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水の惑星『カメーネ』
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ラオスの死は宮殿に集まった兵士たちに動揺を与えた。地面の上に突っ伏して嗚咽する者、怒りの感情で武器を握りしめる者、それぞれ違う反応を見せた。
一番の懸念するのは周りを取り囲む兵士たちが国王ラオスの敵討ちに動くことだ。いかに武器の差があれども数の差を覆すのは難しい。
ましてや兵士たちの中には再起不能の状態にあるとはいえ未だにロベールのカプセルを持つリディの姿があったのだ。
国王が倒されてもその後を継ぐ存在があれば団結心が失われることはない。彼女がロベールのカプセルを使って例のパワードスーツを身に付けようとするのを阻止しようとビームポインターを向けた時のことだ。
「待ってくれ、我々は降伏する」
と、セラトクスが兵士たちを代表して手を挙げた。彼は心痛に満ち溢れんばかりの顔を浮かべながら両手を上げて降伏の意思を見せた。
カエデはセラトクスの降伏宣言が信じられなかったのか、しばらくの間ビームポインターを突き付けたまま動かなかったが、セラトクスが弱々しく瞬きする仕草や部下たちに強い口調で武装解除の命令を下したことでカエデはセラトクスを一旦は信用することに決めた。
相変わらずビームポインターを突き付けたままセラトクスの前へと向かい、彼の目と鼻の先に押し付けカクテルグラスを冷やす氷よりも冷たく低い声で言った。
「では、他の兵士たちにも武装を解除するようにあなたの声で呼びかけてください。そうしなければ我々はここにいる兵士をこれで皆殺しにしますよ」
カエデが発した心の底から冷えを感じるような声を聞いてセラトクスは背筋を凍らせた。もしここで要求を飲まなければ何をされるか分かったものではない。
だが、部下たちの身を守るためには仕方がない。彼は後世の歴史家たちから『売国奴』と罵られることを覚悟の上で降伏を受け入れて条件を呑んだのだった。
その後の交渉はセラトクスや周りの兵士たちが口を挟まなかったこともあり、火を焼く枯葉のようにスムーズに進んでいった。まず戦闘不能状況に陥っているリディを拘束し、地下牢へと護送した。
厄介な相手を拘束し、他の兵士たちにもラオスの死を証明するため国王以外が被ることができない王冠を他の兵士たちに見せることで国王の死を実感させたのだった。
午後にはようやく全ての兵士たちが武装を解除して新たな支配体制を受け入れるまでにはなった。
この時、当面の行政や支配を担うことになったのは降伏を受け入れた親衛隊の隊長セラトクスであった。
セラトクスは玉座の上に座ることを余儀なくされ、その横でカエデが見張る中で臨時体制を開くことになったのだった。
ジョウジは臨時体制の成立を見届けると、カエデの護衛役として麗俐を残し、他の面々と共にヘリコプターに乗っていった。
王女シーレの返還とクレスタリア王国にこのことを伝えることが目的だった。
ようやく目的が発せられたということもあって寝覚めの良い朝のように心地が良いのかと思われたが、現実はその反対だった。
はからずともこの星の政治体制を大きく変えてしまうことになった後悔に苛まれたことによってヘリコプターの中で重苦しい表情を浮かべる大人たちとは対照的に悠介と麗俐は楽しげな会話を繰り広げていた。
無論言葉を理解していないのでジョウジの通訳を挟んでの会話である。
「へぇ~そのバスケットボールってスポーツ面白そうだね」
「面白いに決まってるよ。オレが中学、高校と夢中になったスポーツなんだから」
悠介は幼児のように目を輝かせながら興奮気味に語っていった。悠介は嬉々とした表情を浮かべながらバスケットボールにおいて重要な点や道具の名称、使い方などを事細かに説明していく。
元々彼女自身、部屋に篭って読書にうつつを抜かすというタイプというよりも外に出て馬車を動かすことが好きなシーレであったからこそバスケットボールの話題に惹かれたのだろう。
悠介も続きを迫る彼女を前にして自身のバスケットボールについての経験をますます語りたくなった。
こうして盛り上がる子どもたちと事態の深刻さを受け止めて暗い顔を浮かべる大人たちとの構図がヘリコプターの小さな空間の中に現れることになった。
側から見れば面白い光景であるに違いなかったが、大人たちからすれば冗談を言うなと言いたくなるような配置であったことは言うまでもない。
ジョウジたちはクレタリア王国の宮殿に到着するのと同時に国王への謁見を要求し、コルテカ王国の一件をつつみ隠すことなく語り、その証明のため彼をコルテカ王国へと運んでいったのだった。
そして一日をかけてコルテカ王国へと戻ったジョウジたちを出迎えとして待ち構えていたのは綺麗用の甲冑に身を包んだ兵士たちと神妙な顔を浮かべるセラトクスであった。
ヘリコプターから地上へ辿り着くなり、自身を前にひれ伏すセラトクスを見下ろしながら言った。
「大義である」
深い意味もないただの労いの言葉にしか過ぎなかったはずだ。しかしセラトクスは震え上がり、頭をより深く地面の上に擦り付けたのだった。
クレタリア王国という巨大王国を担う国王の権威が、そしてこれからコルテカ王国を支配するという意気込みがその一言に含まれているような気がしたからだ。
その後国王アリソスはカエデの導きによって玉座の間へと通され、後には麗俐だけが残されることになった。
その姿を見た修也は頭の上に疑問符を浮かべたのだろう。眉に唾をつけたような顔を浮かべながら問い掛けた。
「麗俐、お前はカエデさんの護衛だろ? 一緒にいかなくていいのか?」
「それがねぇ、カエデさんがお父さんたちをいいところに案内してあげてくれって言われてね。今日の私は案内役だよー」
「いいところ?」
予想外の言葉に修也が首を傾げる。
「うん、こっちこっち」
自分たちを手招く麗俐の顔は悪い顔をしていた。江戸時代の商人が御禁制の品をこっそりと客に差し出す時の顔と同じであったといってもいい。麗俐が手招いた先はコルテカ王国宮殿の中庭に設置された大きな庭だった。
その中央にはコルテカ王国の人々が信じる女神が象られた噴水が置かれていた。
一見すればなんの変哲もない噴水である。しかし麗俐が噴水の中央に手を置いた時だ。噴水の正面がパカっと大きな音を立てて包丁で切った豆腐のように真っ二つに割れていった。
噴水の真ん中には地下へと降りる階段が見受けられた。
麗俐の案内によって一同は噴水の下へと向かっていく。
「ここにヴィシー財閥が隠し持っていた財宝があるんだよ」
麗俐は宇宙船の船内をカエデが認証装置をハッキングしたことによって開けるようになったと説明していった。
横に広い宇宙船は歩いても歩いても端が見えないほどだった。麗俐の話によれば宇宙船の中には畑や果樹園まで整備されているそうだ。いたせり尽せりとはまさしくこのことである。
修也たちが宇宙船の規模に感心していると、ようやく突き当たりへと辿り着いた。突き当たりの中央に聳え立つように設置されている大きく黒いタッチキーの付いた扉の前に辿り着いた。
苦戦を予想していた修也の意図とは対照的にあっさりと頑丈な扉の鍵は開いていった。扉が開くと、そこには圧縮された多くの荷物がダンボール箱の中に置かれていた。
部屋の中央には窪みがあり、その中には一つの巨大な黒い昔ながらの金庫が置かれていた。
そこに手を突っ込んだかと思うと、電子金庫を引っ張り出していった。その金庫の中からは金貨や宝石がザクザクと出てきた。この時の修也の心境はといえば鬼退治を終えた後に宝物をせしめた桃太郎の心境だった。
「……驚いた。まさか、あいつらがこんなに宝石や黄金の類を接収していたとは……」
「どうする? ジョウジさん?」
事態が事態であるためか、麗俐は先ほどまでの悪戯めいた微笑を引っ込め、真剣な顔で問いかけた。
「……一度社長の方に繋いでみます。その上で協議して財宝の行方を決めてみようと思います」
ジョウジはいつになく真剣な顔で言った。
宇宙船に戻った上での協議の末、黄金や宝石に関してはコルテカ王国の宝物庫に送り返される予定となった。
しかしその宝物庫の所有権はクレスタリア王国の国王アリソスの物となっている。
現在コルテカ王国は国王ラオスに子孫が存在しなかったことからその王位はクレスタリア王国の国王が兼任するものとなった。政治体制としては国王の名代として新たに総督に任じられたセラトクスが行うものとなった。
直接の統治ではないものの、親の代から喉から手が出るほど欲したコルテカ王国が手に入ったこともあってクレタリア王国の国王アリソスの喜びは大層なものだった。
ヘリコプターでコルテカ王国の宮殿に辿り着いたアリソスは満面の笑みを浮かべた後で修也たち全員に抱擁を求めたほどだ。例外は年頃の娘である麗俐と同い年であるアンドロイドのカエデの両名である。
そのためねぎらいの言葉を掛けるだけとなったのだが、その時のアリソスの顔はまた不満そうな表情であったのが忘れられない。
ともかく、これで公益に関しては筒がなく進めることができる。やれやれとジョウジはベッドの上で大きな溜息を吐いた。
体重が掛かったのか、ジョウジが腰を掛けたベッドがミシッと音を立てた。
余程重かったのだろうか。ジョウジは思わず苦笑した。
一番の懸念するのは周りを取り囲む兵士たちが国王ラオスの敵討ちに動くことだ。いかに武器の差があれども数の差を覆すのは難しい。
ましてや兵士たちの中には再起不能の状態にあるとはいえ未だにロベールのカプセルを持つリディの姿があったのだ。
国王が倒されてもその後を継ぐ存在があれば団結心が失われることはない。彼女がロベールのカプセルを使って例のパワードスーツを身に付けようとするのを阻止しようとビームポインターを向けた時のことだ。
「待ってくれ、我々は降伏する」
と、セラトクスが兵士たちを代表して手を挙げた。彼は心痛に満ち溢れんばかりの顔を浮かべながら両手を上げて降伏の意思を見せた。
カエデはセラトクスの降伏宣言が信じられなかったのか、しばらくの間ビームポインターを突き付けたまま動かなかったが、セラトクスが弱々しく瞬きする仕草や部下たちに強い口調で武装解除の命令を下したことでカエデはセラトクスを一旦は信用することに決めた。
相変わらずビームポインターを突き付けたままセラトクスの前へと向かい、彼の目と鼻の先に押し付けカクテルグラスを冷やす氷よりも冷たく低い声で言った。
「では、他の兵士たちにも武装を解除するようにあなたの声で呼びかけてください。そうしなければ我々はここにいる兵士をこれで皆殺しにしますよ」
カエデが発した心の底から冷えを感じるような声を聞いてセラトクスは背筋を凍らせた。もしここで要求を飲まなければ何をされるか分かったものではない。
だが、部下たちの身を守るためには仕方がない。彼は後世の歴史家たちから『売国奴』と罵られることを覚悟の上で降伏を受け入れて条件を呑んだのだった。
その後の交渉はセラトクスや周りの兵士たちが口を挟まなかったこともあり、火を焼く枯葉のようにスムーズに進んでいった。まず戦闘不能状況に陥っているリディを拘束し、地下牢へと護送した。
厄介な相手を拘束し、他の兵士たちにもラオスの死を証明するため国王以外が被ることができない王冠を他の兵士たちに見せることで国王の死を実感させたのだった。
午後にはようやく全ての兵士たちが武装を解除して新たな支配体制を受け入れるまでにはなった。
この時、当面の行政や支配を担うことになったのは降伏を受け入れた親衛隊の隊長セラトクスであった。
セラトクスは玉座の上に座ることを余儀なくされ、その横でカエデが見張る中で臨時体制を開くことになったのだった。
ジョウジは臨時体制の成立を見届けると、カエデの護衛役として麗俐を残し、他の面々と共にヘリコプターに乗っていった。
王女シーレの返還とクレスタリア王国にこのことを伝えることが目的だった。
ようやく目的が発せられたということもあって寝覚めの良い朝のように心地が良いのかと思われたが、現実はその反対だった。
はからずともこの星の政治体制を大きく変えてしまうことになった後悔に苛まれたことによってヘリコプターの中で重苦しい表情を浮かべる大人たちとは対照的に悠介と麗俐は楽しげな会話を繰り広げていた。
無論言葉を理解していないのでジョウジの通訳を挟んでの会話である。
「へぇ~そのバスケットボールってスポーツ面白そうだね」
「面白いに決まってるよ。オレが中学、高校と夢中になったスポーツなんだから」
悠介は幼児のように目を輝かせながら興奮気味に語っていった。悠介は嬉々とした表情を浮かべながらバスケットボールにおいて重要な点や道具の名称、使い方などを事細かに説明していく。
元々彼女自身、部屋に篭って読書にうつつを抜かすというタイプというよりも外に出て馬車を動かすことが好きなシーレであったからこそバスケットボールの話題に惹かれたのだろう。
悠介も続きを迫る彼女を前にして自身のバスケットボールについての経験をますます語りたくなった。
こうして盛り上がる子どもたちと事態の深刻さを受け止めて暗い顔を浮かべる大人たちとの構図がヘリコプターの小さな空間の中に現れることになった。
側から見れば面白い光景であるに違いなかったが、大人たちからすれば冗談を言うなと言いたくなるような配置であったことは言うまでもない。
ジョウジたちはクレタリア王国の宮殿に到着するのと同時に国王への謁見を要求し、コルテカ王国の一件をつつみ隠すことなく語り、その証明のため彼をコルテカ王国へと運んでいったのだった。
そして一日をかけてコルテカ王国へと戻ったジョウジたちを出迎えとして待ち構えていたのは綺麗用の甲冑に身を包んだ兵士たちと神妙な顔を浮かべるセラトクスであった。
ヘリコプターから地上へ辿り着くなり、自身を前にひれ伏すセラトクスを見下ろしながら言った。
「大義である」
深い意味もないただの労いの言葉にしか過ぎなかったはずだ。しかしセラトクスは震え上がり、頭をより深く地面の上に擦り付けたのだった。
クレタリア王国という巨大王国を担う国王の権威が、そしてこれからコルテカ王国を支配するという意気込みがその一言に含まれているような気がしたからだ。
その後国王アリソスはカエデの導きによって玉座の間へと通され、後には麗俐だけが残されることになった。
その姿を見た修也は頭の上に疑問符を浮かべたのだろう。眉に唾をつけたような顔を浮かべながら問い掛けた。
「麗俐、お前はカエデさんの護衛だろ? 一緒にいかなくていいのか?」
「それがねぇ、カエデさんがお父さんたちをいいところに案内してあげてくれって言われてね。今日の私は案内役だよー」
「いいところ?」
予想外の言葉に修也が首を傾げる。
「うん、こっちこっち」
自分たちを手招く麗俐の顔は悪い顔をしていた。江戸時代の商人が御禁制の品をこっそりと客に差し出す時の顔と同じであったといってもいい。麗俐が手招いた先はコルテカ王国宮殿の中庭に設置された大きな庭だった。
その中央にはコルテカ王国の人々が信じる女神が象られた噴水が置かれていた。
一見すればなんの変哲もない噴水である。しかし麗俐が噴水の中央に手を置いた時だ。噴水の正面がパカっと大きな音を立てて包丁で切った豆腐のように真っ二つに割れていった。
噴水の真ん中には地下へと降りる階段が見受けられた。
麗俐の案内によって一同は噴水の下へと向かっていく。
「ここにヴィシー財閥が隠し持っていた財宝があるんだよ」
麗俐は宇宙船の船内をカエデが認証装置をハッキングしたことによって開けるようになったと説明していった。
横に広い宇宙船は歩いても歩いても端が見えないほどだった。麗俐の話によれば宇宙船の中には畑や果樹園まで整備されているそうだ。いたせり尽せりとはまさしくこのことである。
修也たちが宇宙船の規模に感心していると、ようやく突き当たりへと辿り着いた。突き当たりの中央に聳え立つように設置されている大きく黒いタッチキーの付いた扉の前に辿り着いた。
苦戦を予想していた修也の意図とは対照的にあっさりと頑丈な扉の鍵は開いていった。扉が開くと、そこには圧縮された多くの荷物がダンボール箱の中に置かれていた。
部屋の中央には窪みがあり、その中には一つの巨大な黒い昔ながらの金庫が置かれていた。
そこに手を突っ込んだかと思うと、電子金庫を引っ張り出していった。その金庫の中からは金貨や宝石がザクザクと出てきた。この時の修也の心境はといえば鬼退治を終えた後に宝物をせしめた桃太郎の心境だった。
「……驚いた。まさか、あいつらがこんなに宝石や黄金の類を接収していたとは……」
「どうする? ジョウジさん?」
事態が事態であるためか、麗俐は先ほどまでの悪戯めいた微笑を引っ込め、真剣な顔で問いかけた。
「……一度社長の方に繋いでみます。その上で協議して財宝の行方を決めてみようと思います」
ジョウジはいつになく真剣な顔で言った。
宇宙船に戻った上での協議の末、黄金や宝石に関してはコルテカ王国の宝物庫に送り返される予定となった。
しかしその宝物庫の所有権はクレスタリア王国の国王アリソスの物となっている。
現在コルテカ王国は国王ラオスに子孫が存在しなかったことからその王位はクレスタリア王国の国王が兼任するものとなった。政治体制としては国王の名代として新たに総督に任じられたセラトクスが行うものとなった。
直接の統治ではないものの、親の代から喉から手が出るほど欲したコルテカ王国が手に入ったこともあってクレタリア王国の国王アリソスの喜びは大層なものだった。
ヘリコプターでコルテカ王国の宮殿に辿り着いたアリソスは満面の笑みを浮かべた後で修也たち全員に抱擁を求めたほどだ。例外は年頃の娘である麗俐と同い年であるアンドロイドのカエデの両名である。
そのためねぎらいの言葉を掛けるだけとなったのだが、その時のアリソスの顔はまた不満そうな表情であったのが忘れられない。
ともかく、これで公益に関しては筒がなく進めることができる。やれやれとジョウジはベッドの上で大きな溜息を吐いた。
体重が掛かったのか、ジョウジが腰を掛けたベッドがミシッと音を立てた。
余程重かったのだろうか。ジョウジは思わず苦笑した。
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