【宝の鍵~金の王子と銀の王子~】本編 元平凡女性のイケメン王子は執着心強めな兄に溺愛される

月城はな

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第十五章 試練

11-2* リュセルの陰の日②

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「ああ、症状が出て来たようだね」

 戻って来たリュセルの目がぼうっとしているのを見て取ると、レオンハルトはリュセルの隣に立つ少年に目を向ける。

「管理人」

 問うようなレオンハルトの声にレイデは首を横に振る事で答える。

「剣主様も禊をお済ませ下さい。それが、この部屋での決まりです」

「分かった。いや、私は手伝いはいらないよ。私が戻るまでこの子の方を頼む。そうだね、体力がもたないといけないから、神気を与えてあげておくれ」

「仰せのままに」

 深々と頭を下げるレイデに頷き、リュセルの頭を軽く撫でると、レオンハルトは今しがたリュセルが戻って来た道を歩いて行った。

 ぼうっとしたまま兄の背を見送っていたリュセルは、レイデに問いかける。

「神気?」

「はい。私は神木、レイデの木の化身。本体はドラゴンの森の中にありますが、この世界にあるレイデの木々は私の分身と言ってもいいのです」

 そう言うとレイデはにっこりと笑った。汚れを知らぬような無垢な微笑みだ。

「さあ、剣鍵様。私の神気をお受け取り下さい。私の体を好きにしていただいて構いません」

 兄の少年時代の、可憐な姿でそのような事を言われたリュセルの理性は一気に切れた。



「どんな方法で神気をもらえばいいんだ?」

 レイデを寝台の上に腰かけさせたリュセルは、その華奢な体に両手を這わせながら、荒い息の中、そう尋ねる。何故、突然発情しているのか、その理由も原因も分からぬままに少年の履物を脱がせ、その細い足に口づけた。

「方法は特にありません。好きに取っていただければ、……ぁ、あッ」

 舌で脚を辿り、衣装の裾を捲りあげたリュセルは、柔らかな太腿に軽く歯をたてる。

「じゃあ、飲ませてくれ」

 そう言うと、リュセルは現れたまだ幼い少年のものを自分の口内に迎え入れた。


「んっ……ひぃッ、あ……はぁッ」

 ローウェンよりも更に幼い。年の頃で言えば、十二~十三歳位の華奢な少年の下肢に顔を埋め、リュセルは彼のものを弄り、滴る甘い蜜を神気として体内に取り入れる。ジュプジュプという卑猥な水音を立てて、少年自身を激しくしゃぶりつくす。

「ひぅッぁ、ぁんッ」

 今のレオンハルトとは違う、少年の高い喘ぎ声がリュセルの脳を蕩けさせた。少年のレオンハルトを抱いているのかと思うとたまらない気持ちになる。

「はぁ、はぁ……は、リュセルと呼んでくれ」

 そう請うと、少年は細い腰を痙攣させながら啼く。

「ぁ、ッあ、リュセルッ」

 少年は絶頂を迎え、リュセルの口内に精と神気を放出させた。

 荒い息を吐きながらぐったりと寝台の上に身を投げ出した少年の衣装は乱れ、白濁に濡れた細い脚も薄紅色をした胸の突起もリュセルの前に惜しげもなく晒されている。焦点の合わない琥珀の瞳は薄く開かれ、小さな唇からは荒い息が吐かれていた。

 無垢な少年を凌辱しているかのような倒錯的な気分を朦朧とした意識の中味わっていたリュセルは、不意に聞こえた声に顔を上げる。

「お前の目に、管理人の姿はどのように映っているんだい?」

 いつの間に戻ったのか、レオンハルトの声が近くですると思ったら、背後からきつく抱き締められた。

「ぁ、あ、レオンッ」

 自分のように宝主の正装姿になった兄は、寝台の上に弟の体を抱き上げて下ろすと、その首筋に顔を寄せ、深く息を吸い込んだ。

「ああ、いい匂いだね」

 自分が陰の日を迎えても、その香りは自分自身ではよく分からない。何度か陰の日を繰り返すと、特徴的な甘い香りが自分でも分かる事もあるのだが、それも僅かなものだ。

 ローウェンが陰の日を迎えた時に嗅いだ香りとも違う、自分の半身から香るその匂いは格別に甘く、そして、レオンハルトの中の情欲を激しく刺激した。本当は、最初に陰の日の説明をしなければならないのだが、この香りを前にそれはどうでも良くなってしまう。

 まずは、目の前の体を貪り味わってからだ。

 今まで味わった事もないような突然の発情と激しい疼きに身もだえる弟の衣装の長い裾を乱暴にたくし上げると、先程のレイデへの口淫で固く立ち上がり、蜜を垂らすリュセル自身を一気に根元まで口腔に含む。

「あ、ぁ……あッ」

 久方ぶりに味わう全身の神経がピリピリとするような刺激。甘く体内を駆け巡る純粋な快楽。

「んッあ、ぁ、もっと……ッあ、もっとッ」

 自分の股間に散った半身の胡桃色の髪を乱しながら、リュセルは泣きながら更なる悦楽を強請る。周囲に香る甘い花の香りが更に濃厚になるのを、霞のかかったような意識の中、レオンハルトは感じていた。

「ぅあ、あ、ああああああッ」

 暖かな喉に締め付けられ、柔らかな舌に弄られて、リュセルはあっけなく兄の口内にすべてを吐き出す。

「ああ、触れてもいないのに、ぐちょぐちょに濡れているね」

 いい子だ。

 すべてを飲み込んだ後、リュセルの後腔を見て薄く笑ったレオンハルトにリュセルは口づけ、そのたくましい体に縋った。

「ぁ……あう、足らな、ぁ、あ、挿入れてッ、……お願ッ、挿入れ……ッ」

 甘い香りを撒き散らせ、銀の瞳を情欲に濡らしたリュセルは、泣きながらかぶりを振り、被衣の下に隠された銀の髪を乱す。
 その無意識の媚態に惑わされたレオンハルトは、乱暴に目の前の体を押し倒すと、体を二つ折りにし、熱く脈打った自身をヒクつき熟れきった場所に宛がい、一気に腰を進めた。

「ーーーーっッ」

 声にならない悲鳴が迸る。

「……ッん、はぁ、すごいな」

 閨の事では百戦錬磨のレオンハルトでさえ、つい、呻くような声を出してしまう程の強く甘い締め付け。ビクビクと跳ねるリュセルの白い肌が朱く染まっていた。

「内(なか)で達してしまったのか」

「っは、あ、あ……あ」

 小刻みに震える体は、快楽の虜のようになってしまっている。

「いい子だ」

 幼子にするように汗に濡れた銀糸の髪を撫でつけてやると、レオンハルトは不意に腰を打ち付けた。

「ーーッひぃッッ」

 掠れた悲鳴が、喉を裂くようにして零れ落ちる。

「っは、はぁ、リュセル。……リュセル、リュセル」

 獣のように激しく交わりながら、レオンハルトはリュセルが幾度も絶頂に導かれているのを感じていた。

「あっ、あ、あッ」

 背を仰け反らせ、晒される白い首筋に何度も吸い付き、歯を立てられる。苦痛と化した快楽の中で、リュセルの自我などは既になく、意識を手放す事も出来ない。その上、少しでもレオンハルトが内(なか)から出ていってしまうとリュセルの体は激しく疼き、我慢する事が出来なかった。

「あ、や、待っ……、嫌だッ、嫌ッ」

 自分の内(なか)で絶頂を迎えた兄の子種を恍惚とした表情で受け入れたリュセルは、一度達し、ズルリと音を立てて出ていったそれを追いすがり、達したばかりで力の抜けていたレオンハルトの体を気づけば押し倒していた。

「ッ、落ち着きなさい、リュセッ……んッ」

 伸し掛かってきた相手に唇を奪われ、口内を貪られる。
 そうして、レオンハルトの首筋を辿り、正装衣裳に包まれた胸元を辿ったリュセルの唇は、達してもまだ硬さを残すレオンハルト自身に行き着く。

 まるで、淫乱な淫魔のようだ……。

 自分のものを口いっぱいに頬張って強くしゃぶっている弟の、欲に濡れきった瞳を見ながら、レオンハルトはそう考えていた。

 普段のリュセルとも、いつもの閨でのリュセルとも違う姿。

「ッぁ、レオン……ッ」

 リュセルはレオンハルトの上に跨ると、熱く熟れきった自身のそこに迎え入れる。

「っく……ッ」

「ああああああああああああっーーーーッ」

 一気に腰を下ろしたリュセルの嬌声とレオンハルトの息を呑む声が同時に響く。

「アッ……あん、あ、アッあ、もっと、ぁあああ、もっと」

 レオンハルトの背にしがみ付きながら一心不乱に腰を振るリュセルは、声を押し殺す事を忘れたように欲望を口にする。

「気持ちいッ……あッ、気持ちい……ぁん、っイイッ……ッぁあんッあ、おっきぃ…………あッもっと……もっと」

 弟の動きに合わせて下から突き上げてやると、舌ったらずになった声が、耳元でレオンハルトの情欲を誘い続ける。むせ返るような甘い花の香りは治まりを見せず、その香りを放つ目の前の瑞々しい若い肌に惑わされるように、レオンハルトは血がにじむ程強く歯をたて、甘い血を啜った。

「ぁ、あ、アッ、あッ……ぁぁああああんッ」

 噛まれたリュセルは、悲鳴を上げて再び空イキをする。

「ッ……」

 遠慮なく締め付けられたレオンハルト自身も達し、弟の内に再びすべてを注ぎ込んだ。

「ぁ、……ぁ、ぁう……」

 兄の肩に爪を立て足先を丸めて、その甘感覚を享受したリュセルの体は歓喜に打ち震える。

 こんなに何度も何度も女のように内(なか)で達していたら、きっと弟は男のものなしでは達する事の出来ない体になってしまう事だろう。
 達した体が再び熟れてきたのか、自分の胸の突起に手を伸ばすリュセルの腕をどけ、衣装の襟に手を入れ、その上衣をはだけさせてやりながら、レオンハルトは僅かな心配と共にそう考えた。

「……んッ、レオン」

 引き寄せられる腕に誘われるがまま、薄紅色に染まる白磁の肌上にある胸の突起を口に含む。

「ぁああッ」

 左胸の突起を指で弄り、右の突起を唇で可愛がってやる。押し倒されたままの姿勢であるレオンハルトは、頭を僅かに浮かせて、押し付けられる肌に唇と手を這わせていた。
 いつも主導権を握っているのは自分なのだが、たまには主導権を握られるのも悪くはない。そう考えられる位には、レオンハルトは周囲を漂う麻薬のような甘い香りに慣れ始めていたのだ。

「ふッ、ぁん、レオン……ッ」

 硬さを取り戻した自分の内(なか)の兄自身を再び締め付けながら、リュセルは抜く事なく再び動き始める。

 口づけを受けたレオンハルトは、相手が満足するまで思う存分その口腔内を弄ってやる。

「ーーーーッ」

 感じやすい口内を執拗に攻められたリュセルは、口づけだけで、またイってしまう。

「今度はどうして欲しい?」

 荒い息を吐いて脱力した自分の内(なか)から出ていった兄自身が再び欲しくて、リュセルは泣き咽ぶ。

「やぁッ……ぁ、アッ……苦しッ……助けッ」

 何も考えられず、重い陰の日の症状に苦しめられるリュセルは、レオンハルトに向けて四つん這いになると、今度は自身の後腔を広げて己が半身を誘う。赤く熟れた穴から、レオンハルトが放った白濁がコプリという音を立てて内股を流れていく様が卑猥だ。

 レオンハルトはゴクリと唾を飲み込み、小さく呟いた。

「少し掻き出したほうがいいね」

 その言葉と共に、生温かなヌルリとしたものがリュセルのそこを這う。それが、レオンハルトの舌であると気づくと同時に、内部に侵入してくる。

「ぁあああああッ」

 レオンハルトは舌で弟の後腔内部を探り、会淫部分に強く吸い付く。そして指を入れると、内(なか)に吐き出した自分のものをゆっくりと掻き出した。

 大量の白濁が掻き出され、シーツとリュセルの太腿を濡らす。

 それをシーツを握り締める事でじっと耐えていたリュセルのそこは、レオンハルトを誘うようにパクパクと開閉を繰り返し、信じられない位にはしたなく濡れている。

「挿入れ……て……ッお願ッ……」

 泣きながら懇願するリュセルのそこに再び自身を宛がったレオンハルトは、目の前の上体を深くシーツの中に埋もれさせ、腰を高く上げさせると勢いをつけて貫いた。

「ーーーーっひいいいいいぃぃッ」

 あまりの衝撃に目の奥がチカチカとして、リュセルは悲鳴を上げる。痛い位に腰の両側をレオンハルトに掴まれ、激しく腰を打ち付けられた。いつものゆっくりとした焦らすような動きではない。ガツンガツンと、リュセルの感じる的を、獣のようにただただ乱暴に射ている。

 普段なら苦痛に感じるであろうそれに、リュセルは泣きながら善がった。

「ぁん、ぁあ……アッ、はぁ、はッ、ーーッぁああんッ」

 気持ち良すぎて苦しい。

 閉じることの出来ないリュセルの唇の端からは唾液がこぼれ続け、激しく抱かれながらも尚疼く体を持て余し、目からは涙がこぼれ続ける。肌のどこもかしこもが敏感で、体の奥では熱が燻り続けていた。

「ぁん、奥……ッ、もっと……もっと突いてッ……アッ、イイっ……はぁ、は、…………ッぁんんッ、気持ちぃいッ」

 掠れた声で喘ぎながら、リュセルは底の見えない快楽に飲み込まれ続けた。
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