【宝の鍵~金の王子と銀の王子~】本編 元平凡女性のイケメン王子は執着心強めな兄に溺愛される

月城はな

文字の大きさ
203 / 424
第十一章 神への叛逆

6-2* 闇の愛撫

しおりを挟む
 そうして、捕らわれた屋敷にて、頼れる義姉、ジュリナから引き離されたリュセルは、反女神組織、ヒューマンのメンバーの一人、ワトスンに半ば引きずられるようにしながら監禁場所となる部屋に連れて来られていた。

「オラッ」

 ドサッ

 投げ捨てられるように寝台の上に放られたリュセルは、うつ伏せに倒れたままピクリとも動かなくなった。

「ご苦労でしたね、ワトスン。彼の面倒は私が見ますから、もういいですよ。ジュリナ姫の方の監視をお願いします」

「わかった」

 そう言いながら振り向いたワトスンは、クラウンがリュセルの為にと、ワゴンに氷嚢と着替えの衣装、水の入った大きな器、汗拭き用の布等を乗せ、運びこむのを見て、非常に微妙な顔をした。

「何か?」

 リュセルの倒れ込んだ寝台の傍にワゴンをつけたクラウンは、ワトスンの物言いたげな視線に平然とそう返す。

「何も、貴殿自ら面倒みずともいいんじゃないか? マーリンが妬くぞ」

「なら、他に誰に看させるというのですか。それとも、あなたが看ます?」

「じょ、冗談じゃない! 俺は男色の道に走るつもりはない」

 この王子の面倒など看たら、その気がなくともその気になってしまいそうだ。

「おやおや」

 脱兎のごとく部屋を飛び出して行ったワトスンを見送ると、クラウンはぐったりとうつ伏せに倒れ込んだリュセルの体を慎重に仰向けにする。

「まあ、まずは着替えさせましょうか。汗でぐっしょりですし」

 そう言うと、持ってきた衣装に着替えさせる為、舞踏会で着ていたらしい正装衣装の上着に手をかけた。

 白とローズピンクの色で構成された衣装の上着を脱がせ、その下の上衣を脱がせる。そして、水を浸した布を固く絞り、白い肌上に浮かぶ汗を丁寧に拭うと、夜着の上衣を着せかけた。

 しかし、そこにきて、保っていた理性が崩れかける。

「あ、ああああああああああああああ」

 衝動のまま、目の前の、固く目を閉じたままの青年の体を強く腕の中に掻き抱いた。


 次の瞬間。


 クラウンの体を覆っていた擬態が、一気に剥がれおちたのである。

 黒く短かった髪は足元まで伸び、それは、スルスルと独りでに背後でみつ編みの形に結ばれる。顔形も、貴族的で端正だったが、それでも人間らしかったクラウン・ナイトのものから、穏やかさの中にも邪悪さを秘めた闇の美貌へと変化する。

 ナイト侯爵の仮面を外したサイレンは、ゆっくりと目を開けると、瑠璃色に輝く瞳でリュセルを見下ろした。


 愛おしい、愛おしい、愛おしい、愛おしい、愛おしい。

 これが欲しい これが欲しい これが欲しい。

 たまらなく、これのすべてが欲しい。


 あまりの恋しさに、気が狂いそうになる。


 己の中の邪気のすべてがこの青年を欲しがり、その存在に歓喜していたのだ。


 姉上、姉上、姉上、姉上、姉上、姉上……!

 愛してる、愛してる、愛してる。

 恋しい、恋しい、恋しい、恋しい。

 あなたが欲しい!

 あなただけが欲しい!

 僕だけを見て

 他には何も見ないで

 レイデューク姉上!


「くっ、マスター。今だ眠りについたままだというのに、なんという思念でしょう。姉神様自身に最も近いとされる剣鍵を前に、我慢が効かなくなりましたか?」

 サイレンは自分の中で響き渡る絶叫のすさまじさに眉をしかめると、眠るリュセルの頬に触れた。

「あなたの元にお連れしたいのは山々なのですが……、マスター」

 女神の守護の力を感じ、サイレンは手を引っ込めた。

「残念ながら、それは難しいようです」

 しかし、無理に連れ行く事は出来ないが、この剣鍵の体調が悪く、浄化の力もままならない今なら、多少の接触はもてるはず。女神の意識も、青年の体調を慮り、出てくる事はあるまい。神族たるレイデュークの意識を表面化させるという事は、それだけ体にも精神にも負担をかけるという事なのだから。

「マスター。どうか、この一瞬の時だけでも我慢下さい。どうぞおいでになって…………」

 サイレンがその言葉と共にゆっくりと目を閉じると、次の瞬間、瑠璃色をしていた瞳は紫電に染まる。

 それは、一瞬だった。

 一瞬でサイレンの意識が切り替わったのだ。

「あ、ね……、姉上…………」

 サイレンの体に意識のみを同化させたスノーデュークは、うっとりとリュセルの両頬を両手で挟みこんだ。

「ずっと、会いたかったよ、僕の姉上」

 そのまま、意識のない青年の唇に唇を寄せる。

(……じゃ、…………き)

 濃密なる闇の気配を感じ、リュセルの意識は少しだけ浮上する。しかし、意識が混濁し、目の前に迫る脅威にも対処する事が出来ずに、リュセルは寄せられる唇を避けられずに受け止めてしまっていた。

「……ッぁ」

 絡みつく舌から注ぎ込まれる闇の力に侵されてしまう。触れた肌から、邪気が慕わしげに絡みつく。

 その、不快な感触。

(嫌だ、……気、持ち悪…………)

 リュセルは目の前の邪鬼の体を押し返す事も出来ずに、ただ、荒い息を吐く事しか出来なかった。

「姉上。愛してる、愛してる、愛してる、愛してる、愛してる! どうか、お願いだから姉上も僕を愛してよ」

 荒々しい口づけが解かれると同時に、子供のように無邪気な独占欲に支配された声が耳元で響く。

 そして、うっすらと目を開け、焦点の合わない銀の瞳を空に向けるリュセルを見つめ、スノーデュークは嬉しそうに微笑んだ。

「僕の体は、今だ動かせず眠りについているんだよ、姉上。可哀そうでしょう? だから、姉上の力をお貸しください。あなたの子供の血は僕の力の糧になる」

 そこまで言って、スノーデュークは悲しそうな顔をする。

「でも、姉上を傷つけるなんて、僕には出来ないよ。だから、別の方法でもらうね。ふふ、知ってるでしょう? 血じゃなくてもいいって事」

 そう言うと、スノーデュークは、着せかけてあったリュセルの上衣に手をかけた。

「……っふ、く……、んんんッ」

 邪鬼に塞がれた唇は大きく開かされ、口内に留まった唾液を無理矢理に奪われる。

「じっとしてて、姉上。姉上の体液をもらうだけだから」

 卑猥な水音を立てて離れた、サイレンの姿をした弟神の紫電の瞳は、現在のリュセルには見えていなかった。目の前はぼんやりと歪み、周りには濃厚な邪気が漂っていて、まるで悪夢の中にいるようなのだ。

 そのままスノーデュークの赤い唇は、リュセルの唇から頬を伝い、首筋にたまった汗をねっとりと舐めとった。

 ピチャッ

「ひっ……、ぁ」

 意識は混濁していようとも、体中に浮かんだ汗のすべてを舐めとろうとでもいうように動きまわる舌先の感触を無視出来ず、リュセルは嫌悪の声を上げる。

「ふふふふ、可愛い。もっとぐしゃぐしゃになって、僕に魅せてよ」

 時間をかけて、散々若い青年の肌を弄った後、スノーデュークは嬉しそうにささやいた。

 小首を傾げた邪神の視線の先で、リュセルの下衣はひとりでに腰紐が外れ、そのままスルスルと寝台の下に脱げ落ちる。スノーデュークは無邪気な笑みを浮かべたまま、綺麗に筋肉のついた長い脚の肌の感触を楽しみながらそこに手をかけた。意識がないに等しい女神の息子の脚は、たやすく広げられる。

「どうか、その蜜液のすべてを下さい。愛おしい僕の姉上」

 そんな夢見心地のような声と共に、サイレンのその闇の美貌がゆっくりとリュセルの下肢へと伏せられた。

「……ッ、うぁっ」

 瞬間、感じた直接的な刺激に、反射的にリュセルの体は跳ね上がった。

 口腔内へと招いたそれを、スノーデュークは舌先で全体をねっとりと舐め上げ、口腔内の粘膜で扱き、愛撫する。いつもの焦らして弟の乱れる様を堪能し、どこか愉しんでいるような、レオンハルトの愛撫と違い、スノーデュークのもたらすそれは性急なもの。無意識に引こうとする身体を許さず、揺れる腰を見えない強い力が固定した。

「んんんぅッ」

 背筋を仰け反らせ、リュセルは低く喘ぎ、下肢に埋められるスノーデュークの思念に支配されたサイレンのくすんだような色の金髪を、震える両手で掴み押さえこんだ。

 下肢を弄られている間にも、サイレンの体から漂う、漆黒の霧状の形をした邪気が、まるで戯れるかのようにリュセルの上体の上を這い回り、敏感な部分を責め立てる。

「はぁはっ……あっッ、あうっ」

 抗う事も出来ずに確実に熱量と質量を増していくリュセル自身の先端から、とろりと先走りの蜜が滴り落ちるのを目にしたスノーデュークは、うっとりと美しく邪悪に微笑んだ。

「ああ……姉上」

 陶然とそうささやくと同時に、飢えた人間が喰らうかのようにそれにむしゃぶりつく。

「ぁっ、あっあっ、や……やあっ、いやだ……ッやだ~~~~~~~~~ッッ」

 大きく首を左右に振りながらリュセルが上げる、恐怖と嫌悪の悲鳴にうっとりと聞き惚れながら、絶えず先端より溢れてくるそれを啄むように吸い上げ、スノーデュークは闇の快楽に喘ぐ若い体から、より多くの蜜を絞り取ろうと激しい愛撫を施す。

 閉ざされようとした脚は邪気によって拘束され、更に大きく広げさせられてしまう。まるで邪神に捧げるかのように両足を広げて、リュセルは更に悲鳴を上げた。

「はっああああっ、ひ……ひいいっ!」

 邪気に犯されている。

 恐怖に目を見開き、悲鳴を上げて、涙を流すリュセルは、知らず知らずの内に自分の半身に助けを求めていた。

「たす……助けて、あぁ、助けてっ、兄さ……ッ」

「出して、姉上」

 陶然とした様子のスノーデュークが、ひくひく慄いて絶頂寸前を訴えるリュセル自身を味わうように強く吸い上げた瞬間。

「っ~~~~~ッッ!」

 リュセルは邪神の口内で達した。

 吐き出されたそれを待ちかねていたスノーデュークは、音をたててすべて嚥下したのであった。
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

《本編 完結 続編 完結》29歳、異世界人になっていました。日本に帰りたいのに、年下の英雄公爵に溺愛されています。

かざみはら まなか
BL
24歳の英雄公爵✕29歳の日本に帰りたい異世界転移した青年

転生したら嫌われ者No.01のザコキャラだった 〜引き篭もりニートは落ちぶれ王族に転生しました〜

隍沸喰(隍沸かゆ)
BL
引き篭もりニートの俺は大人にも子供にも人気の話題のゲーム『WoRLD oF SHiSUTo』の次回作を遂に手に入れたが、その直後に死亡してしまった。 目覚めたらその世界で最も嫌われ、前世でも嫌われ続けていたあの落ちぶれた元王族《ヴァントリア・オルテイル》になっていた。 同じ檻に入っていた子供を看病したのに殺されかけ、王である兄には冷たくされ…………それでもめげずに頑張ります! 俺を襲ったことで連れて行かれた子供を助けるために、まずは脱獄からだ! 重複投稿:小説家になろう(ムーンライトノベルズ) 注意: 残酷な描写あり 表紙は力不足な自作イラスト 誤字脱字が多いです! お気に入り・感想ありがとうございます。 皆さんありがとうございました! BLランキング1位(2021/8/1 20:02) HOTランキング15位(2021/8/1 20:02) 他サイト日間BLランキング2位(2019/2/21 20:00) ツンデレ、執着キャラ、おバカ主人公、魔法、主人公嫌われ→愛されです。 いらないと思いますが感想・ファンアート?などのSNSタグは #嫌01 です。私も宣伝や時々描くイラストに使っています。利用していただいて構いません!

虚ろな檻と翡翠の魔石

篠雨
BL
「本来の寿命まで、悪役の身体に入ってやり過ごしてよ」 不慮の事故で死んだ僕は、いい加減な神様の身勝手な都合により、異世界の悪役・レリルの器へ転生させられてしまう。 待っていたのは、一生を塔で過ごし、魔力を搾取され続ける孤独な日々。だが、僕を管理する強面の辺境伯・ヨハンが運んでくる薪や食事、そして不器用な優しさが、凍てついた僕の心を次第に溶かしていく。 しかし、穏やかな時間は長くは続かない。魔力を捧げるたびに脳内に流れ込む本物のレリルの記憶と領地を襲う未曾有の魔物の群れ。 「僕が、この場所と彼を守る方法はこれしかない」 記憶に翻弄され頭は混乱する中、魔石化するという残酷な決断を下そうとするが――。

【WEB版】監視が厳しすぎた嫁入り生活から解放されました~冷徹無慈悲と呼ばれた隻眼の伯爵様と呪いの首輪~【BL・オメガバース】

古森きり
BL
【書籍化決定しました!】 詳細が決まりましたら改めてお知らせにあがります! たくさんの閲覧、お気に入り、しおり、感想ありがとうございました! アルファポリス様の規約に従い発売日にURL登録に変更、こちらは引き下げ削除させていただきます。 政略結婚で嫁いだ先は、女狂いの伯爵家。 男のΩである僕には一切興味を示さず、しかし不貞をさせまいと常に監視される生活。 自分ではどうすることもできない生活に疲れ果てて諦めた時、夫の不正が暴かれて失脚した。 行く当てがなくなった僕を保護してくれたのは、元夫が口を開けば罵っていた政敵ヘルムート・カウフマン。 冷徹無慈悲と呼び声高い彼だが、共に食事を摂ってくれたりやりたいことを応援してくれたり、決して冷たいだけの人ではなさそうで――。 カクヨムに書き溜め。 小説家になろう、アルファポリス、BLoveにそのうち掲載します。

俺、転生したら社畜メンタルのまま超絶イケメンになってた件~転生したのに、恋愛難易度はなぜかハードモード

中岡 始
BL
ブラック企業の激務で過労死した40歳の社畜・藤堂悠真。 目を覚ますと、高校2年生の自分に転生していた。 しかも、鏡に映ったのは芸能人レベルの超絶イケメン。 転入初日から女子たちに囲まれ、学園中の話題の的に。 だが、社畜思考が抜けず**「これはマーケティング施策か?」**と疑うばかり。 そして、モテすぎて業務過多状態に陥る。 弁当争奪戦、放課後のデート攻勢…悠真の平穏は完全に崩壊。 そんな中、唯一冷静な男・藤崎颯斗の存在に救われる。 颯斗はやたらと落ち着いていて、悠真をさりげなくフォローする。 「お前といると、楽だ」 次第に悠真の中で、彼の存在が大きくなっていき――。 「お前、俺から逃げるな」 颯斗の言葉に、悠真の心は大きく揺れ動く。 転生×学園ラブコメ×じわじわ迫る恋。 これは、悠真が「本当に選ぶべきもの」を見つける物語。 続編『元社畜の俺、大学生になってまたモテすぎてるけど、今度は恋人がいるので無理です』 かつてブラック企業で心を擦り減らし、過労死した元社畜の男・藤堂悠真は、 転生した高校時代を経て、無事に大学生になった―― 恋人である藤崎颯斗と共に。 だが、大学という“自由すぎる”世界は、ふたりの関係を少しずつ揺らがせていく。 「付き合ってるけど、誰にも言っていない」 その選択が、予想以上のすれ違いを生んでいった。 モテ地獄の再来、空気を読み続ける日々、 そして自分で自分を苦しめていた“頑張る癖”。 甘えたくても甘えられない―― そんな悠真の隣で、颯斗はずっと静かに手を差し伸べ続ける。 過去に縛られていた悠真が、未来を見つめ直すまでの じれ甘・再構築・すれ違いと回復のキャンパス・ラブストーリー。 今度こそ、言葉にする。 「好きだよ」って、ちゃんと。

【3/11書籍発売】麗しの大公閣下は今日も憂鬱です。

天城
BL
【第12回BL大賞 奨励賞頂きました!ありがとうございます!!3/11に発売になります、よろしくお願いします!】 さえないサラリーマンだったオジサンは、家柄・財力・才能と類い稀なる美貌も持ち合わせた大公閣下ルシェール・ド・ヴォリスに転生した。 英雄の華々しい生活に突然放り込まれて中の人は毎日憂鬱だった。腐男子だった彼は知っている。 この世界、Dom/Subユニバースってやつだよね……。 「さあ気に入ったsubを娶れ」 「パートナーはいいぞ」 とDomの親兄弟から散々言われ、交友関係も護衛騎士もメイド含む屋敷内の使用人全てがSubで構成されたヴォリス家。 待って待って情報量が多い。現実に疲れたおっさんを転生後まで追い込まないでくれ。 平凡が一番だし、優しく気立のいいsubのお嫁さんもらって隠居したいんだよ。

転生したようだけど?流れに身を任せていたら悪役令息?として断罪されていた――分からないまま生きる。

星乃シキ
BL
発作の後に目覚めたら、公爵家嫡男の身体だった。 前世の記憶だけを抱えたまま生きるレイは、ある夜、男の聖女への嫌がらせの罪で断罪される。 だが図書室の記録が冤罪を覆す。 そしてレイは知る。 聖女ディーンの本当の名はアキラ。 同じ日本から来た存在だった。 帰りたい聖女と、この身体で生きるレイ。 秘密を共有した二人は、友達になる。 人との関わりを避けてきたレイの人間関係が、少しずつ動き始める。

【蒼き月の輪舞】 モブにいきなりモテ期がきました。そもそもコレ、BLゲームじゃなかったよな?!

黒木  鳴
BL
「これが人生に三回訪れるモテ期とかいうものなのか……?そもそもコレ、BLゲームじゃなかったよな?!そして俺はモブっ!!」アクションゲームの世界に転生した主人公ラファエル。ゲームのキャラでもない彼は清く正しいモブ人生を謳歌していた。なのにうっかりゲームキャラのイケメン様方とお近づきになってしまい……。実は有能な無自覚系お色気包容主人公が年下イケメンに懐かれ、最強隊長には迫られ、しかも王子や戦闘部隊の面々にスカウトされます。受け、攻め、人材としても色んな意味で突然のモテ期を迎えたラファエル。生態系トップのイケメン様たちに狙われたモブの運命は……?!固定CPは主人公×年下侯爵子息。くっついてからは甘めの溺愛。

処理中です...