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第十六章 闇射す光
10-1 最終決戦①
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「ああ……、サイレンが逝ってしまったね」
天上を見つめていたスノーデュークは、憂いを秘めた表情でため息をつくと、すぐに視線を元に戻した。
「早めにサイレンの代わりとなる邪鬼を作らなきゃ」
しかし、あれ程の邪気を秘めた邪鬼を創るには、多大な量の邪気と時間が要る。
「その前に、姉上と姉上の子供達の魂をお前と同化させないとね」
新しい女神の誕生。
随従を創るのは、その後でも遅くはない。
「おトウ……さま……」
両腕に抱いた我が子をゆっくりと闇の寝床に横たえると、その額に優しく口づける。
「お休み、吾子。女神として覚醒するまで、この地中深くで眠り続けるんだよ。」
エリュシオン(始まりと終焉の地)の地中深くに我が子を封印したスノーデュークは、地上で待つ姉神の子供達に意識を向ける。
「もうすぐ、すべてが終わる」
神子達に大切な我が子、女神の器を壊される訳にはいかない。この子供は、自分だけを愛してくれる姉神を創るのに必要な依り代なのだ。
「もうすぐ、出会えるのですね。姉上」
狂気に支配される彼の脳裏に浮かぶのは、気高く凛々しい麗しの女神。
誰にでも優しい姉だった。
争いを嫌い、平和と自然を愛した。
小さな女神をとても可愛がっていて…………
「ッ……ううッ」
瞬間、激しい頭痛がスノーデュークを襲う。
脳裏に浮かぶは、幼神。
金蜜色の髪、虹色を宿した瞳。
真実を司りながらも、とても頼りなげなその姿。
ー……お願い…………お願いだから、いかないで……ー
スノウ様……………………
泣きながら訴える彼女に渡された、それ。
とても重くて、とても昏くて。
そして、満たされない想いに叫び出したくなった。
ああ、僕が……僕達が、君をそんな風に変えてしまったのか?
それは、本来なら君のような神が生み出せるようなものではなかったはずだ。
泣きながら砂のように崩れ落ち、跡形もなく消滅していく小さな女神に手を伸ばそうとするが、自分の中に埋め込められたそれを封じ込めようと力を注ぐ事に集中していた為、それも叶わない。
それは、他の闇の神が制御出来ずに患ったもの。
「あね……う、え」
薄れゆく意識の中、その手に残されたのは、虹色の美しい守り石のみだった。
「はあ、はあ、はあ……ッ」
おかしい。
最近、同じような白昼夢ばかりを見る。見覚えのある幼い女神が消滅する夢。前は、こんな事はなかったはずである。
器を変える、その前は…………
「まさか、セフィラン?」
自分の内部での消滅を確認した邪混鬼、愛しい息子の事を思い出す。闇の気によく馴染むセフィランの体は、リンスロットの体を器にしていた時よりも動かしやすく疲れにくい。二人の神子の肉体を喰らった影響もあり、今だかつてない程に邪気に溢れている状態だったのだ。それ故に、女神の器となる邪混鬼の創造も実現出来た。
だから……
「そんなはずはない」
セフィランの影響が在るなど、あるはずがない。
一度息を吐くと、スノーデュークは己の考えを打ち払う為、軽く頭を振り、天を見上げた。
「今行くよ、姉上」
上で待つ愛しい姉神へ呼びかけると、スノーデュークは無邪気に笑った。
闇の安らぎを、愛しい君へ捧げる。
大地と
空と
大気と
海と
人間と…………
美しい世界。
自分の身を基礎として創造した、箱庭。
一面に広がる、青々とした草。
幻想的に美しい草原に立つ女神は、大きな希望と少しの不安を抱えていた。
創世神としてこの世界を創造したからには、終焉まで見守る義務が在る。すべての神族が去った今、たった一神でそれを為さなければならない。
その時だった。
「姉上」
今、一番聞きたかった声。
己の半身。
対を為す、双子の弟。
草原に降り立った青年神の姿を見た女神は、今まで感じた事のないような安堵と感謝の念と、激しい思慕の念を胸に抱いた。
「僕も、姉上と共に残ります」
どんなにその言葉が嬉しかっただろう。
とても感謝した。
自分を選んでくれた事に……。
でも、それとは別に芽生えた感情。
弟の菫色の瞳に映る自分に問いかける。
ーこの感情は、何?ー
優しい弟神。
闇の安寧を司り、その安息の中にすべてを包み込む。
誰よりも信頼している。
今までも、そして、これからも……
でも、それ以上に
ーわらわは、お前が愛しくて愛しくて、たまらなかったのだー
そう
たった二神で残された、あの時から
自分はスノーデュークに恋心を抱いていた。
*****
「綺麗」
うっとりと見惚れたようなティアラの声が響き渡る。
「本当すごい、こんなの見た事もないよ!」
その声に賛同するように、ローウェンの興奮したような声が重なった。
「見事な草原だ」
ローウェンと同化しているアルティスも、弟の目を通してそれを見回し、感嘆の声を上げる。
そう、始まりと終焉の地。創世の女神レイデュークが、己の半身でもある闇の神、弟神スノーデュークとの再会を果たした場所。
サイレン浄化と共に、その真の姿が一気に目の前に広がったのである。
先程までの岩肌がむき出しの枯れた土地とはまるで違う、美しい景色だった。リュセルの中に残る、レイデュークの記憶、そのままの景色だ。
とても懐かしく、愛おしい。思い出の地。
同化の影響により弟の中に在る女神の記憶を共有していたレオンハルトにも、レイデュークがどんなにスノーデュークを愛していたか痛い程に伝わっていた。
「皮肉なものだな。このような美しい土地で再会を果たした姉弟神が、後に対立する運命(さだめ)にあろうとは……」
ため息のように呟いたレオンハルトの言葉にジュリナも頷く。
「本当にねぇ。もしかすると、再会しないままの方がお互い幸せだったのかもしれないねぇ。……まあ、創世神話通りだと、それじゃあ人間に感情が芽生える事がなくなっちまうだろうが。でもそれ位の事、母神様だけでもなんとかなっちまったんじゃないか?」
「姉上の声でひどい事言うなあ。まったく」
「「「……ッ!!??」」」
いきなり聞こえた声に、レオンハルト、ジュリナ、ローウェンは、弾かれたように声のした方に向かい、持っていた神の武器を構えた。
ゆったりとした袖と裾が特徴的な漆黒の舞衣装に身を包んだ、麗しい少年の姿をした闇の神。
肩先で切りそろえられた闇色の髪の両サイドには菫色のレイデの花々が飾られ、美しい漆黒の紐が緩く結ばれている。
祭事の折、宝主が着る男神の衣装とも宝鍵が着る女神の衣装ともまた違うその衣装は、舞を得意とするスノーデュークにデューク神が与えたものだ。
舞が美しく見えるようにゆったりとした作りになっているのである。
「ああ、待っていたよ。愛しい愛しい姉上の子供達」
異彩を放つ紫電の瞳を、ジュリナ、ローウェン、レオンハルトに向け、その中に同化するティアラ、アルティスをも、その視線一つで縛りつける。
神の放つ圧倒的な存在感と神気に圧倒され、動けないでいる彼らを面白そうに眺めた後、最後にリュセルに眼差しを向け、彼は無邪気に笑った。
「会いたかったよ、姉上」
昏く狂気に満ちた微笑を、震えながら真っ直ぐに見返したリュセルは、力強い声でそれを告げた。
「決着をつけよう、スノー」
「……決着? 何の?」
目を瞬かせながらそう聞き返すスノーデュークは、本当に何の事か意味が分かっていないようだった。
「最初はこの世界は箱庭だった。創世の女神レイデデュークが産み出した、彼女の箱庭。その箱庭を荒らしたのがお前だ、スノーデューク。……でも、長い長い年月が経ち、この世界は満ちようとしている。お前やレイデュークの手を離れ、自由になる時が!」
「…………」
表情を消し、無言のまま自分を見つめるスノーデュークに、リュセルは言葉を重ねた。
「信仰や祈りは必要だろう。でももう、神々の支配や導きは必要ない。レイデュークはそれをよく分かっている。終焉まで彼女はこの世界に干渉する事はせず、見守り続けるつもりでいるんだ。邪気がすべて浄化されれば、俺達のような神子も存在する事もなくなる。この世界を生きる人間が、この世界を導いていくのさ」
世界が己の手を離れ、自由に進んでいく事。神の望み通りにしか進む事の出来ない箱庭でなくなる事。いつか来る終焉の日まで、それを静観する。
ー人間は、わらわ(創世神)の導きがなくとも、きっと、もう先へと進める。その為にも…………ー
「……うん、その為にも、僕が邪魔なんでしょう?」
かつてレイデュークが思っていた言葉を引き継ぐような形で静かにそう言ったスノーデュークに、リュセルは大声で反論した。
「違うッ!」
「違わない!」
リュセルの反論を打ち消すような声で悲鳴のような声を上げたスノーデュークは、狂ったように笑った。
「いつも、それだ。貴女は……、いつも………………いつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつも、人間人間人間人間人間人間人間人間人間人間人間人間人間人間人間人間人間人間人間人間人間人間人間人間人間人間人間人間ッ! どうして、僕を見てくれない!? どうして、僕を愛してくれない!? 僕は、僕の目には、貴女の事しか映ってはいないのに! こんなにも、こんなにもこんなにもこんなにもこんなにもこんなにもこんなにもこんなにもこんなにも、貴女を愛しているのにッ!」
レイデュークはこの世界と共にスノーデュークを愛したが、邪気に支配され、狂気に澱んだスノーデュークはレイデュークしか求めていない。
天上を見つめていたスノーデュークは、憂いを秘めた表情でため息をつくと、すぐに視線を元に戻した。
「早めにサイレンの代わりとなる邪鬼を作らなきゃ」
しかし、あれ程の邪気を秘めた邪鬼を創るには、多大な量の邪気と時間が要る。
「その前に、姉上と姉上の子供達の魂をお前と同化させないとね」
新しい女神の誕生。
随従を創るのは、その後でも遅くはない。
「おトウ……さま……」
両腕に抱いた我が子をゆっくりと闇の寝床に横たえると、その額に優しく口づける。
「お休み、吾子。女神として覚醒するまで、この地中深くで眠り続けるんだよ。」
エリュシオン(始まりと終焉の地)の地中深くに我が子を封印したスノーデュークは、地上で待つ姉神の子供達に意識を向ける。
「もうすぐ、すべてが終わる」
神子達に大切な我が子、女神の器を壊される訳にはいかない。この子供は、自分だけを愛してくれる姉神を創るのに必要な依り代なのだ。
「もうすぐ、出会えるのですね。姉上」
狂気に支配される彼の脳裏に浮かぶのは、気高く凛々しい麗しの女神。
誰にでも優しい姉だった。
争いを嫌い、平和と自然を愛した。
小さな女神をとても可愛がっていて…………
「ッ……ううッ」
瞬間、激しい頭痛がスノーデュークを襲う。
脳裏に浮かぶは、幼神。
金蜜色の髪、虹色を宿した瞳。
真実を司りながらも、とても頼りなげなその姿。
ー……お願い…………お願いだから、いかないで……ー
スノウ様……………………
泣きながら訴える彼女に渡された、それ。
とても重くて、とても昏くて。
そして、満たされない想いに叫び出したくなった。
ああ、僕が……僕達が、君をそんな風に変えてしまったのか?
それは、本来なら君のような神が生み出せるようなものではなかったはずだ。
泣きながら砂のように崩れ落ち、跡形もなく消滅していく小さな女神に手を伸ばそうとするが、自分の中に埋め込められたそれを封じ込めようと力を注ぐ事に集中していた為、それも叶わない。
それは、他の闇の神が制御出来ずに患ったもの。
「あね……う、え」
薄れゆく意識の中、その手に残されたのは、虹色の美しい守り石のみだった。
「はあ、はあ、はあ……ッ」
おかしい。
最近、同じような白昼夢ばかりを見る。見覚えのある幼い女神が消滅する夢。前は、こんな事はなかったはずである。
器を変える、その前は…………
「まさか、セフィラン?」
自分の内部での消滅を確認した邪混鬼、愛しい息子の事を思い出す。闇の気によく馴染むセフィランの体は、リンスロットの体を器にしていた時よりも動かしやすく疲れにくい。二人の神子の肉体を喰らった影響もあり、今だかつてない程に邪気に溢れている状態だったのだ。それ故に、女神の器となる邪混鬼の創造も実現出来た。
だから……
「そんなはずはない」
セフィランの影響が在るなど、あるはずがない。
一度息を吐くと、スノーデュークは己の考えを打ち払う為、軽く頭を振り、天を見上げた。
「今行くよ、姉上」
上で待つ愛しい姉神へ呼びかけると、スノーデュークは無邪気に笑った。
闇の安らぎを、愛しい君へ捧げる。
大地と
空と
大気と
海と
人間と…………
美しい世界。
自分の身を基礎として創造した、箱庭。
一面に広がる、青々とした草。
幻想的に美しい草原に立つ女神は、大きな希望と少しの不安を抱えていた。
創世神としてこの世界を創造したからには、終焉まで見守る義務が在る。すべての神族が去った今、たった一神でそれを為さなければならない。
その時だった。
「姉上」
今、一番聞きたかった声。
己の半身。
対を為す、双子の弟。
草原に降り立った青年神の姿を見た女神は、今まで感じた事のないような安堵と感謝の念と、激しい思慕の念を胸に抱いた。
「僕も、姉上と共に残ります」
どんなにその言葉が嬉しかっただろう。
とても感謝した。
自分を選んでくれた事に……。
でも、それとは別に芽生えた感情。
弟の菫色の瞳に映る自分に問いかける。
ーこの感情は、何?ー
優しい弟神。
闇の安寧を司り、その安息の中にすべてを包み込む。
誰よりも信頼している。
今までも、そして、これからも……
でも、それ以上に
ーわらわは、お前が愛しくて愛しくて、たまらなかったのだー
そう
たった二神で残された、あの時から
自分はスノーデュークに恋心を抱いていた。
*****
「綺麗」
うっとりと見惚れたようなティアラの声が響き渡る。
「本当すごい、こんなの見た事もないよ!」
その声に賛同するように、ローウェンの興奮したような声が重なった。
「見事な草原だ」
ローウェンと同化しているアルティスも、弟の目を通してそれを見回し、感嘆の声を上げる。
そう、始まりと終焉の地。創世の女神レイデュークが、己の半身でもある闇の神、弟神スノーデュークとの再会を果たした場所。
サイレン浄化と共に、その真の姿が一気に目の前に広がったのである。
先程までの岩肌がむき出しの枯れた土地とはまるで違う、美しい景色だった。リュセルの中に残る、レイデュークの記憶、そのままの景色だ。
とても懐かしく、愛おしい。思い出の地。
同化の影響により弟の中に在る女神の記憶を共有していたレオンハルトにも、レイデュークがどんなにスノーデュークを愛していたか痛い程に伝わっていた。
「皮肉なものだな。このような美しい土地で再会を果たした姉弟神が、後に対立する運命(さだめ)にあろうとは……」
ため息のように呟いたレオンハルトの言葉にジュリナも頷く。
「本当にねぇ。もしかすると、再会しないままの方がお互い幸せだったのかもしれないねぇ。……まあ、創世神話通りだと、それじゃあ人間に感情が芽生える事がなくなっちまうだろうが。でもそれ位の事、母神様だけでもなんとかなっちまったんじゃないか?」
「姉上の声でひどい事言うなあ。まったく」
「「「……ッ!!??」」」
いきなり聞こえた声に、レオンハルト、ジュリナ、ローウェンは、弾かれたように声のした方に向かい、持っていた神の武器を構えた。
ゆったりとした袖と裾が特徴的な漆黒の舞衣装に身を包んだ、麗しい少年の姿をした闇の神。
肩先で切りそろえられた闇色の髪の両サイドには菫色のレイデの花々が飾られ、美しい漆黒の紐が緩く結ばれている。
祭事の折、宝主が着る男神の衣装とも宝鍵が着る女神の衣装ともまた違うその衣装は、舞を得意とするスノーデュークにデューク神が与えたものだ。
舞が美しく見えるようにゆったりとした作りになっているのである。
「ああ、待っていたよ。愛しい愛しい姉上の子供達」
異彩を放つ紫電の瞳を、ジュリナ、ローウェン、レオンハルトに向け、その中に同化するティアラ、アルティスをも、その視線一つで縛りつける。
神の放つ圧倒的な存在感と神気に圧倒され、動けないでいる彼らを面白そうに眺めた後、最後にリュセルに眼差しを向け、彼は無邪気に笑った。
「会いたかったよ、姉上」
昏く狂気に満ちた微笑を、震えながら真っ直ぐに見返したリュセルは、力強い声でそれを告げた。
「決着をつけよう、スノー」
「……決着? 何の?」
目を瞬かせながらそう聞き返すスノーデュークは、本当に何の事か意味が分かっていないようだった。
「最初はこの世界は箱庭だった。創世の女神レイデデュークが産み出した、彼女の箱庭。その箱庭を荒らしたのがお前だ、スノーデューク。……でも、長い長い年月が経ち、この世界は満ちようとしている。お前やレイデュークの手を離れ、自由になる時が!」
「…………」
表情を消し、無言のまま自分を見つめるスノーデュークに、リュセルは言葉を重ねた。
「信仰や祈りは必要だろう。でももう、神々の支配や導きは必要ない。レイデュークはそれをよく分かっている。終焉まで彼女はこの世界に干渉する事はせず、見守り続けるつもりでいるんだ。邪気がすべて浄化されれば、俺達のような神子も存在する事もなくなる。この世界を生きる人間が、この世界を導いていくのさ」
世界が己の手を離れ、自由に進んでいく事。神の望み通りにしか進む事の出来ない箱庭でなくなる事。いつか来る終焉の日まで、それを静観する。
ー人間は、わらわ(創世神)の導きがなくとも、きっと、もう先へと進める。その為にも…………ー
「……うん、その為にも、僕が邪魔なんでしょう?」
かつてレイデュークが思っていた言葉を引き継ぐような形で静かにそう言ったスノーデュークに、リュセルは大声で反論した。
「違うッ!」
「違わない!」
リュセルの反論を打ち消すような声で悲鳴のような声を上げたスノーデュークは、狂ったように笑った。
「いつも、それだ。貴女は……、いつも………………いつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつも、人間人間人間人間人間人間人間人間人間人間人間人間人間人間人間人間人間人間人間人間人間人間人間人間人間人間人間人間ッ! どうして、僕を見てくれない!? どうして、僕を愛してくれない!? 僕は、僕の目には、貴女の事しか映ってはいないのに! こんなにも、こんなにもこんなにもこんなにもこんなにもこんなにもこんなにもこんなにもこんなにも、貴女を愛しているのにッ!」
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