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12. ヒロインの名は
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「どうかしたんですか?」
騒ぎの中心に近寄りながら、マリィが尋ねる。
揉め事なら腕の立つローシュが前に出るところだろうが、幸いそういうわけではないようだ。
むしろワガママを言う女の子に大人たちが手を焼いている、そんな雰囲気すらあった。
というか、実際そうなんだろうな。
「あっ、マリィさん、いいところに! 実はこの子がギルド中の人員をかき集めろって……でも今日の営業はもうほとんど終わってますし、それに依頼の内容もなんだか……」
すっかり困った様子で眉を八の字にした受付の女の子が、マリィを見るや否やパッと顔を光らせた。
自然と人垣が割れて、道ができる。
結果、どうなったか。
マリィと受付の女の子の目があったのは言うまでも無い。
だがもう一つ、偶然ピタリとあった目線の組み合わせがあった。
「あーっ‼︎ あなた! 昼間の‼︎」
「えーっと、さっき、ぶり……?」
少女が指差して騒ぎ立てる。
さすがに黙っているわけにもいかず、セイロも頬を掻きながら居心地の悪そうに挨拶を返した。
「知り合いなの? セイロ君? それに、昼間の、って?」
二人の反応に真っ先に反応したのはマリィだ。
ちょんと首を少しだけ傾げながら聞く仕草が妙に可愛く見える。やっぱ俺マリィのこと好きかも知れん。いやなんでもない。
そんなことより、続く展開が読めてしまった。これはちょっとまずいな。まあ、セイロが少し怒られるだけだしここは我慢してもらおう。うん、仕方ない。
「セイロ! そう、セイロね! あなた、ひょっとしてあの場所でペンダントを見なかったかしら⁉︎」
「あー、うん、うん……見たというか、拾ったというか?」
「っ‼︎ それだわ! セイロが拾ってくれていたのね! ありがとう!」
怒涛の勢いで少女はつかつかと歩み寄ってくると、これだよね? とセイロが懐から取り出したペンダントを引ったくり、安堵の表情を浮かべながらさらにセイロにすり寄ってきた。
そして、
「大好き!」
耳元でセイロにだけ聞こえるように言って、ギュッと抱きついてきた。
西洋的なスキンシップに俺ですら一瞬どきりとしたが、セイロの目を通して見える周囲の反応がなんとなく生温かいものだったので、もしかしたらこの辺りではこの位は普通のことなのかも知れない、と大人な俺はすぐに冷静になれた。
だが、もちろん抱きつかれた当の本人がそんな冷静で居られるわけもなく、
「え? あ、うん、ありがとう?」
むしろ突然のことに困惑したように、なぜだかセイロの方がお礼を言っているのであった。
そんな初々しい恋が芽生えそうな一幕も、少女が正気に戻ったことですぐに終わる。
三秒ほどハグをしたかと思ったらパッと離れて、頬を赤らめながらフンと鼻を鳴らしてそっぽ向き始めたのだ。
まさに、ツンデレもいいところである。いや、デレツンか?
「あーっと……話の流れが見えないんだが……つまりこれはあれか? 全部解決したってことでいいのか?」
少女が照れ始めたことで流れた沈黙を破るように、ローシュが口を開いた。
全部、というのはもちろん、この場の騒動のことだけでは無い。セイロが持ち込んでいた、ペンダントの話も含めた全部である。
彼の確認を引き継いで取りまとめたのは、ギルドの運営側の人間であるマリィだ。
「こほん、お嬢さんはこのペンダントを探して欲しくてうちに依頼にやってきた。それで人を集めるように頼んでいた……ってことでいいのかしら?」
「ええ、お陰で解決したわ。さすがはお祖父様の誇るハンターズギルドね。来ただけで解決するなんて。大変素晴らしいことだわ」
いやそれハンターズギルド関係なくね? というツッコミは野暮だろうか。
「あんまり関係ない気がするけれど……とにかく解決したのなら良かったわ」
野暮じゃなかった。マリィも同じことを思ってくれてた。好き。
「ええ、本当に良かったわ。明日の昼には王都の方へ戻ることになっていたから……本当に、良かった……」
「ああ、だから全員集めろだなんて無茶を言ったんだな。にしても、あんまり大人を困らすもんじゃねぇぞ」
「あら? その声はローシュのおじ様じゃない。ご機嫌よう。お久しぶりね」
「今更気づいたのかよ……」
ふむ。やはりローシュとこの少女とは面識があったんだな。
しかしよほどペンダントが大事だったんだな。形見か何かだろうか?
「ふふふ、冗談よ。最初から気づいていたに決まっているでしょう」
「さいですか、お嬢様」
ローシュと少女が雑談を始める頃には集まっていた人々もこれ以上ここにいても仕方ないなと三々五々に散っていき、残ったのはセイロにローシュ、マリィ、そしてこの少女だけとなった。
そうして空気が落ち着いたところで、少女が改まってセイロに向き直る。
「セイロ、改めてありがとう。大切なものだから拾ってくれたのが助けてくれたあなたで本当によかったわ。あの三流達に拾われていたらと思ったら……」
言いながら優雅に浅くお辞儀する少女の姿は、大人の俺でも見とれるくらい美しいものだった。
いくら令嬢といっても、荒くれ者の集うイメージの多いハンターズギルドのお嬢様なんだ。礼儀作法なんてそれほど期待できないだろうと俺は若干思っていた。
だが、そのイメージは完全な間違いだった。
今目の前にいるのは気の強い金髪ツンデレ少女ではない。紛れもなく、高貴なる身の女性であった。
「ううん、そんな、気にしないで! えっと……」
ブンブンと首を振りながら照れるセイロも、きっと彼女の美しさに惚れたことだろう。
ヒロインとしては文句なしのこの少女。王都に行ってしまうらしいが、この縁を逃して欲しくないものだ。
「あら、そういえばセイロにはまだ名乗っていなかったわね。では改めて……あたしの名前はクィラ。クィラ・ラプトールよ。よろしくね」
「クィラ……うん、よろしくね!」
ふーん、クィラか。俺としちゃ少し馴染みにくい名前だが、個性があっていいじゃないか。
なんてことを思いながらニヤニヤと場面を見つめていると、わずかに魔力の揺らぎを感じ取った。
ん、これは……。
「こほん。二人とも、イチャイチャはそろそろいいかな? お姉さんはこれからちょーーっとだけセイロ君に話があるんだけど」
マリィがセイロたちの後ろで、ニコニコと笑っていた。
「イチャイチャって、マリィさん……おっと何でもない。俺ももう必要なさそうだしな。あとは若いもんに任せて飲みに戻ることにしよう」
「あら、そう? それじゃ、あたしももう暗くなることだし帰るわね。セイロ、またいつかね」
その笑顔の波動を肌で感じ取ったローシュは、何故かそそくさとその場を退散していく。
クィラもキョトンとした顔で良く分かっていなそうだったが、流れに身をまかせるように帰っていった。
「え? なんですか?」
だが一人。俺を含めてもたった一人だけ、当の本人であるセイロは理解していない。
純粋無垢な少年であるセイロには、マリィの笑顔の意味がわかっていないのだ。
かわいそうなセイロ。だがこれも成長には必要なことなんだ。
許せ。
『ま、頑張れ』
俺はそれだけセイロに伝えると、しばらく休眠することにした。意識的にセイロから流れてくる感覚を遮断することもいまではできるようになったのだ。
『えっ、フェズまで、何なの? どういうこと?』
「セイロ君……さっきは何も危ないことをしていないって言ってたよね? でもクィラちゃんはさっき“助けてくれた”って言ってたわよね? ど・う・い・う・こ・と・か・し・ら?」
時すでに遅し。
子供を心配する大人の女性の笑顔というものは、時に現役のベテランハンターをビビらせる程度には凄みを持つのだ。
「えっ……あっ‼︎」
その夜、普段は穏やかなマリィの怒鳴り声がハンターズギルド中に響き続けたという逸話はしばらく語り継がれることになり、ハンター達は絶対にマリィを怒らせないようにしようと固く決心したそうだ。
騒ぎの中心に近寄りながら、マリィが尋ねる。
揉め事なら腕の立つローシュが前に出るところだろうが、幸いそういうわけではないようだ。
むしろワガママを言う女の子に大人たちが手を焼いている、そんな雰囲気すらあった。
というか、実際そうなんだろうな。
「あっ、マリィさん、いいところに! 実はこの子がギルド中の人員をかき集めろって……でも今日の営業はもうほとんど終わってますし、それに依頼の内容もなんだか……」
すっかり困った様子で眉を八の字にした受付の女の子が、マリィを見るや否やパッと顔を光らせた。
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結果、どうなったか。
マリィと受付の女の子の目があったのは言うまでも無い。
だがもう一つ、偶然ピタリとあった目線の組み合わせがあった。
「あーっ‼︎ あなた! 昼間の‼︎」
「えーっと、さっき、ぶり……?」
少女が指差して騒ぎ立てる。
さすがに黙っているわけにもいかず、セイロも頬を掻きながら居心地の悪そうに挨拶を返した。
「知り合いなの? セイロ君? それに、昼間の、って?」
二人の反応に真っ先に反応したのはマリィだ。
ちょんと首を少しだけ傾げながら聞く仕草が妙に可愛く見える。やっぱ俺マリィのこと好きかも知れん。いやなんでもない。
そんなことより、続く展開が読めてしまった。これはちょっとまずいな。まあ、セイロが少し怒られるだけだしここは我慢してもらおう。うん、仕方ない。
「セイロ! そう、セイロね! あなた、ひょっとしてあの場所でペンダントを見なかったかしら⁉︎」
「あー、うん、うん……見たというか、拾ったというか?」
「っ‼︎ それだわ! セイロが拾ってくれていたのね! ありがとう!」
怒涛の勢いで少女はつかつかと歩み寄ってくると、これだよね? とセイロが懐から取り出したペンダントを引ったくり、安堵の表情を浮かべながらさらにセイロにすり寄ってきた。
そして、
「大好き!」
耳元でセイロにだけ聞こえるように言って、ギュッと抱きついてきた。
西洋的なスキンシップに俺ですら一瞬どきりとしたが、セイロの目を通して見える周囲の反応がなんとなく生温かいものだったので、もしかしたらこの辺りではこの位は普通のことなのかも知れない、と大人な俺はすぐに冷静になれた。
だが、もちろん抱きつかれた当の本人がそんな冷静で居られるわけもなく、
「え? あ、うん、ありがとう?」
むしろ突然のことに困惑したように、なぜだかセイロの方がお礼を言っているのであった。
そんな初々しい恋が芽生えそうな一幕も、少女が正気に戻ったことですぐに終わる。
三秒ほどハグをしたかと思ったらパッと離れて、頬を赤らめながらフンと鼻を鳴らしてそっぽ向き始めたのだ。
まさに、ツンデレもいいところである。いや、デレツンか?
「あーっと……話の流れが見えないんだが……つまりこれはあれか? 全部解決したってことでいいのか?」
少女が照れ始めたことで流れた沈黙を破るように、ローシュが口を開いた。
全部、というのはもちろん、この場の騒動のことだけでは無い。セイロが持ち込んでいた、ペンダントの話も含めた全部である。
彼の確認を引き継いで取りまとめたのは、ギルドの運営側の人間であるマリィだ。
「こほん、お嬢さんはこのペンダントを探して欲しくてうちに依頼にやってきた。それで人を集めるように頼んでいた……ってことでいいのかしら?」
「ええ、お陰で解決したわ。さすがはお祖父様の誇るハンターズギルドね。来ただけで解決するなんて。大変素晴らしいことだわ」
いやそれハンターズギルド関係なくね? というツッコミは野暮だろうか。
「あんまり関係ない気がするけれど……とにかく解決したのなら良かったわ」
野暮じゃなかった。マリィも同じことを思ってくれてた。好き。
「ええ、本当に良かったわ。明日の昼には王都の方へ戻ることになっていたから……本当に、良かった……」
「ああ、だから全員集めろだなんて無茶を言ったんだな。にしても、あんまり大人を困らすもんじゃねぇぞ」
「あら? その声はローシュのおじ様じゃない。ご機嫌よう。お久しぶりね」
「今更気づいたのかよ……」
ふむ。やはりローシュとこの少女とは面識があったんだな。
しかしよほどペンダントが大事だったんだな。形見か何かだろうか?
「ふふふ、冗談よ。最初から気づいていたに決まっているでしょう」
「さいですか、お嬢様」
ローシュと少女が雑談を始める頃には集まっていた人々もこれ以上ここにいても仕方ないなと三々五々に散っていき、残ったのはセイロにローシュ、マリィ、そしてこの少女だけとなった。
そうして空気が落ち着いたところで、少女が改まってセイロに向き直る。
「セイロ、改めてありがとう。大切なものだから拾ってくれたのが助けてくれたあなたで本当によかったわ。あの三流達に拾われていたらと思ったら……」
言いながら優雅に浅くお辞儀する少女の姿は、大人の俺でも見とれるくらい美しいものだった。
いくら令嬢といっても、荒くれ者の集うイメージの多いハンターズギルドのお嬢様なんだ。礼儀作法なんてそれほど期待できないだろうと俺は若干思っていた。
だが、そのイメージは完全な間違いだった。
今目の前にいるのは気の強い金髪ツンデレ少女ではない。紛れもなく、高貴なる身の女性であった。
「ううん、そんな、気にしないで! えっと……」
ブンブンと首を振りながら照れるセイロも、きっと彼女の美しさに惚れたことだろう。
ヒロインとしては文句なしのこの少女。王都に行ってしまうらしいが、この縁を逃して欲しくないものだ。
「あら、そういえばセイロにはまだ名乗っていなかったわね。では改めて……あたしの名前はクィラ。クィラ・ラプトールよ。よろしくね」
「クィラ……うん、よろしくね!」
ふーん、クィラか。俺としちゃ少し馴染みにくい名前だが、個性があっていいじゃないか。
なんてことを思いながらニヤニヤと場面を見つめていると、わずかに魔力の揺らぎを感じ取った。
ん、これは……。
「こほん。二人とも、イチャイチャはそろそろいいかな? お姉さんはこれからちょーーっとだけセイロ君に話があるんだけど」
マリィがセイロたちの後ろで、ニコニコと笑っていた。
「イチャイチャって、マリィさん……おっと何でもない。俺ももう必要なさそうだしな。あとは若いもんに任せて飲みに戻ることにしよう」
「あら、そう? それじゃ、あたしももう暗くなることだし帰るわね。セイロ、またいつかね」
その笑顔の波動を肌で感じ取ったローシュは、何故かそそくさとその場を退散していく。
クィラもキョトンとした顔で良く分かっていなそうだったが、流れに身をまかせるように帰っていった。
「え? なんですか?」
だが一人。俺を含めてもたった一人だけ、当の本人であるセイロは理解していない。
純粋無垢な少年であるセイロには、マリィの笑顔の意味がわかっていないのだ。
かわいそうなセイロ。だがこれも成長には必要なことなんだ。
許せ。
『ま、頑張れ』
俺はそれだけセイロに伝えると、しばらく休眠することにした。意識的にセイロから流れてくる感覚を遮断することもいまではできるようになったのだ。
『えっ、フェズまで、何なの? どういうこと?』
「セイロ君……さっきは何も危ないことをしていないって言ってたよね? でもクィラちゃんはさっき“助けてくれた”って言ってたわよね? ど・う・い・う・こ・と・か・し・ら?」
時すでに遅し。
子供を心配する大人の女性の笑顔というものは、時に現役のベテランハンターをビビらせる程度には凄みを持つのだ。
「えっ……あっ‼︎」
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