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5.温かな夜
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――自分がオメガとして生まれたせいで、母親はつらい生活を送っている。
こんな思いを抱き始めたのは、いつからだったからだろう。自分で自分のことを『疫病神』だと思うようになったのは。
「もちろん母さんが言ったんじゃないよ。だけど……時々考えるんだ。もし僕が生まれなかったら、せめて僕がオメガじゃなかったら、母さんはどんな人生を送っていたのかなって」
母親はとても美しい人だった。明るく、性根がまっすぐの善人で。
「きっと周りの人間から愛されて、幸せに生きてたんじゃなかなって思うんだよ。きっと今だって、元気に生きて……」
リオンはぐっと唇をかみしめた。再び目頭が熱くなってくる。
「こんなに……早く死んじゃうことも……なかったんじゃないかなって、思ったら……僕は……僕は……母さんに申し訳なくて――」
「――リオン様」
クレイドの静かな声が遮った。クレイドが上半身をゆっくりと起こす。そしてリオンの顔を覗き込んできた。
「そんなことがあるわけないでしょう。リオン様はアナ様の手紙を読まなかったんですか?」
「え……?」
「手紙ですよ。あなたに渡してあるでしょう」
手紙……母親が王宮に送ったという最後の手紙だろうか。確かに遺品としてクレイドから渡されてはいたが、初めての晩に筆跡を確かめたとき以降、開いていなかった。
リオンは首を振った。
「ううん……読んでない」
「なぜ読まないのです」
「だって……読みたくなかったから」
「なぜですか」
クレイドに冷静な声で問い詰められ、リオンは顔をゆがませた。
「だって……読めないよ! 母さんの最後の手紙だよ! 本心が書いてあるに決まってるでしょう! 読むのが怖いんだ!」
「怖い?」
「怖いよ! ――母さんは優しくて強かった。最後の最後まで、僕を愛して、心配して、神様に『この子をお守りください』って祈りながら死んでいったよ。でもそこに、僕を恨む気持ちがほんの少しでも混じってないなんて、どうしてわかるの? もしその手紙の中にそんな言葉が一言でも混じってたら……!」
きっと自分はもう、二度と立てなくなってしまう。
リオンは両手で顔を覆い、嗚咽を漏らした。
「だからっ……、読めない……、見たくないんだよっ……、僕は弱虫だから……」
「それなら……リオン様、私があなたに教えます」
「……いいよ、知りたくない」
リオンは顔を覆ったままで首を振った。
「いえ、教えます」
「知りたくないって言ってる――」
クレイドの手に覆われた前足がリオンの頬に添えられる。ぐっと顔を持ち上げられる。
「アナ様からの手紙は、あなたに対する愛しか感じられませんでしたよ」
一気に胸の中の空気を吐き出すように、クレイドは言った。
リオンはクレイドを視線を合わせ、ゆっくりと目を瞬いた。
声の調子はいつもと同じなのに、目だけが強く光っていた。こちらを抉り出すような強さで見つめてくる眼差しは、初めて見るクレイドの激しさだった。
「今は読めなくてもいい。ずっと先でもいいんです。いつか読みなさい。あなたの母親からの最後の愛だ」
「……最後の愛、なの」
あれはそうなのか。
本当にそういうものだけで出来ているのか。
目の前のクレイドの灰色の瞳に、自分自身に、胸の中にいる母親の面影に問いかける。
自分は読めるだろうか。
今はまだ無理でも、もう少し時間が経って、もう少し母親の死を受け入れることが出来るようになって、そしてもう少し自分に自信を持つことが出来たのなら――。
読みたいと思った。
強くなりたい。あの手紙を再び開けるくらいに。
こくんとリオンは頷いた。
「『いつか』、でもいい?」
「もちろんです」
「なら出来るかも」
「ええ、きっと大丈夫です」
頷き返したクレイドは、もういつもの穏やかなクレイドだった。リオンの頬に流れる涙を、不器用な獣の前足で拭おうとしてくれている。
ふわふわな毛がくすぐったくて、ふふっと笑いが漏れ出た。クレイドもつられるようにしてほほ笑む。
「それで、あなたはご自分が疫病神じゃないと、納得できましたか?」
「え?」
リオンはきょとんと首を傾げた。数秒考え、話がずっと前に戻ったのだと気が付く。
「……えっ? そういう話だったっけ?」
「そういう話でした。納得できましたか?」
「……ああ、うん、まあ」
それなら良かった、とクレイドは頷く。
「そしてもう一点。あなたは『自分の責任だ』などと言いましたが、謝るべきなのはこちらの方です。あなたを危険にさらしてしまったのは私たちの警護が甘かっただけのこと。私の怪我に関しても、あなたが責任を感じる必要はひとつもない」
「え、あ、うん」
「わかりましたね? わかったら寝ますよ」
話を雑にまとめると、クレイドはふうと息を吐き、疲れたように身体を横たえた。話をして体力を消耗してしまったのだろう。
「ふふ、クレイドってばお母さんみたい」
「おしゃべりはもう終わりです……。さあリオン様……あなたはご自分のところへ戻って――」
クレイドはよほど眠いのか、しゃべりながらも瞼が落ちかけている。リオンはクレイドの言葉を聞かなかったふりをして、隣にごろんと横になった。
「クレイドと一緒に寝たい」
「えっ」
クレイドがうとうとと閉じかけた目を開いた。驚いたように頭を起こした彼の目を、懇願を込めてじっと見つめる。
「だめ? だってもう夜遅いし眠いよ」
「でもリオン様……毛布も一枚しかないですし」
「一枚あれば十分だよ。寒くないよ、クレイドが温かいから」
「し、しかし……」
クレイドは黙り込んだ。耳がひくんひくんとせわしなく動いている。手を伸ばしてそっと耳に触れると、クレイドはぐうと喉を鳴らした。
おそらく困っているのだろう。獣の顔なので今クレイドがどんな表情をしているのかよくわからないけど。
「ねえクレイド、明日になったら人間の姿に戻る?」
「え? ……ええ、おそらくは」
「そっか。早く明日になればいいな……。この姿もふわふわでいいけど、やっぱりクレイドの顔が見えないのは寂しい」
リオンはクレイドの頭をもう一度撫で、そして首元に顔をうずめた。あたたかい。干し草のような甘い匂いがする。
「リオン様……」
クレイドが息を止め、それから大きく息を吐きだす。怪我をしていない方の前足がリオンの肩にまわり、やさしく抱き寄せるようなしぐさをした。リオンを追い出すのはどうやら諦めてくれたらしい。
(本当にクレイドは優しいな……)
温かな毛並みに埋もれ、リオンは微笑みながら目を閉じた。
こんな思いを抱き始めたのは、いつからだったからだろう。自分で自分のことを『疫病神』だと思うようになったのは。
「もちろん母さんが言ったんじゃないよ。だけど……時々考えるんだ。もし僕が生まれなかったら、せめて僕がオメガじゃなかったら、母さんはどんな人生を送っていたのかなって」
母親はとても美しい人だった。明るく、性根がまっすぐの善人で。
「きっと周りの人間から愛されて、幸せに生きてたんじゃなかなって思うんだよ。きっと今だって、元気に生きて……」
リオンはぐっと唇をかみしめた。再び目頭が熱くなってくる。
「こんなに……早く死んじゃうことも……なかったんじゃないかなって、思ったら……僕は……僕は……母さんに申し訳なくて――」
「――リオン様」
クレイドの静かな声が遮った。クレイドが上半身をゆっくりと起こす。そしてリオンの顔を覗き込んできた。
「そんなことがあるわけないでしょう。リオン様はアナ様の手紙を読まなかったんですか?」
「え……?」
「手紙ですよ。あなたに渡してあるでしょう」
手紙……母親が王宮に送ったという最後の手紙だろうか。確かに遺品としてクレイドから渡されてはいたが、初めての晩に筆跡を確かめたとき以降、開いていなかった。
リオンは首を振った。
「ううん……読んでない」
「なぜ読まないのです」
「だって……読みたくなかったから」
「なぜですか」
クレイドに冷静な声で問い詰められ、リオンは顔をゆがませた。
「だって……読めないよ! 母さんの最後の手紙だよ! 本心が書いてあるに決まってるでしょう! 読むのが怖いんだ!」
「怖い?」
「怖いよ! ――母さんは優しくて強かった。最後の最後まで、僕を愛して、心配して、神様に『この子をお守りください』って祈りながら死んでいったよ。でもそこに、僕を恨む気持ちがほんの少しでも混じってないなんて、どうしてわかるの? もしその手紙の中にそんな言葉が一言でも混じってたら……!」
きっと自分はもう、二度と立てなくなってしまう。
リオンは両手で顔を覆い、嗚咽を漏らした。
「だからっ……、読めない……、見たくないんだよっ……、僕は弱虫だから……」
「それなら……リオン様、私があなたに教えます」
「……いいよ、知りたくない」
リオンは顔を覆ったままで首を振った。
「いえ、教えます」
「知りたくないって言ってる――」
クレイドの手に覆われた前足がリオンの頬に添えられる。ぐっと顔を持ち上げられる。
「アナ様からの手紙は、あなたに対する愛しか感じられませんでしたよ」
一気に胸の中の空気を吐き出すように、クレイドは言った。
リオンはクレイドを視線を合わせ、ゆっくりと目を瞬いた。
声の調子はいつもと同じなのに、目だけが強く光っていた。こちらを抉り出すような強さで見つめてくる眼差しは、初めて見るクレイドの激しさだった。
「今は読めなくてもいい。ずっと先でもいいんです。いつか読みなさい。あなたの母親からの最後の愛だ」
「……最後の愛、なの」
あれはそうなのか。
本当にそういうものだけで出来ているのか。
目の前のクレイドの灰色の瞳に、自分自身に、胸の中にいる母親の面影に問いかける。
自分は読めるだろうか。
今はまだ無理でも、もう少し時間が経って、もう少し母親の死を受け入れることが出来るようになって、そしてもう少し自分に自信を持つことが出来たのなら――。
読みたいと思った。
強くなりたい。あの手紙を再び開けるくらいに。
こくんとリオンは頷いた。
「『いつか』、でもいい?」
「もちろんです」
「なら出来るかも」
「ええ、きっと大丈夫です」
頷き返したクレイドは、もういつもの穏やかなクレイドだった。リオンの頬に流れる涙を、不器用な獣の前足で拭おうとしてくれている。
ふわふわな毛がくすぐったくて、ふふっと笑いが漏れ出た。クレイドもつられるようにしてほほ笑む。
「それで、あなたはご自分が疫病神じゃないと、納得できましたか?」
「え?」
リオンはきょとんと首を傾げた。数秒考え、話がずっと前に戻ったのだと気が付く。
「……えっ? そういう話だったっけ?」
「そういう話でした。納得できましたか?」
「……ああ、うん、まあ」
それなら良かった、とクレイドは頷く。
「そしてもう一点。あなたは『自分の責任だ』などと言いましたが、謝るべきなのはこちらの方です。あなたを危険にさらしてしまったのは私たちの警護が甘かっただけのこと。私の怪我に関しても、あなたが責任を感じる必要はひとつもない」
「え、あ、うん」
「わかりましたね? わかったら寝ますよ」
話を雑にまとめると、クレイドはふうと息を吐き、疲れたように身体を横たえた。話をして体力を消耗してしまったのだろう。
「ふふ、クレイドってばお母さんみたい」
「おしゃべりはもう終わりです……。さあリオン様……あなたはご自分のところへ戻って――」
クレイドはよほど眠いのか、しゃべりながらも瞼が落ちかけている。リオンはクレイドの言葉を聞かなかったふりをして、隣にごろんと横になった。
「クレイドと一緒に寝たい」
「えっ」
クレイドがうとうとと閉じかけた目を開いた。驚いたように頭を起こした彼の目を、懇願を込めてじっと見つめる。
「だめ? だってもう夜遅いし眠いよ」
「でもリオン様……毛布も一枚しかないですし」
「一枚あれば十分だよ。寒くないよ、クレイドが温かいから」
「し、しかし……」
クレイドは黙り込んだ。耳がひくんひくんとせわしなく動いている。手を伸ばしてそっと耳に触れると、クレイドはぐうと喉を鳴らした。
おそらく困っているのだろう。獣の顔なので今クレイドがどんな表情をしているのかよくわからないけど。
「ねえクレイド、明日になったら人間の姿に戻る?」
「え? ……ええ、おそらくは」
「そっか。早く明日になればいいな……。この姿もふわふわでいいけど、やっぱりクレイドの顔が見えないのは寂しい」
リオンはクレイドの頭をもう一度撫で、そして首元に顔をうずめた。あたたかい。干し草のような甘い匂いがする。
「リオン様……」
クレイドが息を止め、それから大きく息を吐きだす。怪我をしていない方の前足がリオンの肩にまわり、やさしく抱き寄せるようなしぐさをした。リオンを追い出すのはどうやら諦めてくれたらしい。
(本当にクレイドは優しいな……)
温かな毛並みに埋もれ、リオンは微笑みながら目を閉じた。
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