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第15話 本格化へ突き進む
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イギリスにおいて政治が動いた。チェンバレン内閣は頑なにチャーチル卿の登用を認めないが遂に海軍大臣として登場が決定する。前提として、チェンバレン内閣はボールドウィン内閣を承継した。ナチス・ドイツに対しては前大戦の反省と称して宥和外交を展開している。結果的にオーストリアやチェコ・スロヴァキアは飲み込まれた。ソ連と衝突させる策略も破綻して不可侵条約とポーランド侵攻を招いている。
「チャーチル卿が海軍大臣に就任! 日英同盟を基に正義を語る!」
もうナチス・ドイツは敵だった。ソビエト連邦も敵と認めよう。宥和外交の終焉を悟るや否や強硬論者のチャーチルの登用を決めた。次期首相は確実視されているが一旦は海軍大臣に置く。これは日英同盟を重視する方針転換の表れであり、チャーチルは議員の自由な立場を活かし、日本とパイプラインを建設していた。日英海軍合同軍事演習は彼の明確な功績である。海軍大臣の椅子から日英同盟軍の組織と戦線の構築を狙った。
「ドイツのソ連の動きは国際秩序を一方的に武力を以て破壊する暴挙と認める。我々は正義の執行者であり、力に対しては力をぶつけ、巨悪を挫き善意を助ける。したがって、極東に東洋艦隊を派遣することを決定した。日英海軍は互いに自由な通行を認め、太平洋とインド洋、大西洋だけでなく、北海まで全ての海洋を管理する」
とてつもない発言だが頷かざるを得ない。世界の第二位と第三位の海軍を擁する島国同士が手を組んだ。その時点で最強の海軍が誕生しよう。アメリカ海軍という超巨大海軍も存在するが先進性から優った。アメリカが日英同盟を崩そうとする工作を展開したこともあって快く思わない。アメリカではなく日英同盟による国際秩序の形成を主張して世界の海洋を管理することを宣言するに至った。
「私は日本の自衛活動を全面的に支持する。彼らが制裁と称して沿海州を攻めるならば追認するどころか支援する用意を整えていた。何のための同盟か。世界の秩序を取り戻すためだ」
「本国の防衛や地中海が疎かになるのでは?」
「現地士官の要請により派遣するのは戦艦2隻と駆逐艦数隻と考えている。その穴埋めは日英連合機動艦隊が足りた。日本海軍は我らのため大艦隊を派遣してくれ帰ることを忘れている。そんな勇士を迎えている中で不安と言うことは暴言に足りていた」
「極東情勢だけでなくヨーロッパに派兵は?」
「海軍大臣として答えることはできない。首相に聞いていただきたい」
「東洋艦隊の陣容は?」
「現在編成を練っている。後日改めて正式な発表とする」
記者達から質問が矢継ぎ早に飛んでくる。チャーチル海軍大臣は日本の自衛的な交戦を支持するだけでなかった。沿海州の奪還も直接的に話したことは歴史的である。前回の日露戦争と構図は似ているようで異なった。前回は風刺画にあるようにイギリスが日本の背中をグイっと押している。一方で今回を描くならば日英の兵士が並んで赤い巨熊に立ち向かった。
イギリス海軍東洋艦隊の組織と派遣は大きい。日英海軍による艦隊の交換留学と言うべきだ。日英海軍合同軍事演習に伴う艦隊派遣はなし崩し的に駐英艦隊と変わる。本国や地中海の安全が脅かされることは不安にすらならんと一蹴した。民間の旅客船がUボートに雷撃されるなどドイツ海軍の脅威に晒されている。日本海軍と連携すれば封じ込めると息巻いた。
「日本の政府と海軍と交渉次第である。まだ正確には答えられない」
日英は独ソと真っ向から戦う。
本格化に突き進んだ。
=セイロン島=
セイロン島はインドを含めてイギリス領のままだ。良質な紅茶を産出してイギリスに欠かせないと聞かれる。実際は戦略的な物資であるゴムが採取できた。それ故に手放したくない。
「チャーチル海軍大臣から正式に辞令が下りた。我々はシンガポールを経由して台湾に向かう。台湾か日本本土か調整次第だが日本海で活動する。日本海軍と連携しロシアの言う沿海州を落とす」
「沿海州と言いますと、ウラジオストクとナホトカ」
「そうだ。プリンス・オブ・ウェールズは練度が心配だが実戦を通じた訓練とする。レパルスを中心にするが日本海軍の護衛を受けられる。心配はないだろう」
戦艦2隻と駆逐艦5隻が浮いていた。シンガポールや香港を筆頭に旧植民地は大日本帝国へ移譲する。したがって、セイロン島が前線基地の機能を保持した。日本に移譲すると言うが、イギリス側は不安要素の膿を出し切り、日本側は植民地解放の大義を得て、お互いに旨味のある契約を締結する。
本題に戻って東洋艦隊はキングジョージ5世級戦艦の『プリンス・オブ・ウェールズ』とレナウン級巡洋戦艦の『レパルス』を基幹にした。前者は最先端の新鋭戦艦で後者は熟練の老練戦艦である。どちらも強力な戦艦でドイツ海軍と戦えた。日本海軍の欧州艦隊派遣のバーターが込められた東洋艦隊と称すると台湾に拠点を移す。台湾か香港、日本本土のどこかで燃料と弾薬、食料、水を補給しながら活動した。日本による沿海州の奪還を支援する。ソ連海軍は格下も格下であって恐れるに足らず、その巨砲を以て要塞を粉砕し、日英陸軍の地上部隊が簡単に進めるように地面を均した。
「駆逐艦も連れて行くが、まぁ、なんだ、よく見て学ぶがいい」
「特型駆逐艦…条約を破壊した」
「重武装でありながら高速を発揮する。まともに殴り合えば勝てない。駆逐隊の動きを見たことがあるか?」
「はい。視察させていただいたことがあります。もう、言葉にできませんでした」
「あぁ。彼らは冬季の荒れ狂う日本海で演習を繰り返している。時には事故により痛みを覚えた。我々とは違う」
プリンス・オブ・ウェールズとレパルスと駆逐艦5隻を割く。栄光のロイヤルネイビーの大盤振る舞いだ。ドイツ海軍は比較的に小規模と雖もビスマルク級戦艦は健在である。Uボートの脅威は最も警戒すべきだ。それを本国から遠方の同盟国に貸し出す。日英同盟が最も偉大な協調であることを象徴していた。
もちろん、バーター取引のため日本海軍から欧州派遣艦隊が送られる。むしろ、日本海軍の方が大盤振る舞いと見受けられた。ソビエト連邦の海軍は基地航空隊で抑え込める。ほぼ地上戦のため大胆不敵な行動ができた。現にスエズ運河を通過する艦隊、マダガスカル島に寄港中の艦隊、大西洋の自由作戦を展開中の艦隊など様々である。イギリスはチャーチル卿が海軍大臣に収まる前から独自のパイプを活かして連絡を取っていた。
「しかし、ウラジオストクとナホトカに限らず、沿海州は要塞化されている。シベリア鉄道により無尽蔵に補給できる。あいにく、鉄道を破壊できるような力は持ち合わせていない。我々は日本海の安全を確保するのだ」
「ソ連の潜水艦はUボートほどではありません。しかし、旅客船の運行に支障をきたして自由な航行を妨げます」
「戦艦が浮いているだけでも抑止力と成り得る。我々は海洋の自由を守るのだ」
「噂の戦艦に出会えたら」
「あぁ、私も見てみたい。海軍は戦艦の建造を止めてしまったからな」
「今から作っても間に合いません。戦艦を造るならば空母と巡洋艦、駆逐艦を充実させるべし。現海軍大臣の進言です」
セイロン島の日が暮れ始める。夕暮れ時にもセイロンティーは欠かせなかった。しかし、今日は趣向を変えてみる。甘い紅茶は素晴らしいが時には異国で独自に発達した茶を楽しんでみた。
「グリーンティーか。日本の心だ」
「甘くない。それがポイントです」
「渋みか。この戦いを表しているようだ」
続く
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もうナチス・ドイツは敵だった。ソビエト連邦も敵と認めよう。宥和外交の終焉を悟るや否や強硬論者のチャーチルの登用を決めた。次期首相は確実視されているが一旦は海軍大臣に置く。これは日英同盟を重視する方針転換の表れであり、チャーチルは議員の自由な立場を活かし、日本とパイプラインを建設していた。日英海軍合同軍事演習は彼の明確な功績である。海軍大臣の椅子から日英同盟軍の組織と戦線の構築を狙った。
「ドイツのソ連の動きは国際秩序を一方的に武力を以て破壊する暴挙と認める。我々は正義の執行者であり、力に対しては力をぶつけ、巨悪を挫き善意を助ける。したがって、極東に東洋艦隊を派遣することを決定した。日英海軍は互いに自由な通行を認め、太平洋とインド洋、大西洋だけでなく、北海まで全ての海洋を管理する」
とてつもない発言だが頷かざるを得ない。世界の第二位と第三位の海軍を擁する島国同士が手を組んだ。その時点で最強の海軍が誕生しよう。アメリカ海軍という超巨大海軍も存在するが先進性から優った。アメリカが日英同盟を崩そうとする工作を展開したこともあって快く思わない。アメリカではなく日英同盟による国際秩序の形成を主張して世界の海洋を管理することを宣言するに至った。
「私は日本の自衛活動を全面的に支持する。彼らが制裁と称して沿海州を攻めるならば追認するどころか支援する用意を整えていた。何のための同盟か。世界の秩序を取り戻すためだ」
「本国の防衛や地中海が疎かになるのでは?」
「現地士官の要請により派遣するのは戦艦2隻と駆逐艦数隻と考えている。その穴埋めは日英連合機動艦隊が足りた。日本海軍は我らのため大艦隊を派遣してくれ帰ることを忘れている。そんな勇士を迎えている中で不安と言うことは暴言に足りていた」
「極東情勢だけでなくヨーロッパに派兵は?」
「海軍大臣として答えることはできない。首相に聞いていただきたい」
「東洋艦隊の陣容は?」
「現在編成を練っている。後日改めて正式な発表とする」
記者達から質問が矢継ぎ早に飛んでくる。チャーチル海軍大臣は日本の自衛的な交戦を支持するだけでなかった。沿海州の奪還も直接的に話したことは歴史的である。前回の日露戦争と構図は似ているようで異なった。前回は風刺画にあるようにイギリスが日本の背中をグイっと押している。一方で今回を描くならば日英の兵士が並んで赤い巨熊に立ち向かった。
イギリス海軍東洋艦隊の組織と派遣は大きい。日英海軍による艦隊の交換留学と言うべきだ。日英海軍合同軍事演習に伴う艦隊派遣はなし崩し的に駐英艦隊と変わる。本国や地中海の安全が脅かされることは不安にすらならんと一蹴した。民間の旅客船がUボートに雷撃されるなどドイツ海軍の脅威に晒されている。日本海軍と連携すれば封じ込めると息巻いた。
「日本の政府と海軍と交渉次第である。まだ正確には答えられない」
日英は独ソと真っ向から戦う。
本格化に突き進んだ。
=セイロン島=
セイロン島はインドを含めてイギリス領のままだ。良質な紅茶を産出してイギリスに欠かせないと聞かれる。実際は戦略的な物資であるゴムが採取できた。それ故に手放したくない。
「チャーチル海軍大臣から正式に辞令が下りた。我々はシンガポールを経由して台湾に向かう。台湾か日本本土か調整次第だが日本海で活動する。日本海軍と連携しロシアの言う沿海州を落とす」
「沿海州と言いますと、ウラジオストクとナホトカ」
「そうだ。プリンス・オブ・ウェールズは練度が心配だが実戦を通じた訓練とする。レパルスを中心にするが日本海軍の護衛を受けられる。心配はないだろう」
戦艦2隻と駆逐艦5隻が浮いていた。シンガポールや香港を筆頭に旧植民地は大日本帝国へ移譲する。したがって、セイロン島が前線基地の機能を保持した。日本に移譲すると言うが、イギリス側は不安要素の膿を出し切り、日本側は植民地解放の大義を得て、お互いに旨味のある契約を締結する。
本題に戻って東洋艦隊はキングジョージ5世級戦艦の『プリンス・オブ・ウェールズ』とレナウン級巡洋戦艦の『レパルス』を基幹にした。前者は最先端の新鋭戦艦で後者は熟練の老練戦艦である。どちらも強力な戦艦でドイツ海軍と戦えた。日本海軍の欧州艦隊派遣のバーターが込められた東洋艦隊と称すると台湾に拠点を移す。台湾か香港、日本本土のどこかで燃料と弾薬、食料、水を補給しながら活動した。日本による沿海州の奪還を支援する。ソ連海軍は格下も格下であって恐れるに足らず、その巨砲を以て要塞を粉砕し、日英陸軍の地上部隊が簡単に進めるように地面を均した。
「駆逐艦も連れて行くが、まぁ、なんだ、よく見て学ぶがいい」
「特型駆逐艦…条約を破壊した」
「重武装でありながら高速を発揮する。まともに殴り合えば勝てない。駆逐隊の動きを見たことがあるか?」
「はい。視察させていただいたことがあります。もう、言葉にできませんでした」
「あぁ。彼らは冬季の荒れ狂う日本海で演習を繰り返している。時には事故により痛みを覚えた。我々とは違う」
プリンス・オブ・ウェールズとレパルスと駆逐艦5隻を割く。栄光のロイヤルネイビーの大盤振る舞いだ。ドイツ海軍は比較的に小規模と雖もビスマルク級戦艦は健在である。Uボートの脅威は最も警戒すべきだ。それを本国から遠方の同盟国に貸し出す。日英同盟が最も偉大な協調であることを象徴していた。
もちろん、バーター取引のため日本海軍から欧州派遣艦隊が送られる。むしろ、日本海軍の方が大盤振る舞いと見受けられた。ソビエト連邦の海軍は基地航空隊で抑え込める。ほぼ地上戦のため大胆不敵な行動ができた。現にスエズ運河を通過する艦隊、マダガスカル島に寄港中の艦隊、大西洋の自由作戦を展開中の艦隊など様々である。イギリスはチャーチル卿が海軍大臣に収まる前から独自のパイプを活かして連絡を取っていた。
「しかし、ウラジオストクとナホトカに限らず、沿海州は要塞化されている。シベリア鉄道により無尽蔵に補給できる。あいにく、鉄道を破壊できるような力は持ち合わせていない。我々は日本海の安全を確保するのだ」
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「戦艦が浮いているだけでも抑止力と成り得る。我々は海洋の自由を守るのだ」
「噂の戦艦に出会えたら」
「あぁ、私も見てみたい。海軍は戦艦の建造を止めてしまったからな」
「今から作っても間に合いません。戦艦を造るならば空母と巡洋艦、駆逐艦を充実させるべし。現海軍大臣の進言です」
セイロン島の日が暮れ始める。夕暮れ時にもセイロンティーは欠かせなかった。しかし、今日は趣向を変えてみる。甘い紅茶は素晴らしいが時には異国で独自に発達した茶を楽しんでみた。
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