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第十二章 月華の乙女
14-2 絵画の行方
しおりを挟むそれはまさに、神画。
そう言わしめるだけの魅力という名の力が、その絵にはあった。
美しく流れる銀糸の髪。
夢見るような銀の瞳。
白雪のような柔肌に小さな桜色の唇。
幼い体を包む、上品なライラック色のドレス。
無邪気に微笑んだその少女は、月華の乙女の名にふさわしい美しさ、可憐さ。
オスカーは、その絵を初めて見た時の事をよく覚えている。
「まるで、雷に打たれたようでした。その少女があまりにも魅力的過ぎて」
セフィの仕事部屋に連行(?)されたオスカーは、勧められた椅子に腰を下ろすと自供を始めた。
「ふっ、まあな」
オスカーの言葉を聞くと同時に、自慢げに前髪を払ったリュセルの後頭部を叩くとレオンハルトは言った。
「何故、すぐに申し出なかったのですか? ディエラ王都の喫茶店で絵画をとり違えたと」
「申し出ようとしました! でも……、でも、そうしたら、あの絵は元の持ち主に返さなくてはならない。私の手元からあの少女がいなくなってしまう。そんな事、耐えられなかったのです」
声を詰まらせながら訴えるオスカーの言葉を聞きながら、レオンハルトは自分の予測が間違っていなかった事を確信する。
(やはり、絵の持つ魔力にやられていたか)
「どうぞ、これを飲んで落ち着いて下さい」
息も絶え絶えに追い詰められた様子のオスカーを見かねて、セフィは紅茶を淹れて彼の前に置く。あの後、リュセル、レオンハルトに遅れて追いついたセフィは、彼らをここに案内した先導者でもあった。
「ありがとう……、ございます」
そう言ってカップを持つオスカーの手は、カタカタと可哀そうな位に震えていた。
「私達は、その絵の本来の持ち主の依頼を受けて探していたのです」
リュセルの重々しい言葉を聞いたオスカーは、飛び上がって驚く。
「そ、そそそそんなに大切な絵だったのですか!?」
「はい。極秘ですが、あの絵はアシェイラ王家縁の姫を描いたもの。つまり、あの絵は、城に献上されるはずだったものなのです」
「ひ、ひいいいいいいいいぃぃぃッ!」
月華の乙女の素情がばれぬ為、適当に嘘をついたリュセルを呆れたような目で見ながら、レオンハルトは言った。
「絵はどこにある?」
それを聞いたオスカーは椅子から降りると、その場に土下座する。
「申し訳ありません、あれはもう私の手元にはないのです!」
ない………………………………?
それじゃあ、仕方ないね。うふッ(ハート)
……じゃなくて
「何故だあああああああああッ!?」
ショックのあまりおかしな考え方をしていたリュセルは、一拍間を置いた音、盛大な叫び声を上げた。
「ひいいいいいいいッ! すみません、ごめんなさい!」
リュセルに襟首を掴まれ、前後にガクガクと振られまくったオスカーは泣きながら謝る。
「そんなにも執着していたものを、よく手放したな」
いついかなる時も冷静沈着なレオンハルトは、熱くなり過ぎる弟とは真逆に淡々とした口調でそう尋ねた。
「私だって、手放したくなどなかった!」
そんなレオンハルトの言葉にカッとしたのか、オスカーはそう叫ぶとリュセルの腕を振りほどく。
「でも、これ以上アレンに心配かけたくありませんでしたし、このまま腑抜けになって神官を辞めるのも嫌でした。だから、懺悔し、預けたのです」
項垂れ呟くオスカーの言葉を聞いたセフィは、驚いたように声を上げた。
「懺悔? 懺悔室で懺悔したのですか?」
懺悔室?
「それって、あれか? 神官長館にある、神官達のお悩み相談室」
リュセルの問いに、セフィは頷く。
「まあ、平たく言えばそんな感じです。……という事は、あれですか? 懺悔室の聞き役の者に月華の乙女は渡っているという事でしょうか?」
「はい」
オスカーの返事を聞いたリュセルは、イライラしたようにその銀色の髪をクシャクシャにかき雑ぜた。
「あ~~~~~~ッ! クソ、折角取り戻せると思ったのに」
リュセルの少々乱暴な言葉遣いに一瞬眉をひそめたレオンハルトは、一旦弟への小言を後回しにし、それより優先すべき事を口にした。
「だが、かなりの収穫だよ。その懺悔室の聞き手役にコンタクトをとり、絵を返却してもらえばいいだろう」
兄の言葉を聞いたリュセルは、落ち込んだ気持ちを無理矢理引き上げ、オスカーに尋ねる。
「それでは、早速その聞き手役に会おう。誰だったんだ? その聞き手役は」
リュセルの問いに、オスカーは力なく首を左右に振った。
「懺悔室では、話し手と聞き役の間にはカーテンがあり、部屋自体も暗くしてありますし、声もくぐもってしまっていて、相手が誰かなんてまるでわからないのです」
「それでは、誰に絵を渡したかまったく見当もつかないのかッ!?」
リュセルの怒声に、ビクリと体を震わせたオスカーは申し訳なさそうに頷いた。
「はい」
「そ、そんな」
ショックを受けたリュセルの縋るような視線を感じ、セフィは困ったように告げた。
「その通りです。懺悔に来た相手の事を詮索せず、相談にのり、すべてを許す。それが、懺悔室の意義なのです」
それでは、聞き手役が誰だったか、まるでわからないではないか!? 状況が進歩したというよりも完全に悪くなってしまっている事実。リュセルはショックのあまり呆然とし、レオンハルトは顎に手を置き思案した。
「聞き手役となる神官は、おそらく一般の神官ではなかろう。懺悔の中には、その者の不利になるような内容も含まれる可能性がある。それを悪用されぬよう、ある程度上位にある神官がなるように推測されるが」
しばしの思案の後、そう言ったレオンハルトに対し、セフィは困惑したような顔をした。
「はい。これは、極秘中の極秘ですが、懺悔室の聞き手役となるのは、神官査達が主です。当番を組んで、その任にあたっていると聞きました」
さすがは、神子との繋ぎ手の任に就いている神官。セフィは上位の神官しか知らぬ情報をよく知っているようだった。
「神官査というと、あの四人か」
少年趣味(ショタコン)の変態神官、リチャード・ライチェル。
少年めいた容貌の真面目な神官、シャル・ウオッカ。
小太り(メタボ)気味の気の良い神官、ルパート・ジャクソン。
スキンヘッドに丸めた頭が少々異様な寡黙な神官、ジェイク・リベンジ。
「実は、アシェイラ支部の神官査は全部で五人。後一人いるのですが、現在他国に出張中でおりません。まあ、その四人のどなたかでしょうね」
セフィの言葉を聞きながら、リュセルは脱力しそうになってしまう。
月華の乙女。
折角追いついたと思ったら、相手に逃げられてしまったような気持ちだ。
「たぶん、神官長館に当番表が保管、管理されていると思われますが、おそらく、神官査、神官長、神官長補佐以外は閲覧不可能です」
公式には閲覧不可な、懺悔室の当番表。
ならば
「忍び込むしかあるまい」
思慮深い兄の大胆な発言にリュセルは目を見開き、セフィはオスカーの耳を両手で塞いで顔を引きつらせていた。
そして、その日の夜。
「あ~、終わった終わった! 疲れた~ッ」
伸びをしながら神官長館から出てきたリチャードに続いて神官長館を出たシャルは、彼につっこみを入れた。
「何が疲れたですか! ライチェル神官査は、今日、懺悔室の聞き役しかしてないじゃないですか!」
「だって~、ルーちゃんの指示なんだもん、それが。一日つっまんなかったよ~~。暇疲れしちゃった」
唇をとがらせながらそう言うリチャードに、こめかみに怒のマークを浮かび上がらせたシャルは言う。
「迷える子羊(神官)の相談にのるのも大事な仕事です! 真面目にやって下さいよ。まったく、ウインター神官長補佐が休みだからって、気を抜き過ぎです」
「でも、神官長補佐がいない穴を、セリクス神官長ってば、自分の仕事をこなしながら完全完璧にフォローしてるよね」
プリプリ怒っているシャルを宥めながら、同じように神官長館を出たルパートが驚きを隠せない様子で首を傾げた。
「ライサンは普段やらないだけでやればすごいんだよ。ここ(アシェイラ支部)で知ってる人は少ないケドね」
神学校時代のライサンを知るリチャードの言葉を不思議に思い、ようやく片づけを終えて出てきたラテーヌが傍らに立つジェイクに聞く。
「どうしていつもやらないのでしょうか?」
「さあな」
表情をあまり変えぬまま疑問符でいっぱいの二人に対し、リチャードは言った。
「ライサンの事は~、あんまり考えると意味分かんなくなるよ。僕だってつき合いは結構長いケド、意味分かんないもん。考えるだけ、無駄無駄。それよりお腹空いたよ~~~~、早く夕飯食べに行こうよ」
リチャードの答えに釈然としないまま、神官査の面々は寄宿舎目指して歩き始めた。
その後も、数人の神官査の付き人の神官達が神官長館を後にするのを見送ったリュセルは、隠れていた繁みから立ち上がる。
「よし、行くぞ」
掛け声をかけた彼に続き、レオンハルトとセフィも同時に立ち上がり、繁みから出る。
「時刻的に、神官長館にいるのは、セリクス神官長のみでしょうね。大神官様は、本日、新人神官達と交流会のご予定でしたから、その流れで新人達と夕食を共にするでしょうし」
セフィがここに来る前に頭の中に叩きこんできた事を告げると、レオンハルトは目の前の建物を静かに見上げる。
「神官長に気づかれぬようにするしかあるまい。彼の仕事部屋は二階だったね?」
兄の確認の言葉にリュセルも頷く。
「ああ」
そして、周りを気にしつつ、神官長館の扉を開け、素早く中に忍び込んだ。
「おそらく、神官査達に仕事を振り分ける神官長補佐の仕事部屋に当番表はあるだろうが」
レオンハルトの推測を信じつつ、三人は神官長館の一階を突き進む。
「それなら任せてくれ、場所は俺が知っている」
小声でリュセルがそう言った瞬間、レオンハルトは先程自分達が潜った神官長館の、たった一つの出入口に目を向ける。
「誰か来るよ」
さすがは武人。いち早く気配を察知してそう告げたレオンハルトの指示を受けて、リュセルとセフィは近くの部屋に逃げ込んだ。
ギイ……
シンとした建物内に物悲しい音をたてて扉を開けた人物。彼をわずかに開いた扉の隙間から覗いていたリュセルは驚きに目を見張った。
目の覚めるような赤い髪と長身。
(神官長補佐?)
本日病欠していたウインター神官長補佐その人だった。
遠目でよくは分からないが、彼は何やら逡巡しているようだ。行ったり来たりを廊下で繰り返した後、いきなりその場に崩れ落ち、両手両膝を床に突いて項垂れる。
(相変わらず、変な人だよな~)
そのおかしな様子を観察しながら、リュセルはそう思った。
「レオン、俺は今あまりあの人に会いたくないのだが」
ルークを観察しつつ、兄の耳元でそうささやく。
レオンハルトは無言のまま、リュセルに目を向ける。
生粋の王族として育った兄に、これ以上この事で何を言っても無駄な事はわかっていたが、リュセルは必死の形相で言い募る。あんな場面を見られた相手に、誰が好き好んで対面したいものか。まあ、そう考えるリュセルの感覚が普通だろう。レオンハルトの感覚の方が常軌を逸しているのだ。しかし、この事に関しては、レオンハルトだけでなく、ジュリナも同じような感覚の持ち主である事が予測される。
(もしかすると、カイルーズやティアラ姫もそうなのかもな)
人目にさらされる事に慣れきってしまっている王族の人間は、他人の視線などまったく気にしないのだ。
(純粋に王族としてだけでいうのなら、俺の方がおかしいのだろうからなぁ)
いくら幾分か王族としての生活に慣れたと言っても、元庶民の王子様は大変なのだ。
リュセルがそんな事を考えている間に、ルークは意を決したのか、怪我をした足を引きずりながら、リュセル達のいる場所とは逆の階段のある方へと立ち去って行く。
「行ったようだね」
レオンハルトの淡々とした声を聞いたリュセルとセフィは、ほっと胸をなで下ろした。
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