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フォー・カントリー・クロスレース編
巨大レースの幕開け
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「うわぁ」
私は生まれて初めて見る港町に思わず歓声を溢している事に気が付く。そうだろう。周りの街並みはいつも学院に通う前に通る街とは異なる港町に、爽やかな波に合うような真っ白な色の家々。
その汚れを知らぬ乙女のように清潔な家(実際、見えない所は海から流れる潮の影響やら何やらで、汚れていると思われる)の前に売り物が出され、それをレースに参加するために集まった人々や開幕式を見るために集まった人々を相手に必死に売り込む街の人々の姿。
私は思った。もし、この場所に来たのがレースに参加するためや、そのレースに紛れてテロを起こそうとするテロリストを始末する目的でなく、単純に遊びに訪れていたのだとしたら、私はもう少し純真な気持ちになれていたのかもしれない。
と、そんな事を考えていると、私の腹の虫が鳴っている事に気が付く。
と、そんな私に天の助けの如く、近くに酒場がある事に気が付く。
私は今日、履いているのがスカートではなく、返送のために男子が履くような青色のジーンズを履き、上には男性が着るようなワイシャツに牛革で作られた茶色のジャケットを羽織っていた事を思い出す。
このため、いつもならばドレス姿であるので、大きく足を踏み出して歩けないのだが、今日の私は仮面を付けているとはいえ、いつもよりも身軽な格好なのである。勿論、いつもの身分証代わりの星型のバッジの代わりに胸に付けている馬の形をしたバッジが外れない範囲でなのだが……。
私はその事を意識しながら、でも、昼食を食べるために素早く、酒場のスライドドアを開けて、酒場の中へと入っていく。
酒場には各地から集まって来たと思われる学生達が胸に参加資格を証明する馬のバッジを胸に付けて、翌日の試合の前の最後ののんびりとしたひと時を楽しむために食事を仲間と共に談笑しながら、楽しいひと時を過ごしていたと言っても良いだろう。
全員が制服を着ている中で、一人、制服ではなく、男物の服に顔には貴族が仮面舞踏会で付けるような仮面を付けている自分は浮いているに違いない。
だから、奥の方で楽しそうに食事を取る彼らを眺めながら、私は一人、昼食を摂る事に決めた。
お昼の食事はこの街ならではの海鮮料理を頼み、舌鼓を打っていく。
料理そのものもいい塩梅にスパイスが聞いていて美味しかったのだが、何より、奥の方で男子部員がまるで、殿方が令嬢に美味しいものを勧めるかのように、アーンとスプーンを口に持っていく姿やら、楽しそうに男同士で笑う姿を見ると、なぜか胸が躍り、食事が美味しく感じてしまうのだ。
何故だろう。いけないものを覗いているかなような、私なんかが踏み込んではいけないような聖域を覗いているような気分に陥ってしまう。
その背徳感のようなものを感じながらも、彼らの行動を眺めながら、私は満足な食事を終えた。
私は会計を済まそうと、酒場へと向かおうとしたが、そこに一言、なるべくならば聞きたくない声が聞こえている事に気が付く。
私が背後を振り向くと、私が座っていた隣の席に、長いオレンジ色の髪をした少女とその妹が酒場で何やら話していた。
「あらぁ、ここの町、港町だからか知らないけれどぉ、すっごく海鮮料理が美味しいよぉ~特にこのムニエルなんて学校の食堂や近くの酒場の奴よりいい魚使っていると思うなぁ~」
オレンジ色の髪の少女はテーブルの上に載った魚のムニエルを指して言う。
「ちょっと、お姉ちゃん……そんな大きな声で言わなくてもいいじゃん!酒場を訪れた他の人にも聞こえてるし……」
メアリーは姉を諭そうとしたのだが、肝心の姉は彼女を無視して食事を続けていく。
「いやだぁ~この貝のムニエルも美味しいぃ~やっぱり、開幕式を見に来て良かったねぇ~」
「せめて、静かな声で言ってよ」
メアリーは静かにぶつくされていたのだが、姉は聞く耳を持たずに食事を続けている。
「本当に美味しいぃ~ねぇ、マスター。この食事はなんて言うの?」
私のお会計をバーカウンターの端で行っていたマスターは突如、指名されたためか、困惑した顔を浮かべていたのだが、直ぐに営業用の接客スマイルを顔に浮かべて、
「イカのフライで御座います。この町の名物でして、レースの際には他所から訪れるお客様がよく召し上がる名物でして、気に入って頂けたのならば、幸いです」
「とっ~ても美味しいわぁ~流石、海に一番近い町ねぇ~」
ここに来て、他の生徒達も無視をする訳にはいかなくなったらしい。一斉に視線が入り口近くのオレンジ髪の姉妹に注がれていく。
最も、男子の視線は迷惑だという視線ではなく、もっぱらオレンジの髪の美少女に向けられた羨望であるのだが、やはり、女子生徒から迷惑がられていたのだろう。彼女を疎むような視線が注がれていく。
だが、気にする事なく、彼女は大声で食事を褒め続けていく。
私は放っておいて外に出ようとしたのだが、その前に彼女が私が聞き過ごせないような一言を口にする。
「そう言えば、ウェンディはどうしたのかしら?最近、あの娘が気になってしょうがないんだよねぇ~二ヶ月もあの子の顔を見られないなんて寂しいぃ~」
「ウェンディ?あんな〈杖無し〉の何処がいいの?本当、お姉ちゃんの趣味は分からない」
「そんなんじゃあないよぉ~ただ、あの子だったら、もしかしたら、このレースに選手として参加していたりしてね……」
彼女の声のトーンが一気に落ちていく。すると、妹は姉のおかしな言動に突っ込みを入れようとしたのだが、先程までの浮ついた気分は何処へやら、黙々と食事を摂っていく姉の姿を見て、押し黙ってしまう。
会長が静かになったのを契機に、他の生徒達も食事に戻ったのだが、私だけが背筋に冷やりとしたものを感じながら、酒場を出ていく羽目になってしまう。
もしかしたら、会長は私がこのレースに参加しているという事を把握しているのかもしれない。
そもそも、ウィリアム・ウィルソン事件の時に伯爵家の正式な家宅捜索の令状を地元の警察署から取ったのは会長だ。もしかしたら、いや、むしろ、知っていなければおかしいだろう。
あの人ならば、確実に警察署で令状の許可を出した人物を追及する筈だ。
その時に知ったのだとしたら……。
太陽は暑い日差しを照らしているというのに、なぜか私は身震いしてしまう。
と、いうのもあの会長が恐ろしくて堪らなかったからだ。
私は生まれて初めて見る港町に思わず歓声を溢している事に気が付く。そうだろう。周りの街並みはいつも学院に通う前に通る街とは異なる港町に、爽やかな波に合うような真っ白な色の家々。
その汚れを知らぬ乙女のように清潔な家(実際、見えない所は海から流れる潮の影響やら何やらで、汚れていると思われる)の前に売り物が出され、それをレースに参加するために集まった人々や開幕式を見るために集まった人々を相手に必死に売り込む街の人々の姿。
私は思った。もし、この場所に来たのがレースに参加するためや、そのレースに紛れてテロを起こそうとするテロリストを始末する目的でなく、単純に遊びに訪れていたのだとしたら、私はもう少し純真な気持ちになれていたのかもしれない。
と、そんな事を考えていると、私の腹の虫が鳴っている事に気が付く。
と、そんな私に天の助けの如く、近くに酒場がある事に気が付く。
私は今日、履いているのがスカートではなく、返送のために男子が履くような青色のジーンズを履き、上には男性が着るようなワイシャツに牛革で作られた茶色のジャケットを羽織っていた事を思い出す。
このため、いつもならばドレス姿であるので、大きく足を踏み出して歩けないのだが、今日の私は仮面を付けているとはいえ、いつもよりも身軽な格好なのである。勿論、いつもの身分証代わりの星型のバッジの代わりに胸に付けている馬の形をしたバッジが外れない範囲でなのだが……。
私はその事を意識しながら、でも、昼食を食べるために素早く、酒場のスライドドアを開けて、酒場の中へと入っていく。
酒場には各地から集まって来たと思われる学生達が胸に参加資格を証明する馬のバッジを胸に付けて、翌日の試合の前の最後ののんびりとしたひと時を楽しむために食事を仲間と共に談笑しながら、楽しいひと時を過ごしていたと言っても良いだろう。
全員が制服を着ている中で、一人、制服ではなく、男物の服に顔には貴族が仮面舞踏会で付けるような仮面を付けている自分は浮いているに違いない。
だから、奥の方で楽しそうに食事を取る彼らを眺めながら、私は一人、昼食を摂る事に決めた。
お昼の食事はこの街ならではの海鮮料理を頼み、舌鼓を打っていく。
料理そのものもいい塩梅にスパイスが聞いていて美味しかったのだが、何より、奥の方で男子部員がまるで、殿方が令嬢に美味しいものを勧めるかのように、アーンとスプーンを口に持っていく姿やら、楽しそうに男同士で笑う姿を見ると、なぜか胸が躍り、食事が美味しく感じてしまうのだ。
何故だろう。いけないものを覗いているかなような、私なんかが踏み込んではいけないような聖域を覗いているような気分に陥ってしまう。
その背徳感のようなものを感じながらも、彼らの行動を眺めながら、私は満足な食事を終えた。
私は会計を済まそうと、酒場へと向かおうとしたが、そこに一言、なるべくならば聞きたくない声が聞こえている事に気が付く。
私が背後を振り向くと、私が座っていた隣の席に、長いオレンジ色の髪をした少女とその妹が酒場で何やら話していた。
「あらぁ、ここの町、港町だからか知らないけれどぉ、すっごく海鮮料理が美味しいよぉ~特にこのムニエルなんて学校の食堂や近くの酒場の奴よりいい魚使っていると思うなぁ~」
オレンジ色の髪の少女はテーブルの上に載った魚のムニエルを指して言う。
「ちょっと、お姉ちゃん……そんな大きな声で言わなくてもいいじゃん!酒場を訪れた他の人にも聞こえてるし……」
メアリーは姉を諭そうとしたのだが、肝心の姉は彼女を無視して食事を続けていく。
「いやだぁ~この貝のムニエルも美味しいぃ~やっぱり、開幕式を見に来て良かったねぇ~」
「せめて、静かな声で言ってよ」
メアリーは静かにぶつくされていたのだが、姉は聞く耳を持たずに食事を続けている。
「本当に美味しいぃ~ねぇ、マスター。この食事はなんて言うの?」
私のお会計をバーカウンターの端で行っていたマスターは突如、指名されたためか、困惑した顔を浮かべていたのだが、直ぐに営業用の接客スマイルを顔に浮かべて、
「イカのフライで御座います。この町の名物でして、レースの際には他所から訪れるお客様がよく召し上がる名物でして、気に入って頂けたのならば、幸いです」
「とっ~ても美味しいわぁ~流石、海に一番近い町ねぇ~」
ここに来て、他の生徒達も無視をする訳にはいかなくなったらしい。一斉に視線が入り口近くのオレンジ髪の姉妹に注がれていく。
最も、男子の視線は迷惑だという視線ではなく、もっぱらオレンジの髪の美少女に向けられた羨望であるのだが、やはり、女子生徒から迷惑がられていたのだろう。彼女を疎むような視線が注がれていく。
だが、気にする事なく、彼女は大声で食事を褒め続けていく。
私は放っておいて外に出ようとしたのだが、その前に彼女が私が聞き過ごせないような一言を口にする。
「そう言えば、ウェンディはどうしたのかしら?最近、あの娘が気になってしょうがないんだよねぇ~二ヶ月もあの子の顔を見られないなんて寂しいぃ~」
「ウェンディ?あんな〈杖無し〉の何処がいいの?本当、お姉ちゃんの趣味は分からない」
「そんなんじゃあないよぉ~ただ、あの子だったら、もしかしたら、このレースに選手として参加していたりしてね……」
彼女の声のトーンが一気に落ちていく。すると、妹は姉のおかしな言動に突っ込みを入れようとしたのだが、先程までの浮ついた気分は何処へやら、黙々と食事を摂っていく姉の姿を見て、押し黙ってしまう。
会長が静かになったのを契機に、他の生徒達も食事に戻ったのだが、私だけが背筋に冷やりとしたものを感じながら、酒場を出ていく羽目になってしまう。
もしかしたら、会長は私がこのレースに参加しているという事を把握しているのかもしれない。
そもそも、ウィリアム・ウィルソン事件の時に伯爵家の正式な家宅捜索の令状を地元の警察署から取ったのは会長だ。もしかしたら、いや、むしろ、知っていなければおかしいだろう。
あの人ならば、確実に警察署で令状の許可を出した人物を追及する筈だ。
その時に知ったのだとしたら……。
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と、いうのもあの会長が恐ろしくて堪らなかったからだ。
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