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第1章
第28話:リオルタス
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数日ぶりに朝から南東にある洞窟の森へと向かった。動物たちの様子を見に行く為である。
尾行がいないことをキョロキョロと後ろを見回し確認しつつ、洞窟の森に辿り着いた。
「メルちゃん、みんなの様子はどう?」
「元気にしてますよ」
動物たちに会いたいという気持ちもあるが、相手も自由に過ごしたいだろうと招集をかけるのはやめておいた。
すると突然私の身体が光り出した。
「なにこれ?」
「わかりません」
森の管理者であるメルちゃんにも分からない現象。少なくとも森とは関係ないようだ。
光は強くなり、眩しさのあまり目を閉ざした。
「こんにちは。お久しぶりですね」
聞き覚えのある声を聞いて、そっと目を開ける。そこには神様がいた。
「神様!」
辺りを見渡すと、森ではなく転生の時の花畑。
「ちょっと貴女とお話がしたいと思っていた所でして……」
そう言われて冷や汗をかく。ひょっとして全然異世界を幸せにできていないから神様クビとか?
そんなことを考えていると、神様はどこからともなく、白くて繊細な装飾の施された丸いテーブルと椅子を出した。
「座って下さい」
手で椅子に座るように促され、恐る恐る座る。これから面接でも始まるのだろうか?
おずおずとしつつ、質問をする。
「……あの……神様、お話って?」
「うん? さっきから神様と言っているけど、自己紹介してませんでしたっけ?」
自己紹介も何も異世界の話をされただけで、名前すら聞いていない。私はこくこくと頷く。
「私の名前は転生管理の神、リオルタス。改めてよろしくサオリ」
『改めてよろしく?』
神様クビというわけではないのかな?
そんなことを思っていると、リオルタス様の話が始まった。
「さて、私は君の上司ということになるのだが、部下である君が担当している世界の状況を報告して欲しい」
「えっと、最初の村の側に、湖と森を作りました。お魚と木の実が採れて、あと畑も作物が収穫できるようになって、村人は食べ物に困らなくなりました」
「最初の村? リンドン村か?」
「えーっと……多分?」
そういえば村の名前を知らない。それを察したリオルタス様は、ため息をついた。
「サオリはリンドン村の側に転移させたはず。いきなり大きな街とかに行くと、見たことない人物は警戒される可能性もあるからな。小さな村なら旅人や迷い人程度で受け入れてくれる」
受け入れてくれると簡単に言うけど、最初は村人、いやリンドン村の人達の態度は冷たかった。だが過ぎ去ったことをここで言っても仕方がないので、黙って話の続きをする。
「あ、あと人間と動物の争いがありました。でも、無事に解決しました」
そう言うと、胸がチクンと痛む。リオルタス様目線だと他愛無いことだろうけど、友達の豚さんは死んでしまった。
「無事に解決か……何をもって無事に解決と判断したのか分からないけど、順調なら結構。くれぐれも人間に直接関与しないで下さいね」
『人間に直接関与しないこと』
それは、異世界を平和にするという基準が、人間であって動物ではないのかもしれない。そう考えると切なくなる。
前世で自分を思い出す。病院生活になるまでは、散々なにも気にせず動植物を食べていたことに……。
考え込んでいると、私の考えを察したのか、リオルタス様が一言付けたした。
「どの世の中も弱肉強食だよ」
『弱肉強食』
強いものが弱いものを食べる。人間たちは弱い動物たちを食べる。逆に人間も熊のように強い動物には食べられる。そういうことを言いたいのだろう。私にもそういう考えを持てと……。
リオルタス様の不器用な言い方に、思わずくすっと笑ってしまいそうになるも我慢をする。
そんな私をよそに、リオルタス様は話を続けた。
「話は変わるが、こちらが本命の話だ。サオリのステータス画面はどうしている?」
そう言われて、私は疑問符を頭の上に出しつつ、こてんと首を傾げる。
(ステータス画面? 普通にあるよね? ゲームみたいなシステムだから、バグが発生するときでもあるのかな?)
リオルタス様の意図が分からずに考え込む。
「……その様子だと、どうやらステータス画面が一つしかないようだな」
ステータス画面が一つしかない? 普通のことでは?
そう思っていると、リオルタス様がステータス画面を見せるように言ってきた。
私がステータス画面を開くと、隣からリオルタス様が覗き込む。
「やはり人間用のステータス画面に『スキル創造』があるか……それに人間で魔力無限はありえないぞ? ……まあこれは私のミスか」
リオルタス様はため息をつきつつ、私の頭に手をかざす。よくわからないけど、スキル創造を私に与えたのはリオルタス様なので、人間用のステータスにそれがあるというのなら、間違いなく、リオルタス様のミスであろう……。私は悪くないよ?
リオルタス様が私の頭に手をかざしたことによって、ステータス画面の知識が頭の中に流れ込んでくる。『神様用のステータス画面』と『人間用のステータス画面』の二つがあるらしい。
リオルタス様は、「神用のステータス画面と人間用のステータス画面を開きなさい」と言ってきた。両方同時に開けるの?
半信半疑でやってみる。すると神用は白い画面に淵に金色の装飾が施された画面。ちなみに人間用は黒い画面で線で枠が引かれているだけである。
「スキルの『地形変動』『魔法創造』『動物言語』『精霊創造』『魔力無限』『不老不死』は、神用のステータス画面に移動しなさい。人間はそんなスキルは持てないから」
スキルのほとんどが人間離れしていると……まあ神様だからそうなんだけど、他の人に知られるとまずいということだね。
「どうやって移動すればいいの?」
「頭の中で念じれば、移動できます」
言われてやってみる。人間側のステータス画面から、スキルがふっと消えて、神用のステータス画面にその消えたものが現われた。
「おお! でもこれって使い方はどうなるんです?」
「ああ、そうか。うっかりしていた。サオリは今は人間の姿しか持っていなかったな」
「人間の姿しか持っていない?」
「ああ、ついでにここでサオリが女神になったときの姿も作っておこう」
キャラメイク的な感じか。だが、作ると言っても問題がある。
「あ、あの、村でもう私の女神としての、木彫りの女神像が作られているんですが……名前もついて」
「ほう? どんなだ?」
リオルタス様は興味深そうに聞いてきた。
私はちょっと恥ずかし気に答える。
「……見た目は私で、背中に翼が生えてます」
「見た目がそのままなのか? それだと神として行動しないとならないときに困るな? 木彫りと言ったか? なら色はついていないんだな? 髪や瞳の色だけでも変えておきなさい」
「どうやってですか?」
「魔法創造で『変身魔法』でも作りなさい。それで女神になったときの姿を作りなさい」
色々注文されて混乱しそうだが、とりあえず変身魔法を作り、更にそこから女神の姿を作ってみる。
女神の時の姿は、髪の色は金色。そして、瞳の色は空色にしてみた。そして、背中に翼も生やしてみる。服の背中が破れました……。
あとで着替えればいいやと気を取り直して、確認のためにリオルタス様に聞いてみる。
「見た目、こんな感じでいいですか?」
「いいんじゃないか? それで名前はどうした? 村人がつけたのか?」
「女神エレメリスとなりました……自分で命名したのですが……」
「エレメリスか……まあいいんじゃないか?」
名前を批判されることはなかった。だがなにかと「いいんじゃないか?」はどうかと思う。そんなことを考えていると、神様が注意事項を説明してきた。
「神のステータス画面にあるものは、神の姿の時に使いなさい。人間の姿の時に使ってはいけない」
「逆の場合は? 神の姿の時に、人間のステータス画面のものも使っていいの?」
「ああ、それは構わない。くれぐれも人間が持つべきものでないスキルや魔法を、人間用のステータス画面に入れたり、実際に使ったりしないように。ともかく神としての力が、人間にばれないようにしてくれ」
「はい、わかりました」
分かることはわかった。だが、いちいち変身するというのが面倒である。
「最後に課題を出しておく」
「課題?」
「そうだ。私が『転生の神』であるように、サオリがなんの女神となるかだ。例えば豊穣の神だと、自然の恵みに関する能力が大幅に上がり、戦いの神だと、戦いに必要な能力が大幅に上がる。ようするに称号だ。称号次第で君の能力に変化をもたらす。あとでいいから考えついたら、スキル創造で『称号命名スキル』とかでも作りなさい」
なるほど。確かに神様たちは、何々の神とか称号あったりするよね。それで能力が変化するのか。贅沢に全知全能の神にでもなろうかな。
「ああ、ちなみに『全知全能の神』というのはあるが、万能故に能力の上昇率は小さくなるから」
考えていたことが表情に出ていたのか、釘を刺された。
尾行がいないことをキョロキョロと後ろを見回し確認しつつ、洞窟の森に辿り着いた。
「メルちゃん、みんなの様子はどう?」
「元気にしてますよ」
動物たちに会いたいという気持ちもあるが、相手も自由に過ごしたいだろうと招集をかけるのはやめておいた。
すると突然私の身体が光り出した。
「なにこれ?」
「わかりません」
森の管理者であるメルちゃんにも分からない現象。少なくとも森とは関係ないようだ。
光は強くなり、眩しさのあまり目を閉ざした。
「こんにちは。お久しぶりですね」
聞き覚えのある声を聞いて、そっと目を開ける。そこには神様がいた。
「神様!」
辺りを見渡すと、森ではなく転生の時の花畑。
「ちょっと貴女とお話がしたいと思っていた所でして……」
そう言われて冷や汗をかく。ひょっとして全然異世界を幸せにできていないから神様クビとか?
そんなことを考えていると、神様はどこからともなく、白くて繊細な装飾の施された丸いテーブルと椅子を出した。
「座って下さい」
手で椅子に座るように促され、恐る恐る座る。これから面接でも始まるのだろうか?
おずおずとしつつ、質問をする。
「……あの……神様、お話って?」
「うん? さっきから神様と言っているけど、自己紹介してませんでしたっけ?」
自己紹介も何も異世界の話をされただけで、名前すら聞いていない。私はこくこくと頷く。
「私の名前は転生管理の神、リオルタス。改めてよろしくサオリ」
『改めてよろしく?』
神様クビというわけではないのかな?
そんなことを思っていると、リオルタス様の話が始まった。
「さて、私は君の上司ということになるのだが、部下である君が担当している世界の状況を報告して欲しい」
「えっと、最初の村の側に、湖と森を作りました。お魚と木の実が採れて、あと畑も作物が収穫できるようになって、村人は食べ物に困らなくなりました」
「最初の村? リンドン村か?」
「えーっと……多分?」
そういえば村の名前を知らない。それを察したリオルタス様は、ため息をついた。
「サオリはリンドン村の側に転移させたはず。いきなり大きな街とかに行くと、見たことない人物は警戒される可能性もあるからな。小さな村なら旅人や迷い人程度で受け入れてくれる」
受け入れてくれると簡単に言うけど、最初は村人、いやリンドン村の人達の態度は冷たかった。だが過ぎ去ったことをここで言っても仕方がないので、黙って話の続きをする。
「あ、あと人間と動物の争いがありました。でも、無事に解決しました」
そう言うと、胸がチクンと痛む。リオルタス様目線だと他愛無いことだろうけど、友達の豚さんは死んでしまった。
「無事に解決か……何をもって無事に解決と判断したのか分からないけど、順調なら結構。くれぐれも人間に直接関与しないで下さいね」
『人間に直接関与しないこと』
それは、異世界を平和にするという基準が、人間であって動物ではないのかもしれない。そう考えると切なくなる。
前世で自分を思い出す。病院生活になるまでは、散々なにも気にせず動植物を食べていたことに……。
考え込んでいると、私の考えを察したのか、リオルタス様が一言付けたした。
「どの世の中も弱肉強食だよ」
『弱肉強食』
強いものが弱いものを食べる。人間たちは弱い動物たちを食べる。逆に人間も熊のように強い動物には食べられる。そういうことを言いたいのだろう。私にもそういう考えを持てと……。
リオルタス様の不器用な言い方に、思わずくすっと笑ってしまいそうになるも我慢をする。
そんな私をよそに、リオルタス様は話を続けた。
「話は変わるが、こちらが本命の話だ。サオリのステータス画面はどうしている?」
そう言われて、私は疑問符を頭の上に出しつつ、こてんと首を傾げる。
(ステータス画面? 普通にあるよね? ゲームみたいなシステムだから、バグが発生するときでもあるのかな?)
リオルタス様の意図が分からずに考え込む。
「……その様子だと、どうやらステータス画面が一つしかないようだな」
ステータス画面が一つしかない? 普通のことでは?
そう思っていると、リオルタス様がステータス画面を見せるように言ってきた。
私がステータス画面を開くと、隣からリオルタス様が覗き込む。
「やはり人間用のステータス画面に『スキル創造』があるか……それに人間で魔力無限はありえないぞ? ……まあこれは私のミスか」
リオルタス様はため息をつきつつ、私の頭に手をかざす。よくわからないけど、スキル創造を私に与えたのはリオルタス様なので、人間用のステータスにそれがあるというのなら、間違いなく、リオルタス様のミスであろう……。私は悪くないよ?
リオルタス様が私の頭に手をかざしたことによって、ステータス画面の知識が頭の中に流れ込んでくる。『神様用のステータス画面』と『人間用のステータス画面』の二つがあるらしい。
リオルタス様は、「神用のステータス画面と人間用のステータス画面を開きなさい」と言ってきた。両方同時に開けるの?
半信半疑でやってみる。すると神用は白い画面に淵に金色の装飾が施された画面。ちなみに人間用は黒い画面で線で枠が引かれているだけである。
「スキルの『地形変動』『魔法創造』『動物言語』『精霊創造』『魔力無限』『不老不死』は、神用のステータス画面に移動しなさい。人間はそんなスキルは持てないから」
スキルのほとんどが人間離れしていると……まあ神様だからそうなんだけど、他の人に知られるとまずいということだね。
「どうやって移動すればいいの?」
「頭の中で念じれば、移動できます」
言われてやってみる。人間側のステータス画面から、スキルがふっと消えて、神用のステータス画面にその消えたものが現われた。
「おお! でもこれって使い方はどうなるんです?」
「ああ、そうか。うっかりしていた。サオリは今は人間の姿しか持っていなかったな」
「人間の姿しか持っていない?」
「ああ、ついでにここでサオリが女神になったときの姿も作っておこう」
キャラメイク的な感じか。だが、作ると言っても問題がある。
「あ、あの、村でもう私の女神としての、木彫りの女神像が作られているんですが……名前もついて」
「ほう? どんなだ?」
リオルタス様は興味深そうに聞いてきた。
私はちょっと恥ずかし気に答える。
「……見た目は私で、背中に翼が生えてます」
「見た目がそのままなのか? それだと神として行動しないとならないときに困るな? 木彫りと言ったか? なら色はついていないんだな? 髪や瞳の色だけでも変えておきなさい」
「どうやってですか?」
「魔法創造で『変身魔法』でも作りなさい。それで女神になったときの姿を作りなさい」
色々注文されて混乱しそうだが、とりあえず変身魔法を作り、更にそこから女神の姿を作ってみる。
女神の時の姿は、髪の色は金色。そして、瞳の色は空色にしてみた。そして、背中に翼も生やしてみる。服の背中が破れました……。
あとで着替えればいいやと気を取り直して、確認のためにリオルタス様に聞いてみる。
「見た目、こんな感じでいいですか?」
「いいんじゃないか? それで名前はどうした? 村人がつけたのか?」
「女神エレメリスとなりました……自分で命名したのですが……」
「エレメリスか……まあいいんじゃないか?」
名前を批判されることはなかった。だがなにかと「いいんじゃないか?」はどうかと思う。そんなことを考えていると、神様が注意事項を説明してきた。
「神のステータス画面にあるものは、神の姿の時に使いなさい。人間の姿の時に使ってはいけない」
「逆の場合は? 神の姿の時に、人間のステータス画面のものも使っていいの?」
「ああ、それは構わない。くれぐれも人間が持つべきものでないスキルや魔法を、人間用のステータス画面に入れたり、実際に使ったりしないように。ともかく神としての力が、人間にばれないようにしてくれ」
「はい、わかりました」
分かることはわかった。だが、いちいち変身するというのが面倒である。
「最後に課題を出しておく」
「課題?」
「そうだ。私が『転生の神』であるように、サオリがなんの女神となるかだ。例えば豊穣の神だと、自然の恵みに関する能力が大幅に上がり、戦いの神だと、戦いに必要な能力が大幅に上がる。ようするに称号だ。称号次第で君の能力に変化をもたらす。あとでいいから考えついたら、スキル創造で『称号命名スキル』とかでも作りなさい」
なるほど。確かに神様たちは、何々の神とか称号あったりするよね。それで能力が変化するのか。贅沢に全知全能の神にでもなろうかな。
「ああ、ちなみに『全知全能の神』というのはあるが、万能故に能力の上昇率は小さくなるから」
考えていたことが表情に出ていたのか、釘を刺された。
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