226 / 424
第十二章 月華の乙女
2-3 月華の乙女
しおりを挟む
「似たようなものじゃないか!」
リュセルは全力でつっこみを入れ、それを聞いたセフィが大きく首を振った。
「いえ、神父と神官では全然違うのですよ。剣鍵様」
神父が女神の教えを人々に説く伝道者なら、神官は女神への信仰を守る為に存在する守護者。神殿はその守護者をまとめる組織のような場所なのである。
神学を学び、神父になる為の試験を突破すれば、厚い信仰心を持つ者なら誰でもなれる神父と違い、神官は、それこそ神学校を卒業した一部の者しかなれないような、聖職者のエリート達なのだ。
「私もそうでしたが、神父から神官になるのはとても大変な事で、名誉ある事なのです」
セフィのそんな言葉通り、通常、神学校をかなりいい成績で卒業しないとなれない神官という職業に神父であった者がなるには、多大な努力と運が必要になってくる。
「そうそう、アシェイラに数は少ないが、巫女になるのだって大変なんだからな」
神官の女版でもある巫女は、現在、剣主剣鍵が男であるアシェイラにはあまり数がいない。
各国の女神の子供が入れ替わると同時に、その性別に合わせて各支部の神官や巫女も総入れ替えが行われるからだ。神官ばかりのアシェイラと違い、ディエラ神殿は鏡主鏡鍵が女の為、巫女で構成されていた。
そのすべてが、彼らが信仰するセイントクロスの女神と、その子供達の為に在る。それが、神殿の存在意義。
教師達から神学の授業を受けてきていたから、その辺の事も少しは分かっているつもりだったが、リュセルの知らない事実は、まだまだこの世界に多いようである。
「それで、話を戻すが、その神父の青年がアシェイラ神殿の神官になると言っていた事は、まぎれもない事実らしいから、それが嘘でない限り、すり替わった例の絵画を持ち去った彼は、アシェイラ神殿にいるはずなんだ」
チラッと、現役のアシェイラ神殿の神官であるセフィの方を見ながらそう言ったジュリナの視線を、気配だけで悟ったセフィは、困ったような顔をした。
「でも、アシェイラ支部に勤める神官の数はかなりのものがありますよ。つい先日、中途の新人達の受け入れがありましたが、それだけでも、確か五十近い人数でしたから……」
おそらく、例の神父の青年は、この新人の中にいるのだろうが。
「グレンがあんな錯乱状態じゃなければ、似顔絵を描いてもらえるんだけどねぇ」
まるで生きているような人物画を描くグレンの似顔絵があれば、確かに問題の人物の顔がすぐにわかったはずだ。
「自殺騒ぎを起こす程、精神状態が悪いのでは仕方あるまい」
そう言うと、レオンハルトは表情をまったく変えぬまま、ジュリナが隠していた部分を容赦なくついた。
「彼の失くした大事な絵がアシェイラの神殿にある可能性が高い事は分かった。しかし、肝心な事が分からぬ」
「な、なんだい?」
「失くした絵の特徴だよ。一体どんな絵を失くしたんだ? グレンの絵は正式に発表されたものなら、すべて私も見てきたが。つまりは、未発表の作品という事なのか?」
「……………………」
レオンハルトの言葉を聞いたジュリナの額に、じっとりと汗がにじんだ。
「誰を描いた絵なんだ?」
淡々とそう尋ねるレオンハルトは、その答えの予測はついているようだった。
「答えろ、ジュリナ」
氷点下に冷え切ったその声から、それはよく分かる。
「絵……絵…………え……、ええ~~~?」
くだらないシャレをかました幼なじみに、冗談にならないような厳しい琥珀の瞳が向けられる。
「な……、なんだ? そんなに大変な人物を描いた絵なのか?」
ジュリナを見つめる兄の、無感動だが無慈悲な視線の強さに不穏なものを感じ取り、リュセルはゴクリと唾を呑む。
「えっとですねぇ~、レオンハルトさん。あまり怒らないでもらいたいのですが。……よろしいでしょうか?」
何故か微妙な敬語を使うジュリナに対し、レオンハルトは無表情のまま一言言った。
「言え」
先程、同胞愛と友情を確かめ合ったばかりだというのに、途端にいつもの調子に戻ってしまった二人だ。
レオンハルトの追及に覚悟を決めたジュリナは、開き直ったように顔を上げると答える。
「クソッ……。怒るなよ。いいから、そのままでいろよ」
「分かったから、早く言え」
ジュリナの念押しに、若干空気を和らげてため息をついたレオンハルトは先を促す。
「まずは、絵の題名だが……」
通常、すべての絵画には題名がつけられる。題名のない絵もあるにはあるが、それは稀だった。
「”月華の乙女”」
その題名を聞いた途端、レオンハルトは不快そうに眉をしかめた。彼はこの絵の題を聞いただけで、それがどんな絵で誰を描いたものか、察しがついてしまったのだ。
「題名から察するに、女性を描いた絵だな」
何も察していないリュセルの言葉を聞いたジュリナは、レオンハルトから向けられる痛い視線に心臓をやられながら、生温い笑みを浮かべる。
「月の光を集めたような長い銀の髪、薄い銀色のつぶらな瞳、白雪のような柔肌の、それはそれはそんじょそこらにいない位、可憐な美少女だったよ」
そんなとんでもない美少女が、女神の娘以外にこの世に存在したのか!?
いくら半身がいる身とはいえ、リュセルも立派な成人男子だ。純粋に一人の男として、興味を惹かれる。
しかし……。
「だった?」
過去形なのが気になった。
「ああ。彼女はもう、この世界のどこにもいないのさ」
故人だという事のようである。
「そうか」
故人であるならば、その姿をもう見る事も出来なければ、絵に描く事も出来ぬのであろう。グレンやジュリナが、その絵に固執する理由がよく分かった。
「彼女は、まだ九歳の子供だったんだ」
「そんな幼い内に亡くなるとは、可哀そうに」
同情するようなリュセルの言葉を受け、ジュリナは目を見開いて言葉を続ける。
「誰が死んだって言ったよ」
はいっ!?
「今、この世界のどこにもいないって、言っただろうが!」
リュセルの怒声にジュリナは頷く。
「いないさ! あの可愛らしい姿ではね。今現在は、全然可愛くも何ともない、体ばかりは無駄にでかい男になっちまってるんだからさ」
つまりは、その美少女は、実は男で、成長してたくましい男性になったという事か?
…………なんだか、嫌な予感がする。
「ちなみに、その美少女の名前は?」
なんとなく事の重大さに気づいてきたリュセルは、恐る恐る尋ねた。
「リュセナ姫だっ!」
ズドーーーーーーーーーーーーーーンッ!
かつてない程の衝撃に、リュセルの意識は遠のきかける。
「……………………」
レオンハルトは長々と、大きなため息をついていた。
瞬間、リュセルの脳裏によみがえってきたのは、カイルーズの持っていたチョコレートが原因で子供の姿になってしまっていた、忘れようもない出来事の記憶。
人の良さそうな青年画家に乞われて絵のモデルになった、あの日々。
それも、女装姿で!
か細く、薄い少年の体。その体に纏うのは、ライラックの色をした、シンプルだが気品の漂う美しいドレス。肩先を伝う銀糸の流れに、夢見るような銀の瞳。小首を傾げたその姿は、まるで妖精のような愛らしさ。
「月華の乙女にふさわしい姿だったよ。あの時のお前は」
物憂げな眼差しを自分に向けたジュリナの視線を受け、リュセルは叫び声を上げた。
「だああああああああ~~~~~~~~っ!」
ガシッ
その勢いのままジュリナの肩を掴み、前後に振りまくる。
「ななななな、なんって事を、してくれたんだあああああ~~~~~~っ!」
ガクガクガクッ
「だから、事故だったんだって!」
揺さぶられながら、ジュリナも途方に暮れたような声を上げた。
「まさかあの時の絵を失くすなど……。いくらグレンの頼みとはいえ、やはり断るべきだったか」
珍しく過去を悔いるようなレオンハルトの言葉だったが、今更悔いても遅い。
女神の子供達の激しい動揺に、今一事態が飲みこめないセフィだったが、とりあえずその問題の絵画の捜索に、一刻も早く踏み切った方がいい事だけは分かった。
リュセルは全力でつっこみを入れ、それを聞いたセフィが大きく首を振った。
「いえ、神父と神官では全然違うのですよ。剣鍵様」
神父が女神の教えを人々に説く伝道者なら、神官は女神への信仰を守る為に存在する守護者。神殿はその守護者をまとめる組織のような場所なのである。
神学を学び、神父になる為の試験を突破すれば、厚い信仰心を持つ者なら誰でもなれる神父と違い、神官は、それこそ神学校を卒業した一部の者しかなれないような、聖職者のエリート達なのだ。
「私もそうでしたが、神父から神官になるのはとても大変な事で、名誉ある事なのです」
セフィのそんな言葉通り、通常、神学校をかなりいい成績で卒業しないとなれない神官という職業に神父であった者がなるには、多大な努力と運が必要になってくる。
「そうそう、アシェイラに数は少ないが、巫女になるのだって大変なんだからな」
神官の女版でもある巫女は、現在、剣主剣鍵が男であるアシェイラにはあまり数がいない。
各国の女神の子供が入れ替わると同時に、その性別に合わせて各支部の神官や巫女も総入れ替えが行われるからだ。神官ばかりのアシェイラと違い、ディエラ神殿は鏡主鏡鍵が女の為、巫女で構成されていた。
そのすべてが、彼らが信仰するセイントクロスの女神と、その子供達の為に在る。それが、神殿の存在意義。
教師達から神学の授業を受けてきていたから、その辺の事も少しは分かっているつもりだったが、リュセルの知らない事実は、まだまだこの世界に多いようである。
「それで、話を戻すが、その神父の青年がアシェイラ神殿の神官になると言っていた事は、まぎれもない事実らしいから、それが嘘でない限り、すり替わった例の絵画を持ち去った彼は、アシェイラ神殿にいるはずなんだ」
チラッと、現役のアシェイラ神殿の神官であるセフィの方を見ながらそう言ったジュリナの視線を、気配だけで悟ったセフィは、困ったような顔をした。
「でも、アシェイラ支部に勤める神官の数はかなりのものがありますよ。つい先日、中途の新人達の受け入れがありましたが、それだけでも、確か五十近い人数でしたから……」
おそらく、例の神父の青年は、この新人の中にいるのだろうが。
「グレンがあんな錯乱状態じゃなければ、似顔絵を描いてもらえるんだけどねぇ」
まるで生きているような人物画を描くグレンの似顔絵があれば、確かに問題の人物の顔がすぐにわかったはずだ。
「自殺騒ぎを起こす程、精神状態が悪いのでは仕方あるまい」
そう言うと、レオンハルトは表情をまったく変えぬまま、ジュリナが隠していた部分を容赦なくついた。
「彼の失くした大事な絵がアシェイラの神殿にある可能性が高い事は分かった。しかし、肝心な事が分からぬ」
「な、なんだい?」
「失くした絵の特徴だよ。一体どんな絵を失くしたんだ? グレンの絵は正式に発表されたものなら、すべて私も見てきたが。つまりは、未発表の作品という事なのか?」
「……………………」
レオンハルトの言葉を聞いたジュリナの額に、じっとりと汗がにじんだ。
「誰を描いた絵なんだ?」
淡々とそう尋ねるレオンハルトは、その答えの予測はついているようだった。
「答えろ、ジュリナ」
氷点下に冷え切ったその声から、それはよく分かる。
「絵……絵…………え……、ええ~~~?」
くだらないシャレをかました幼なじみに、冗談にならないような厳しい琥珀の瞳が向けられる。
「な……、なんだ? そんなに大変な人物を描いた絵なのか?」
ジュリナを見つめる兄の、無感動だが無慈悲な視線の強さに不穏なものを感じ取り、リュセルはゴクリと唾を呑む。
「えっとですねぇ~、レオンハルトさん。あまり怒らないでもらいたいのですが。……よろしいでしょうか?」
何故か微妙な敬語を使うジュリナに対し、レオンハルトは無表情のまま一言言った。
「言え」
先程、同胞愛と友情を確かめ合ったばかりだというのに、途端にいつもの調子に戻ってしまった二人だ。
レオンハルトの追及に覚悟を決めたジュリナは、開き直ったように顔を上げると答える。
「クソッ……。怒るなよ。いいから、そのままでいろよ」
「分かったから、早く言え」
ジュリナの念押しに、若干空気を和らげてため息をついたレオンハルトは先を促す。
「まずは、絵の題名だが……」
通常、すべての絵画には題名がつけられる。題名のない絵もあるにはあるが、それは稀だった。
「”月華の乙女”」
その題名を聞いた途端、レオンハルトは不快そうに眉をしかめた。彼はこの絵の題を聞いただけで、それがどんな絵で誰を描いたものか、察しがついてしまったのだ。
「題名から察するに、女性を描いた絵だな」
何も察していないリュセルの言葉を聞いたジュリナは、レオンハルトから向けられる痛い視線に心臓をやられながら、生温い笑みを浮かべる。
「月の光を集めたような長い銀の髪、薄い銀色のつぶらな瞳、白雪のような柔肌の、それはそれはそんじょそこらにいない位、可憐な美少女だったよ」
そんなとんでもない美少女が、女神の娘以外にこの世に存在したのか!?
いくら半身がいる身とはいえ、リュセルも立派な成人男子だ。純粋に一人の男として、興味を惹かれる。
しかし……。
「だった?」
過去形なのが気になった。
「ああ。彼女はもう、この世界のどこにもいないのさ」
故人だという事のようである。
「そうか」
故人であるならば、その姿をもう見る事も出来なければ、絵に描く事も出来ぬのであろう。グレンやジュリナが、その絵に固執する理由がよく分かった。
「彼女は、まだ九歳の子供だったんだ」
「そんな幼い内に亡くなるとは、可哀そうに」
同情するようなリュセルの言葉を受け、ジュリナは目を見開いて言葉を続ける。
「誰が死んだって言ったよ」
はいっ!?
「今、この世界のどこにもいないって、言っただろうが!」
リュセルの怒声にジュリナは頷く。
「いないさ! あの可愛らしい姿ではね。今現在は、全然可愛くも何ともない、体ばかりは無駄にでかい男になっちまってるんだからさ」
つまりは、その美少女は、実は男で、成長してたくましい男性になったという事か?
…………なんだか、嫌な予感がする。
「ちなみに、その美少女の名前は?」
なんとなく事の重大さに気づいてきたリュセルは、恐る恐る尋ねた。
「リュセナ姫だっ!」
ズドーーーーーーーーーーーーーーンッ!
かつてない程の衝撃に、リュセルの意識は遠のきかける。
「……………………」
レオンハルトは長々と、大きなため息をついていた。
瞬間、リュセルの脳裏によみがえってきたのは、カイルーズの持っていたチョコレートが原因で子供の姿になってしまっていた、忘れようもない出来事の記憶。
人の良さそうな青年画家に乞われて絵のモデルになった、あの日々。
それも、女装姿で!
か細く、薄い少年の体。その体に纏うのは、ライラックの色をした、シンプルだが気品の漂う美しいドレス。肩先を伝う銀糸の流れに、夢見るような銀の瞳。小首を傾げたその姿は、まるで妖精のような愛らしさ。
「月華の乙女にふさわしい姿だったよ。あの時のお前は」
物憂げな眼差しを自分に向けたジュリナの視線を受け、リュセルは叫び声を上げた。
「だああああああああ~~~~~~~~っ!」
ガシッ
その勢いのままジュリナの肩を掴み、前後に振りまくる。
「ななななな、なんって事を、してくれたんだあああああ~~~~~~っ!」
ガクガクガクッ
「だから、事故だったんだって!」
揺さぶられながら、ジュリナも途方に暮れたような声を上げた。
「まさかあの時の絵を失くすなど……。いくらグレンの頼みとはいえ、やはり断るべきだったか」
珍しく過去を悔いるようなレオンハルトの言葉だったが、今更悔いても遅い。
女神の子供達の激しい動揺に、今一事態が飲みこめないセフィだったが、とりあえずその問題の絵画の捜索に、一刻も早く踏み切った方がいい事だけは分かった。
5
あなたにおすすめの小説
《本編 完結 続編 完結》29歳、異世界人になっていました。日本に帰りたいのに、年下の英雄公爵に溺愛されています。
かざみはら まなか
BL
24歳の英雄公爵✕29歳の日本に帰りたい異世界転移した青年
転生したら嫌われ者No.01のザコキャラだった 〜引き篭もりニートは落ちぶれ王族に転生しました〜
隍沸喰(隍沸かゆ)
BL
引き篭もりニートの俺は大人にも子供にも人気の話題のゲーム『WoRLD oF SHiSUTo』の次回作を遂に手に入れたが、その直後に死亡してしまった。
目覚めたらその世界で最も嫌われ、前世でも嫌われ続けていたあの落ちぶれた元王族《ヴァントリア・オルテイル》になっていた。
同じ檻に入っていた子供を看病したのに殺されかけ、王である兄には冷たくされ…………それでもめげずに頑張ります!
俺を襲ったことで連れて行かれた子供を助けるために、まずは脱獄からだ!
重複投稿:小説家になろう(ムーンライトノベルズ)
注意:
残酷な描写あり
表紙は力不足な自作イラスト
誤字脱字が多いです!
お気に入り・感想ありがとうございます。
皆さんありがとうございました!
BLランキング1位(2021/8/1 20:02)
HOTランキング15位(2021/8/1 20:02)
他サイト日間BLランキング2位(2019/2/21 20:00)
ツンデレ、執着キャラ、おバカ主人公、魔法、主人公嫌われ→愛されです。
いらないと思いますが感想・ファンアート?などのSNSタグは #嫌01 です。私も宣伝や時々描くイラストに使っています。利用していただいて構いません!
虚ろな檻と翡翠の魔石
篠雨
BL
「本来の寿命まで、悪役の身体に入ってやり過ごしてよ」
不慮の事故で死んだ僕は、いい加減な神様の身勝手な都合により、異世界の悪役・レリルの器へ転生させられてしまう。
待っていたのは、一生を塔で過ごし、魔力を搾取され続ける孤独な日々。だが、僕を管理する強面の辺境伯・ヨハンが運んでくる薪や食事、そして不器用な優しさが、凍てついた僕の心を次第に溶かしていく。
しかし、穏やかな時間は長くは続かない。魔力を捧げるたびに脳内に流れ込む本物のレリルの記憶と領地を襲う未曾有の魔物の群れ。
「僕が、この場所と彼を守る方法はこれしかない」
記憶に翻弄され頭は混乱する中、魔石化するという残酷な決断を下そうとするが――。
【WEB版】監視が厳しすぎた嫁入り生活から解放されました~冷徹無慈悲と呼ばれた隻眼の伯爵様と呪いの首輪~【BL・オメガバース】
古森きり
BL
【書籍化決定しました!】
詳細が決まりましたら改めてお知らせにあがります!
たくさんの閲覧、お気に入り、しおり、感想ありがとうございました!
アルファポリス様の規約に従い発売日にURL登録に変更、こちらは引き下げ削除させていただきます。
政略結婚で嫁いだ先は、女狂いの伯爵家。
男のΩである僕には一切興味を示さず、しかし不貞をさせまいと常に監視される生活。
自分ではどうすることもできない生活に疲れ果てて諦めた時、夫の不正が暴かれて失脚した。
行く当てがなくなった僕を保護してくれたのは、元夫が口を開けば罵っていた政敵ヘルムート・カウフマン。
冷徹無慈悲と呼び声高い彼だが、共に食事を摂ってくれたりやりたいことを応援してくれたり、決して冷たいだけの人ではなさそうで――。
カクヨムに書き溜め。
小説家になろう、アルファポリス、BLoveにそのうち掲載します。
俺、転生したら社畜メンタルのまま超絶イケメンになってた件~転生したのに、恋愛難易度はなぜかハードモード
中岡 始
BL
ブラック企業の激務で過労死した40歳の社畜・藤堂悠真。
目を覚ますと、高校2年生の自分に転生していた。
しかも、鏡に映ったのは芸能人レベルの超絶イケメン。
転入初日から女子たちに囲まれ、学園中の話題の的に。
だが、社畜思考が抜けず**「これはマーケティング施策か?」**と疑うばかり。
そして、モテすぎて業務過多状態に陥る。
弁当争奪戦、放課後のデート攻勢…悠真の平穏は完全に崩壊。
そんな中、唯一冷静な男・藤崎颯斗の存在に救われる。
颯斗はやたらと落ち着いていて、悠真をさりげなくフォローする。
「お前といると、楽だ」
次第に悠真の中で、彼の存在が大きくなっていき――。
「お前、俺から逃げるな」
颯斗の言葉に、悠真の心は大きく揺れ動く。
転生×学園ラブコメ×じわじわ迫る恋。
これは、悠真が「本当に選ぶべきもの」を見つける物語。
続編『元社畜の俺、大学生になってまたモテすぎてるけど、今度は恋人がいるので無理です』
かつてブラック企業で心を擦り減らし、過労死した元社畜の男・藤堂悠真は、
転生した高校時代を経て、無事に大学生になった――
恋人である藤崎颯斗と共に。
だが、大学という“自由すぎる”世界は、ふたりの関係を少しずつ揺らがせていく。
「付き合ってるけど、誰にも言っていない」
その選択が、予想以上のすれ違いを生んでいった。
モテ地獄の再来、空気を読み続ける日々、
そして自分で自分を苦しめていた“頑張る癖”。
甘えたくても甘えられない――
そんな悠真の隣で、颯斗はずっと静かに手を差し伸べ続ける。
過去に縛られていた悠真が、未来を見つめ直すまでの
じれ甘・再構築・すれ違いと回復のキャンパス・ラブストーリー。
今度こそ、言葉にする。
「好きだよ」って、ちゃんと。
【3/11書籍発売】麗しの大公閣下は今日も憂鬱です。
天城
BL
【第12回BL大賞 奨励賞頂きました!ありがとうございます!!3/11に発売になります、よろしくお願いします!】
さえないサラリーマンだったオジサンは、家柄・財力・才能と類い稀なる美貌も持ち合わせた大公閣下ルシェール・ド・ヴォリスに転生した。
英雄の華々しい生活に突然放り込まれて中の人は毎日憂鬱だった。腐男子だった彼は知っている。
この世界、Dom/Subユニバースってやつだよね……。
「さあ気に入ったsubを娶れ」
「パートナーはいいぞ」
とDomの親兄弟から散々言われ、交友関係も護衛騎士もメイド含む屋敷内の使用人全てがSubで構成されたヴォリス家。
待って待って情報量が多い。現実に疲れたおっさんを転生後まで追い込まないでくれ。
平凡が一番だし、優しく気立のいいsubのお嫁さんもらって隠居したいんだよ。
転生したようだけど?流れに身を任せていたら悪役令息?として断罪されていた――分からないまま生きる。
星乃シキ
BL
発作の後に目覚めたら、公爵家嫡男の身体だった。
前世の記憶だけを抱えたまま生きるレイは、ある夜、男の聖女への嫌がらせの罪で断罪される。
だが図書室の記録が冤罪を覆す。
そしてレイは知る。
聖女ディーンの本当の名はアキラ。
同じ日本から来た存在だった。
帰りたい聖女と、この身体で生きるレイ。
秘密を共有した二人は、友達になる。
人との関わりを避けてきたレイの人間関係が、少しずつ動き始める。
【蒼き月の輪舞】 モブにいきなりモテ期がきました。そもそもコレ、BLゲームじゃなかったよな?!
黒木 鳴
BL
「これが人生に三回訪れるモテ期とかいうものなのか……?そもそもコレ、BLゲームじゃなかったよな?!そして俺はモブっ!!」アクションゲームの世界に転生した主人公ラファエル。ゲームのキャラでもない彼は清く正しいモブ人生を謳歌していた。なのにうっかりゲームキャラのイケメン様方とお近づきになってしまい……。実は有能な無自覚系お色気包容主人公が年下イケメンに懐かれ、最強隊長には迫られ、しかも王子や戦闘部隊の面々にスカウトされます。受け、攻め、人材としても色んな意味で突然のモテ期を迎えたラファエル。生態系トップのイケメン様たちに狙われたモブの運命は……?!固定CPは主人公×年下侯爵子息。くっついてからは甘めの溺愛。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる