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第27話 戦略資源の心配はない
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オランダは陥落した。よく持ち堪えたと称えるべき。市民の多くは脱出に成功してイギリスで兵士を志した。現地の軍隊も大半は壊滅している。生き残りはレジスタンスと変わった。ネーデルランドのスピリッツは生きている。
ここで問題になるのが蘭印ことオランダ領東インドだ。本国から切り離されてドイツ領になるところを現地政府はハッキリと拒絶を示す。亡命政府の命に則り日英同盟の枠組みに参加した。ベルギーも同様の動きを見せる。フランスはヴィシー政府と変わった。フランス領インドシナは切り離される。オランダとベルギーに追従する動きを採用した。
蘭印と仏印は共にアジアに属す。それ故にイギリスよりかは日本の影響を受けた。日仏蘭の高官らが話し合いの場を設けて協力を誓い合う。極東戦線と呼ばれる日ソ戦は現在も行われた。両国から戦略資源を無制限に輸出することで合意して久しい。日本と中華民国が大工場と機能した。資源をこれでもかと注ぎ込む。市民の移動を圧迫してしまった。勝利のためならばやむを得ない。現地民が見守る中で特急便が用意された。
=ハノイ駅=
仏印の中心部であるハノイはフランスが敷設した鉄道が存在する。中華民国と大地で繋がった。既存の鉄道を活用した貨物列車の特急便が多く運行される。一部路線は旅客便を運休して貨物便に振り切った。しかし、どこに共産ゲリラが潜んでいるかわからない。ゲリラ対策と士気高揚を兼ねて特別な列車を運行した。
「これこれ、近づくな。危ないぞ」
「子供には飴玉をあげてやれ。物乞いの大人は脅せばいいがな。子供はそうもいかん」
「いつしか銃弾よりも飴玉の方を積みます」
「それでいいじゃないか。それでいい」
「へい」
ハノイ駅に日の丸を掲げた鋼鉄列車が滑り込む。鋼鉄の肉体に偉大な巨砲と数多の機銃を備えた。それこそ、日本陸軍の装甲列車たる九九式装甲列車こと『火竜』である。対ソを睨んだ臨時装甲列車に始まった。九四式装甲列車を経て火力の適正化が図られる。九九式装甲列車は九四式装甲列車の過剰な火力を削いで機動力の強化に努めた。もちろん、常に高速走行するわけでない。広大な大陸を俊敏に移動できることは明確な利点だ。
航空機や戦車が恐竜的な進化を見せた現在において装甲列車は旧時代の兵器と見受けられる。軌道上のみ移動できるため機動力は低い上に爆撃機から攻撃を受ければ容易く行動不能に陥った。こうした点より侮られがちだが大陸の鉄路を守るに欠かせない。装甲列車の威容はゲリラを震え上がらせた。一度も会敵すれば猛烈な砲撃と銃撃を被る。二度と攻撃したくなくなった。線路沿いにゲリラの出現を防止できる。仮に爆薬が設置されている場合も軌道上を走行可能な装軌装甲車や装輪装甲車が警戒活動を行った。
「出発は半日後を予定している。石炭と水、食糧を補給するため休む暇はない。ここにゲリラが潜んでいるとは思わんが警戒は敏と張るように。怪しい者は捕縛して構わないが安易な銃撃は避けろ」
「あんな子供たちも見ていますから」
「せめてカッコイイ姿を見せたい。私も内地に妻子を残してきた」
「変に招き入れないか。それが不安です」
「確かにな。それは厳しく禁じよう」
「はい。各員は短機関銃を携帯していますので大丈夫かと」
「今のうちに野砲と高射砲、機銃の点検もだ」
「はっ!」
「時間を余すなよ」
先頭の警戒車から最後尾の電源車まで7両編成の運航である。各車両が独立した戦闘ができるように装備は充実するも適正化は進めた。警戒車は12.7mm重機関銃2門と7.7mm重機関銃2門を前方と側方に向ける。火砲車(甲)は75mm高射砲1門を全周旋回式砲塔に収め、かつ20mm高射機関砲連装型を2基を積んだ。火砲車(乙)は57mm速射砲3門と7.7mm重機関銃2門で弾幕を形成する。これらに指揮車が12.7mm重機関銃2門、機関車は武装なく、補助炭水車が7.7mm重機関銃2門、電源車が7.7mm重機関銃が連なった。九四式と比べて火力は弱まったが機銃の数が増えている。高射砲も75mmの速射を利かせた。57mm速射砲は細々とした標的に向いている。
ゲリラを相手することを考えると未だ過剰かもしれなかった。いいや、程よく過剰なぐらいが丁度いい。撃つことがなければ平和を保つことができた。撃つことがあれば平和を保つことになる。どちらにしても安全の確保から歓迎された。ハノイ駅というホームベースならば安全は事前に確保される。念には念を入れよだ。補給作業中も警備の兵士は鉄パイプの短機関銃を提げて威嚇を怠らない。群衆の中に工作員が紛れている可能性は排除しきれなかった。彼らは子供たちに飴玉をプレゼントしている。いつでも短機関銃を取り出せるよう訓練を重ねてきた。
「我々がゴムや鉄、希少金属を送らねば船も航空機も銃も何も作れん。我々の一挙手と一投足が帝国の命にかかわると知れ!」
一方で蘭印は船便が運航される。
=パレンバン=
蘭印のパレンバンは大規模な石油精製所があることで知られた。日蘭交渉の妥結から大量の各種燃料が本土や台湾、中華民国に送られる。仏印と異なり島と島、島と大陸を結ぶ以上は船便以外に手段はなかった。
「今日の発送分はオランダ領の艦隊と海上護衛総隊が護衛します」
「あぁ、はいはい」
「はいはいって、聞いていますか?」
「ちゃんと聞いてるよ。増産の命令が来てるから頭を抱えているんだ」
日ソ戦に送るべく運搬できる量はそのままに材質を下げた戦時量産設計の油槽船が船団を組んでいる。艦隊型の高速油槽船もあるが、拠点間の輸送や艦隊の随伴など、要衝と要所で用いた。蘭印から護送船団方式で運搬すると雖もUボートやソ連潜水艦の脅威は拭えない。ウラジオストクとナホトカを陥落させて尚もだった。したがって、現地に展開したオランダ海軍や日本の海上護衛総隊が安全に送り届ける。
「カレル・ドールマン少将が最高の安全を約束してくださりました。たとえ我が身を投じても積載物を守り切ると…」
「そうか…」
「そうかじゃありません! ちゃんと感状を書いてくださいね!」
「わかってる。わかってる。わかったから」
(だめだ。増産に係る話で頭がいっぱいになってる)
「100オクタンをつくるんだ。どうやら、すんごいエンジンができたらしい」
「今度は話が変わってる」
現地の管理はオランダが継続するも日蘭交渉から日本から関係者として技術者を派遣した。原油から様々な燃料を単純に作ればよい。そんなわけもなかった。いかに沢山を精製できるか、いかに高品質を精製できるか、いかに素早く精製できるか、埋蔵量が限定されているからではなく、総力戦において欠かせないだけ。現に100オクタンの高品質が要求されてアメリカ製に匹敵することを課せられた。いつも現場は振り回されるが国難のため文句は言う間もない。
「わかりました。なんとかしてみます」
「やれるか?」
「やれる、やれない。そんな話じゃありません。私たちは開拓者です」
「頼んだ」
これが後に中東の油田を開発しまくり世界の石油事情を牛耳った。海賊と呼ばれる男たちの戦いである。戦争とは最前線の撃ち合いだけで決まらなかった。後方の補給は当たり前である。一層も後方たる資源の採掘と加工も外すことは許されなかった。敵はナチス・ドイツとソビエト連邦だが、アメリカは将来的な敵と認めており、同胞たるイギリスもゆくゆくはかもしれない。いわゆる、欧米列強の軍事的と経済的な支配は終わりだ。これからは大日本帝国の旗が地球を包み込む。
「いったい、何を作っているんだ。本土の連中は…」
続く
ここで問題になるのが蘭印ことオランダ領東インドだ。本国から切り離されてドイツ領になるところを現地政府はハッキリと拒絶を示す。亡命政府の命に則り日英同盟の枠組みに参加した。ベルギーも同様の動きを見せる。フランスはヴィシー政府と変わった。フランス領インドシナは切り離される。オランダとベルギーに追従する動きを採用した。
蘭印と仏印は共にアジアに属す。それ故にイギリスよりかは日本の影響を受けた。日仏蘭の高官らが話し合いの場を設けて協力を誓い合う。極東戦線と呼ばれる日ソ戦は現在も行われた。両国から戦略資源を無制限に輸出することで合意して久しい。日本と中華民国が大工場と機能した。資源をこれでもかと注ぎ込む。市民の移動を圧迫してしまった。勝利のためならばやむを得ない。現地民が見守る中で特急便が用意された。
=ハノイ駅=
仏印の中心部であるハノイはフランスが敷設した鉄道が存在する。中華民国と大地で繋がった。既存の鉄道を活用した貨物列車の特急便が多く運行される。一部路線は旅客便を運休して貨物便に振り切った。しかし、どこに共産ゲリラが潜んでいるかわからない。ゲリラ対策と士気高揚を兼ねて特別な列車を運行した。
「これこれ、近づくな。危ないぞ」
「子供には飴玉をあげてやれ。物乞いの大人は脅せばいいがな。子供はそうもいかん」
「いつしか銃弾よりも飴玉の方を積みます」
「それでいいじゃないか。それでいい」
「へい」
ハノイ駅に日の丸を掲げた鋼鉄列車が滑り込む。鋼鉄の肉体に偉大な巨砲と数多の機銃を備えた。それこそ、日本陸軍の装甲列車たる九九式装甲列車こと『火竜』である。対ソを睨んだ臨時装甲列車に始まった。九四式装甲列車を経て火力の適正化が図られる。九九式装甲列車は九四式装甲列車の過剰な火力を削いで機動力の強化に努めた。もちろん、常に高速走行するわけでない。広大な大陸を俊敏に移動できることは明確な利点だ。
航空機や戦車が恐竜的な進化を見せた現在において装甲列車は旧時代の兵器と見受けられる。軌道上のみ移動できるため機動力は低い上に爆撃機から攻撃を受ければ容易く行動不能に陥った。こうした点より侮られがちだが大陸の鉄路を守るに欠かせない。装甲列車の威容はゲリラを震え上がらせた。一度も会敵すれば猛烈な砲撃と銃撃を被る。二度と攻撃したくなくなった。線路沿いにゲリラの出現を防止できる。仮に爆薬が設置されている場合も軌道上を走行可能な装軌装甲車や装輪装甲車が警戒活動を行った。
「出発は半日後を予定している。石炭と水、食糧を補給するため休む暇はない。ここにゲリラが潜んでいるとは思わんが警戒は敏と張るように。怪しい者は捕縛して構わないが安易な銃撃は避けろ」
「あんな子供たちも見ていますから」
「せめてカッコイイ姿を見せたい。私も内地に妻子を残してきた」
「変に招き入れないか。それが不安です」
「確かにな。それは厳しく禁じよう」
「はい。各員は短機関銃を携帯していますので大丈夫かと」
「今のうちに野砲と高射砲、機銃の点検もだ」
「はっ!」
「時間を余すなよ」
先頭の警戒車から最後尾の電源車まで7両編成の運航である。各車両が独立した戦闘ができるように装備は充実するも適正化は進めた。警戒車は12.7mm重機関銃2門と7.7mm重機関銃2門を前方と側方に向ける。火砲車(甲)は75mm高射砲1門を全周旋回式砲塔に収め、かつ20mm高射機関砲連装型を2基を積んだ。火砲車(乙)は57mm速射砲3門と7.7mm重機関銃2門で弾幕を形成する。これらに指揮車が12.7mm重機関銃2門、機関車は武装なく、補助炭水車が7.7mm重機関銃2門、電源車が7.7mm重機関銃が連なった。九四式と比べて火力は弱まったが機銃の数が増えている。高射砲も75mmの速射を利かせた。57mm速射砲は細々とした標的に向いている。
ゲリラを相手することを考えると未だ過剰かもしれなかった。いいや、程よく過剰なぐらいが丁度いい。撃つことがなければ平和を保つことができた。撃つことがあれば平和を保つことになる。どちらにしても安全の確保から歓迎された。ハノイ駅というホームベースならば安全は事前に確保される。念には念を入れよだ。補給作業中も警備の兵士は鉄パイプの短機関銃を提げて威嚇を怠らない。群衆の中に工作員が紛れている可能性は排除しきれなかった。彼らは子供たちに飴玉をプレゼントしている。いつでも短機関銃を取り出せるよう訓練を重ねてきた。
「我々がゴムや鉄、希少金属を送らねば船も航空機も銃も何も作れん。我々の一挙手と一投足が帝国の命にかかわると知れ!」
一方で蘭印は船便が運航される。
=パレンバン=
蘭印のパレンバンは大規模な石油精製所があることで知られた。日蘭交渉の妥結から大量の各種燃料が本土や台湾、中華民国に送られる。仏印と異なり島と島、島と大陸を結ぶ以上は船便以外に手段はなかった。
「今日の発送分はオランダ領の艦隊と海上護衛総隊が護衛します」
「あぁ、はいはい」
「はいはいって、聞いていますか?」
「ちゃんと聞いてるよ。増産の命令が来てるから頭を抱えているんだ」
日ソ戦に送るべく運搬できる量はそのままに材質を下げた戦時量産設計の油槽船が船団を組んでいる。艦隊型の高速油槽船もあるが、拠点間の輸送や艦隊の随伴など、要衝と要所で用いた。蘭印から護送船団方式で運搬すると雖もUボートやソ連潜水艦の脅威は拭えない。ウラジオストクとナホトカを陥落させて尚もだった。したがって、現地に展開したオランダ海軍や日本の海上護衛総隊が安全に送り届ける。
「カレル・ドールマン少将が最高の安全を約束してくださりました。たとえ我が身を投じても積載物を守り切ると…」
「そうか…」
「そうかじゃありません! ちゃんと感状を書いてくださいね!」
「わかってる。わかってる。わかったから」
(だめだ。増産に係る話で頭がいっぱいになってる)
「100オクタンをつくるんだ。どうやら、すんごいエンジンができたらしい」
「今度は話が変わってる」
現地の管理はオランダが継続するも日蘭交渉から日本から関係者として技術者を派遣した。原油から様々な燃料を単純に作ればよい。そんなわけもなかった。いかに沢山を精製できるか、いかに高品質を精製できるか、いかに素早く精製できるか、埋蔵量が限定されているからではなく、総力戦において欠かせないだけ。現に100オクタンの高品質が要求されてアメリカ製に匹敵することを課せられた。いつも現場は振り回されるが国難のため文句は言う間もない。
「わかりました。なんとかしてみます」
「やれるか?」
「やれる、やれない。そんな話じゃありません。私たちは開拓者です」
「頼んだ」
これが後に中東の油田を開発しまくり世界の石油事情を牛耳った。海賊と呼ばれる男たちの戦いである。戦争とは最前線の撃ち合いだけで決まらなかった。後方の補給は当たり前である。一層も後方たる資源の採掘と加工も外すことは許されなかった。敵はナチス・ドイツとソビエト連邦だが、アメリカは将来的な敵と認めており、同胞たるイギリスもゆくゆくはかもしれない。いわゆる、欧米列強の軍事的と経済的な支配は終わりだ。これからは大日本帝国の旗が地球を包み込む。
「いったい、何を作っているんだ。本土の連中は…」
続く
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