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フォー・カントリー・クロスレース編
ニューローデム・パニック! 序章
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ニューローデムにおけるレースの日程は二週間となっており、その間、私も他の参加者達の殆ども野宿をしたり、チェックポイントにあるホテルに泊まったりして、毎日を過ごしていた。
一日の中でも最初の頃と違うのはやはり、コーヒーメーカーとコーヒー粉末を持っている事だろうか。
キャンプを張り、火を焚いてそこに魚や野生動物の肉を刺して食べるのが一番美味しいのだが、その後に飲むコーヒーと言ったらもう格別だ。
敢えて、表現するのならば、悪魔的とでも言うべきだろうか。
満点の星空の下。周りを草木に囲まれ、虫の囀りを聞く中で啜るコーヒーはそれ程、魅力に満ちていた。
私は馬を駆け、時には上手い具合に相手の学生をあしらいながら、ゴール地点を目指す。
だが、私の中に引っ掛かったのは過激派が妙な行動を起こさない事であった。
あの事件以来、過激派は単独で或いは何処かの悪党を利用したりしての犯罪を見せようともしない。
喉の奥に突っ込んで取れない小骨のような違和感を抱えながらも、私はゴール地点を目指すし、とうとうゴールの直前、共和国の首都の前にある手前の街で宿を取る事が出来た。
ここに来ると、チラホラと私と同じホテルや近くの旅行者用のホテルに泊まる姿を見て、私は思わずニンマリとしてしまう。
と、言うのも明日はいよいよレースの最終日であり、彼らと共に最終レースを争う事になるからだ。
勿論、私はこのレースに参加した目的を忘れた訳ではない。
だが、このまま来て優勝を逃すというのもどうだろう。
私は現在、首都が目と鼻の先にある町の前にいる。この町は首都が近くにあるという事から、活気に満ちており、夜でも家々に火が灯っており、中には自分へのご褒美のつもりなのだろうか、この町の夜のサービスを利用するつもりで、浮かれた表情の男子学生の姿も見えた。
男子はああ言ったお店が好きなのだろうが、私にはイマイチ理解できない感情だ。彼らには大切な人が居ないのだろうか。居たとしたら、その人に申し訳ないと思わないのだろうか。
そんな複雑な思いを抱きながらも、私は窓の外で浮かれる男子学生の姿を眺めていると、私の泊まっている扉がノックされる音が聞こえる。
先程、頼んでいた新聞のルームサービスが来たのかと思った私は慌てて仮面を被り、入室を許可したのだが、なんと私の前に現れたのはルームサービスのボーイではなく、レースの直前、あの東端に存在する港町で出会ったあの女性であった。
彼女は弱々しく笑ってみせると、
「お久し振りね。あたしよ。アイリーン・オルードマン」
そう言えば、彼女の可愛らしい顔には見覚えがある。
私は慌てて自分の偽名を口に出す。
「お、覚えているよ。ウィンダー・スピーサーだよ」
「ウフフフ、ウィンダー。あなたが本名を弄って作った架空の覆面の騎手。けれども、レース中に起きた二回の事件であなたは正体を知られている。それは知っているでしょう?」
名前がバレている。どういう事だ。どの国においても自分の名前は伏せるように言っておいた筈だし、もし公表するとしても、先程の偽名を載せるようにニューヨーシャー王国でも、帝国でも言っていたはずなのだが、それが徹底されていなかったのか。
すると、アイリーンはクスクスと笑って、
「そんなんじゃあないわよ。ただ、あたしは人から聞いて知っただけよ」
「誰から聞いたの!?」
本名を言われて動揺した私は咄嗟に腰に下げていたホルスターから拳銃を抜いたのだったが、それよりも前にアイリーンは私よりも素早く拳銃を抜いて、私に向かって銃口を突き付けて、
「どうする?あたしの方が早いわよ。先手を取られたわね?銃使いさん」
この場で早撃ち勝負に持ち込むべきなのだろうか。それとも、有無を言わす事なく拳銃を抜いた方が早いのだろうか。
そんな事を考えていると、彼女は回転式拳銃のハンマーを立てて弾倉を回していく。ガチっという弾倉が回り、いつでも弾が発射される事を理解した。
ここは戦わない方が得策だろう。私は銃を捨てて彼女に降伏の意思を示す。
それから、彼女は私の近くに現れて、私の被っていた仮面を強引に引き剥がし、地面に捨てると、なぜか私の頬を力強く叩く。
叩かれた衝撃で、私はよろめきそうになったが、その私を彼女は容赦なく掴む。
「ダメね。この程度の打撃じゃあ、死んでいった同志達の何万分の一の痛みにもならないわ」
「死んでいった同志……?あなた、もしかして?」
「ご明察の通り、過激派よ!シンディ王女と他のVIPの命を奪うために侵入した連合解放軍のリーダー。エリアーナよ」
連合解放軍のエリアーナ。それは我が国のみならず、他の国でも手配されている凶悪なテロリスト。
このレースにおける一連の私やエリオット王子を狙った事件は彼女の差し金であったに違いない。
だが、それらのまどろっこしい計画の殆どがお流れになったので、私の宿を突き止めて、直接、乗り込んできたというのが適切な評価という事だろうか。
だが、推察が当たった所で意味など無い。
万事休すという所だろうが、唐突に私に救いの神が現れる。
部屋をノックする音が聞こえた。恐らく、先程、頼んだ新聞に違いない。
部屋を優しく叩く音が聞こえて、ボーイの声が聞こえて来る。
「スピーサー様、お頼みになられた新聞でございます。スピーサー様?」
どうも、ボーイは私の声が聞こえない事に違和感を持ったらしい。
すると、エリアーナは私の肩を掴むと、私の体の背後に回り、手に持っていた拳銃を突き付けて、
「いい、ボーイには何も無いと言うのよ。そして、頼んだ新聞を受け取って、早くあいつを帰らせるの。いいわね?」
私は一応は首を縦に動かして、部屋の扉を開けて、隙間から新聞を受け取る。
これで、何事もなく過ぎ去るつもりであったのだが、そうは問屋が卸さない。
私はわざと大きな空くしゃみをして体を下げると、ボーイに私の背後で銃を突き付けていた存在をアピールする。
すると、ボーイは驚いた表情を見せて叫ぶ。
エリアーナは下唇を噛んで、男を抹殺しようとしたのだが、背後の女の腹を思いっきり殴り付けた事により、女は悶絶し、背後に倒れた事により、銃はホテルの天井を打っただけに留まった。
それを見たボーイは慌てて逃げていく。これで、彼が回る心配は無い。
後は……。私が背後を振り返ると、そこにはホテルの窓から逃亡しようとするエリアーナの姿が見えた。
一日の中でも最初の頃と違うのはやはり、コーヒーメーカーとコーヒー粉末を持っている事だろうか。
キャンプを張り、火を焚いてそこに魚や野生動物の肉を刺して食べるのが一番美味しいのだが、その後に飲むコーヒーと言ったらもう格別だ。
敢えて、表現するのならば、悪魔的とでも言うべきだろうか。
満点の星空の下。周りを草木に囲まれ、虫の囀りを聞く中で啜るコーヒーはそれ程、魅力に満ちていた。
私は馬を駆け、時には上手い具合に相手の学生をあしらいながら、ゴール地点を目指す。
だが、私の中に引っ掛かったのは過激派が妙な行動を起こさない事であった。
あの事件以来、過激派は単独で或いは何処かの悪党を利用したりしての犯罪を見せようともしない。
喉の奥に突っ込んで取れない小骨のような違和感を抱えながらも、私はゴール地点を目指すし、とうとうゴールの直前、共和国の首都の前にある手前の街で宿を取る事が出来た。
ここに来ると、チラホラと私と同じホテルや近くの旅行者用のホテルに泊まる姿を見て、私は思わずニンマリとしてしまう。
と、言うのも明日はいよいよレースの最終日であり、彼らと共に最終レースを争う事になるからだ。
勿論、私はこのレースに参加した目的を忘れた訳ではない。
だが、このまま来て優勝を逃すというのもどうだろう。
私は現在、首都が目と鼻の先にある町の前にいる。この町は首都が近くにあるという事から、活気に満ちており、夜でも家々に火が灯っており、中には自分へのご褒美のつもりなのだろうか、この町の夜のサービスを利用するつもりで、浮かれた表情の男子学生の姿も見えた。
男子はああ言ったお店が好きなのだろうが、私にはイマイチ理解できない感情だ。彼らには大切な人が居ないのだろうか。居たとしたら、その人に申し訳ないと思わないのだろうか。
そんな複雑な思いを抱きながらも、私は窓の外で浮かれる男子学生の姿を眺めていると、私の泊まっている扉がノックされる音が聞こえる。
先程、頼んでいた新聞のルームサービスが来たのかと思った私は慌てて仮面を被り、入室を許可したのだが、なんと私の前に現れたのはルームサービスのボーイではなく、レースの直前、あの東端に存在する港町で出会ったあの女性であった。
彼女は弱々しく笑ってみせると、
「お久し振りね。あたしよ。アイリーン・オルードマン」
そう言えば、彼女の可愛らしい顔には見覚えがある。
私は慌てて自分の偽名を口に出す。
「お、覚えているよ。ウィンダー・スピーサーだよ」
「ウフフフ、ウィンダー。あなたが本名を弄って作った架空の覆面の騎手。けれども、レース中に起きた二回の事件であなたは正体を知られている。それは知っているでしょう?」
名前がバレている。どういう事だ。どの国においても自分の名前は伏せるように言っておいた筈だし、もし公表するとしても、先程の偽名を載せるようにニューヨーシャー王国でも、帝国でも言っていたはずなのだが、それが徹底されていなかったのか。
すると、アイリーンはクスクスと笑って、
「そんなんじゃあないわよ。ただ、あたしは人から聞いて知っただけよ」
「誰から聞いたの!?」
本名を言われて動揺した私は咄嗟に腰に下げていたホルスターから拳銃を抜いたのだったが、それよりも前にアイリーンは私よりも素早く拳銃を抜いて、私に向かって銃口を突き付けて、
「どうする?あたしの方が早いわよ。先手を取られたわね?銃使いさん」
この場で早撃ち勝負に持ち込むべきなのだろうか。それとも、有無を言わす事なく拳銃を抜いた方が早いのだろうか。
そんな事を考えていると、彼女は回転式拳銃のハンマーを立てて弾倉を回していく。ガチっという弾倉が回り、いつでも弾が発射される事を理解した。
ここは戦わない方が得策だろう。私は銃を捨てて彼女に降伏の意思を示す。
それから、彼女は私の近くに現れて、私の被っていた仮面を強引に引き剥がし、地面に捨てると、なぜか私の頬を力強く叩く。
叩かれた衝撃で、私はよろめきそうになったが、その私を彼女は容赦なく掴む。
「ダメね。この程度の打撃じゃあ、死んでいった同志達の何万分の一の痛みにもならないわ」
「死んでいった同志……?あなた、もしかして?」
「ご明察の通り、過激派よ!シンディ王女と他のVIPの命を奪うために侵入した連合解放軍のリーダー。エリアーナよ」
連合解放軍のエリアーナ。それは我が国のみならず、他の国でも手配されている凶悪なテロリスト。
このレースにおける一連の私やエリオット王子を狙った事件は彼女の差し金であったに違いない。
だが、それらのまどろっこしい計画の殆どがお流れになったので、私の宿を突き止めて、直接、乗り込んできたというのが適切な評価という事だろうか。
だが、推察が当たった所で意味など無い。
万事休すという所だろうが、唐突に私に救いの神が現れる。
部屋をノックする音が聞こえた。恐らく、先程、頼んだ新聞に違いない。
部屋を優しく叩く音が聞こえて、ボーイの声が聞こえて来る。
「スピーサー様、お頼みになられた新聞でございます。スピーサー様?」
どうも、ボーイは私の声が聞こえない事に違和感を持ったらしい。
すると、エリアーナは私の肩を掴むと、私の体の背後に回り、手に持っていた拳銃を突き付けて、
「いい、ボーイには何も無いと言うのよ。そして、頼んだ新聞を受け取って、早くあいつを帰らせるの。いいわね?」
私は一応は首を縦に動かして、部屋の扉を開けて、隙間から新聞を受け取る。
これで、何事もなく過ぎ去るつもりであったのだが、そうは問屋が卸さない。
私はわざと大きな空くしゃみをして体を下げると、ボーイに私の背後で銃を突き付けていた存在をアピールする。
すると、ボーイは驚いた表情を見せて叫ぶ。
エリアーナは下唇を噛んで、男を抹殺しようとしたのだが、背後の女の腹を思いっきり殴り付けた事により、女は悶絶し、背後に倒れた事により、銃はホテルの天井を打っただけに留まった。
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