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本編・第三部
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ほう、と片桐さんがため息をついて、へにゃりと笑った。
「……真梨ちゃんが彼の担当なの?」
片桐さんの質問にはっと我に返る。
「いえ、私、です、ね…」
正直、先が思いやられる。休憩室での三木ちゃんとのやり取りで、ムードメーカー的存在になってくれるのではないか、良い子が配属になって良かった、なんて思っていたけれど。まさか……片桐さんのような子だったなんて。
「……どう接していいかわからないです」
三木ちゃんの担当が加藤さんでよかった、とは思う。だって、教育する新入社員と教育係は個人的に連絡先を交換するから。……南里くんのあの勢いだと、三木ちゃんの日常生活にも支障が出ただろう。
「あはは、まぁ、そうだろうね。見た感じ、賢い子ではありそうだから、仕事はすぐ覚えちゃうだろうね」
片桐さんが面白そうに声を上げる。その声色が、なんだかひどく癪に触った。
「……片桐さん。もしかしてですけど、この状況を面白がってませんか」
今思えば……智から私を奪おうとしていた時も。なんというか…今のような、心底愉しそうな声色で話していたような気がする。
「え?そんなことな~いよ?」
私の問いに、片桐さんがくすりと笑って、手に持った封筒で口元を隠した。
「言ったでしょ?彼への償いだって。でも、まぁ……彼がどう選択するのかは見物だよね~ぇ?」
「選択……?」
智が、どういう選択をするか。……意味が、わからない。片桐さんが指す『彼』というのは、智のことなのではないだろうか。それにしては、文脈が繋がらない。
片桐さんの言葉を飲み込めずにいると、再び片桐さんがくすりと笑って。今度は、三木ちゃんに視線を合わせて、言葉を紡いだ。
「今までみたいに気が付かないフリをするのか、そうじゃないのかってコト」
何を考えているのかわからない、感情が読めない、ヘーゼル色の瞳が……ひどく不気味に歪んでいる。三木ちゃんがひゅっと息を飲んだ。
「……っ、あんた、」
「ま、いずれにしても俺には関わりのないことだから。今の出来事も俺は見なかったことにするつもりだし?パワハラで訴えられるのもゴメンだしね~」
三木ちゃんの言葉を遮るように、片桐さんが飄々と言葉を紡いでいく。くすりと笑いながら、口元を隠していた封筒を私に差し出してくる。
「はい、知香ちゃん。本題の農産販売部からの書類」
するり、と、差し出された書類。きっと、農産販売部から通関依頼を受けている分の検疫証明書が入っているのだろう。差し出された封筒を受け取ろうと手を伸ばす。
……のだけれど。私の手は空を切った。
片桐さんが、差し出した封筒を、ひょい、と…引っ込めたから。
「帰り際だったんだよね?じゃ、知香ちゃんのデスクの上に置いておくよ。一応、あそこは古巣だし。知香ちゃんの席の位置は変わってないんだよね?」
こてん、と。傾けられた片桐さんのヘーゼル色の瞳を、じっと見つめ返す。
「帰り際にごめんね?んじゃ」
「片桐さん」
くるりと踵を返そうとする片桐さんのジャケットの裾を思いっきり掴んだ。くんっと、片桐さんの身体が突っ張る。
さっきから、気になっていたことがあった。南里くんに話していた言葉の中で……気になるセリフが、ひとつだけ。
「……私から、手を引く、んじゃ、なかったんですか」
あの夜。そして、この前の土曜日も。私から手を引く、と、片桐さんは口にしていた。それなのに、ついさっき。南里くんに……自分は私狙いだ、なんて公言した。
片桐さんの真意を推し量るように、ヘーゼル色の瞳を睨み上げる。ふっと、その瞳が……痛みを孕んで、私を貫いていく。
「……手は引くよ?でも、俺が知香ちゃんを好きなのは変わらない事実だし?」
「本当はマーガレットさんのことが好きなのに?」
「……」
片桐さんは、私を見ていない。私の向こう側に、マーガレットさんを見ているだけ。
私を見ているのに、私を見ていない、そのヘーゼル色の瞳を、強く睨みつけて。
「……私の事を好きでもないくせに、私を好きだなんて言わないで」
ゆっくりと。その言葉を紡いだ。
ふるふると、ヘーゼル色の瞳が動揺で揺れている。そう、あの夜の時のように。私が、片桐さんの暗示を破った時のように。
「……ふ」
片桐さんの口元が、ゆっくりと歪む。
「……ほんと、知香ちゃんって。底知れない魅力を持ってるよね。……そりゃあ、智くんが手放さないわけだ」
「……」
うんうん、と、納得するかのように片桐さんが首を縦に振っている。私には、片桐さんの言葉の意味がわからない。
すっと。片桐さんの声が冷たく、低く響いた。
「俺の気持ちは俺にしかわからないよ?そうじゃないかい?君が俺の気持ちを断定するのは、筋違いだ」
その声の低さに、その冷たさに。周囲の気温が一気に下がった気がした。片桐さんの身に纏う雰囲気の変化に、強く気圧される。
「……それは、そうですが」
でも。私だからわかることもある。私を見ていない。私を好きでいるわけでもない、そんな視線は……凌牙にも、向けられたから。
本当に、心から私を愛して、私、という存在を見てくれている……智の目を、知っているから。
だから、私は。片桐さんが、私を見ていない、ということがわかったんだろう。
私は、今ここで。しっかりと、自分の意思で片桐さんに向き合わなければ。……この人が何を抱えて、何を考えて生きてきたのかは、わからない。そんなもの、知らない。
私にはわからない、理不尽な想いをして、いっぱいいっぱい生きてきた人なのだとしても。
それに気圧されて、なるものか。
「……下に、見ないでください。それくらい、わかりますから」
智が、私の中に片桐さんがいるかもしれない、と、不安でいる気持ちを知っているから。だからこそ、私は。智が見ていないところだって、私の言葉で、自分の意思で。今まで通り、ううん、今までよりも、強く。片桐さんを振り払わなきゃいけない。
じっと、片桐さんを睨み上げて。ゆっくりと、掴んでいたスーツの裾から手を離した。
「……書類、ありがとうございます。よろしくお願いしますね。……私は、これで帰りますから」
隣で茫然と立ったままの三木ちゃんの手を引いて、女子社員の更衣室に向かった。
「三木ちゃん、大丈夫?」
いつもだったら快活に言葉を紡ぎながら私服に着替えるはずの三木ちゃんが、ぼうっとロッカーの内鏡を見つめて考え事をしている。
「…っえ?あ、すみません、先輩…」
……まぁ、そうなってしまうとは思う。わたしも、片桐さんに初めて出会った日……あの喫茶店で、マスターの目の前で、ああいう風に言い寄られた時。……正直、かなり動揺した。
「……なんていうか。表現するなら『片桐さん2号』って感じだったね、南里くん」
「先輩……その言葉、言い得て妙すぎて、笑えもしませんから……」
うんざりとしたような表情で、三木ちゃんが左手で額を抑えた。
片桐さんに言い寄られていた頃。休憩中は三木ちゃんが必ず私のそばにいてくれた。三木ちゃんなりに私を守ってくれていたのだと思う。
私は、守られてばかりだ。智にも、三木ちゃんにも……小林くんにも、守られて、ばっかりだった。
今度は、私が…三木ちゃんを守ってあげたい。
智の不安を、拭い去ってあげたい。
……小林くんには、…どうやって返したらいいのか、全く見当もつかないけれど。
そう心の中で呟いて。
「……三木ちゃん。困ったことがあったらすぐ報告してね。私も南里くんと同じ総合職だし、今日付けで主任に昇進したからこそ、南里くんに強く言えることもあるだろうから」
じっと。ブラックのアイライナーに彩られた三木ちゃんの瞳を見つめる。
「……はい。すみません、ご迷惑おかけします、先輩…」
いつもは勝気に輝いている瞳なのに、その瞳が不安で翳ってしまっている。
『ん。やっぱ、笑ってるほうがいーよ、知香は』
脳裏に。片桐さんに揺さぶられて、泣きながら智の家に逃げ込んだ時にかけてくれた智の言葉が、ふっと甦った。
「三木ちゃんに、そんな不安な顔似合わないよ。笑って、三木ちゃん。私、笑ってる三木ちゃんが好きよ」
ぎゅっと、三木ちゃんの手を握って、にこっと笑顔を向ける。
あの時の言葉に、私がどれだけ救われたか。だからこそ、今、三木ちゃんに笑ってほしい。
その勝気な瞳から涙が一筋零れ落ちて。
私たちふたりだけの更衣室に、三木ちゃんの泣き笑いのような声が…響いて。
「……はい…先輩」
ふわり、と。花が綻ぶように、儚く、美しく、三木ちゃんが、笑って。
キラリ、と。三木ちゃんの首元の……雪の結晶を模したペンダントトップにはめこまれた、小さなダイヤモンドが強く煌めいた。
「……真梨ちゃんが彼の担当なの?」
片桐さんの質問にはっと我に返る。
「いえ、私、です、ね…」
正直、先が思いやられる。休憩室での三木ちゃんとのやり取りで、ムードメーカー的存在になってくれるのではないか、良い子が配属になって良かった、なんて思っていたけれど。まさか……片桐さんのような子だったなんて。
「……どう接していいかわからないです」
三木ちゃんの担当が加藤さんでよかった、とは思う。だって、教育する新入社員と教育係は個人的に連絡先を交換するから。……南里くんのあの勢いだと、三木ちゃんの日常生活にも支障が出ただろう。
「あはは、まぁ、そうだろうね。見た感じ、賢い子ではありそうだから、仕事はすぐ覚えちゃうだろうね」
片桐さんが面白そうに声を上げる。その声色が、なんだかひどく癪に触った。
「……片桐さん。もしかしてですけど、この状況を面白がってませんか」
今思えば……智から私を奪おうとしていた時も。なんというか…今のような、心底愉しそうな声色で話していたような気がする。
「え?そんなことな~いよ?」
私の問いに、片桐さんがくすりと笑って、手に持った封筒で口元を隠した。
「言ったでしょ?彼への償いだって。でも、まぁ……彼がどう選択するのかは見物だよね~ぇ?」
「選択……?」
智が、どういう選択をするか。……意味が、わからない。片桐さんが指す『彼』というのは、智のことなのではないだろうか。それにしては、文脈が繋がらない。
片桐さんの言葉を飲み込めずにいると、再び片桐さんがくすりと笑って。今度は、三木ちゃんに視線を合わせて、言葉を紡いだ。
「今までみたいに気が付かないフリをするのか、そうじゃないのかってコト」
何を考えているのかわからない、感情が読めない、ヘーゼル色の瞳が……ひどく不気味に歪んでいる。三木ちゃんがひゅっと息を飲んだ。
「……っ、あんた、」
「ま、いずれにしても俺には関わりのないことだから。今の出来事も俺は見なかったことにするつもりだし?パワハラで訴えられるのもゴメンだしね~」
三木ちゃんの言葉を遮るように、片桐さんが飄々と言葉を紡いでいく。くすりと笑いながら、口元を隠していた封筒を私に差し出してくる。
「はい、知香ちゃん。本題の農産販売部からの書類」
するり、と、差し出された書類。きっと、農産販売部から通関依頼を受けている分の検疫証明書が入っているのだろう。差し出された封筒を受け取ろうと手を伸ばす。
……のだけれど。私の手は空を切った。
片桐さんが、差し出した封筒を、ひょい、と…引っ込めたから。
「帰り際だったんだよね?じゃ、知香ちゃんのデスクの上に置いておくよ。一応、あそこは古巣だし。知香ちゃんの席の位置は変わってないんだよね?」
こてん、と。傾けられた片桐さんのヘーゼル色の瞳を、じっと見つめ返す。
「帰り際にごめんね?んじゃ」
「片桐さん」
くるりと踵を返そうとする片桐さんのジャケットの裾を思いっきり掴んだ。くんっと、片桐さんの身体が突っ張る。
さっきから、気になっていたことがあった。南里くんに話していた言葉の中で……気になるセリフが、ひとつだけ。
「……私から、手を引く、んじゃ、なかったんですか」
あの夜。そして、この前の土曜日も。私から手を引く、と、片桐さんは口にしていた。それなのに、ついさっき。南里くんに……自分は私狙いだ、なんて公言した。
片桐さんの真意を推し量るように、ヘーゼル色の瞳を睨み上げる。ふっと、その瞳が……痛みを孕んで、私を貫いていく。
「……手は引くよ?でも、俺が知香ちゃんを好きなのは変わらない事実だし?」
「本当はマーガレットさんのことが好きなのに?」
「……」
片桐さんは、私を見ていない。私の向こう側に、マーガレットさんを見ているだけ。
私を見ているのに、私を見ていない、そのヘーゼル色の瞳を、強く睨みつけて。
「……私の事を好きでもないくせに、私を好きだなんて言わないで」
ゆっくりと。その言葉を紡いだ。
ふるふると、ヘーゼル色の瞳が動揺で揺れている。そう、あの夜の時のように。私が、片桐さんの暗示を破った時のように。
「……ふ」
片桐さんの口元が、ゆっくりと歪む。
「……ほんと、知香ちゃんって。底知れない魅力を持ってるよね。……そりゃあ、智くんが手放さないわけだ」
「……」
うんうん、と、納得するかのように片桐さんが首を縦に振っている。私には、片桐さんの言葉の意味がわからない。
すっと。片桐さんの声が冷たく、低く響いた。
「俺の気持ちは俺にしかわからないよ?そうじゃないかい?君が俺の気持ちを断定するのは、筋違いだ」
その声の低さに、その冷たさに。周囲の気温が一気に下がった気がした。片桐さんの身に纏う雰囲気の変化に、強く気圧される。
「……それは、そうですが」
でも。私だからわかることもある。私を見ていない。私を好きでいるわけでもない、そんな視線は……凌牙にも、向けられたから。
本当に、心から私を愛して、私、という存在を見てくれている……智の目を、知っているから。
だから、私は。片桐さんが、私を見ていない、ということがわかったんだろう。
私は、今ここで。しっかりと、自分の意思で片桐さんに向き合わなければ。……この人が何を抱えて、何を考えて生きてきたのかは、わからない。そんなもの、知らない。
私にはわからない、理不尽な想いをして、いっぱいいっぱい生きてきた人なのだとしても。
それに気圧されて、なるものか。
「……下に、見ないでください。それくらい、わかりますから」
智が、私の中に片桐さんがいるかもしれない、と、不安でいる気持ちを知っているから。だからこそ、私は。智が見ていないところだって、私の言葉で、自分の意思で。今まで通り、ううん、今までよりも、強く。片桐さんを振り払わなきゃいけない。
じっと、片桐さんを睨み上げて。ゆっくりと、掴んでいたスーツの裾から手を離した。
「……書類、ありがとうございます。よろしくお願いしますね。……私は、これで帰りますから」
隣で茫然と立ったままの三木ちゃんの手を引いて、女子社員の更衣室に向かった。
「三木ちゃん、大丈夫?」
いつもだったら快活に言葉を紡ぎながら私服に着替えるはずの三木ちゃんが、ぼうっとロッカーの内鏡を見つめて考え事をしている。
「…っえ?あ、すみません、先輩…」
……まぁ、そうなってしまうとは思う。わたしも、片桐さんに初めて出会った日……あの喫茶店で、マスターの目の前で、ああいう風に言い寄られた時。……正直、かなり動揺した。
「……なんていうか。表現するなら『片桐さん2号』って感じだったね、南里くん」
「先輩……その言葉、言い得て妙すぎて、笑えもしませんから……」
うんざりとしたような表情で、三木ちゃんが左手で額を抑えた。
片桐さんに言い寄られていた頃。休憩中は三木ちゃんが必ず私のそばにいてくれた。三木ちゃんなりに私を守ってくれていたのだと思う。
私は、守られてばかりだ。智にも、三木ちゃんにも……小林くんにも、守られて、ばっかりだった。
今度は、私が…三木ちゃんを守ってあげたい。
智の不安を、拭い去ってあげたい。
……小林くんには、…どうやって返したらいいのか、全く見当もつかないけれど。
そう心の中で呟いて。
「……三木ちゃん。困ったことがあったらすぐ報告してね。私も南里くんと同じ総合職だし、今日付けで主任に昇進したからこそ、南里くんに強く言えることもあるだろうから」
じっと。ブラックのアイライナーに彩られた三木ちゃんの瞳を見つめる。
「……はい。すみません、ご迷惑おかけします、先輩…」
いつもは勝気に輝いている瞳なのに、その瞳が不安で翳ってしまっている。
『ん。やっぱ、笑ってるほうがいーよ、知香は』
脳裏に。片桐さんに揺さぶられて、泣きながら智の家に逃げ込んだ時にかけてくれた智の言葉が、ふっと甦った。
「三木ちゃんに、そんな不安な顔似合わないよ。笑って、三木ちゃん。私、笑ってる三木ちゃんが好きよ」
ぎゅっと、三木ちゃんの手を握って、にこっと笑顔を向ける。
あの時の言葉に、私がどれだけ救われたか。だからこそ、今、三木ちゃんに笑ってほしい。
その勝気な瞳から涙が一筋零れ落ちて。
私たちふたりだけの更衣室に、三木ちゃんの泣き笑いのような声が…響いて。
「……はい…先輩」
ふわり、と。花が綻ぶように、儚く、美しく、三木ちゃんが、笑って。
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