星の愛し子は異世界でも最強?

白狗

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第四章 魔王国潜入

第三話

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第三話 ~和人、炊き出しをする。その後神に会う~

翌日、和人は孤児とシスターと共に朝御飯を食べると、炊き出しの用意をし始めた。
今回作るのは簡単に麦粥と豚汁。
麦粥は子供でも作れるとシスターは言うので麦飯と水、塩を渡してお願いがする。
豚汁は塩味にする。
ジャガの実(ジャガイモ)とニニジの実(ニンジン) の皮剥きはピーラーを子供に渡し、使い方と注意を説明して、お願いする。
シスターにはタマの実(玉葱)の頭とヘタを包丁で切って貰い、半月切りにしてもらう。
和人はその間に子供達が皮を剥いた野菜を一口サイズに切って、タマの実とニニジの実を寸胴に先に入れ、柔らかくなった頃に、ジャガの実と獣の肉(臭み抜きをした丸々一頭分)を入れて、火を通す。
塩で味を薄口に整えると完成。

和人「良し、これで炊き出しの用意は出来た。後は宣伝だけだ。」

子供達とシスターは町の大通りで炊き出しをする事を伝えにいった。
数分もしない内に続々と飢餓に苦しむ人達がやって来た。

和人「はい、どうぞ。」

和人は戻ってきたシスターと共に麦粥と豚汁を振る舞う。
金を払おうとした者も居たが、「全て平等、全て協会が祀る神様の思し召し」と答えた。
飢餓に苦しむ人達は相当苦しかったらしく全員がおかわりを所望した。
もちろん嫌な顔せず全ての人に盛った。
そうすると寄付金と協会に入信する人が増えた。
そうすると、誰の耳にも届く声がした。

???『ありがとう。名も知らぬ人族よ。貴方の行為は多くの命を救いました。これは私からの少しでもの加護です。』

謎の人は和人に加護を与えようとした 者に和人は声をかける。

和人「なら、一つお願いがある。加護は俺ではなくこのシスターに渡してくれ。俺が行動に移せたのはこのシスターが居たからだ。」

???『分かりました。その者、シスター・マロンにも加護を送ります。貴方の祈りはしかと私に届いています。力になれずいつも心苦しい思いをしていました。』

シスターは聖堂の方へ走る。和人はシスターに続く。





聖堂
奥に佇む神の像が光輝いていた。

シスター「あぁ、神よ!この幸運に感謝を!この若者に感謝を!この方はあなた様が向かわせた使徒様だったのですね。」

???『使徒ではありません。ただ、その者は世界を良い方面に変える者。私の使徒では決して収まりきらない人物です。』

シスター「それほどの!」

???『人族の者よ。これからも私の愛した愛し子達をよろしくお願いします。』

和人「神よ!生命を創成した神よ!私の名は星見和人、私は貴方に問いたい。今日は自分の正しい偽善をしただけだ。それでも本当に救えた命はあるのであろうか。一時的に飢餓を脱しただけでまた飢餓の苦しみを与えただけではないのか!」

???『貴方が偽善と思っていることは正しい事だと思います。しかし、正しい事は正確的に定められていません。何故ならそれを決めるのは周囲の者たちです。しかし、救われた命はあります。』

和人「ならば私はこの孤児院にしばらくの食料を提供する。この街だけではない。私が通る町に全て食料を提供する。」

???『ありがとうございます。』

和人「そして、この現状を起こした現魔王を討つ、異論はあるだろうか。」

???『ありません。』

和人「最後に問いたい。現魔王は何がしたい!」

???『彼等の目的は自身が信仰している神、旧支配者の召喚です。その為には『星』を生け贄として使用としています。急いで下さい。まだ猶予はあるとはいえ近い内に彼等は旧支配者を呼び出します。』

和人「了解した。ルミは俺の家族だ。家族に手を出すクソ野郎共は地獄の戒めの鎖で繋ぎ止めよう。それと、貴方の加護はありがたく頂戴する。」

???『申し訳ありません。そろそろ念話が切れます。貴方達の先に幸せの未来があることを願います。』

和人「安心しろ、幸せは来るものではない。掴み取るものだ。そして、俺はそれを手助けするだけだ。本当に幸せを掴めるかはこの国の人達が決めることだ。無責任と思うかい?」

???『いいえ、後は頼みます。貴方も私の愛し子です。』

神の像は光を失い、シスターと和人に光が注がれる。



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NEW

創成神の寵愛

創成神に認められ、愛し子として認定した者に送られる称号。

創成魔法が使えるようになる。


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和人「安心しろ、お前に任された者達は死しても守り抜く。」


  
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