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オール・ザ・ソルジャーズマン編
波乱の夕食会
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「それは本当なの?本当に私を夕食に?」
私はもう一度聞き返す。と、言うのも信じられなかったからだ。マルトーの発した言葉がにわかには信じられない感じだったからだ。
だが、私に返って来るのは先程と同様の回答。つまり、私の父と共に夕食を摂れと言う事らしい。
急に気が変わりでもしたのだろうか。それとも、妹がわざわざ両親を説得し、一晩限りの夕食を提案したのだろうか。
だが、どちらかと悩む暇はない。冷静になれば分かる事だ。先程、マルトーは私にこう言っていた。王女からの言付けと。ならば、悩む事などない。恐らく、後者だ。余計な真似をしてくれたと私は溜息を吐きたかった。正直に言えば私と両親との仲はあまりよろしくない。
二卵性双生児の双子とは言え基礎魔法が使えないという理由だけであの二人は容赦なく私を追い出したのだから。
私がうーんと唸り声を上げてマルトーを見ているとマルトーはもう一度丁寧に頭を下げてから私に懇願する。
どうか、夕食の席に付いて来てくれないか、と。
ここまで頼まれては断る必要もないだろう。私はマルトーの提案を受諾する事にした。
マルトーはもう一度丁寧に頭を下げると私の元から消えていく。
それを見届けてから私は同室のクラリスに今夜は部屋ではなく別の場所で夕食を摂る、こっそりと城を抜け出して王都見物をすると嘘を吐いて今晩は部屋で食べないという旨を伝えた。
その後、部屋の窓際で用意されていたブランデーを味わっていたり、部屋の窓から見える中庭の景色にかつての幼い日の私を重ねたりしていた時だ。
ふと懐中時計に目を落とすと時計の針は十二時を告げていた。私は慌てて部屋を飛び出し、優雅に歩きつつもかつての家族で摂っていた夕食の席へと向かう。
夕食を摂っていたのは五階の廊下の突き当たりに存在する広間。
そこに従者を並べて食事を摂るのが少し前まで私が夕食を摂る時に行っていたやり方だった。
私は見慣れた朱色の門を開けた時に視線に入ってきた光景というのは赤い絨毯の上に縦に長方形に広がる机とその上に載っている料理。
私の姿を見るなり、銀色の髪に長い顎髭を垂らした王冠を被った人間が私を睨む。
最も姿は昔ながらのローブではなく今風の燕尾服なる格好であるが……その右隣に座っているあっさりとしたドレスを着ている大きな胸をした老婦人が私の母、そう世間一般でいうところのお妃様だ。
そして、隣に座るのが私の妹。
懐かしい光景であったが、同時に二度と戻りたくないとも思っていた光景だ。
とは言っても折角、妹が勧めてくれたのだ。私は我慢して妹の隣に座る。
その様子を両親がギラリと鋭い目で睨んだが私は気にする事なく料理が運ばれて来るのを待つ。
白い服を着た給仕の男も私がこの場にいる事が気に入らなかったのか、少し横柄な態度で給仕をしていくが、私は気にする事なく料理を食べ始めていく。
やはり、この国の最高権力者にして最高権威である王室が食べる食事だ。普段、そこら辺で食べる料理とは比較にもならない美味さだ。
そんな事を考えていると国王が私に向かって鋭い目を向けて、
「待て、どうしてお前はここに帰ってきた。私は追放した筈だ。二度と帰って来るな……とな」
王の眼球がギラリと光る。だが、私は構う事なく食事を続けていく。私の代わりに答えたのは妹だった。
妹は咳から立ち上がると父を睨み返して叫ぶ。
「お言葉ですが、陛下。今日、お姉様を招いたのは私の独断です!責めを追うのならば、私一人だけにしてくださいませ!」
「そうか、ならば後でお前には罰を与えよう。こんな落ちこぼれの劣等生を招いた罰だ。相当厳しい罰になるのは確実だろうが、まぁそこはお前の責任だと思って耐えてくれ」
その言葉に妹の両足が震えている事に気が付く。姉としてこれ以上妹が傷付けられる光景を見てはいられない。
私は席から大きく立ち上がると父に向かって、
「陛下、私は一応は王宮から追放され、スペンサー公爵家の養子にされたとはいえ宮廷ではまだ王女として扱われる筈では?その王女が王族の夕食に参加する事に何の不満があるのでしょう?」
その言葉を聞いて父は答えない。黙って肉を切っていたのが、父に代わって答えたのは母だった。
「ウェンディ。確かにあなたの仰る通りです。ですが、陛下があなたのような落ちこぼれの劣等生を嫌っている事も周知のはずですよね?陛下のご不興を買ってまであなたが参加した理由を教えて欲しいものだわ」
反論の言葉が出ない。と、なるとやはりこの場で悪いのは妹という事になってしまう。それだけは避けなくてはならない。
私は頭の中で追い詰められた劇の脚本家と同じように頭をフル回転させてストーリーを考えていく。
「わ、私が妹に頼んだのです!どうしても陛下にお話ししたい事がありましたのでーー」
「では、そのお話とやらは何だ。言ってみろ」
私は丁度いい具合にあの計画を話していく。この国で不満を持つ勢力の存在、彼らを焚き付ける共和国の存在を。
フォークナイト・ゲイシーの語った恐るべき計画の事を。
母も妹もフォークとナイフを持つ手を震わせていたのだが、唯一父だけは黙々と食事を摂り続けていた。
父は魚料理を食べ終えるとフォークとナイフを置き、近くの給仕に命じてお代わりを持って来るように命令し、その勢いのまま私の方を向いて、
「そうか、私や妻、そして大切な娘に危険が迫っている事は分かった。だが、警備体制は万全だ。そんなものに怯える必要などないぞ、それにいざとなればこれがあるからな」
父は手に嵌めていた古い指輪を抜いて机の上に置く。
「王家に代々伝わる伝説の指輪だ。これによれば、始祖がこの国を治めた折に始祖に離反した兵士を閉じ込めた指輪ぞ、離反の罪で奴らは永久にここに閉じ込められており、有事の際にしか出る事を許されぬ身だ。その様な不死身の兵士がいる中で何を恐れる心配があろうぞ」
父の言葉を安堵として受け取るためなのか、それとも指輪があると油断している所を指摘するべきなのか、私は悩んでいたのだが、その時に扉をノックする音が聞こえたかと思うと全員が一斉にそちらの方向を振り向く。
だが、向いた全員の殆どが困惑、中には憎悪を浮かべていたものがいるのは入ってきた人間が招かれざる客であったからだろう。
「ヤッホー、王族の皆様元気ですかぁ~」
と、長いオレンジ色の髪の会長は満面の笑顔で手を振っていた。
この場にいる全員の困惑を他所に。
私はもう一度聞き返す。と、言うのも信じられなかったからだ。マルトーの発した言葉がにわかには信じられない感じだったからだ。
だが、私に返って来るのは先程と同様の回答。つまり、私の父と共に夕食を摂れと言う事らしい。
急に気が変わりでもしたのだろうか。それとも、妹がわざわざ両親を説得し、一晩限りの夕食を提案したのだろうか。
だが、どちらかと悩む暇はない。冷静になれば分かる事だ。先程、マルトーは私にこう言っていた。王女からの言付けと。ならば、悩む事などない。恐らく、後者だ。余計な真似をしてくれたと私は溜息を吐きたかった。正直に言えば私と両親との仲はあまりよろしくない。
二卵性双生児の双子とは言え基礎魔法が使えないという理由だけであの二人は容赦なく私を追い出したのだから。
私がうーんと唸り声を上げてマルトーを見ているとマルトーはもう一度丁寧に頭を下げてから私に懇願する。
どうか、夕食の席に付いて来てくれないか、と。
ここまで頼まれては断る必要もないだろう。私はマルトーの提案を受諾する事にした。
マルトーはもう一度丁寧に頭を下げると私の元から消えていく。
それを見届けてから私は同室のクラリスに今夜は部屋ではなく別の場所で夕食を摂る、こっそりと城を抜け出して王都見物をすると嘘を吐いて今晩は部屋で食べないという旨を伝えた。
その後、部屋の窓際で用意されていたブランデーを味わっていたり、部屋の窓から見える中庭の景色にかつての幼い日の私を重ねたりしていた時だ。
ふと懐中時計に目を落とすと時計の針は十二時を告げていた。私は慌てて部屋を飛び出し、優雅に歩きつつもかつての家族で摂っていた夕食の席へと向かう。
夕食を摂っていたのは五階の廊下の突き当たりに存在する広間。
そこに従者を並べて食事を摂るのが少し前まで私が夕食を摂る時に行っていたやり方だった。
私は見慣れた朱色の門を開けた時に視線に入ってきた光景というのは赤い絨毯の上に縦に長方形に広がる机とその上に載っている料理。
私の姿を見るなり、銀色の髪に長い顎髭を垂らした王冠を被った人間が私を睨む。
最も姿は昔ながらのローブではなく今風の燕尾服なる格好であるが……その右隣に座っているあっさりとしたドレスを着ている大きな胸をした老婦人が私の母、そう世間一般でいうところのお妃様だ。
そして、隣に座るのが私の妹。
懐かしい光景であったが、同時に二度と戻りたくないとも思っていた光景だ。
とは言っても折角、妹が勧めてくれたのだ。私は我慢して妹の隣に座る。
その様子を両親がギラリと鋭い目で睨んだが私は気にする事なく料理が運ばれて来るのを待つ。
白い服を着た給仕の男も私がこの場にいる事が気に入らなかったのか、少し横柄な態度で給仕をしていくが、私は気にする事なく料理を食べ始めていく。
やはり、この国の最高権力者にして最高権威である王室が食べる食事だ。普段、そこら辺で食べる料理とは比較にもならない美味さだ。
そんな事を考えていると国王が私に向かって鋭い目を向けて、
「待て、どうしてお前はここに帰ってきた。私は追放した筈だ。二度と帰って来るな……とな」
王の眼球がギラリと光る。だが、私は構う事なく食事を続けていく。私の代わりに答えたのは妹だった。
妹は咳から立ち上がると父を睨み返して叫ぶ。
「お言葉ですが、陛下。今日、お姉様を招いたのは私の独断です!責めを追うのならば、私一人だけにしてくださいませ!」
「そうか、ならば後でお前には罰を与えよう。こんな落ちこぼれの劣等生を招いた罰だ。相当厳しい罰になるのは確実だろうが、まぁそこはお前の責任だと思って耐えてくれ」
その言葉に妹の両足が震えている事に気が付く。姉としてこれ以上妹が傷付けられる光景を見てはいられない。
私は席から大きく立ち上がると父に向かって、
「陛下、私は一応は王宮から追放され、スペンサー公爵家の養子にされたとはいえ宮廷ではまだ王女として扱われる筈では?その王女が王族の夕食に参加する事に何の不満があるのでしょう?」
その言葉を聞いて父は答えない。黙って肉を切っていたのが、父に代わって答えたのは母だった。
「ウェンディ。確かにあなたの仰る通りです。ですが、陛下があなたのような落ちこぼれの劣等生を嫌っている事も周知のはずですよね?陛下のご不興を買ってまであなたが参加した理由を教えて欲しいものだわ」
反論の言葉が出ない。と、なるとやはりこの場で悪いのは妹という事になってしまう。それだけは避けなくてはならない。
私は頭の中で追い詰められた劇の脚本家と同じように頭をフル回転させてストーリーを考えていく。
「わ、私が妹に頼んだのです!どうしても陛下にお話ししたい事がありましたのでーー」
「では、そのお話とやらは何だ。言ってみろ」
私は丁度いい具合にあの計画を話していく。この国で不満を持つ勢力の存在、彼らを焚き付ける共和国の存在を。
フォークナイト・ゲイシーの語った恐るべき計画の事を。
母も妹もフォークとナイフを持つ手を震わせていたのだが、唯一父だけは黙々と食事を摂り続けていた。
父は魚料理を食べ終えるとフォークとナイフを置き、近くの給仕に命じてお代わりを持って来るように命令し、その勢いのまま私の方を向いて、
「そうか、私や妻、そして大切な娘に危険が迫っている事は分かった。だが、警備体制は万全だ。そんなものに怯える必要などないぞ、それにいざとなればこれがあるからな」
父は手に嵌めていた古い指輪を抜いて机の上に置く。
「王家に代々伝わる伝説の指輪だ。これによれば、始祖がこの国を治めた折に始祖に離反した兵士を閉じ込めた指輪ぞ、離反の罪で奴らは永久にここに閉じ込められており、有事の際にしか出る事を許されぬ身だ。その様な不死身の兵士がいる中で何を恐れる心配があろうぞ」
父の言葉を安堵として受け取るためなのか、それとも指輪があると油断している所を指摘するべきなのか、私は悩んでいたのだが、その時に扉をノックする音が聞こえたかと思うと全員が一斉にそちらの方向を振り向く。
だが、向いた全員の殆どが困惑、中には憎悪を浮かべていたものがいるのは入ってきた人間が招かれざる客であったからだろう。
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