ある日突然難病になった私の話。

03.地獄の5日間

遊びに出かけた次の日、地獄は始まりました。

湿疹の場所が皮膚科の先生に言われた場所以外にも出てきて酷くなる一方だった為、もう一度病院に行き血液検査をしました。

その結果を待つ5日間が今まで生きてきた人生の中で1番の地獄でした。

とにかく体のありとあらゆる関節が痛い！
インフルエンザになった人は分かると思いますが、身体中の関節が痛重い、あの感じです。
あれを最強にした感じが24時間続きました。

何があっても食欲だけは無くならない私が、食べる気力を失いました。
喉が痛すぎて食べたくても食べられない。
まずそれがしんどかった。

そしてもう1つ、寝られない。
この時は熱もあり、喉も痛いという最悪の状況でとにかく体を休めたい！寝たい！と思い、ベットに入るのですがそこからがもう地獄。
ひたすらじっとしていれば関節の痛みは治まってくるので楽になった隙に寝る。
でも人間は寝返りなどで寝ていても無意識に動く。
そうするとその動きでまた関節が痛み出して目が覚める、これの繰り返し。

睡眠も、食事も取れない。
これが地獄かと思いました。いや、地獄でした。

ただ、私はポジティブだけが取り柄というくらいポジティブな人間なのでこの地獄の中でも

最近私病弱すぎるんだけど、病弱ヒロインってモテるよね！？

というアホすぎる事をTwitterで呟くくらいの余裕がありました。
このポジティブさはどこから来てるんだろう、謎です。

関節が痛いので腕もまともに上がらず、小学生の時振りに母に頭を洗って貰いました。
懐かしいねぇと言いながら洗ってくれた母。
迷惑かけてごめんねという気持ちでその時はいっぱいでした。
文句も言わず、嫌な顔1つせず洗ってくれた母。
ありがとう。

そして遂に血液検査の結果が出たと連絡があり、母と2人で病院へ向かうのでした。