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第一部 第三章 ドラゴンを従えし王
ゾンダーブルグの邸宅
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農夫のクルトに連れられて、向かったブルーノ・フォン・ゾンダーブルグの邸宅はまさに大邸宅と言っても過言ではないだろう。ガラドリエルのお供として同行したディリオニスは先程の疑問を忘れて、ブルーノの邸宅に見惚れていた。
人が3人肩車しなければ登れない程の大きな塀。そして、塀の上に設置された侵入者を防止するための尖った柵。
大きな鉄格子で作られた頑丈そうな門。素晴らしい家だ。ディリオニスは思わず時間を経つのも忘れて巨大な邸宅の入り口を眺めていた。正気に戻ったのはガートールードが自身の右肩を突いたためであった。ディリオニスは屋敷の番兵と話が付いたと思われるガラドリエルに付いて行く。屋敷に入ろうとするガラドリエルは両手を擦って腰を振っているクルトを目を細めて眺めていた。
それから、鼻を鳴らし、ガートールードを呼び、金貨を一枚渡すように命じていた。ガートールードは懐の鎧から金の入った革の袋を取り出し、一枚の金貨を取り出してクルトに渡してやる。
クルトは舌を出して頭をかきながら去って行く。誇り高き女王はあさましき平民が金貨を手に握って去って行く様子を先程同様の細い目で眺めていると、屋敷の番兵に諭されて門をくぐって行く。
ガラドリエルの後ろで従者として同行するディリオニスは入ったばかりの屋敷を物珍しげに眺めていた。
当然だろう。門から屋敷までの道は石で舗装され、その周りは立派な芝生で覆われているのだ。その上、芝生の端にはガーデンスペースとして設けられた色とりどりの花。花の上には様々な蝶がパタパタと蜜を求めて翅を動かしていた。
美しい光景だ。花の他には屋敷の玄関の前にはドラゴンを型取った彫像。
ゾンダーブルグの邸宅を訪れた客人は立派な邸宅を眺めた後で、この二体の黒塗りのドラゴンの像に度肝を抜くに違いない。大きな口を開けて触れば怪我をするかもしれない程の鋭い牙を開けて立っているのだ。間違いないだろう。
と、ここで小さな悲鳴が聞こえた。どうやら、背後のディリオニスがドラゴンを見て驚いて叫んだらしい。
ガラドリエルは苦笑してから、屋敷の黒塗りのドアを開く。
ドアを開くと、中にはあちこちの部屋に繋がる巨大な階段と客人を迎えるための熊で作られた毛皮が敷かれていた。
ガラドリエルの背後のディリオニスが二度目の悲鳴を上げた時に、階段の上から切り込みの装飾の付いた派手な紫色の服を着た男が姿を現れた。
男は階段の上から、玄関のガラドリエル一行を厳しい目で一瞥してから、すぐにサンタクロースのような柔和な笑顔を浮かべて、オペラ歌手のような太いアルト声で太った体を響かせながら言った。
「やあやあ、よく来たね。あなたが女王と主張する人だね?よく我がゾンダーブルグ家を訪れてくれたッ!キミたちもゾンダーブルグ家の評判は知っているだろう?この地域の総督にして、あの二つの薔薇の家に対抗できる唯一の家ッ!名門中の名門ゾンダーブルグ家をッ!」
太った低い声のオペラ歌手は両手を広げて言ったが、ディリオニスとガートールードは眉をひそめるばかり。
ガラドリエルには至っては疑わしい目付きでブルーノ・フォン・ゾンダーブルグを眺めていた。
ブルーノは階段の下の一行を眺めて、詰まらなさそうに鼻を鳴らしたが、すぐに寛大な笑顔を浮かべて客人をもてなす事にした。ブルーノは自ら階段に降りて、女王を名乗る一行はブルーノに付いて行き、煌びやかに光るシャンデリアが付いた大きな宗教的な絵の描かれた天井を抜けて、ブルーノの付いて階段を登って行く。
階段も大理石で造られており、手すりも贅を尽くして造られていた。
階段を登ると、そこには廊下があったのだが、廊下にはそれぞれに裸足になれば、気持ちが良いと思われる敷物が敷かれており、廊下の曲がり角のあちこちにオブジェクトが置かれていた。
ガラドリエル一行は階段を進み、左側を進んで行く。そして、左端の窓際に近い場所の扉をブルーノ自らが開けて、女王の一行を招き入れた。
ブルーノは座り心地の良さそうな朱色の長椅子に座るように勧めて、自身も反対側の同じ色の長椅子に腰を押し付けた。
ガラドリエルの右隣に座るディリオニスはキョロキョロと部屋の中を見渡す。
部屋には長椅子の他に多くの本が詰められた本棚。鑑賞用と思われる珍しい植物。そして、彼自身が公務に使うと思われる黒の塗装の付いた巨大な机。この部屋の机の上に大量の書類が置いてあった事から、ディリオニスは執務用の机と判断したのだが、間違いはないだろう。
そうでなければ、あんなに書類を置く筈がないだろう。ガラドリエルは書類の他にも大きくの積まれた本が存在している事に気がつく。執務用机の横の窓から差し込む陽の光が本の上にかぶっていた埃を照らし出している事にガラドリエルは気付いた。恐らく、積読本という奴だろう。ガラドリエルも城に住んでいた時に貰った本や買った本をいつか読もうと部屋の本棚に積んでいた事を思い出した。
ガラドリエルは過去の思い出を何とか頭の中から切り離し、どこから話を切り出そうかと体をもじもじとさせていると、ガラドリエルが真っ先に口を開く。
「まず、私の話を本当に信じているのでしょうか?あなたは本心では私たちを胡散臭く思っている。けれど、それを決して口には出さずに、私たちが何者なのかを見極めようとしている?違いますか?」
ブルーノは沈黙していた。だが、直ぐに顔をにっこりとして、
「あなたの仰られる事は誠に正しいですな!その通りです!実は言うとですな、私はあなたを信用しておらんのです。女王と主張はしていますがね。なんせ、この国には二つの十字架の家が王権を争っている状態でありますから、その中で女王を主張しても、怪しいものがありましてな」
「成る程、私たちは始めから招かれざる客だった言う訳ですね……では、二つの十字架の家についてご存知という事なので、この件についても聞いておきましょう。あなたはヴァレンシュタイン家という家を知っていますか?私はそこの令嬢にして唯一の跡取りなのであり、やがては大陸の女王となる身なのですが」
「申し訳ありませんが、お嬢さん……私は存じ上げませんな、知って居れば、直ぐにでもあなた方の家にご連絡を入れさせていただきましたのに」
「そうですか……では、十字架の家というのなら、黒十字家と白十字家の争いはご存知ですよね?二つとも大陸を統べる有名な名家ですが……」
「私は存じ上げません」
この言葉には二人も堪らずに視線を合わせて首を傾げてしまう。
ヴァレンシュタイン家はともかくとして、黒と白の十字架の家を知らないのはいくら何でもおかしいだろう。この世界の覇権を巡って争う家なのだから。
そう言おうとした、ディリオニスをガラドリエルは手で静止した。
どうやら、自身の仕える女王もこの異常事態を察したらしい。
女王は口を一文字に結びながら、目の前に座る男と対峙していた。
見えない剣を突きつけるガラドリエルとは対照的に、目の前の男は顎を大きく歪めて彼女を眺めていた。
人が3人肩車しなければ登れない程の大きな塀。そして、塀の上に設置された侵入者を防止するための尖った柵。
大きな鉄格子で作られた頑丈そうな門。素晴らしい家だ。ディリオニスは思わず時間を経つのも忘れて巨大な邸宅の入り口を眺めていた。正気に戻ったのはガートールードが自身の右肩を突いたためであった。ディリオニスは屋敷の番兵と話が付いたと思われるガラドリエルに付いて行く。屋敷に入ろうとするガラドリエルは両手を擦って腰を振っているクルトを目を細めて眺めていた。
それから、鼻を鳴らし、ガートールードを呼び、金貨を一枚渡すように命じていた。ガートールードは懐の鎧から金の入った革の袋を取り出し、一枚の金貨を取り出してクルトに渡してやる。
クルトは舌を出して頭をかきながら去って行く。誇り高き女王はあさましき平民が金貨を手に握って去って行く様子を先程同様の細い目で眺めていると、屋敷の番兵に諭されて門をくぐって行く。
ガラドリエルの後ろで従者として同行するディリオニスは入ったばかりの屋敷を物珍しげに眺めていた。
当然だろう。門から屋敷までの道は石で舗装され、その周りは立派な芝生で覆われているのだ。その上、芝生の端にはガーデンスペースとして設けられた色とりどりの花。花の上には様々な蝶がパタパタと蜜を求めて翅を動かしていた。
美しい光景だ。花の他には屋敷の玄関の前にはドラゴンを型取った彫像。
ゾンダーブルグの邸宅を訪れた客人は立派な邸宅を眺めた後で、この二体の黒塗りのドラゴンの像に度肝を抜くに違いない。大きな口を開けて触れば怪我をするかもしれない程の鋭い牙を開けて立っているのだ。間違いないだろう。
と、ここで小さな悲鳴が聞こえた。どうやら、背後のディリオニスがドラゴンを見て驚いて叫んだらしい。
ガラドリエルは苦笑してから、屋敷の黒塗りのドアを開く。
ドアを開くと、中にはあちこちの部屋に繋がる巨大な階段と客人を迎えるための熊で作られた毛皮が敷かれていた。
ガラドリエルの背後のディリオニスが二度目の悲鳴を上げた時に、階段の上から切り込みの装飾の付いた派手な紫色の服を着た男が姿を現れた。
男は階段の上から、玄関のガラドリエル一行を厳しい目で一瞥してから、すぐにサンタクロースのような柔和な笑顔を浮かべて、オペラ歌手のような太いアルト声で太った体を響かせながら言った。
「やあやあ、よく来たね。あなたが女王と主張する人だね?よく我がゾンダーブルグ家を訪れてくれたッ!キミたちもゾンダーブルグ家の評判は知っているだろう?この地域の総督にして、あの二つの薔薇の家に対抗できる唯一の家ッ!名門中の名門ゾンダーブルグ家をッ!」
太った低い声のオペラ歌手は両手を広げて言ったが、ディリオニスとガートールードは眉をひそめるばかり。
ガラドリエルには至っては疑わしい目付きでブルーノ・フォン・ゾンダーブルグを眺めていた。
ブルーノは階段の下の一行を眺めて、詰まらなさそうに鼻を鳴らしたが、すぐに寛大な笑顔を浮かべて客人をもてなす事にした。ブルーノは自ら階段に降りて、女王を名乗る一行はブルーノに付いて行き、煌びやかに光るシャンデリアが付いた大きな宗教的な絵の描かれた天井を抜けて、ブルーノの付いて階段を登って行く。
階段も大理石で造られており、手すりも贅を尽くして造られていた。
階段を登ると、そこには廊下があったのだが、廊下にはそれぞれに裸足になれば、気持ちが良いと思われる敷物が敷かれており、廊下の曲がり角のあちこちにオブジェクトが置かれていた。
ガラドリエル一行は階段を進み、左側を進んで行く。そして、左端の窓際に近い場所の扉をブルーノ自らが開けて、女王の一行を招き入れた。
ブルーノは座り心地の良さそうな朱色の長椅子に座るように勧めて、自身も反対側の同じ色の長椅子に腰を押し付けた。
ガラドリエルの右隣に座るディリオニスはキョロキョロと部屋の中を見渡す。
部屋には長椅子の他に多くの本が詰められた本棚。鑑賞用と思われる珍しい植物。そして、彼自身が公務に使うと思われる黒の塗装の付いた巨大な机。この部屋の机の上に大量の書類が置いてあった事から、ディリオニスは執務用の机と判断したのだが、間違いはないだろう。
そうでなければ、あんなに書類を置く筈がないだろう。ガラドリエルは書類の他にも大きくの積まれた本が存在している事に気がつく。執務用机の横の窓から差し込む陽の光が本の上にかぶっていた埃を照らし出している事にガラドリエルは気付いた。恐らく、積読本という奴だろう。ガラドリエルも城に住んでいた時に貰った本や買った本をいつか読もうと部屋の本棚に積んでいた事を思い出した。
ガラドリエルは過去の思い出を何とか頭の中から切り離し、どこから話を切り出そうかと体をもじもじとさせていると、ガラドリエルが真っ先に口を開く。
「まず、私の話を本当に信じているのでしょうか?あなたは本心では私たちを胡散臭く思っている。けれど、それを決して口には出さずに、私たちが何者なのかを見極めようとしている?違いますか?」
ブルーノは沈黙していた。だが、直ぐに顔をにっこりとして、
「あなたの仰られる事は誠に正しいですな!その通りです!実は言うとですな、私はあなたを信用しておらんのです。女王と主張はしていますがね。なんせ、この国には二つの十字架の家が王権を争っている状態でありますから、その中で女王を主張しても、怪しいものがありましてな」
「成る程、私たちは始めから招かれざる客だった言う訳ですね……では、二つの十字架の家についてご存知という事なので、この件についても聞いておきましょう。あなたはヴァレンシュタイン家という家を知っていますか?私はそこの令嬢にして唯一の跡取りなのであり、やがては大陸の女王となる身なのですが」
「申し訳ありませんが、お嬢さん……私は存じ上げませんな、知って居れば、直ぐにでもあなた方の家にご連絡を入れさせていただきましたのに」
「そうですか……では、十字架の家というのなら、黒十字家と白十字家の争いはご存知ですよね?二つとも大陸を統べる有名な名家ですが……」
「私は存じ上げません」
この言葉には二人も堪らずに視線を合わせて首を傾げてしまう。
ヴァレンシュタイン家はともかくとして、黒と白の十字架の家を知らないのはいくら何でもおかしいだろう。この世界の覇権を巡って争う家なのだから。
そう言おうとした、ディリオニスをガラドリエルは手で静止した。
どうやら、自身の仕える女王もこの異常事態を察したらしい。
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