星の愛し子は異世界でも最強?

白狗

文字の大きさ
上 下
48 / 71
閑話・続・レイチェル物語

第五話

しおりを挟む
レイチェル物語

第五話 ~アイの治療とその後~

和人様は国王と妃の同意を得ると直ぐにアイさんの治療に取りかかります。

和人「急ぎでやる。レイチェルはサポートと補助魔法で僕を支援して。」
 

レイ「かしこまりました。。」

和人様は無限収納から金の杯に果実水を入れ、詠唱を唱えます。 
和人様は恐らく自身が持つ魔力の四分の一を注ぎ込んでいます。
この都市の生命体全ての魔力を注ぎ込んだとしても、恐らく越えることはないと思います。
指先に集中している魔力はやがて一滴となり、金の杯に落ちました。
金の杯の果実水は色は変わらず、きらめきだしました。
和人様が足から崩れそうになります。

レイ「補助魔法『ボディーブースト』」

私はすかさず補助魔法をかけて和人様を支えます。

和人「ありがとう、レイ。」

和人様は毒を送らせるために星の魔法と直すための禁忌の神話魔法を使っていました。
ここまで疲労しているのはそれが原因だと思われます。

直ぐに報酬を頂いたら帰って寝かせなくては!
今はまだ『ボディーブースト』で立っていられますが恐らく意識を保っているのも苦しいはずです。

和人様と私は白金貨五十枚を貰うと家へとご帰宅となりました。 

家に入ると和人様は足から崩れ倒れてしまいます。

レイ「和人様!」

和人「魔力的には問題は無いが流石に体が持たない。」

和人とレイは星の魔法と神話魔法には一日の使用制限があり、間隔を置いて二回が限界です。
それ以上使うとしばらく寝込まないといけないほどの筋肉痛に襲われます。。  
今回、和人様はしばらく休めばとりあえず安静な状況です。
アイさんのアフターケアは今度ですね。
しおりを挟む

処理中です...