8 / 97
第一章 旅立ち編
8.私の願い
しおりを挟む
結局、おかゆはふたりとも根性で完食した。
ディーンは捨てようと提案したが、私が断固として拒否した。日本の両親から「お残しは許しまへんで」方針で育てられた私には、食べずに捨てるなんてもったいないことはできない。
「俺はもう駄目だ……」「あとちょっとじゃない……一緒に頑張ろうよ……!」と、さながら難所に挑む最中の登山隊のように、お互い励まし合いながら頑張った。登山したことないから知らんけど。
口直しに食後のお茶を飲みながら、改まったようにディーンが口を開く。
「さて。それでは、タナカ……」
「あ、ちょっと待って」
即座に話のコシをぽっきり折る。
「私の名前は田中有希子っていって、田中は苗字なの。だから、これから私のことは名前で、『有希子』って呼んでもらって構わない?」
初めてダガルさんに名乗ったのは、言葉がまだ全然通じないころで。田中の方が名前だと勘違いされたのだ。言葉を覚えたころにはもう田中で定着していたので、あえて呼び名を変えたりはしなかった。
それに、私は自分の名前が好きではなかったし。
今どき「子」が付く古風な名前は、クラスの女子で私ひとりだけだった。
小学生のころは男子から「雪女~」とあだ名で馬鹿にされた。漢字が全然違うんですけどね?
それはそれとして。
「タナカ」呼びは、なんというか……ダガルさんのために取っておきたい。「カ」にアクセントを置く呼び方を、彼の声でずっと覚えておきたいのだ。
「そうだったのか。ならば、ユキコォ」
「惜しい。ユ・キ・コ」
「ユキコゥ?」
コでピシャッと止めんかい。
「……ええと。なら、ユキ、でどう?」
折衷案を提案する。
「そうか。それでは、ユキ。お前はこれからどうしたい?」
問いかけられて、言葉に詰まる。どう、と言われても……。
考え考え、口を開く。
「もうこの家にはいられないし……どこかで仕事を探すしかないと思ってる。どんな仕事でも構わないから、容姿だけで差別されない場所で……平和に暮らしたい、かな」
そんな平凡な願いすら、今の私には過ぎた望みなのかもしれないけれど。
「……そうか。ならば、俺と一緒に来るか?」
問われた意味がわからず、ぽかんとする。
「俺は旅の駆除師だ。俺と一緒に旅をして、いろいろな街を見て──お前が住みたいと思う場所を探せばいい」
もちろん危険がないとは言えない、と男は言う。
「黒花の駆除に付き合わせたりはしないが、街道には盗賊が出ることもあるし、害獣と行き合うことだってあるかもしれん。それでも、俺の全力でお前を守ると約束する。今すぐ決めろとは言わんから、よく考えてみて……」
「行く」
男の言葉が終わらないうちに、口から勝手に言葉が飛び出した。自分で自分の言葉に驚きながらも、じわじわ強い決意が生まれてくる。
そうだ。平和で平凡な生活を手に入れたいのなら、自分で探せばいい。
きっと動かなければ、何も始まらない……!
きっぱりと顔を上げ、ディーンとしっかり目線を合わせた。
「私は旅なんてしたことないし、足手まといになるかもしれない。それでも、私にできることを精一杯がんばるって約束する。……だからお願い、私を、一緒に連れて行って!」
決意を伝えると、ディーンはふわりと微笑んだ。
「……わかった。それでは、これからよろしくな。ユキ」
◇
翌日、トール街支部にて。
話を聞き終えると、ヴァンダール少佐は深々とため息をついた。
「わたしは賛成できない」
大体、と声を荒げて私の隣に座る男をギロリと睨む。
「その男は信用できるのか? 駆除師というのは報酬のためなら己の命すら顧みない、危険な連中なんだぞ。君のような世間知らずの娘など、どうとでも扱えるだろう」
私は軽く目を見開く。私のような厄介者を引き止めてくれるとは思わなかったのだ。
ダガルさんが言っていた通り、優しい人なのだろう。……気さくかどうかはともかくとして。
「……心配してくださってありがとうございます。でも、もう決めたんです。私はダガルさんに甘えるばっかりで、今まで何の行動も起こそうとしませんでした」
街の人々の視線が怖いから出歩かない。
噂されるのが嫌だから交流を持たない。
今になってやっと、過去の自分が恥ずかしくなってきた。っていうかこれって完全にニートじゃない? 仕事は家事手伝いみたいなものだったし。
「だから、これから変わりたいんです」
揺るぎない決意が伝わるように、視線を逸らさず少佐さんをじっと見つめる。顔が怖いけど。めっちゃ怖いけど。
「……ユキ。今のは、俺のことを信頼できる男だと、少佐殿に主張すべき場面じゃなかったか?」
横からディーンが不満そうに言う。
あ、危険な男呼ばわりされて怒ってる。
「ええと、ディーンのことはよく知らないので、信頼できる人かと聞かれると、正直よくわかんないんですけど……」
「おい」
突っ込みは華麗にスルー。
「でも、ダガルさんとの……赤の他人との約束を律儀に守って、わざわざ私の様子を見に来てくれました。元気付けてくれたし、ごはんを作ってくれました……とんでもない味だったけど。……優しい人、だと、思います……」
最後の言葉は口に出して言ってみると恥ずかしくて、尻すぼみになってしまった。顔が赤くなってるのが自分でもわかる。
「ん? 今なんて言った? 全然聞こえなかったぞ」
わざとらしく惚ける男の足を思いきり蹴飛ばした。
「いっ……! だから、どうしてお前はそんなに手が早いんだ!」
「今のは手じゃなくて足よ!」
目の前で口論を始める私たちを、あきれたように少佐さんが見やった。
アホですみません……。
ディーンは捨てようと提案したが、私が断固として拒否した。日本の両親から「お残しは許しまへんで」方針で育てられた私には、食べずに捨てるなんてもったいないことはできない。
「俺はもう駄目だ……」「あとちょっとじゃない……一緒に頑張ろうよ……!」と、さながら難所に挑む最中の登山隊のように、お互い励まし合いながら頑張った。登山したことないから知らんけど。
口直しに食後のお茶を飲みながら、改まったようにディーンが口を開く。
「さて。それでは、タナカ……」
「あ、ちょっと待って」
即座に話のコシをぽっきり折る。
「私の名前は田中有希子っていって、田中は苗字なの。だから、これから私のことは名前で、『有希子』って呼んでもらって構わない?」
初めてダガルさんに名乗ったのは、言葉がまだ全然通じないころで。田中の方が名前だと勘違いされたのだ。言葉を覚えたころにはもう田中で定着していたので、あえて呼び名を変えたりはしなかった。
それに、私は自分の名前が好きではなかったし。
今どき「子」が付く古風な名前は、クラスの女子で私ひとりだけだった。
小学生のころは男子から「雪女~」とあだ名で馬鹿にされた。漢字が全然違うんですけどね?
それはそれとして。
「タナカ」呼びは、なんというか……ダガルさんのために取っておきたい。「カ」にアクセントを置く呼び方を、彼の声でずっと覚えておきたいのだ。
「そうだったのか。ならば、ユキコォ」
「惜しい。ユ・キ・コ」
「ユキコゥ?」
コでピシャッと止めんかい。
「……ええと。なら、ユキ、でどう?」
折衷案を提案する。
「そうか。それでは、ユキ。お前はこれからどうしたい?」
問いかけられて、言葉に詰まる。どう、と言われても……。
考え考え、口を開く。
「もうこの家にはいられないし……どこかで仕事を探すしかないと思ってる。どんな仕事でも構わないから、容姿だけで差別されない場所で……平和に暮らしたい、かな」
そんな平凡な願いすら、今の私には過ぎた望みなのかもしれないけれど。
「……そうか。ならば、俺と一緒に来るか?」
問われた意味がわからず、ぽかんとする。
「俺は旅の駆除師だ。俺と一緒に旅をして、いろいろな街を見て──お前が住みたいと思う場所を探せばいい」
もちろん危険がないとは言えない、と男は言う。
「黒花の駆除に付き合わせたりはしないが、街道には盗賊が出ることもあるし、害獣と行き合うことだってあるかもしれん。それでも、俺の全力でお前を守ると約束する。今すぐ決めろとは言わんから、よく考えてみて……」
「行く」
男の言葉が終わらないうちに、口から勝手に言葉が飛び出した。自分で自分の言葉に驚きながらも、じわじわ強い決意が生まれてくる。
そうだ。平和で平凡な生活を手に入れたいのなら、自分で探せばいい。
きっと動かなければ、何も始まらない……!
きっぱりと顔を上げ、ディーンとしっかり目線を合わせた。
「私は旅なんてしたことないし、足手まといになるかもしれない。それでも、私にできることを精一杯がんばるって約束する。……だからお願い、私を、一緒に連れて行って!」
決意を伝えると、ディーンはふわりと微笑んだ。
「……わかった。それでは、これからよろしくな。ユキ」
◇
翌日、トール街支部にて。
話を聞き終えると、ヴァンダール少佐は深々とため息をついた。
「わたしは賛成できない」
大体、と声を荒げて私の隣に座る男をギロリと睨む。
「その男は信用できるのか? 駆除師というのは報酬のためなら己の命すら顧みない、危険な連中なんだぞ。君のような世間知らずの娘など、どうとでも扱えるだろう」
私は軽く目を見開く。私のような厄介者を引き止めてくれるとは思わなかったのだ。
ダガルさんが言っていた通り、優しい人なのだろう。……気さくかどうかはともかくとして。
「……心配してくださってありがとうございます。でも、もう決めたんです。私はダガルさんに甘えるばっかりで、今まで何の行動も起こそうとしませんでした」
街の人々の視線が怖いから出歩かない。
噂されるのが嫌だから交流を持たない。
今になってやっと、過去の自分が恥ずかしくなってきた。っていうかこれって完全にニートじゃない? 仕事は家事手伝いみたいなものだったし。
「だから、これから変わりたいんです」
揺るぎない決意が伝わるように、視線を逸らさず少佐さんをじっと見つめる。顔が怖いけど。めっちゃ怖いけど。
「……ユキ。今のは、俺のことを信頼できる男だと、少佐殿に主張すべき場面じゃなかったか?」
横からディーンが不満そうに言う。
あ、危険な男呼ばわりされて怒ってる。
「ええと、ディーンのことはよく知らないので、信頼できる人かと聞かれると、正直よくわかんないんですけど……」
「おい」
突っ込みは華麗にスルー。
「でも、ダガルさんとの……赤の他人との約束を律儀に守って、わざわざ私の様子を見に来てくれました。元気付けてくれたし、ごはんを作ってくれました……とんでもない味だったけど。……優しい人、だと、思います……」
最後の言葉は口に出して言ってみると恥ずかしくて、尻すぼみになってしまった。顔が赤くなってるのが自分でもわかる。
「ん? 今なんて言った? 全然聞こえなかったぞ」
わざとらしく惚ける男の足を思いきり蹴飛ばした。
「いっ……! だから、どうしてお前はそんなに手が早いんだ!」
「今のは手じゃなくて足よ!」
目の前で口論を始める私たちを、あきれたように少佐さんが見やった。
アホですみません……。
51
あなたにおすすめの小説
【完結】男爵令嬢は冒険者生活を満喫する
影清
ファンタジー
英雄の両親を持つ男爵令嬢のサラは、十歳の頃から冒険者として活動している。優秀な両親、優秀な兄に恥じない娘であろうと努力するサラの前に、たくさんのメイドや護衛に囲まれた侯爵令嬢が現れた。「卒業イベントまでに、立派な冒険者になっておきたいの」。一人でも生きていけるようにだとか、追放なんてごめんだわなど、意味の分からぬことを言う令嬢と関わりたくないサラだが、同じ学園に入学することになって――。
※残酷な描写は予告なく出てきます。
※小説家になろう、アルファポリス、カクヨムに掲載中です。
※106話完結。
ギルド受付嬢は今日も見送る~平凡な私がのんびりと暮らす街にやってきた、少し不思議な魔術師との日常~
弥生紗和
ファンタジー
【完結】私はギルド受付嬢のエルナ。魔物を倒す「討伐者」に依頼を紹介し、彼らを見送る毎日だ。最近ギルドにやってきたアレイスさんという魔術師は、綺麗な顔をした素敵な男性でとても優しい。平凡で代わり映えのしない毎日が、彼のおかげでとても楽しい。でもアレイスさんには何か秘密がありそうだ。
一方のアレイスは、真っすぐで優しいエルナに次第に重い感情を抱き始める――
恋愛はゆっくりと進展しつつ、アレイスの激重愛がチラチラと。大きな事件やバトルは起こりません。こんな街で暮らしたい、と思えるような素敵な街「ミルデン」の日常と、小さな事件を描きます。
大人女性向けの異世界スローライフをお楽しみください。
西洋風異世界ですが、実際のヨーロッパとは異なります。魔法が当たり前にある世界です。食べ物とかファッションとか、かなり自由に書いてます。あくまで「こんな世界があったらいいな」ということで、ご容赦ください。
※サブタイトルで「魔術師アレイス~」となっているエピソードは、アレイス側から見たお話となります。
この作品は小説家になろう、カクヨムでも公開しています。
【完結】追放された生活錬金術師は好きなようにブランド運営します!
加藤伊織
ファンタジー
(全151話予定)世界からは魔法が消えていっており、錬金術師も賢者の石や金を作ることは不可能になっている。そんな中で、生活に必要な細々とした物を作る生活錬金術は「小さな錬金術」と呼ばれていた。
カモミールは師であるロクサーヌから勧められて「小さな錬金術」の道を歩み、ロクサーヌと共に化粧品のブランドを立ち上げて成功していた。しかし、ロクサーヌの突然の死により、その息子で兄弟子であるガストンから住み込んで働いていた家を追い出される。
落ち込みはしたが幼馴染みのヴァージルや友人のタマラに励まされ、独立して工房を持つことにしたカモミールだったが、師と共に運営してきたブランドは名義がガストンに引き継がれており、全て一から出直しという状況に。
そんな中、格安で見つけた恐ろしく古い工房を買い取ることができ、カモミールはその工房で新たなスタートを切ることにした。
器具付き・格安・ただし狭くてボロい……そんな訳あり物件だったが、更におまけが付いていた。据えられた錬金釜が1000年の時を経て精霊となり、人の姿を取ってカモミールの前に現れたのだ。
失われた栄光の過去を懐かしみ、賢者の石やホムンクルスの作成に挑ませようとする錬金釜の精霊・テオ。それに対して全く興味が無い日常指向のカモミール。
過保護な幼馴染みも隣に引っ越してきて、予想外に騒がしい日常が彼女を待っていた。
これは、ポーションも作れないし冒険もしない、ささやかな錬金術師の物語である。
彼女は化粧品や石けんを作り、「ささやかな小市民」でいたつもりなのだが、品質の良い化粧品を作る彼女を周囲が放っておく訳はなく――。
毎日15:10に1話ずつ更新です。
この作品は小説家になろう様・カクヨム様・ノベルアッププラス様にも掲載しています。
失われた力を身に宿す元聖女は、それでも気楽に過ごしたい~いえ、Sランク冒険者とかは結構です!~
紅月シン
ファンタジー
聖女として異世界に召喚された狭霧聖菜は、聖女としての勤めを果たし終え、満ち足りた中でその生涯を終えようとしていた。
いや嘘だ。
本当は不満でいっぱいだった。
食事と入浴と睡眠を除いた全ての時間で人を癒し続けなくちゃならないとかどんなブラックだと思っていた。
だがそんな不満を漏らすことなく死に至り、そのことを神が不憫にでも思ったのか、聖菜は辺境伯家の末娘セーナとして二度目の人生を送ることになった。
しかし次こそは気楽に生きたいと願ったはずなのに、ある日セーナは前世の記憶と共にその身には聖女としての癒しの力が流れていることを知ってしまう。
そしてその時点で、セーナの人生は決定付けられた。
二度とあんな目はご免だと、気楽に生きるため、家を出て冒険者になることを決意したのだ。
だが彼女は知らなかった。
三百年の時が過ぎた現代では、既に癒しの力というものは失われてしまっていたということを。
知らぬままに力をばら撒く少女は、その願いとは裏腹に、様々な騒動を引き起こし、解決していくことになるのであった。
※完結しました。
※小説家になろう様にも投稿しています
お兄様、冷血貴公子じゃなかったんですか?~7歳から始める第二の聖女人生~
みつまめ つぼみ
ファンタジー
17歳で偽りの聖女として処刑された記憶を持つ7歳の女の子が、今度こそ世界を救うためにエルメーテ公爵家に引き取られて人生をやり直します。
記憶では冷血貴公子と呼ばれていた公爵令息は、義妹である主人公一筋。
そんな義兄に戸惑いながらも甘える日々。
「お兄様? シスコンもほどほどにしてくださいね?」
恋愛ポンコツと冷血貴公子の、コミカルでシリアスな救世物語開幕!
目が覚めたら異世界でした!~病弱だけど、心優しい人達に出会えました。なので現代の知識で恩返ししながら元気に頑張って生きていきます!〜
楠ノ木雫
恋愛
病院に入院中だった私、奥村菖は知らず知らずに異世界へ続く穴に落っこちていたらしく、目が覚めたら知らない屋敷のベッドにいた。倒れていた菖を保護してくれたのはこの国の公爵家。彼女達からは、地球には帰れないと言われてしまった。
病気を患っている私はこのままでは死んでしまうのではないだろうかと悟ってしまったその時、いきなり目の前に〝妖精〟が現れた。その妖精達が持っていたものは幻の薬草と呼ばれるもので、自分の病気が治る事が発覚。治療を始めてどんどん元気になった。
元気になり、この国の公爵家にも歓迎されて。だから、恩返しの為に現代の知識をフル活用して頑張って元気に生きたいと思います!
でも、あれ? この世界には私の知る食材はないはずなのに、どうして食事にこの四角くて白い〝コレ〟が出てきたの……!?
※他の投稿サイトにも掲載しています。
【完結】捨てられた双子のセカンドライフ
mazecco
ファンタジー
【第14回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞作】
王家の血を引きながらも、不吉の象徴とされる双子に生まれてしまったアーサーとモニカ。
父王から疎まれ、幼くして森に捨てられた二人だったが、身体能力が高いアーサーと魔法に適性のあるモニカは、力を合わせて厳しい環境を生き延びる。
やがて成長した二人は森を出て街で生活することを決意。
これはしあわせな第二の人生を送りたいと夢見た双子の物語。
冒険あり商売あり。
さまざまなことに挑戦しながら双子が日常生活?を楽しみます。
(話の流れは基本まったりしてますが、内容がハードな時もあります)
本の知識で、らくらく異世界生活? 〜チート過ぎて、逆にヤバい……けど、とっても役に立つ!〜
あーもんど
ファンタジー
異世界でも、本を読みたい!
ミレイのそんな願いにより、生まれた“あらゆる文書を閲覧出来るタブレット”
ミレイとしては、『小説や漫画が読めればいい』くらいの感覚だったが、思ったよりチートみたいで?
異世界で知り合った仲間達の窮地を救うキッカケになったり、敵の情報が筒抜けになったりと大変優秀。
チートすぎるがゆえの弊害も多少あるものの、それを鑑みても一家に一台はほしい性能だ。
「────さてと、今日は何を読もうかな」
これはマイペースな主人公ミレイが、タブレット片手に異世界の暮らしを謳歌するお話。
◆小説家になろう様でも、公開中◆
◆恋愛要素は、ありません◆
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる