星の愛し子は異世界でも最強?

白狗

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第五章・狂った魔王編

第一話

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第一話 ~遂に到着!魔都!!~

和人「ここが魔都か。酷い有り様だな。」

魔都を山の木から見下ろす和人。
肉眼でも分かる、この都市はもう生きていない。 

和人「アンデット化してやがる。」

老若男女問わず全ての魔都の住人はアンデットとなり、町を徘徊している。

和人「遅かったのか。」

和人は手の平をを上につき出すと詠唱を始める。

和人「『星の空・万象・人と馬の姿を冠するもの。汝は弓、汝は矢。常につがえて射放つ。サジタリウス・アロー。』」

空の一部が暗くなり、星星を繋いで一つの『星座』が描かれる。
『射手座』、常に矢をつがえている姿から名付けられた。
そして射手座が動く、つがえている矢を射放つ。
そうすると無数の矢が魔都へと降り注ぐ。
アンデットと化した住人は全てを射抜き、動くことはなくなった。

和人「次の生では長生きできることを祈っているよ。」

あくまでも和人がやっているのは敵の排除。
しかし、それはアンデットとなってしまった人達に祈りを込めた一撃でもある。

和人「こんな事をするやつは一分一秒生きながらせて置くのは胸くそ悪い。早く殺りに行こう。」

アンデットが居なくなった魔都、城の城門の橋はつり上がり、硬く閉ざされていた。

和人「『重力操作・軽』」

和人の体は周りの重力が軽くなることで飛行を可能にする。
城門を越えようとすると、門より上は結界により行く手を阻まれた。

和人「邪魔、空間魔法『ホール』」

中級空間魔法『ホール』。
物に穴を開ける。

和人「お邪魔しまーす。」

城門の内側は、生きた兵士が槍を持ち、和人に向けている。

兵士「侵入者ー!」

どうやら彼らは和人を手厚く歓迎してくれるようだ。
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