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第十章 盲目の神官
10-1 形勢逆転
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今の自分に出来る事は、目の前の邪気の意識をそれから逸らし続ける事である。
「すごい……。今まで飲んだどの血よりも甘く、舌の上で蕩けるようだ」
夢見るようにこぼしたローゼフの台詞。それを聞いたリュセルは眉をしかめる。
サンジェイラで遭遇したあの女邪気も言っていたが、女神の子供の血はそんなにうまいのだろうか……。
今度、レオンハルトの血でも少しもらって飲んでみようかと、かなりのん気に物騒な事を考えていたリュセルを見下ろしたローゼフは、血に濡れた紅い唇に艶然とした笑みを浮かべながら言った。
「どうだ、女神の子供。俺のものになれ」
「何だと?」
「俺のものになり、その血を永劫に提供してくれるというのなら、そこの神官ともども助けてやってもいい」
偉そうなその話し方が、誰かを彷彿とさせた。こんな話し方をする者の扱いには慣れている。リュセルは、馴れ馴れしく自分の頬に触れてくるローゼフに微笑みかけ、あっさりとした口調で返答する。
「わかった。まあ、俺も死にたくはないからな」
そう言いながら、自分に覆いかぶさっているローゼフを小首を傾げて見上げる。
「けけけ、剣鍵様!?」
一方、それまで成り行きを聴覚のみで探っていたセフィは、度肝を抜かれたように悲鳴を上げる。
「賢い人間だ」
小さく笑ってそう言うと、ローゼフはリュセルの上着の襟元に手をかけ、そこをくつろげて首筋をあらわにした。
「……おい、痛いのは嫌だぞ」
不満そうにこぼしながら、リュセルは誘惑するように自分からローゼフに顔を近づける。
「大丈夫。大人しくしていれば、ただ気持ちいいだけさ」
うっとりとささやき、衝動のまま、ローゼフが目の前にさらされた首筋に牙を刺したてようと顔を伏せた時だった。
「レオンっ!」
その叫びと共に、それまでローゼフの背に回されていたリュセルの右手が、宙に向かってかざされる。
「なっ!?」
忌々しくも恐ろしい紋章が、目の前の獲物の額に浮かぶのをローゼフは見た。
その瞬間、まばゆい銀色の光がリュセルの体から放てられ、大いなるその光の洪水は、この祈りの間全体を包み込む。人間には神聖なるものでも、邪鬼なる身には不快なだけでしかないその光から逃れようと、ローゼフが身をよじっている間にも、リュセルの魂と肉体は分かれ、体は兄の持つ女神の剣へと、魂は兄自身の肉体内へと導かれ、完全に同化する。
「この前のサンジェイラの騒動の時のように、主と鍵を別れさせ、女神の宝を使えなくさせる魂胆かと警戒していたが、まったくの見当違いだったようだね」
そして、落ち付いた低い男の声がしたかと思ったら、忌々しい銀の光が一瞬で消え去った。目の前にいたリュセルが姿を消したのに気付くと同時に、ローゼフは女神像の前に姿を現した青年を見つめた。
彼を見たらローゼンがまた憤怒してしまいそうな程、とんでもなく美麗な男だ。爛々と輝く金の瞳が、美しくも恐ろしい。しかし、そんな事よりもローゼフは、男の持つ剣が恐ろしくてならなかった。
鞘から抜き放たれた、生身の神剣。
柄に刻まれた見事な彫刻。最小限の装飾しかされていない、何の変哲もない普通の剣にしか見えないというのに、自分のすべてがこの剣の持つ力を恐怖していたのだ。
「こいつはただのナルシストだ。そんな深い考えなど、持っていないはずさ」
男の口から放たれた、先程まで組み敷いていた女神の子供の声を聞き、ローゼフは一瞬驚きに目を見開く。そうしてローゼフが驚いている間にも、その声に答えるような笑い声が、同じ口から放たれた。
「さあ、浄化の時間だよ」
艶然と微笑んだその男の顔は、ローゼフなどが敵うはずもない程、妖しく美しかったのだ。
刻は遡り、レオンハルトサイドでの出来事はというと……。
リュセルと引き離された後の、レオンハルトの動きは速かった。
牢獄の奥にあった、更に奥に続く扉から通路に出ると、早歩きで進む。後をついてきたスペル村の若者達が、走らないとついて行けなかった程の速さだ。一見、優雅に歩いているようにしか見えないレオンハルトの驚異的な早歩きに、スペル村の若者達は驚きを隠せなかった。
そうしてリュセル達よりも大分遠回りをして、ようやく祈りの間に着くと、レオンハルトは若者達を入口に残し、気配を殺しながら中に侵入する。中を伺い見た途端に現れた光景。レオンハルトは表情を変えぬまま冷静に現状を分析した。
地下教会に住んでいたであろう聖職者達が、女神に祈る為だけに使ったであろう広い祈りの間の中央付近にて、己が半身が黒髪の邪鬼に組み敷かれている。
もがく体を押さえつけ、左手から流れている血をすすっているらしいその邪鬼を、八つ裂きにしてやりたい気持ちが爆発しそうになる。こちらに後ろを晒しているその邪鬼は、弟の血に夢中になっているらしく、隙だらけだった。
(嬲り殺しにしてやろう)
レオンハルトはそんな風に考えながら、ゆっくりと女神像へと近づくが、理性がそれを止めた。行方不明だった娘達の姿があったのを知っていたからだ。彼女達の身の安全が先決になる。
その時だった。
邪鬼に組み敷かれていた弟の視線がこちらを向いた。気配で気づいたのだろう、その顔に不敵な笑みが浮かぶ。
その後のリュセルは、邪鬼の意識を兄から逸らそうと、誘惑するような台詞と表情、仕草で彼の意識を見事に己に釘付けにしていたが……。
(馬鹿が。やり過ぎだ)
加減というものを知らぬのか、弟はノリノリで、誘うよな艶やかな笑みを浮かべ、自分の首筋に顔を伏せようとする邪鬼の頭を引き寄せる。
そんな中、女神像の前に移動したレオンハルトは、唇の動きだけでリュセルに呼びかけたのだった。
ー来い-……と。
そして、現在に至る訳である。
「セフィ殿。彼らと一緒に娘達を外に連れ出してくれ!」
レオンハルトの口を借りてリュセルが大声で言うが、セフィの返事はなかった。
「…………」
「セフィ殿!?」
もう一度呼びかけると、セフィのどこか弱弱しい響きの声が返ってくる。
「…………はい。了解…………、致しました」
その弱過ぎる声を疑問に思い、セフィのいる方を見ると、彼は青白い顔をしたまま、入口から室内に入ってきていたスペル村の若者達が娘達を運ぶのを手伝う為に走って行くところだった。
(大丈夫か?)
しかし、リュセルがそんな事を考えている間に、先程までリュセルが使っていた投げ捨てられていた剣を拾い、ローゼフが襲いかかって来る。
「っ!?」
リュセルの反応が遅れたと同時に、体の主導権がレオンハルトに移った。
繰り出された攻撃を余裕で避け、邪鬼の首めがけて女神の剣で斬りつける。ローゼフはそれを間一髪で避けるが、風のような素早い動きで、再びレオンハルトは攻撃をしかけた。
銀の軌跡を描くその神剣は、神々しい程の輝きをまとって襲い来る。咄嗟に剣でそれを受けようとするが、普通の剣で受け止められるものではなかった。ローゼフは目を疑ってしまう。まるで、柔らかいプディングに刃を入れたかのような簡単さで、持っていた剣が真っ二つに斬られたのだ。
「っう……」
すぐにそこから飛び退くと同時に間合いをとり、なんとか致命傷は避けたが、顔に大きな傷を負った。
「うあああああっ!」
次の瞬間、体内を巡り始めたものを知り、ローゼフは苦悶の叫びを上げる。傷自体は浅い。だが、傷口から広がろうとするそれは、ローゼフの中の邪気を浄化し始めていたのだ。
絶望と畏怖を、邪鬼となってから初めて感じ、恐怖に震えながら、自分に向かい、ゆっくりと歩いて来るレオンハルトを見つめたローゼフは、悔しげに唇を噛むと目を閉じた。
意識を閉ざすと同時に、ローゼフは自分の意識を安全な場所へと避難させたのである。
そして、目を見開いた彼は、もう一人の自分のひどい裏切りに動揺した。
「ど、どうしてだよ……。ローゼフッ!」
自慢の顔に大きな傷を負っている事を気にとめる間もなく、ローゼンの体はレオンハルトの持つ女神の剣によって貫かれたのだった。
「嫌だあああああああああっ!」
断末魔の叫びと共に、剣の放つ浄化の光によって、ローゼンの体は一瞬で拡散し、黒い霧状の邪気となる。
「…………」
無言でレオンハルトがそれを女神の剣で薙ぎ払うと、それは辺りを覆う銀の光によって浄化され、聖なる神気が当たりを包み込む。
「浄化完了」
その瞬間。
「すごい……。今まで飲んだどの血よりも甘く、舌の上で蕩けるようだ」
夢見るようにこぼしたローゼフの台詞。それを聞いたリュセルは眉をしかめる。
サンジェイラで遭遇したあの女邪気も言っていたが、女神の子供の血はそんなにうまいのだろうか……。
今度、レオンハルトの血でも少しもらって飲んでみようかと、かなりのん気に物騒な事を考えていたリュセルを見下ろしたローゼフは、血に濡れた紅い唇に艶然とした笑みを浮かべながら言った。
「どうだ、女神の子供。俺のものになれ」
「何だと?」
「俺のものになり、その血を永劫に提供してくれるというのなら、そこの神官ともども助けてやってもいい」
偉そうなその話し方が、誰かを彷彿とさせた。こんな話し方をする者の扱いには慣れている。リュセルは、馴れ馴れしく自分の頬に触れてくるローゼフに微笑みかけ、あっさりとした口調で返答する。
「わかった。まあ、俺も死にたくはないからな」
そう言いながら、自分に覆いかぶさっているローゼフを小首を傾げて見上げる。
「けけけ、剣鍵様!?」
一方、それまで成り行きを聴覚のみで探っていたセフィは、度肝を抜かれたように悲鳴を上げる。
「賢い人間だ」
小さく笑ってそう言うと、ローゼフはリュセルの上着の襟元に手をかけ、そこをくつろげて首筋をあらわにした。
「……おい、痛いのは嫌だぞ」
不満そうにこぼしながら、リュセルは誘惑するように自分からローゼフに顔を近づける。
「大丈夫。大人しくしていれば、ただ気持ちいいだけさ」
うっとりとささやき、衝動のまま、ローゼフが目の前にさらされた首筋に牙を刺したてようと顔を伏せた時だった。
「レオンっ!」
その叫びと共に、それまでローゼフの背に回されていたリュセルの右手が、宙に向かってかざされる。
「なっ!?」
忌々しくも恐ろしい紋章が、目の前の獲物の額に浮かぶのをローゼフは見た。
その瞬間、まばゆい銀色の光がリュセルの体から放てられ、大いなるその光の洪水は、この祈りの間全体を包み込む。人間には神聖なるものでも、邪鬼なる身には不快なだけでしかないその光から逃れようと、ローゼフが身をよじっている間にも、リュセルの魂と肉体は分かれ、体は兄の持つ女神の剣へと、魂は兄自身の肉体内へと導かれ、完全に同化する。
「この前のサンジェイラの騒動の時のように、主と鍵を別れさせ、女神の宝を使えなくさせる魂胆かと警戒していたが、まったくの見当違いだったようだね」
そして、落ち付いた低い男の声がしたかと思ったら、忌々しい銀の光が一瞬で消え去った。目の前にいたリュセルが姿を消したのに気付くと同時に、ローゼフは女神像の前に姿を現した青年を見つめた。
彼を見たらローゼンがまた憤怒してしまいそうな程、とんでもなく美麗な男だ。爛々と輝く金の瞳が、美しくも恐ろしい。しかし、そんな事よりもローゼフは、男の持つ剣が恐ろしくてならなかった。
鞘から抜き放たれた、生身の神剣。
柄に刻まれた見事な彫刻。最小限の装飾しかされていない、何の変哲もない普通の剣にしか見えないというのに、自分のすべてがこの剣の持つ力を恐怖していたのだ。
「こいつはただのナルシストだ。そんな深い考えなど、持っていないはずさ」
男の口から放たれた、先程まで組み敷いていた女神の子供の声を聞き、ローゼフは一瞬驚きに目を見開く。そうしてローゼフが驚いている間にも、その声に答えるような笑い声が、同じ口から放たれた。
「さあ、浄化の時間だよ」
艶然と微笑んだその男の顔は、ローゼフなどが敵うはずもない程、妖しく美しかったのだ。
刻は遡り、レオンハルトサイドでの出来事はというと……。
リュセルと引き離された後の、レオンハルトの動きは速かった。
牢獄の奥にあった、更に奥に続く扉から通路に出ると、早歩きで進む。後をついてきたスペル村の若者達が、走らないとついて行けなかった程の速さだ。一見、優雅に歩いているようにしか見えないレオンハルトの驚異的な早歩きに、スペル村の若者達は驚きを隠せなかった。
そうしてリュセル達よりも大分遠回りをして、ようやく祈りの間に着くと、レオンハルトは若者達を入口に残し、気配を殺しながら中に侵入する。中を伺い見た途端に現れた光景。レオンハルトは表情を変えぬまま冷静に現状を分析した。
地下教会に住んでいたであろう聖職者達が、女神に祈る為だけに使ったであろう広い祈りの間の中央付近にて、己が半身が黒髪の邪鬼に組み敷かれている。
もがく体を押さえつけ、左手から流れている血をすすっているらしいその邪鬼を、八つ裂きにしてやりたい気持ちが爆発しそうになる。こちらに後ろを晒しているその邪鬼は、弟の血に夢中になっているらしく、隙だらけだった。
(嬲り殺しにしてやろう)
レオンハルトはそんな風に考えながら、ゆっくりと女神像へと近づくが、理性がそれを止めた。行方不明だった娘達の姿があったのを知っていたからだ。彼女達の身の安全が先決になる。
その時だった。
邪鬼に組み敷かれていた弟の視線がこちらを向いた。気配で気づいたのだろう、その顔に不敵な笑みが浮かぶ。
その後のリュセルは、邪鬼の意識を兄から逸らそうと、誘惑するような台詞と表情、仕草で彼の意識を見事に己に釘付けにしていたが……。
(馬鹿が。やり過ぎだ)
加減というものを知らぬのか、弟はノリノリで、誘うよな艶やかな笑みを浮かべ、自分の首筋に顔を伏せようとする邪鬼の頭を引き寄せる。
そんな中、女神像の前に移動したレオンハルトは、唇の動きだけでリュセルに呼びかけたのだった。
ー来い-……と。
そして、現在に至る訳である。
「セフィ殿。彼らと一緒に娘達を外に連れ出してくれ!」
レオンハルトの口を借りてリュセルが大声で言うが、セフィの返事はなかった。
「…………」
「セフィ殿!?」
もう一度呼びかけると、セフィのどこか弱弱しい響きの声が返ってくる。
「…………はい。了解…………、致しました」
その弱過ぎる声を疑問に思い、セフィのいる方を見ると、彼は青白い顔をしたまま、入口から室内に入ってきていたスペル村の若者達が娘達を運ぶのを手伝う為に走って行くところだった。
(大丈夫か?)
しかし、リュセルがそんな事を考えている間に、先程までリュセルが使っていた投げ捨てられていた剣を拾い、ローゼフが襲いかかって来る。
「っ!?」
リュセルの反応が遅れたと同時に、体の主導権がレオンハルトに移った。
繰り出された攻撃を余裕で避け、邪鬼の首めがけて女神の剣で斬りつける。ローゼフはそれを間一髪で避けるが、風のような素早い動きで、再びレオンハルトは攻撃をしかけた。
銀の軌跡を描くその神剣は、神々しい程の輝きをまとって襲い来る。咄嗟に剣でそれを受けようとするが、普通の剣で受け止められるものではなかった。ローゼフは目を疑ってしまう。まるで、柔らかいプディングに刃を入れたかのような簡単さで、持っていた剣が真っ二つに斬られたのだ。
「っう……」
すぐにそこから飛び退くと同時に間合いをとり、なんとか致命傷は避けたが、顔に大きな傷を負った。
「うあああああっ!」
次の瞬間、体内を巡り始めたものを知り、ローゼフは苦悶の叫びを上げる。傷自体は浅い。だが、傷口から広がろうとするそれは、ローゼフの中の邪気を浄化し始めていたのだ。
絶望と畏怖を、邪鬼となってから初めて感じ、恐怖に震えながら、自分に向かい、ゆっくりと歩いて来るレオンハルトを見つめたローゼフは、悔しげに唇を噛むと目を閉じた。
意識を閉ざすと同時に、ローゼフは自分の意識を安全な場所へと避難させたのである。
そして、目を見開いた彼は、もう一人の自分のひどい裏切りに動揺した。
「ど、どうしてだよ……。ローゼフッ!」
自慢の顔に大きな傷を負っている事を気にとめる間もなく、ローゼンの体はレオンハルトの持つ女神の剣によって貫かれたのだった。
「嫌だあああああああああっ!」
断末魔の叫びと共に、剣の放つ浄化の光によって、ローゼンの体は一瞬で拡散し、黒い霧状の邪気となる。
「…………」
無言でレオンハルトがそれを女神の剣で薙ぎ払うと、それは辺りを覆う銀の光によって浄化され、聖なる神気が当たりを包み込む。
「浄化完了」
その瞬間。
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