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第一話
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「イケメン陵辱お兄さんが、そのへんの雑魚どもに負けるわけないでしょ?」
「いや、それにしても……っ」
「――じゃあこうしよう。この勝負は僕が勝ったら、君は僕と付き合うんだ。それでいいね?」
「えぇ!?」
「なんだよ、嫌なのか? だったら君が負けたら僕の言うことをなんでも一つ聞くってことでどうだ? もちろん、性的な意味でも構わないよ?」
「うぅ……」
くそぉ、こいつ、絶対わざと言ってる……。
でもこんなアナーキー男なんかと付き合いたくないし……。
「……わかりました、受けて立ちます!」
僕は仕方なく、彼の提案を呑むことにした。
***
それから数分後。
僕たちは、人気のない体育館裏へとやってきた。
「さぁて、それじゃ始めようか♪」
そう言って、先輩がゆっくりと僕との距離を詰めてくる。
「いやだ!?ち、近づかないでください! ていうか、なんですかこれ? なんで僕がこんな格好させられてるんですか!?」
今の僕の服装は、上は白シャツ一枚という格好である。そして下にはなぜかスカートを履いていた。
「決まってるじゃないか。これから君の恥ずかしいところを隅々までチェックしてあげるからだよ。ほら、早く脱いでごらん?」
「じ、自分でやりますから大丈夫です!!」
「遠慮しないでいいからいいから」
→続く
「いや、それにしても……っ」
「――じゃあこうしよう。この勝負は僕が勝ったら、君は僕と付き合うんだ。それでいいね?」
「えぇ!?」
「なんだよ、嫌なのか? だったら君が負けたら僕の言うことをなんでも一つ聞くってことでどうだ? もちろん、性的な意味でも構わないよ?」
「うぅ……」
くそぉ、こいつ、絶対わざと言ってる……。
でもこんなアナーキー男なんかと付き合いたくないし……。
「……わかりました、受けて立ちます!」
僕は仕方なく、彼の提案を呑むことにした。
***
それから数分後。
僕たちは、人気のない体育館裏へとやってきた。
「さぁて、それじゃ始めようか♪」
そう言って、先輩がゆっくりと僕との距離を詰めてくる。
「いやだ!?ち、近づかないでください! ていうか、なんですかこれ? なんで僕がこんな格好させられてるんですか!?」
今の僕の服装は、上は白シャツ一枚という格好である。そして下にはなぜかスカートを履いていた。
「決まってるじゃないか。これから君の恥ずかしいところを隅々までチェックしてあげるからだよ。ほら、早く脱いでごらん?」
「じ、自分でやりますから大丈夫です!!」
「遠慮しないでいいからいいから」
→続く
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