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第一部『人界の秩序と魔界の理屈』
コクランの理想
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「……やはり、人間と魔族は共存しなくちゃあならないんだよ」
コクランは執行官事務所から周辺にある街から買ってきたエナミーの樽から注いだジョッキを啜りながら言った。
既に顔は赤く染まっている。酔いが回ってきている証拠だ。
面倒な人は酔えば饒舌になると聞くが、どうやらコクランも同じタイプであったらしい。
「でも、共存というどんな形でするんですか?」
ルイスは呆れたような口調で問い掛けた。
「おっ、よくぞ聞いてくれた! 」
コクランはルイスの表情にも気がつくことなく、明るい顔を浮かべ、ジョッキを片手に自身の思い描く理想の姿を語っていく。
コクランの思い描く『共存』というのはヴェストリア帝国を始めとした人界における全ての国家が魔族の存在を認め、魔族の子供たちに労働ではなく教育を与えること、そして魔族の労働者たちを人間の労働者たちと同じ環境に置くことなどがその最たる例だそうだ。
そして、今日の帰りに遭遇した『魔族お断り』という店をなくすだけではなく、図書館や公園、公衆浴場といった公共施設を種族の違いなく使えるということがコクランから見た理想的な『共存』のあり方だそうだ。
「もちろん、全てを平等にする訳だからな。嫌な面も引き受けてもらわないと対等にならん。兵役とかな」
先ほどとは一転してコクランは苦々しげな口調で語った。
「なるほど、確かに実現すれば最高の形で共存が果たせるでしょう。ですが、その条件をあの女帝や他国の王、それに貴族たちが呑むでしょうかね?あとは市民たちですね。今の現状を踏まえれば受け入れるのは厳しいかもしれません……」
「問題は人間だけではありません。人間たちにされたことを魔族の方が許すでしょうか?私だったら間違いなく報復に出ますよ」
二人の意見は尤もだった。つい最近もカワックの事件が起きたばかりである。
カワックの街でゴブリンが殺された事件に関しては妖霊軍の騒動が起こるまではどこの国でも大きく取り上げられたと聞いた。
人間側も魔族側もこの事件を重く受け止めていた。そのため両者の間に築かれた溝はより一層深くなっていき、もはや修復不能と呼んでいいかもしれないような状況になっていた。
それに加えて、例の妖霊軍の騒動である。この騒動によって40年前と同様に魔族たちは反乱に憧れるようになり、人間と敵対することを選ぶことは想像できた。
更に人間側も例の『人界防衛騎士団』を始めとした反魔族集団を結成しつつある。これらの出来事から考えるに人間と魔族との間に戦争が引き起こされる可能性も高まってきた。
そうなれば負けるのは人間側だ。魔界が技術提供を行ったり、自分たちの同胞が虐げられているのを看過しているのは広い人間界を借りているという負い目があるからだ。
そんな負い目さえも吹き飛ばすような出来事が起これば流石の魔界側も堪忍袋の尾が切れてしまうに違いない。
そうなる前に改革を行いたいというのが本音だった。それ故に今日は報告の終わりに女帝へ『共存』という取り組みを直訴する予定であったのだが、あの機嫌では却下されてしまうに違いない。
不本意ではあったが、その案は飲み込まざるを得なかった。
すっかりと沈んだ顔を浮かべていたコクランは酒を啜り、レイチェルがつまみとして切ったレタスを齧っていく。
水っぽい味がするはずだったが、なぜか今日は味がしなかった。
その後は何やら感情に任せて喚いていたような気がする。酒が入ると暴走してしまうのは悪い癖だ。
エナミーを飲んでいる際に自身の前世の記憶が混濁していく。前世の記憶としては慣れない酒場に連れて行かれてそこで酒を強制的に飲まされたことを覚えている。
その時に日本刀を持っていたことも覚えている。その時に日本刀を持って……。
「コクランさん! コクランさん! 」
と、ルイスがコクランを揺り起こしていく。コクランはその声でようやく遥か昔に終わった前世の記憶から現実の世界へと戻っていく。
「あぁ、どうしたんだ?坊主?」
「どうしたんだじゃあないですよ。飲み過ぎじゃあないんですか?」
コクランはそれを聞いて首を縦に動かす。そしてそろそろ寝ようかと決意したのであった。
レイチェルに肩を担がれながら寝室に向かったコクランはそのままゆっくりとベッドの上に寝かされた。コクランはそのままベッドの上で寝息を立てていく。
この時コクランは久し振りにゆっくりとした夢を見た。最近は忙しかったのに加え、久し振りにいい夢を見ることができたので疲れはすっかりと取れていた。そのお陰で翌朝は上機嫌なまま起き上がれた。
鼻歌を歌いながらレイチェルの用意した夕食を食べて新聞を読んでいると、また興味深い記事が飛び込んできた。
それは人間の少女が魔族と人間との共存を世界に向けて訴え掛けたというものだった。
新聞を使っての訴えは強いものとなるだろう。コクランは図らずとも昨晩の自身の願いが実現しようとしていることに喜びを露わにしていた。
このまま上手くいけばいいのだが、そう上手くことが運ばないというのが人間社会というものだ。
翌日少女の言葉を載せた新聞社の元にフロイドやシモーヌといった『人界防衛騎士団』の面々が抗議に訪れたのであった。
「親愛なる人間の諸君よッ! 本日、我々は化け物どもを擁護する腐り切った新聞社の元に抗議に来たッ! 」
人界防衛騎士団にて勇者を名乗るフロイドがこの騒動を聞き付けて現れた群衆たちに自分たちが現れた理由を簡潔に説明し、それからパフォーマンスのために新聞社の壁を勢いよく蹴り飛ばしていく。
「この新聞社の行なっている行動は我々人間の生活を脅かすものであるッ! 我々人間は一度も魔族に人界へと来てほしいなどと頼んだことはないッ! それなのに奴らは勝手にやってきて、人間と対等になりたいなどと主張しているッ! 我々の存亡が脅かされるようなことがあっても許されていいというのか!?」
フロイドの主張を聞いて一部の人間たちが同調の意思を示していく。異様な熱狂がフロイドや騎士団の面々を包んでいた。
フロイドはこれを見てチャンスだと判断した。フロイドは自身の得物『エナミーカリバー』を掲げて魔族に対する憎悪と新聞社への攻撃を同調する民衆に向かって指示していく。
その言葉を聞いた民衆たちは集まった人界防衛騎士団の面々と共に新聞社の中へと戦場における兵隊のように躊躇うことなく突っ込んでいった。
門の前に護衛として屈強な体躯の記者たちが立ち塞がっていたのだが、大挙する人々の前には多勢に無勢であった。
結果として人界防衛騎士団の面々とそれに同調した民衆たちに押し切られ、新聞社への侵入を許してしまうことになってしまった。そして、襲撃を掛けることになってしまったのである。
怒りに支配された民衆たちは机を壊し、資料を荒らし、記者たちに対して攻撃を加えるその姿はまさしく暴力の波そのものであったといってもいい。
その暴力に対して言論で立ち塞がったのは顎の下に立派な黒い髭を生やした編集長であった。
「きみたち辞めないかッ! ここをどこだと思っているんだね!?」
「どこだって?人間のくせに薄汚い怪物どもを庇うゴミ溜めの巣窟だと思ってるが」
フロイドは卑しくも言論で立ち向かった編集長に対して剣を突き付けながら言った。剣先は怪しく光り、それは今にも喉を貫きかねない状態にあった。
そんな中でも毅然とした態度で喋り続けることができたのは編集長として、或いは物書きとしての誇りからきたものだったのだろう。
だが、堂々とした態度が逆にフロイドの苛立ちを高まらせた。
「なんだッ! その目はッ! 」
フロイドは拳を振るい上げて編集長を殴り飛ばした。綺麗に半回転した体がデスクにぶつかり、編集長は短い悲鳴を上げた。
だが、それでも容赦することはなかった。フロイドは無抵抗な編集長の上に馬乗りになって執拗に拳を振るい続けていた。
左右の両頬を何度も張り飛ばしてはいたが、編集長は弱音を吐かなかった。
業を煮やしたフロイドが剣を突き立てようとした時のことだ。
「何やってんの!?あんたたち!?」
と、背後から怒鳴る声が聞こえてきた。フロイドたちが振り返ると、そこには金色の髪を髪留めで一つに纏めた少女の姿が見えた。
青い色をした気の強そうな瞳が印象的な少女だ。両頬にあるそばかすが幼さを象徴しているように思われた。彼女は唖然たしている暴徒たちを掻き分けると、フロイドの元へと近寄ると、フロイドに強烈な平手打ちを喰らわせのである。
「な、何をするんだ!?」
「うるさいッ!恥ずかしくないの!?みんなでよってたかってこんなことしてさッ! 」
少女の言葉は正論だった。
だが、この場にいた暴徒たちは誰もその言葉に耳を貸そうとしていなかった。彼ら彼女らの中には自分たちの行動は正義であると過信しているが故の思いがあったからだ。
何よりも人界の中で一番優れた国家、ヴェストリア帝国に住んでいるという自尊心が民衆たちを支えていたのである。
行動に出た民衆たちにとって少女の発言は自分たちの勇気ある行動を阻害する妨害活動でしかなかったのである。
コクランは執行官事務所から周辺にある街から買ってきたエナミーの樽から注いだジョッキを啜りながら言った。
既に顔は赤く染まっている。酔いが回ってきている証拠だ。
面倒な人は酔えば饒舌になると聞くが、どうやらコクランも同じタイプであったらしい。
「でも、共存というどんな形でするんですか?」
ルイスは呆れたような口調で問い掛けた。
「おっ、よくぞ聞いてくれた! 」
コクランはルイスの表情にも気がつくことなく、明るい顔を浮かべ、ジョッキを片手に自身の思い描く理想の姿を語っていく。
コクランの思い描く『共存』というのはヴェストリア帝国を始めとした人界における全ての国家が魔族の存在を認め、魔族の子供たちに労働ではなく教育を与えること、そして魔族の労働者たちを人間の労働者たちと同じ環境に置くことなどがその最たる例だそうだ。
そして、今日の帰りに遭遇した『魔族お断り』という店をなくすだけではなく、図書館や公園、公衆浴場といった公共施設を種族の違いなく使えるということがコクランから見た理想的な『共存』のあり方だそうだ。
「もちろん、全てを平等にする訳だからな。嫌な面も引き受けてもらわないと対等にならん。兵役とかな」
先ほどとは一転してコクランは苦々しげな口調で語った。
「なるほど、確かに実現すれば最高の形で共存が果たせるでしょう。ですが、その条件をあの女帝や他国の王、それに貴族たちが呑むでしょうかね?あとは市民たちですね。今の現状を踏まえれば受け入れるのは厳しいかもしれません……」
「問題は人間だけではありません。人間たちにされたことを魔族の方が許すでしょうか?私だったら間違いなく報復に出ますよ」
二人の意見は尤もだった。つい最近もカワックの事件が起きたばかりである。
カワックの街でゴブリンが殺された事件に関しては妖霊軍の騒動が起こるまではどこの国でも大きく取り上げられたと聞いた。
人間側も魔族側もこの事件を重く受け止めていた。そのため両者の間に築かれた溝はより一層深くなっていき、もはや修復不能と呼んでいいかもしれないような状況になっていた。
それに加えて、例の妖霊軍の騒動である。この騒動によって40年前と同様に魔族たちは反乱に憧れるようになり、人間と敵対することを選ぶことは想像できた。
更に人間側も例の『人界防衛騎士団』を始めとした反魔族集団を結成しつつある。これらの出来事から考えるに人間と魔族との間に戦争が引き起こされる可能性も高まってきた。
そうなれば負けるのは人間側だ。魔界が技術提供を行ったり、自分たちの同胞が虐げられているのを看過しているのは広い人間界を借りているという負い目があるからだ。
そんな負い目さえも吹き飛ばすような出来事が起これば流石の魔界側も堪忍袋の尾が切れてしまうに違いない。
そうなる前に改革を行いたいというのが本音だった。それ故に今日は報告の終わりに女帝へ『共存』という取り組みを直訴する予定であったのだが、あの機嫌では却下されてしまうに違いない。
不本意ではあったが、その案は飲み込まざるを得なかった。
すっかりと沈んだ顔を浮かべていたコクランは酒を啜り、レイチェルがつまみとして切ったレタスを齧っていく。
水っぽい味がするはずだったが、なぜか今日は味がしなかった。
その後は何やら感情に任せて喚いていたような気がする。酒が入ると暴走してしまうのは悪い癖だ。
エナミーを飲んでいる際に自身の前世の記憶が混濁していく。前世の記憶としては慣れない酒場に連れて行かれてそこで酒を強制的に飲まされたことを覚えている。
その時に日本刀を持っていたことも覚えている。その時に日本刀を持って……。
「コクランさん! コクランさん! 」
と、ルイスがコクランを揺り起こしていく。コクランはその声でようやく遥か昔に終わった前世の記憶から現実の世界へと戻っていく。
「あぁ、どうしたんだ?坊主?」
「どうしたんだじゃあないですよ。飲み過ぎじゃあないんですか?」
コクランはそれを聞いて首を縦に動かす。そしてそろそろ寝ようかと決意したのであった。
レイチェルに肩を担がれながら寝室に向かったコクランはそのままゆっくりとベッドの上に寝かされた。コクランはそのままベッドの上で寝息を立てていく。
この時コクランは久し振りにゆっくりとした夢を見た。最近は忙しかったのに加え、久し振りにいい夢を見ることができたので疲れはすっかりと取れていた。そのお陰で翌朝は上機嫌なまま起き上がれた。
鼻歌を歌いながらレイチェルの用意した夕食を食べて新聞を読んでいると、また興味深い記事が飛び込んできた。
それは人間の少女が魔族と人間との共存を世界に向けて訴え掛けたというものだった。
新聞を使っての訴えは強いものとなるだろう。コクランは図らずとも昨晩の自身の願いが実現しようとしていることに喜びを露わにしていた。
このまま上手くいけばいいのだが、そう上手くことが運ばないというのが人間社会というものだ。
翌日少女の言葉を載せた新聞社の元にフロイドやシモーヌといった『人界防衛騎士団』の面々が抗議に訪れたのであった。
「親愛なる人間の諸君よッ! 本日、我々は化け物どもを擁護する腐り切った新聞社の元に抗議に来たッ! 」
人界防衛騎士団にて勇者を名乗るフロイドがこの騒動を聞き付けて現れた群衆たちに自分たちが現れた理由を簡潔に説明し、それからパフォーマンスのために新聞社の壁を勢いよく蹴り飛ばしていく。
「この新聞社の行なっている行動は我々人間の生活を脅かすものであるッ! 我々人間は一度も魔族に人界へと来てほしいなどと頼んだことはないッ! それなのに奴らは勝手にやってきて、人間と対等になりたいなどと主張しているッ! 我々の存亡が脅かされるようなことがあっても許されていいというのか!?」
フロイドの主張を聞いて一部の人間たちが同調の意思を示していく。異様な熱狂がフロイドや騎士団の面々を包んでいた。
フロイドはこれを見てチャンスだと判断した。フロイドは自身の得物『エナミーカリバー』を掲げて魔族に対する憎悪と新聞社への攻撃を同調する民衆に向かって指示していく。
その言葉を聞いた民衆たちは集まった人界防衛騎士団の面々と共に新聞社の中へと戦場における兵隊のように躊躇うことなく突っ込んでいった。
門の前に護衛として屈強な体躯の記者たちが立ち塞がっていたのだが、大挙する人々の前には多勢に無勢であった。
結果として人界防衛騎士団の面々とそれに同調した民衆たちに押し切られ、新聞社への侵入を許してしまうことになってしまった。そして、襲撃を掛けることになってしまったのである。
怒りに支配された民衆たちは机を壊し、資料を荒らし、記者たちに対して攻撃を加えるその姿はまさしく暴力の波そのものであったといってもいい。
その暴力に対して言論で立ち塞がったのは顎の下に立派な黒い髭を生やした編集長であった。
「きみたち辞めないかッ! ここをどこだと思っているんだね!?」
「どこだって?人間のくせに薄汚い怪物どもを庇うゴミ溜めの巣窟だと思ってるが」
フロイドは卑しくも言論で立ち向かった編集長に対して剣を突き付けながら言った。剣先は怪しく光り、それは今にも喉を貫きかねない状態にあった。
そんな中でも毅然とした態度で喋り続けることができたのは編集長として、或いは物書きとしての誇りからきたものだったのだろう。
だが、堂々とした態度が逆にフロイドの苛立ちを高まらせた。
「なんだッ! その目はッ! 」
フロイドは拳を振るい上げて編集長を殴り飛ばした。綺麗に半回転した体がデスクにぶつかり、編集長は短い悲鳴を上げた。
だが、それでも容赦することはなかった。フロイドは無抵抗な編集長の上に馬乗りになって執拗に拳を振るい続けていた。
左右の両頬を何度も張り飛ばしてはいたが、編集長は弱音を吐かなかった。
業を煮やしたフロイドが剣を突き立てようとした時のことだ。
「何やってんの!?あんたたち!?」
と、背後から怒鳴る声が聞こえてきた。フロイドたちが振り返ると、そこには金色の髪を髪留めで一つに纏めた少女の姿が見えた。
青い色をした気の強そうな瞳が印象的な少女だ。両頬にあるそばかすが幼さを象徴しているように思われた。彼女は唖然たしている暴徒たちを掻き分けると、フロイドの元へと近寄ると、フロイドに強烈な平手打ちを喰らわせのである。
「な、何をするんだ!?」
「うるさいッ!恥ずかしくないの!?みんなでよってたかってこんなことしてさッ! 」
少女の言葉は正論だった。
だが、この場にいた暴徒たちは誰もその言葉に耳を貸そうとしていなかった。彼ら彼女らの中には自分たちの行動は正義であると過信しているが故の思いがあったからだ。
何よりも人界の中で一番優れた国家、ヴェストリア帝国に住んでいるという自尊心が民衆たちを支えていたのである。
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