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11.哀れな男
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「あ、」
拡げようと努力しているが、濡れてはいても酷く狭い。
理央の項に口付け、指を増やす。
それでも指二本なら、比較的楽に挿入出来るようにはなった。
声無く喘ぐ薄い唇は愛らしく、自分の指を噛ませる。
「舐めて」
「…っ、ッン、ぅ、」
薄い舌を俺の指に絡ませ、必死で舐める様子は思いのほか視覚的に煽られた。
「力、抜いててくださいね」
囁いて耳に舌を挿れ、更に指を増やす。
「ッン、ン、」
挿入の瞬間、理央は俺の指を噛んだが、直ぐに離した。
謝罪するように絡んでくる舌の感触は心地好かったが、指を抜いて理央の唇を解放する。
「…挿入りましたよ。息をして」
「…っ、っぁ、は、」
指を動かせる余裕はなかったが、それでも何とか挿入はできた。
「痛くないですか」
「…っもう、挿入る、…?」
そんなことを言う理央に思わず笑う。
美しい夜色の髪に口付けた。
「まだとても無理です。時間がかかると言ったでしょう」
キツく締め付けてくる穴の入り口を、指の腹で撫でる。
「…っ、」
「ここがもっと拡がって、今挿入っている指を動かせるようになって、もう一本余裕で飲み込めるようになって柔らかくなったら、…そうですね、挿入るかもしれません」
「…長い…、」
理央の身体を横にして不満気に呟いた唇を塞いだ。
「男にメス扱いされるのは嫌なのでは、…?」
「あ、っぁ、」
少し指を動かして中を拡げる。
もうメスでしかないが、と、内心で呟いた。
「…俺は理央に触れることができて嬉しいですが」
指を締め付けてくる粘膜の感触に興奮が背をかけのぼるのが自分でもわかる。
指で中の柔らかさを確かめた。
優性を求め、優性を生むオメガ。
屹立したまま震えている理央の乳首をキツめに指で挟んで押し潰す。
キシ、と理央の手首をまとめているベルトの革が軋んだ。
「っや、あ、」
透明な体液を吐き出した器官にはもう精液は残っていないらしい。
「理央」
抱き寄せて細い身体を自分の身体で覆う。
「…、ん」
絶頂の余韻に身を震わせた理央の薄い唇を自分のそれで食んだ。
舌を差し込めば理央は素直に口を開く。
舌を絡ませて理央の身体を抱き締めた。
俺はもう、神木に知られようがどうでもよかった。
「好きです、理央」
「…痛くていいから、」
「痛いくらいではすみませんよ」
「…したい、…やまと、」
「ねだってくださるのは、とても嬉しいのですが」
咎めるように赤く膨れた乳首をつねる。
「っあ、」
「楽しみは後にとっておくものですよ、理央」
本当は吉良に抱かれたいのだろう。
美しい黒髪を撫で、手首のベルトを外し、全身に口付けていると、理央はいつの間にか眠っていた。
首の下にチョーカーを通してロックして、指輪を理央の人差し指に通してから寝る。
一昨日、昨日とそれを繰り返したが、目を覚ますと指輪はいつも俺の薬指にあった。
苦笑しつつ今日は自分の薬指に指輪を戻す。
それから自分の身体で隠すように、理央を抱いて眠った。
拡げようと努力しているが、濡れてはいても酷く狭い。
理央の項に口付け、指を増やす。
それでも指二本なら、比較的楽に挿入出来るようにはなった。
声無く喘ぐ薄い唇は愛らしく、自分の指を噛ませる。
「舐めて」
「…っ、ッン、ぅ、」
薄い舌を俺の指に絡ませ、必死で舐める様子は思いのほか視覚的に煽られた。
「力、抜いててくださいね」
囁いて耳に舌を挿れ、更に指を増やす。
「ッン、ン、」
挿入の瞬間、理央は俺の指を噛んだが、直ぐに離した。
謝罪するように絡んでくる舌の感触は心地好かったが、指を抜いて理央の唇を解放する。
「…挿入りましたよ。息をして」
「…っ、っぁ、は、」
指を動かせる余裕はなかったが、それでも何とか挿入はできた。
「痛くないですか」
「…っもう、挿入る、…?」
そんなことを言う理央に思わず笑う。
美しい夜色の髪に口付けた。
「まだとても無理です。時間がかかると言ったでしょう」
キツく締め付けてくる穴の入り口を、指の腹で撫でる。
「…っ、」
「ここがもっと拡がって、今挿入っている指を動かせるようになって、もう一本余裕で飲み込めるようになって柔らかくなったら、…そうですね、挿入るかもしれません」
「…長い…、」
理央の身体を横にして不満気に呟いた唇を塞いだ。
「男にメス扱いされるのは嫌なのでは、…?」
「あ、っぁ、」
少し指を動かして中を拡げる。
もうメスでしかないが、と、内心で呟いた。
「…俺は理央に触れることができて嬉しいですが」
指を締め付けてくる粘膜の感触に興奮が背をかけのぼるのが自分でもわかる。
指で中の柔らかさを確かめた。
優性を求め、優性を生むオメガ。
屹立したまま震えている理央の乳首をキツめに指で挟んで押し潰す。
キシ、と理央の手首をまとめているベルトの革が軋んだ。
「っや、あ、」
透明な体液を吐き出した器官にはもう精液は残っていないらしい。
「理央」
抱き寄せて細い身体を自分の身体で覆う。
「…、ん」
絶頂の余韻に身を震わせた理央の薄い唇を自分のそれで食んだ。
舌を差し込めば理央は素直に口を開く。
舌を絡ませて理央の身体を抱き締めた。
俺はもう、神木に知られようがどうでもよかった。
「好きです、理央」
「…痛くていいから、」
「痛いくらいではすみませんよ」
「…したい、…やまと、」
「ねだってくださるのは、とても嬉しいのですが」
咎めるように赤く膨れた乳首をつねる。
「っあ、」
「楽しみは後にとっておくものですよ、理央」
本当は吉良に抱かれたいのだろう。
美しい黒髪を撫で、手首のベルトを外し、全身に口付けていると、理央はいつの間にか眠っていた。
首の下にチョーカーを通してロックして、指輪を理央の人差し指に通してから寝る。
一昨日、昨日とそれを繰り返したが、目を覚ますと指輪はいつも俺の薬指にあった。
苦笑しつつ今日は自分の薬指に指輪を戻す。
それから自分の身体で隠すように、理央を抱いて眠った。
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