは素直に従う。
「マリィさん、それに他の皆さんも。お世話になりました。いつか僕が大人になったらこのご恩はちゃんと返しますので!」
「あらまぁ、やっぱりセイロ君は優しいのね。でも、絶対に無理はしちゃダメよ」
「あはは……気をつけます」
セイロはこうして反省しているようだが、すまん、マリィ。
俺は多分、こいつに結構無茶をさせる気がする。というか少しは冒険させないと主人公としちゃダメだと思うわけよ。
だからな、マリィ。俺はあんたのことは好きだが……夢を追うことを優先するよ。
ありがとうな。
出発の準備を終え、さて竜車――地竜と呼ばれるでかいトカゲみたいな生き物が牽引するから竜車だ――に乗り込もうとしたところで、ローシュが話しかけてきた。
ちなみにギルドが手配してくれた護衛役というのもローシュである。
本来はもう少しランクの下がるハンターで十分なのだが、念には念をということと、本人の希望があって彼になったらしい。
「セイロ、出発前にちょっといいか?」
「? なんでしょう」
ちょいちょいを手招きするローシュに従って、車から少し離れた人気のない場所へ行く。
どうやら両親には聞かれたくない話らしい。
「ま、どうせ後でお前の親御さんにも相談する必要がある話だが……やはりまずは本人の気持ちを聞くべきだと思ってな。前にお前にした提案のことを覚えているか?」
「あ、はい。一応……」
そういえばそんな話もあったな。
結局セイロは一度だってこの話を俺に相談してこなかった。
まだ俺はそれほど信頼されていないのだろうか。あるいは……。
「どうだ。考えてみて、提案を受けてみる気になったか?」
「魔術の勉強、ですよね。確かに……しばらく考えて、すごくいい話だなって思いました」
「そうか! クィラの嬢ちゃんの件でも思ったんだがな、あれも察する限りお前が何かしたんだろう? それならやはりその才能を活かすべきだと俺は思うわけだ」
食い気味でローシュがまくし立てる。
だが対するセイロは、どうにも乗り気とは思えない。語尾に、「ですが」とついていそうな雰囲気だったのだ。
「魔術の勉強なんてもんは始めるのが早ければ早いほどいい。なんせ上達するかどうかは特有の感覚を掴めるかどうかにかかってるからな。柔軟で豊かな感性を持ってる若いうちの方が、その感覚を掴みやすいってのが俺の持論だ。無論どこまで伸びるかはお前さんの努力次第だが……宮廷魔術師だって夢じゃないだろうな」
ローシュは随分セイロのことを買ってくれてるみたいだ。
しかしなんでローシュはこんなにセイロに構ってくれるんだろうか。魔術師業界は人材不足なのか?
「あの!」
放っておけばいつまでもぺらぺらと喋り続けそうなローシュの言葉を遮って、セイロが叫んだ。
俺もいい加減話を進めたいと思ってたところだ。
「おお、すまん。つい喋りすぎてしまったな。それで、決まったか?」
「えっと、はい。お誘いは嬉しいんですけど……やっぱりやめとこうと思います」
「そーかそーか。やはりそうだよな。いくら不安があると言っても魔術がすぐに勉強できるって言われればそりゃ我慢できないよな。うんうん、俺も子供の頃には知り合いの魔術師にこっそり教えてもらってたもんだし……って、え? 今なんて言った?」
「だから、魔術の勉強はやめておきます」
……マジですか?
俺に相談してこないと思ったら、断る気でいたってことなのか?
おいおいおいおい、それは話が違うだろうよ! セイロ君よぉ!
ほら、ローシュのおっさんも嘘だろおいって感じの顔で固まっちまってるよ。
なんで? どうしてなんだ? 理由を聞かないと納得しないぞ? 聞いても納得する保証はないけど。
「それは……何故だ?」
ようやくフリーズが解けたローシュが、真剣な顔つきになってセイロを問いただす。
「僕が長男だからです」
「どういうことだ?」
「長男は家の仕事を継ぐものですから。僕はパパとママの仕事を継いで、村や家族のために生きていきたいんです」
……そうか。
セイロ、お前は随分立派な考えを持ってるんだな。
これじゃ俺もおちおちお前を最強の主人公にしてやる、だなんて言ってられないじゃないか。
「その歳でもうそんなことまで考えていたか……そうか……」
ローシュの方も、さすがに家を継ぐなんて言われてしまえばこれ以上強く出られないらしい。
残念そうにしながら、竜車の方に戻っていった。
……ふむ。
俺も諦めるか……なーーんて言うとでも思ったか!?
ふっふっふ、逆だ、逆!
困難が大きければ大きいほど燃え上がるというもの!
この俺を誰だと思っていやがる? なんとなく異世界いきたいな、の気持ちで術式を開発して、とうとう魂だけになったとはいえ異世界転生に成功した男だぞ⁉︎
これしきのことで、俺の壮大な計画を諦めてたまるかっ!
セイロよ、覚悟しておくんだな。
この俺に取り憑かれたことを、あとでたーーっぷり後悔……いや、感謝させてやるぜ!
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