蕾が開花する為に

ゆっくり白霊

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七不思議

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俺は椅子に横になっている、理由は言わずもがな担任の今村のせいだ。
「それで何の用ですか?」
「あぁちょっとこいつからの依頼だ。」
そして眼鏡をかけた少女が入ってくる。
「失礼します。」
これは…根暗だ、……俺が言えることではないな。
「で?依頼とは何だ?」
俺は今すぐ塩を買って家にばら撒きたいのだが。
「はい、実はこの学校には七不思議があるんですよ。」
………何だろう、嫌な予感がする。
「なのでそれを私と一緒に解決してはしてほしいんです。」
「は!?」
七不思議だと…そんなのあるの小学校だけだろ。
「へぇそれが依頼?」
「はいそうです。」
「面白そうじゃん受けようよ。」
遠坂はやる気だ。
「駄目だ、俺達は手伝部は手伝いをする部活だろ本来の目的とこと離れている。それに七不思議なんて気にすることもないだろ。」
「それがそうも行かないんでよ。実は七不思議の被害にあった生徒が何人もいるんですよ。だから私オカルト部部長、柊木霊(ひいらぎれい)の出番なんですよ。」
とカッコつけるが…
「オカルト部で解決すれば良くね?」
「実は……他の2名が幽霊部員なんですよ。」
オカルト部その名の通りなんだな、あれじゃないか部として成り立ってないし幽霊部?その名にふさわしいな。
「なるほどね、わかったわ受けましょう。」
西園寺!!!!
「馬鹿かよ受けて何かあるのかよ?」
「困っている人を助ける、それがこの部活なにそれとも怖いの?怖いのだったら来なくていいわよ。それだったら3人で行くことになるけど女子3人で行くの危ないから男子が一人付いてきてほしかったけど来ないならいいわ。」
「上等だ。」
そして俺はまんまと行く羽目に。
「はぁなんで二度も学校に行く羽目に。」
七不思議か、小学校のとき以来だな。
ーー「待て待て待て待て待て、怖い怖い怖い。」
「情けないなぁ祐希は?それでも男か?いや顔的に女だっけ?」
「俺は男だし、怖い物は怖いんだよ。それは幼馴染のお前が一番知ってんだろうが。」
「それもそうだね。」
くすりと笑顔を浮かべる彼女。
ーー俺は幽霊とかよりも格段に怖い事を知っているそれは、
大切なものを失うことだ。
この恐怖は絶対に克服などはできないのであろう。
そして俺は学校につく。
その他はもう来ているようだ。
「俺で全員か。」
「えぇそうね。」
「行きましょう。」
「(^o^)わーい祐希くんも早く早く。」
「おい、押すな怖いから。」
夜の学校は雰囲気がある。
あれだいつ何処でおばけが出てきてもいい雰囲気がある。
「おー感じでてますね。」
「そうね。」
「ですね。」
あれれ?冷静だぞこの人達?あれか?お化けなんていないさ系の人か?
それともお化けは友達怖くない、という幽霊版翼くんかな?
俺はボールとも人間とも幽霊とも友達じゃないが。
孤独だけが友達かな?何言ってるの俺?
そうして歩を進めると。
「で、どんな七不思議なの?」
そこで西園寺が口を開く。
七不思議、鏡とか人体模型とかピアノとか階段であろう。
まぁ大体がデマ何だか。
「はいまずは理科室です。」
理科室…人体模型であろう。
あれが動いて見えるのは今にも動き出しそうという恐怖心であり、実際には動いてなどいない。
みんなも覚えておいてくれ。
そして理科室に入る。
すると光の玉が輝いている。
光の玉?そんな都市伝説あったけ?
そして俺は目を擦る。
なんで光の玉?いや待て、これが七不思議か?
初耳というかこれって…
「これが都市伝説の一つ光り輝く玉です。一節によれば人魂とか。」
いや、これ人魂じゃないですよ、というか一節って何?
「ヒィィぃぃぃぃぃぃ!!」
遠坂?これ人魂じゃないよ、これって。
「人魂なんてありえない。ありえないありえないありえないありえない」
西園寺?あってるよ。人魂じゃないからね、復唱しなくてもわかってるよ。
「いや!!これどう考えても蛍だろ。」
そう俺が指摘する。
そして3人がなるほどという顔をする。
可笑しいよね。
はぁーくだらねえ。
ガタン、人体模型の方から音がした。
振り向いていてみると人体模型が動いていた。
ん?あれ今勝手に動いてたような?気のせい?
アイツ等は気にしてないし気のせいだよな?
そして俺達は次に音楽室に行く。
ピアノか。
ピアノはさっきと同じような恐怖もしくは近所でピアノの練習をしている人のやつを聞き間違える奴だ。
「音楽室では音楽家達がこちらを向いてくるとか。」
そっちかよ。
まぁさっきのよりは聞いたことあるけど。
そして音楽家達を見る。
そりゃあこっちに向いてますよね、そう描かれてるもん。
逆に向いてない方が怖いから。
「こっち向いてるね。」
「祐希くん守って。」
と言い俺の後ろに隠れる三人衆。
馬鹿だろ、あと西園寺は反応しろよ。
何、何も言わずに隠れてんの、もしかしてこの三人衆怖いの耐性ないの?
そう思った今日この頃である。
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