星の愛し子は異世界でも最強?

白狗

文字の大きさ
15 / 71
第二章 王国編

第三話

しおりを挟む
第三話 ~レイチェルとご飯と一悶着~

和人「なぜ、君を買ったのか説明しよう。」

レイチェルは和人の言葉を危機逃さないようにするため、和人に顔を向けるが。

キュルルル

レイチェルのお腹がなった。

和人は少し顔を驚かせ、レイチェルは顔を赤くして伏せいていた。

和人「ご飯の後にしようか。」

和人はレイチェルを立たせると、一階の宿の食堂に来た。
この時間帯、食堂は空いている。
レイチェルはまだ、体調が良くないので消化に良い麦粥を、和人も麦粥とサイコロステーキを頼む。
和人は席に座り、レイチェルは床に座ろうとした。

和人「レイチェル。床ではなく席に座って。」

レイチェル「しかし、和人様。奴隷は主人と同席しては。」

和人「レイチェル。これは命令です。『そこの席に座り僕と一緒にご飯を食べなさい。』」

レイチェル「ッ!は、はい!」

レイチェルは床ではなく、和人の向かいの席に座り、暫くすると 麦粥とサイコロステーキが運ばれてくる。
代金を支払い、レイチェルは麦粥を見て涎が垂れそうになっている。

和人「だれも、取らないからゆっくりとお食べ。」

主人に許しを得たレイチェルは麦粥を頬張る。

和人「レイチェル?」

レイチェルは和人に下品な食べ方をして叱られると思い、恐る恐る顔を上げるとフォークでサイコロステーキを刺し、レイチェルに向けていた。

和人「レイチェル。ア~ン」

レイチェルは突然の和人の行動に困惑していると和人は。

和人「レイチェル。遠慮しないで、アーン。」

結局レイチェルは和人が差し出すサイコロステーキを食べた。

和人「レイチェル全然お肉に手を出さないんだもん。もしかしてお肉は嫌い?」

レイチェルは首を振り、否定する。

レイチェル「本来奴隷はご主人様のお残りの残飯を頂けるだけでも幸せな物で、このような食事は初めてで。」

和人「レイチェル?良いかい。僕がレイチェルの主でいる限り、レイチェルは衣食住は保証するから安心して。」

レイチェルはその言葉だけでも泣き出してしまい、和人はレイチェルの側に寄り添い、レイチェルを抱きしめ、頭を撫で続けた。


10分後

レイチェル「ご、ごめんなさい。ご主人様。」

和人「良いさ、今まで頑張って生きてきた証拠だ。」

レイチェルは泣き止み、再び食事を再開する。

しかし、そんな食事を邪魔する存在が入ってきた。


冒険者「おらー!酒寄越せ!酒!」

三人パーティーの冒険者が現れ、ドカドカと入ってきた。
男性が二人で女性が一人。
冒険者達は和人達の存在に気が付くと絡み始めてきた。

冒険者「オイオイ、ガキがこんなとこ来るんじゃねーぞ!しかもそっちの女は奴隷じゃねぁか!」

和人「お言葉ですが彼女は僕の所有物であり、共に食事をするかの決定権は僕にあります。部外者は黙って居なさい。」

冒険者「あぁ、こっちはCランク様だぞ。」

冒険者は料理の乗る机を蹴り飛ばし、レイチェルを殴り付けた。
それを見た和人の中で何かが切れた。

和人「あぁ、こいつは死んでも良いやつか。」

和人はそう呟くと自身にかけた概念思想を呼び起こす。
和人の概念思想は『家族』と『守る』そして『敵は排除』である。
今回発動したのは『守る』と『敵は排除』である。

彼は冒険者の前に立つと冒険者に回し蹴りを食らわせガラスを突き破らせて店の外へ。
そのまま彼も外へ出る。

和人「俺は家族や、大切なものを傷付ける奴は許さない。」

和人は倒れる冒険者の頭を何度も踏みつけ、その顔が地面にめり込んでもなお、踏み続ける。

和人「特別サービスだ。土星『身体能力超向上』」

和人は再び冒険者の男性を踏みつけた。
今度は周りの地面も一緒に陥没する威力で、冒険者は一応息はしているらしいので、冒険者としての人生を奪う事にした和人。
和人は冒険者の両手を掴み少し捻りを加えながら後ろから引っ張り、ゴキリっと両肩の骨を外した。
冒険者は声にならない叫び声を出し、冒険者を上向きにすると膝の間接を踏みつけた粉々に踏み砕いた。
これでこの冒険者は冒険者としての生きる術を失った。

彼の仲間はその後遅れて来て、彼の惨状を見て悲鳴を上げていた。
その間に和人はレイチェルが怪我をしていないか見ていた。
幸い怪我はしていなかった。しかし、殴られた部分は少し腫れていた。
その後冒険者の仲間は抗議にも来たが、和人の「君たちもああなりたい?」の言葉で何も言えなくなった。
更にその後王都の門番の衛兵も来たが、宿屋の店員が事情聴取の結果、相手方が先に手を出したとして双方お咎め無しとして処分された。
後日Cランクの冒険者が抜けた二人組は冒険者ギルドで和人がAランクのゴールド冒険者と知って驚いたらしい。
さらに討伐記録のキング種の八体狩りと先日の事件が元でか現実味をおび、彼の二つ名に『修羅』が追加された。
しおりを挟む
感想 4

あなたにおすすめの小説

侯爵家の愛されない娘でしたが、前世の記憶を思い出したらお父様がバリ好みのイケメン過ぎて毎日が楽しくなりました

下菊みこと
ファンタジー
前世の記憶を思い出したらなにもかも上手くいったお話。 ご都合主義のSS。 お父様、キャラチェンジが激しくないですか。 小説家になろう様でも投稿しています。 突然ですが長編化します!ごめんなさい!ぜひ見てください!

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

ストーカーから逃げ切ったのも束の間、転移後はヤンデレ騎士団に殺されかけている現実!

由汰のらん
ファンタジー
ストーカーから逃げていたある日、ハルは異世界に召喚されてしまう。 しかし神官によれば、どうやらハルは間違って召喚された模様。さらに王子に盾ついてしまったことがきっかけで、ハルは国外追放されてしまう。 さらに連行されている道中、魔族に襲われ、ハルの荷馬車は置き去りに。 そのさなか、黒い閃光を放つ騎士が、ハルに取引を持ちかけてきた。 「貴様の血を差し出せ。さすれば助けてやろう。」 やたら態度のでかい騎士は、なんとダンピールだった! しかしハルの血が特殊だと知った騎士はハルを連れ帰って? いっそ美味しい血と癒しを与えるダンピール騎士団のセラピストを目指します!

クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?

青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。 最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。 普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた? しかも弱いからと森に捨てられた。 いやちょっとまてよ? 皆さん勘違いしてません? これはあいの不思議な日常を書いた物語である。 本編完結しました! 相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです! 1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…

神々の愛し子って何したらいいの?とりあえずのんびり過ごします

夜明シスカ
ファンタジー
アリュールという世界の中にある一国。 アール国で国の端っこの海に面した田舎領地に神々の寵愛を受けし者として生を受けた子。 いわゆる"神々の愛し子"というもの。 神々の寵愛を受けているというからには、大事にしましょうね。 そういうことだ。 そう、大事にしていれば国も繁栄するだけ。 簡単でしょう? えぇ、なんなら周りも巻き込んでみーんな幸せになりませんか?? −−−−−− 新連載始まりました。 私としては初の挑戦になる内容のため、至らぬところもあると思いますが、温めで見守って下さいませ。 会話の「」前に人物の名称入れてみることにしました。 余計読みにくいかなぁ?と思いつつ。 会話がわからない!となるよりは・・ 試みですね。 誤字・脱字・文章修正 随時行います。 短編タグが長編に変更になることがございます。 *タイトルの「神々の寵愛者」→「神々の愛し子」に変更しました。

転生令息は攻略拒否!?~前世の記憶持ってます!~

深郷由希菜
ファンタジー
前世の記憶持ちの令息、ジョーン・マレットスは悩んでいた。 ここの世界は、前世で妹がやっていたR15のゲームで、自分が攻略対象の貴族であることを知っている。 それはまだいいが、攻略されることに抵抗のある『ある理由』があって・・・?! (追記.2018.06.24) 物語を書く上で、特に知識不足なところはネットで調べて書いております。 もし違っていた場合は修正しますので、遠慮なくお伝えください。 (追記2018.07.02) お気に入り400超え、驚きで声が出なくなっています。 どんどん上がる順位に不審者になりそうで怖いです。 (追記2018.07.24) お気に入りが最高634まできましたが、600超えた今も嬉しく思います。 今更ですが1日1エピソードは書きたいと思ってますが、かなりマイペースで進行しています。 ちなみに不審者は通り越しました。 (追記2018.07.26) 完結しました。要らないとタイトルに書いておきながらかなり使っていたので、サブタイトルを要りませんから持ってます、に変更しました。 お気に入りしてくださった方、見てくださった方、ありがとうございました!

夫に捨てられた私は冷酷公爵と再婚しました

香木陽灯
恋愛
 伯爵夫人のマリアーヌは「夜を共に過ごす気にならない」と突然夫に告げられ、わずか五ヶ月で離縁することとなる。  これまで女癖の悪い夫に何度も不倫されても、役立たずと貶されても、文句ひとつ言わず彼を支えてきた。だがその苦労は報われることはなかった。  実家に帰っても父から不当な扱いを受けるマリアーヌ。気分転換に繰り出した街で倒れていた貴族の男性と出会い、彼を助ける。 「離縁したばかり? それは相手の見る目がなかっただけだ。良かったじゃないか。君はもう自由だ」 「自由……」  もう自由なのだとマリアーヌが気づいた矢先、両親と元夫の策略によって再婚を強いられる。相手は婚約者が逃げ出すことで有名な冷酷公爵だった。  ところが冷酷公爵と会ってみると、以前助けた男性だったのだ。  再婚を受け入れたマリアーヌは、公爵と少しずつ仲良くなっていく。  ところが公爵は王命を受け内密に仕事をしているようで……。  一方の元夫は、財政難に陥っていた。 「頼む、助けてくれ! お前は俺に恩があるだろう?」  元夫の悲痛な叫びに、マリアーヌはにっこりと微笑んだ。 「なぜかしら? 貴方を助ける気になりませんの」 ※ふんわり設定です

転生後はゆっくりと

衣更月
ファンタジー
貧しい集落で生まれたリリは、生まれた瞬間から前世の記憶があった。 日本人特有の”配慮”に徹した赤ん坊を演じていたことで、両親から距離を置かれた挙句、村人からも「不気味な子」として敬遠されることに…。 そして、5才の誕生日に遠くの町に捨てられた。 でも、リリは悲観しない。 前世の知識チートは出来ないけど、大人メンタルで堅実に。 目指すは憧れのスローライフが出来るほど、ほどほどの守銭奴としてリリは異世界人として順応していく。 全25話(予定)

処理中です...