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side ダニエル
最終話
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全てをイヴに打ち明けたあと、私とイヴは領地へ移った。
あの日。
私がイヴに全てを打ち明けて、改めて愛を告白した日。
イヴから話を聞いたメアリーが泣きながら私に詰め寄った。
どうしてもっと早くに話してくれなかったのかと。
結婚前に話していたら、遅くともイヴが別宅に移ると言い出した時に話していたら、こんな事にはならなかったのにと。
そうしてメアリーは、イヴのこれまでの事を全て打ち明けてくれた。
私は膝から崩れ落ちた。
イヴは・・・私の愛しい可愛くてたまらないイヴは・・・
私は最愛の人を殺したのも同然だった。
私が身勝手にも保身に走ってしまったがために。
私の可愛いイヴは、もうこの世に居ない。
イヴの姿をした人形だけが残されてしまった。
私は取り返しの付かない過ちをおかしてしまった。
○○○
そうして私は今、人形となってしまった愛しい人と生きている。
愛しい人の、感情のない冷たい瞳を見るたびに私の心はえぐられる。
これは罰だ。最愛の人を深く傷つけ、その事に気付くことなく最愛の人の心を壊した罰だ。
残りの人生はイヴへの贖罪のために捧げよう。
自分の罪を心に刻みながら。
今日も私は最愛の人の姿をした人形に微笑みかけている。
fin
○○○○○○
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
なんとか最後まで書ききれてホッとしております。
お気に入り登録してくださって、心から嬉しかったです(T_T)
少しでも楽しんでいただけたのなら幸せです。
そして・・・
実は、完全に蛇足な番外編を書いてしまいました。
一旦完結にして、来週の週末に載せる予定です。
エドワード視点のちょっとポップな感じの話です…
結末の雰囲気が変わってしまうので、
この結末の雰囲気を壊したくない方は読まない方が良いと思います。
それでは、またいつか別の物語を書いた時には、読んでいただけると嬉しいです。
読んでくださった皆様、本当にありがとうございました。
あの日。
私がイヴに全てを打ち明けて、改めて愛を告白した日。
イヴから話を聞いたメアリーが泣きながら私に詰め寄った。
どうしてもっと早くに話してくれなかったのかと。
結婚前に話していたら、遅くともイヴが別宅に移ると言い出した時に話していたら、こんな事にはならなかったのにと。
そうしてメアリーは、イヴのこれまでの事を全て打ち明けてくれた。
私は膝から崩れ落ちた。
イヴは・・・私の愛しい可愛くてたまらないイヴは・・・
私は最愛の人を殺したのも同然だった。
私が身勝手にも保身に走ってしまったがために。
私の可愛いイヴは、もうこの世に居ない。
イヴの姿をした人形だけが残されてしまった。
私は取り返しの付かない過ちをおかしてしまった。
○○○
そうして私は今、人形となってしまった愛しい人と生きている。
愛しい人の、感情のない冷たい瞳を見るたびに私の心はえぐられる。
これは罰だ。最愛の人を深く傷つけ、その事に気付くことなく最愛の人の心を壊した罰だ。
残りの人生はイヴへの贖罪のために捧げよう。
自分の罪を心に刻みながら。
今日も私は最愛の人の姿をした人形に微笑みかけている。
fin
○○○○○○
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
なんとか最後まで書ききれてホッとしております。
お気に入り登録してくださって、心から嬉しかったです(T_T)
少しでも楽しんでいただけたのなら幸せです。
そして・・・
実は、完全に蛇足な番外編を書いてしまいました。
一旦完結にして、来週の週末に載せる予定です。
エドワード視点のちょっとポップな感じの話です…
結末の雰囲気が変わってしまうので、
この結末の雰囲気を壊したくない方は読まない方が良いと思います。
それでは、またいつか別の物語を書いた時には、読んでいただけると嬉しいです。
読んでくださった皆様、本当にありがとうございました。
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