君の声を聴かせて~声フェチの人には聞かせたくないんですけどっ!~

如月 そら

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ご趣味は……?

ご趣味は……?①

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「何もかもが好み過ぎて何もかも欲しいんです。可愛いところも喜んでいるところも、涙ぐんでいるところも恥ずかしがっているところも、気持ちよすぎて、喘いでいるところも。全部全部、です。こんな気持ちになったことはない。自分でも驚いているんですよ」

結衣だってこんなに熱く、すべてを求められたことはない。

怖い気持ちもある。
けれどこんなに素直に真っ直ぐ自分を求められることは、嬉しくもある。

「ん……」
左手で口元を抑えて、結衣はそっと右手を差し出した。

察した蓮根が、優しく笑って指を絡めてくれる。

「結衣さん下さい。僕にあなたを味わわせて?」
「あんまり……しちゃ、だめ……」
「さあ……?それは聞けないかな」

その瞬間、大きく開かれた足の間に蓮根が顔を埋めてしまう。
水音と共に、下半身に広がる快感。
敏感になり過ぎて、唇の感触もその舌の感触もすべて感じる。

堪えきれない声が漏れて、絡めている手をぎゅうっと握ると、蓮根がふふっと笑った。

「涼真さんっ……や、息、当たって……ます」
「ああ、そんなことにも感じちゃう? 僕の結衣さんはすごく感じやすくて、エロくて可愛い。もっと、もっと乱れて」

「お願いです……ホントそこで喋っちゃ、や……」
「それって、ここ?」

散々感じさせられて、話している時の息が当たるだけでもおかしくなりそうなのに、蓮根はふっーと息を当てる。

「やぁぁんっ……」
背中というより、脊髄までぞくぞくっとして結衣は身体を反らしてしまう。

「もっと……もっとですよ、結衣さん」

敏感なそこを何度も舐められたり、時折水音とともに啜るような音まで聴こえて、与えられ続ける感覚におかしくなりそうだ。

身体の中心が熱くてもどかしくて、身体が震える。

ひっきりなしに漏れでる声は、もう抑えることなんて出来なくて。

そこにもっと、もっと……と甘い声で煽られて、それは今まで経験した事のないほどの感覚だった。

「 涼真さん、涼真さ……っん。あ……」
「結衣さん、その名前を呼ぶ声堪らない……っは……。なんて顔なんです。感じてる顔壮絶に色っぽくて、すごくくる」

「ふ……あ……んんっ、だめ、やだやだ、イ……っちゃう」

絶頂の寸前の結衣の足の間から、ちゅと音を立てて蓮根が離れる。
ふっ……と蓮根が艶めいた表情で笑った。

「……っあ」
結衣はつい、蓮根の手をぎゅううっと握ってしまい、さらにどうして?と目で追ってしまう。

「どうしたの? 結衣さん……」
「……っう……」
して欲しくておかしくなりそうだ。

泣きそう……。
「や……」

「なにが? この格好? それともイキたいの? 可愛いですよ。すごく素敵です」
「も、だめ。恥ずかしくて、や……です」

「結衣さん……恥ずかしい? うん。恥ずかしがらせたい。しどけなく、足を開いて他人には見せたことのないところを僕に見せてる。こんなこと、したことありますか?」

唇を噛み締めて結衣は首を横に振った。
恥ずかしいのと、身体の中心がきゅんきゅんするのと、煽られるので言われたことを考えることも出来ない。

「結衣さん、僕だけにしか見せたことのない姿を見せて。僕だけに見せてください。僕だけを欲しがって。僕の名前だけを呼んで。僕の前でだけはいいんですよ、恥ずかしい姿を見せても」

優しく耳元で囁かれる。
「ね、おねだりして? 欲しいって言って?」

「んっ……あ、涼真さん、お……願いっ」
「じゃあ、ここに手をついて」

椅子の背に両手を着くように、身体の位置を変えられる。
「大丈夫。ここにいますから」

そう言って後ろから抱きしめられ、両手をその大きな手で包み込まれた。

結衣の背中の全面に、蓮根の体温を感じる。
ぴったりとくっついたままで、蓮根は後ろから囁いた。

「もう……抑えられないと思うんですよ。この方がいいかもしれないから」
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