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第十六章 闇射す光
3-2 コールド砂漠
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サンジェイラ側の国境の街、ビゼンテよりコールド砂漠へ行くには、アシェイラ国側へ渡る為に国境を超えなければならない。
目的地が砂漠である為、リュセル達は着ていた和装の上に外套(マント)を羽織った姿になっていた。
「アシェイラ国との国境まで、ここからなら徒歩で向かう事も出来ます。それ程近いのです」
国境近くにある為か、ルリカの花しか名物のない街にしては、ビゼンテは栄えていた。街の風景や様式も和洋折衷で、アシェイラ国の影響を多大に受けている箇所も多く見られる。
この街ならば、行商の商人や旅人が多く滞在する為、自分達のような者でもたいして目立たぬのだ。
「和装は見た目はいいんだが、慣れない所為か肩がこるんだよな」
レインと軽く挨拶をした後、サンジェイラ王都から連れてきた魔道馬を四頭連れて邸を出たリュセル達は、夕刻を過ぎ、周囲が暗くなっても賑わいを見せる街の中心部を馬を歩かせながら進んでいた。
「慣れると楽であるぞ」
普段着が和装、しかもサンジェイラの王族として直衣姿を常としているアルティスの言葉に、リュセルはため息をつく。
「そりゃあ、お前達はずっと和装だったんだからなぁ。慣れているだろうさ」
前を行くレオンハルトとジュリナという年長組と、彼らに続くトリスラムやティアラとはぐれないようにしながらも、リュセルはついつい年下組の二人と軽口をたたいてしまう。
「ねえねえ、賑やかな街だよね! 旅人も多いし、こんな時じゃなかったら、色々見て回りたかったな。ルリカの花も綺麗だし! すっごくいい香りが街中でするね」
見頃を迎えれば、それこそ街を覆うようになるというルリカの花。街中に咲くそれらに見送られながらビゼンテの街を後にすると、レオンハルトとジュリナが馬に跨る。
「ティア」
「はい、お姉様」
ジュリナに差し出された手をとり、その後ろにティアラが腰を落ち着けるのを眺めるリュセルの横で、ローウェンとアルティスが身軽な動作で自分達が連れてきた魔道馬に跨った。
「よっと」
「ほいっとッ!」
そういえば、どっちが前に乗るかでさっきじゃんけんしていたな。とリュセルは思い出す。結局じゃんけんに勝ったローウェンが前に乗っているようだ。
「おいで、リュセル」
慣れない魔道馬にトリスラムが乗るのを手助けし終えたリュセルは、兄の呼びかけに答えて、差し出された左手をとる。
勢いをつけて馬上に引き上げられると同時に、魔道馬は走り出す。普通の馬よりも早すぎるスピードを肌で感じながら、リュセルは暗闇の先にあるものをじっと見据えていた。
サンジェイラ国側の警備兵にもアシェイラ国側の警備騎士達にも怪しまれる事なく、無事に国境を超えられたのは、トリスラムの持つ神官としての身分証、そして本部から渡された命令書のおかげだった。定期的に神官がコールド砂漠の様子を見に来ているらしく、今回もその見回りなのだと思われたようだ。
ただ、いくらなんでもこんな夜更けに見回りに来る神官は今までいなかったようで、「こんな夜中に大変ですね」と声をかけられた。
神殿の権威は、どこに在っても大きなものなのだと思わずにはいられない。国という領域から完全に独立し、王族が民の為に在るのなら、神官巫女達が在るのは、ひとえに神子達の為。独立した権力という大きな力を、彼らはリュセル達だけの為に使用しているのだ。
そんな彼らが、三千年という長い刻をかけて封印し続けた地。
コールド砂漠。
国境を越え、しばらく魔道馬を走らせて辿り着いたその地は、周囲を高い塀に囲まれており、完全に外界の世界と遮断されていた。
「コールド砂漠の中は神気が強過ぎて、普通の人間には毒なのです。その強さはセイントクロス神殿本部の数十倍とも言われており、本部勤めで神気に慣れた神官や巫女ですら、数分もいれば気を狂わせてしまうでしょう」
そう言いながらランプを掲げ持ったトリスラムは、神子達を先導し、出入り口のまったく見えない強固な石の防壁を壁伝いに辿り始める。
「その為、ここの防壁は二重になっております。ああ、ありました。ここです。ここが入口です」
「あん? 入口っつっても何もないじゃないか」
トリスラムの言葉にジュリナが異を唱えた通り、彼が示した場所はただの石の壁だ。
「いえ、間違いありません。ここが扉です。申し訳ありませんが、少しお手伝いいただけますか?」
トリスラムの頼みを受け、レオンハルトがとりあえず、指示された場所を押そうとした。
「いえ、押戸ではなく、これはですね……どっこいせッ」
妙に年寄り臭い掛け声と共に、石壁の窪みに両手を入れたトリスラムは、それを一気に左にスライドさせる。ガラッと音がしそうな程簡単に開いた入口は引き戸で、その小ささはまるで民家の玄関のようであった。
「入口の扉はうまく隠されている上、まさかの引き戸なので、民間人が間違っても中に入る事はないのですよ。まあ、もし万が一間違ってこの中に入ってしまっても……」
腰を屈めねば入れぬような小さな扉を潜った後、目の前に現れた白い大きな扉を見上げ、トリスラムは懐から古びた小さな鍵を出す。
「セイントクロス神殿本部で厳重に保管されている、この鍵がないと、最後の扉は開かれないのです」
トリスラムの説明を受け、目の前の大理石で出来た二つ目の塀を見上げていたリュセル達は、扉に刻まれた紋様がレイデの木の紋様である事を知る。ここは神殿の管轄区域で、これより先は立ち入り禁止を示しているのだろう。
「ここは普通に押戸です。今度こそお手伝いいただいてよろしいでしょうか? ここは宝主様の力でないと開かない作りになっております」
その言葉に頷いたレオンハルトとジュリナが扉に手をかけると、トリスラムは持っていた鍵を扉中央にある鍵穴にさし、ゆっくりとそれを回した。
ギギギギギギギギギィッ
軋むような重い音を立てて、レオンハルトとジュリナの宝主の力によって扉は内側に開かれた。
「うわっ」
扉の向こうに広がる光景を見たリュセルは、つい感嘆の声を上げてしまう
「綺麗……」
ティアラのうっとりとしたような声がリュセルの声に続く
「白い砂漠だぁ!」
感動に目を見開いてそう言ったローウェンの言葉通り、目の前に広がった、月明かりを受けて輝く砂漠の砂はどこまでも白く、幻想的なまでに美しい。
夜の月明かりだけでも、そこが白い事が分かるのだ。昼間の太陽の下で見れば、もっと白さが際立って見える事だろう。
「唯人に過ぎない私は、ここから先に進む事は出来ません。ここでお戻りをお待ちしております。神子様方、どうかお気をつけて……」
そう言って頭を下げたトリスラムの姿が、自動的に閉まる扉の向こうに消えて行く。
「ああ、ありがとう」
皆を代表して扉をが閉まる前にリュセルがそう言うと、トリスラムの目元が泣きそうな笑みの形に歪むのが一瞬見えた。
彼は自分達が戻るまで、ずっとここで待っていてくれている事だろう。
必ず戻らなくては。
決意も新たに目の前に広がる白い砂漠を見つめたリュセルは、ふと肝心な事に今更気づく。
「どうやって、アジトに続く異空間への入口を探すんだ?」
その瞬間、呆れたようなジュリナの視線とレオンハルトの無感動な視線が同時にリュセルに突き刺さる。
「感知能力で探すに決まっておろうが」
ですよね~~。
アルティスの当然といったような声に、リュセルはとりあえず笑って誤魔化した。
三千年前、邪神と神子の戦いが繰り広げられたという場所は、現在は見渡す限り真っ白な砂に覆われ、強過ぎる神気が周囲に漂っている。
「ああ、月が隠れてきたな」
月明りで明るかった周囲が陰るのを見たジュリナは、持っていたランプの光石の光を強め、もう一つのランプを持つローウェンにも同じ指示を出す。
一方、両手を白い地面の上に置き、固く目を閉じていたリュセルは、感知能力を使い、邪鬼の住処となっているアジトへの入り口を探していた。
強い神気に支配される大地の中、一点の翳りを感じる。意識をしなければ、感知能力の高いリュセルでさえ気づかぬような微力な邪気。
「向こうだ。微弱だが、邪気を感じる」
リュセルの言葉に、皆が一斉に彼が指差した方角に目を向けるが、そこには真っ白な砂漠が広がるばかりだ。
「とにかく、歩いていくしかないだろう」
レオンハルトがそう言うのに同意を示しながらも、ジュリナはげんなりとしたように言った。
「いやはや、気が遠くなりそうだねぇ。ティア、大丈夫かい?」
声をかけられたティアラは、半身である姉ににっこりと微笑みかける。
「大丈夫です。心配いりませんわ、お姉様」
「なんだか、さっきまで月明りで明るくて綺麗な砂漠だったのに、急に怖い雰囲気になったね」
周囲を見回しながらそう言ったローウェンは、隣に立つアルティスの手をぎゅっと握る。
「でも、大丈夫。アルは僕が守るよ」
「では、お主の事は我が守ろう」
少年達が固く手を握り合ったのをじっと見つめているレオンハルトに気づくと、リュセルは兄の手をおもむろに取った。
「……なんだ?」
「いや、握って欲しいのかと思って」
「……………………」
目的地が砂漠である為、リュセル達は着ていた和装の上に外套(マント)を羽織った姿になっていた。
「アシェイラ国との国境まで、ここからなら徒歩で向かう事も出来ます。それ程近いのです」
国境近くにある為か、ルリカの花しか名物のない街にしては、ビゼンテは栄えていた。街の風景や様式も和洋折衷で、アシェイラ国の影響を多大に受けている箇所も多く見られる。
この街ならば、行商の商人や旅人が多く滞在する為、自分達のような者でもたいして目立たぬのだ。
「和装は見た目はいいんだが、慣れない所為か肩がこるんだよな」
レインと軽く挨拶をした後、サンジェイラ王都から連れてきた魔道馬を四頭連れて邸を出たリュセル達は、夕刻を過ぎ、周囲が暗くなっても賑わいを見せる街の中心部を馬を歩かせながら進んでいた。
「慣れると楽であるぞ」
普段着が和装、しかもサンジェイラの王族として直衣姿を常としているアルティスの言葉に、リュセルはため息をつく。
「そりゃあ、お前達はずっと和装だったんだからなぁ。慣れているだろうさ」
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「ねえねえ、賑やかな街だよね! 旅人も多いし、こんな時じゃなかったら、色々見て回りたかったな。ルリカの花も綺麗だし! すっごくいい香りが街中でするね」
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「よっと」
「ほいっとッ!」
そういえば、どっちが前に乗るかでさっきじゃんけんしていたな。とリュセルは思い出す。結局じゃんけんに勝ったローウェンが前に乗っているようだ。
「おいで、リュセル」
慣れない魔道馬にトリスラムが乗るのを手助けし終えたリュセルは、兄の呼びかけに答えて、差し出された左手をとる。
勢いをつけて馬上に引き上げられると同時に、魔道馬は走り出す。普通の馬よりも早すぎるスピードを肌で感じながら、リュセルは暗闇の先にあるものをじっと見据えていた。
サンジェイラ国側の警備兵にもアシェイラ国側の警備騎士達にも怪しまれる事なく、無事に国境を超えられたのは、トリスラムの持つ神官としての身分証、そして本部から渡された命令書のおかげだった。定期的に神官がコールド砂漠の様子を見に来ているらしく、今回もその見回りなのだと思われたようだ。
ただ、いくらなんでもこんな夜更けに見回りに来る神官は今までいなかったようで、「こんな夜中に大変ですね」と声をかけられた。
神殿の権威は、どこに在っても大きなものなのだと思わずにはいられない。国という領域から完全に独立し、王族が民の為に在るのなら、神官巫女達が在るのは、ひとえに神子達の為。独立した権力という大きな力を、彼らはリュセル達だけの為に使用しているのだ。
そんな彼らが、三千年という長い刻をかけて封印し続けた地。
コールド砂漠。
国境を越え、しばらく魔道馬を走らせて辿り着いたその地は、周囲を高い塀に囲まれており、完全に外界の世界と遮断されていた。
「コールド砂漠の中は神気が強過ぎて、普通の人間には毒なのです。その強さはセイントクロス神殿本部の数十倍とも言われており、本部勤めで神気に慣れた神官や巫女ですら、数分もいれば気を狂わせてしまうでしょう」
そう言いながらランプを掲げ持ったトリスラムは、神子達を先導し、出入り口のまったく見えない強固な石の防壁を壁伝いに辿り始める。
「その為、ここの防壁は二重になっております。ああ、ありました。ここです。ここが入口です」
「あん? 入口っつっても何もないじゃないか」
トリスラムの言葉にジュリナが異を唱えた通り、彼が示した場所はただの石の壁だ。
「いえ、間違いありません。ここが扉です。申し訳ありませんが、少しお手伝いいただけますか?」
トリスラムの頼みを受け、レオンハルトがとりあえず、指示された場所を押そうとした。
「いえ、押戸ではなく、これはですね……どっこいせッ」
妙に年寄り臭い掛け声と共に、石壁の窪みに両手を入れたトリスラムは、それを一気に左にスライドさせる。ガラッと音がしそうな程簡単に開いた入口は引き戸で、その小ささはまるで民家の玄関のようであった。
「入口の扉はうまく隠されている上、まさかの引き戸なので、民間人が間違っても中に入る事はないのですよ。まあ、もし万が一間違ってこの中に入ってしまっても……」
腰を屈めねば入れぬような小さな扉を潜った後、目の前に現れた白い大きな扉を見上げ、トリスラムは懐から古びた小さな鍵を出す。
「セイントクロス神殿本部で厳重に保管されている、この鍵がないと、最後の扉は開かれないのです」
トリスラムの説明を受け、目の前の大理石で出来た二つ目の塀を見上げていたリュセル達は、扉に刻まれた紋様がレイデの木の紋様である事を知る。ここは神殿の管轄区域で、これより先は立ち入り禁止を示しているのだろう。
「ここは普通に押戸です。今度こそお手伝いいただいてよろしいでしょうか? ここは宝主様の力でないと開かない作りになっております」
その言葉に頷いたレオンハルトとジュリナが扉に手をかけると、トリスラムは持っていた鍵を扉中央にある鍵穴にさし、ゆっくりとそれを回した。
ギギギギギギギギギィッ
軋むような重い音を立てて、レオンハルトとジュリナの宝主の力によって扉は内側に開かれた。
「うわっ」
扉の向こうに広がる光景を見たリュセルは、つい感嘆の声を上げてしまう
「綺麗……」
ティアラのうっとりとしたような声がリュセルの声に続く
「白い砂漠だぁ!」
感動に目を見開いてそう言ったローウェンの言葉通り、目の前に広がった、月明かりを受けて輝く砂漠の砂はどこまでも白く、幻想的なまでに美しい。
夜の月明かりだけでも、そこが白い事が分かるのだ。昼間の太陽の下で見れば、もっと白さが際立って見える事だろう。
「唯人に過ぎない私は、ここから先に進む事は出来ません。ここでお戻りをお待ちしております。神子様方、どうかお気をつけて……」
そう言って頭を下げたトリスラムの姿が、自動的に閉まる扉の向こうに消えて行く。
「ああ、ありがとう」
皆を代表して扉をが閉まる前にリュセルがそう言うと、トリスラムの目元が泣きそうな笑みの形に歪むのが一瞬見えた。
彼は自分達が戻るまで、ずっとここで待っていてくれている事だろう。
必ず戻らなくては。
決意も新たに目の前に広がる白い砂漠を見つめたリュセルは、ふと肝心な事に今更気づく。
「どうやって、アジトに続く異空間への入口を探すんだ?」
その瞬間、呆れたようなジュリナの視線とレオンハルトの無感動な視線が同時にリュセルに突き刺さる。
「感知能力で探すに決まっておろうが」
ですよね~~。
アルティスの当然といったような声に、リュセルはとりあえず笑って誤魔化した。
三千年前、邪神と神子の戦いが繰り広げられたという場所は、現在は見渡す限り真っ白な砂に覆われ、強過ぎる神気が周囲に漂っている。
「ああ、月が隠れてきたな」
月明りで明るかった周囲が陰るのを見たジュリナは、持っていたランプの光石の光を強め、もう一つのランプを持つローウェンにも同じ指示を出す。
一方、両手を白い地面の上に置き、固く目を閉じていたリュセルは、感知能力を使い、邪鬼の住処となっているアジトへの入り口を探していた。
強い神気に支配される大地の中、一点の翳りを感じる。意識をしなければ、感知能力の高いリュセルでさえ気づかぬような微力な邪気。
「向こうだ。微弱だが、邪気を感じる」
リュセルの言葉に、皆が一斉に彼が指差した方角に目を向けるが、そこには真っ白な砂漠が広がるばかりだ。
「とにかく、歩いていくしかないだろう」
レオンハルトがそう言うのに同意を示しながらも、ジュリナはげんなりとしたように言った。
「いやはや、気が遠くなりそうだねぇ。ティア、大丈夫かい?」
声をかけられたティアラは、半身である姉ににっこりと微笑みかける。
「大丈夫です。心配いりませんわ、お姉様」
「なんだか、さっきまで月明りで明るくて綺麗な砂漠だったのに、急に怖い雰囲気になったね」
周囲を見回しながらそう言ったローウェンは、隣に立つアルティスの手をぎゅっと握る。
「でも、大丈夫。アルは僕が守るよ」
「では、お主の事は我が守ろう」
少年達が固く手を握り合ったのをじっと見つめているレオンハルトに気づくと、リュセルは兄の手をおもむろに取った。
「……なんだ?」
「いや、握って欲しいのかと思って」
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