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第十二章 月華の乙女
15-2 絵画の行方と神官長補佐の受難
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壊れものを扱うような優しい仕草で顔を拭かれるリュセルは、不満そうに黙りこむ。だが、顔を拭かれた後、手櫛で前髪を整えられている内に、リュセルは状況を忘れ、気持ち良くなってしまうのを止められなかった。兄の手は本当に優しくて気持ちが良いのだ。寝不足の朝にこれは堪える。
そんな風にうっとりとしていたリュセルに向かい、レオンハルトは落ち着いた声音でようやく尋ねた。
「それで、何を思い出したんだい?」
「はっ! そ、そうだ!」
夢見心地の世界から帰還したリュセルは、自分が思い出した事柄を兄とセフィに語って聞かせた。今まで忘れていた自分の落ち度は、軽く横に放置して……。
「つまり、先一昨日の昼食時の懺悔室当番は、ウインター神官長補佐だという事だね?」
焦り過ぎて話の内容が右往左往する弟を落ち着かせながら、レオンハルトは話をまとねた。何故、今まで思い出さなかったのか? そう思わずにもいられないが、神官生活という慣れぬ生活をしていた為、毎日が慌ただし過ぎて思い出せなかったのだろう。
仕方ないといえば仕方ないのだが、自分の記憶の中に月華の乙女の行方の手がかりがあった事にショックを受け、リュセルは自己嫌悪に陥る。
「俺が……、俺がもっと早く思い出していれば」
「嘆いていても仕方あるまい。とにかく、仕度をしなさい。大聖堂に行かねばならぬ時刻だ」
プライドの高い弟の事を慮って、慰める事はせずに、これからすべき事を切り出したレオンハルトに対し、リュセルとセフィは同時に頷いた。
「祈りの儀には、ウインター神官長補佐も参加するでしょうから、その後、彼を捕まえて聞いてみましょう」
柔らかなセフィの声を聞いたリュセルは、ようやくこの騒動の終結が見えてきたような気がしてきていた。
*****
「皆さん、おはようございます」
いつもの柔らかな神官長の朝の挨拶が、厳かな雰囲気の大聖堂内に静かに響き渡る。柔らかな白髪に囲まれた柔和な顔に優しい微笑を浮かべるセリクス神官長は、いつも通りの様子で檀上にいる。大神官であるリュカ老師が参加している事を除けばいつも通りの朝だ。
しかし、いつもなら必ず神官長の後ろに控えている赤髪の神官長補佐の姿は本日もなかった。ウインター神官長補佐は、本日も朝の祈りの儀は欠席であったのだ。
(何故欠席なんだ!? 昨夜の様子を見る限りは元気そうだったじゃないか!)
様子はおかしかったが……。
神官長館に不意に現れた赤髪の青年は、右足を引きずっている事を抜かせば、昨日病欠をしたのが不思議な程、元気そうだった。
「ジャクソン神官に探りを入れたところ、本日はウインター神官長補佐の部屋まで様子を見に行っていないようです」
祈りの儀という苦行の時が過ぎ去った後、朝食をとりながらセフィが仕入れてきた情報をリュセルとレオンハルトに報告した。今後の事を話し合えるように今朝は三人だけで、それも食堂の一番隅っこでの食事だ。
「でも、今日も病欠という事なんだろう?」
城で出されるものと違う、少々パサついたパンを頬張りながらリュセルが言うと、その目の前の席で、濃いめの珈琲を口にしていたセフィは頷く。
「セリクス神官長が様子を見に行って、病欠という形にしたようですね」
「具合が悪いようには全然見えなかったがな」
リュセルがそう言った時、どこからともなく声が聞こえた。
「坊や」
「ん?」
食事の手を止めたリュセルに気づき、セフィが不思議そうに首を傾げる。
「リューイ神官?」
「今、声が」
キョロキョロと周りを見回すが、人目のまったくない、隅の方のテーブルにいる自分達の周りに、人影は皆無である。
「幻聴か」
慣れない神官生活で疲れが出たか。リュセルはそう思いつつ、モシャモシャとサラダを食べ始める。
しかし……。
「ここじゃよ、坊や」
やはり、声がした。
「!!??」
ビクリと体を震わせたリュセルを眺めていたレオンハルトは、弟の足元にいる小さな老人に話しかけた。
「おはようございます、セリクス大神官」
「おおう、兄君の方は気づいてくれおったか。おはよう、いい朝じゃのう」
小妖精属性の大神官、リュカ・セリクス。
「こ、小人……、じゃない、大神官様、おはようございます!」
小さくて気づかなかった。
寝不足で注意力散漫な所為もあるかもしれないが、この可愛いお爺さんが足元にきていたのにまったく気付かなかったのだ。
「よっこらせ」
リュカ老師が自分の隣りの椅子によじ登るのを手伝いつつ、リュセルは言った。
「二日も病欠とは……。ウインター神官長補佐は、そんなにお悪いのですか?」
その言葉に、リュカ老師はしょぼんと項垂れる。
(か、可愛い!)
心なし、白く長い髭も元気がないように見えるリュカ老師の姿は、可愛いもの好きのリュセルの心をくすぐりまくっていた。
「看病したいのは山々なのじゃが、わしもここでやる事が多くての。なかなか見舞いに行けぬのじゃ。ライサンからはたいした事ないと言われておるのじゃが、やっぱり心配でのう」
ふさふさの白い眉毛の中の小さな瞳が心配そうに翳るのを見ながら、リュセルは思った。
(やっぱり、この人は親なんだな)
血の繋がりがすべてではない。ルークには、こんなにも心配してくれる親がいる。それは、とても幸せな事だろう。
(例え、あなたの孫の事で神経をすり減らしていてもな)
リュセルが内心、ふっと乾いた笑みを浮かべていると、レオンハルトが絶妙なタイミングでそれを提案した。
「よろしければ、お忙しいセリクス大神官に代わり、私達がウインター神官長補佐を見舞って参りますが」
それを聞いたリュカ老師は、驚いたように目をパチクリとさせる。
(さ、さすが、レオン!)
お兄様、ブラボ~~!
それなら、誰に憚ることなく、ウインター神官長補佐の部屋に入室出来る。
「しかし、のう。坊や達も仕事があるじゃろう?」
戸惑うリュカ老師を察したセフィは、レオンハルトの援護にまわる。
「今のところ急ぎの用件はありません。来月の剣主様と剣鍵様の誕生式典で必要な、お二人との打ち合わせもほぼ終わりましたし」
「な、なんと! 早いのう、アルターコート。先月行われた鏡主様と鏡鍵様との打ち合わせは、もっとかかっておったぞ?」
だって、ここ毎日、当人たる女神の息子達と顔を合わせていたし……。
セフィは内心そう思いながらも、「恐れ入ります」と頭を下げた。
そして、それを聞いたリュカ老師は、申し訳なさそうな顔をしながらも、大事な養い子の見舞いをリュセル達にお願いする。
「では、頼めるかのう?」
可愛い小人さんのお願いに、リュセルは頬を緩ませながらも、はっきりと返事を返したのだった。
「はい、お任せ下さい」
一方の件の人物、ルークは……。
寝乱れた寝台の上、死んだように眠っていた。
赤い睫毛に縁取られた瞳は固く閉じられ、目を覚ます気配がまるでない。目を閉じている姿は、普段の鋭さがなりを潜め、少し幼い風にも見えた。
「…………」
手製のサンドイッチを持って室内に入室したライサンは、その様子に小さく微笑むと、持っていたサンドイッチをテーブルの上に置いた。そのままベッドの方へと近づくと、眠る自分の補佐役を見下ろす。
「せっかく作ってきましたが、たぶん、しばらく起きないでしょうねぇ」
ギシッ
ベッドの端に腰を下ろし、ライサンはそう呟く。
そして、寝台の下に無造作に捨て置かれていたルークの神官服を拾い上げると、それを丁寧にたたむ。
「少し皺になってしまいましたか」
昨夜はそれ所ではなかった為、仕方ないといえば、仕方ない。そう思いながら、投げ出されるようになっていた靴も、きちんと揃えて寝台の下に並べる。
「早く目を覚ましなさい、ルーク。きっと今のあなたは、私の事しか考えられなくなっている事でしょう」
子供の頃と変わらぬ寝顔を晒すルークを愛しげに見下ろしながら、ライサンはその顔に黒い微笑を浮かべた。
「あれだけの事をされれば……、ね」
一体何をしたのか、そして、されたのか。シーツから覗くルークの肌に残された愛撫の後をなぞるライサンの指先の艶かしさから、昨夜一体彼らに何があったのかと問うのは愚問というものだ。
そうしてしばらくルークの赤い髪を撫でていたライサンは、不意に顔を傾けると、半開きになっていたその唇に自分の唇を重ねた。
「ん……、ぅん、んッ」
朝の挨拶というには過激な口づけを受け、呻いているにもかかわらず、目を覚まさない。
「……やはり、疲れが溜まり過ぎているのでしょうか。まあ、これを機に少し休ませましょう」
「ぅぅううう」
ガクッ
朝から(しかも寝ている最中に)口内を貪られたルークは、死んだ人間のように顔を横に傾けて動かなくなった。
「それにしても、さて」
そんなルークから視線を逸らしたライサンは、壁に掛けたそれを見上げ、さして困っていないような口調で呟く。
「困りましたねぇ。これをどうしましょうか」
絵画の中の小さな乙女は、美しい微笑を浮かべたまま、ライサンを静かに見返していた。
そんな風にうっとりとしていたリュセルに向かい、レオンハルトは落ち着いた声音でようやく尋ねた。
「それで、何を思い出したんだい?」
「はっ! そ、そうだ!」
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「つまり、先一昨日の昼食時の懺悔室当番は、ウインター神官長補佐だという事だね?」
焦り過ぎて話の内容が右往左往する弟を落ち着かせながら、レオンハルトは話をまとねた。何故、今まで思い出さなかったのか? そう思わずにもいられないが、神官生活という慣れぬ生活をしていた為、毎日が慌ただし過ぎて思い出せなかったのだろう。
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いつもの柔らかな神官長の朝の挨拶が、厳かな雰囲気の大聖堂内に静かに響き渡る。柔らかな白髪に囲まれた柔和な顔に優しい微笑を浮かべるセリクス神官長は、いつも通りの様子で檀上にいる。大神官であるリュカ老師が参加している事を除けばいつも通りの朝だ。
しかし、いつもなら必ず神官長の後ろに控えている赤髪の神官長補佐の姿は本日もなかった。ウインター神官長補佐は、本日も朝の祈りの儀は欠席であったのだ。
(何故欠席なんだ!? 昨夜の様子を見る限りは元気そうだったじゃないか!)
様子はおかしかったが……。
神官長館に不意に現れた赤髪の青年は、右足を引きずっている事を抜かせば、昨日病欠をしたのが不思議な程、元気そうだった。
「ジャクソン神官に探りを入れたところ、本日はウインター神官長補佐の部屋まで様子を見に行っていないようです」
祈りの儀という苦行の時が過ぎ去った後、朝食をとりながらセフィが仕入れてきた情報をリュセルとレオンハルトに報告した。今後の事を話し合えるように今朝は三人だけで、それも食堂の一番隅っこでの食事だ。
「でも、今日も病欠という事なんだろう?」
城で出されるものと違う、少々パサついたパンを頬張りながらリュセルが言うと、その目の前の席で、濃いめの珈琲を口にしていたセフィは頷く。
「セリクス神官長が様子を見に行って、病欠という形にしたようですね」
「具合が悪いようには全然見えなかったがな」
リュセルがそう言った時、どこからともなく声が聞こえた。
「坊や」
「ん?」
食事の手を止めたリュセルに気づき、セフィが不思議そうに首を傾げる。
「リューイ神官?」
「今、声が」
キョロキョロと周りを見回すが、人目のまったくない、隅の方のテーブルにいる自分達の周りに、人影は皆無である。
「幻聴か」
慣れない神官生活で疲れが出たか。リュセルはそう思いつつ、モシャモシャとサラダを食べ始める。
しかし……。
「ここじゃよ、坊や」
やはり、声がした。
「!!??」
ビクリと体を震わせたリュセルを眺めていたレオンハルトは、弟の足元にいる小さな老人に話しかけた。
「おはようございます、セリクス大神官」
「おおう、兄君の方は気づいてくれおったか。おはよう、いい朝じゃのう」
小妖精属性の大神官、リュカ・セリクス。
「こ、小人……、じゃない、大神官様、おはようございます!」
小さくて気づかなかった。
寝不足で注意力散漫な所為もあるかもしれないが、この可愛いお爺さんが足元にきていたのにまったく気付かなかったのだ。
「よっこらせ」
リュカ老師が自分の隣りの椅子によじ登るのを手伝いつつ、リュセルは言った。
「二日も病欠とは……。ウインター神官長補佐は、そんなにお悪いのですか?」
その言葉に、リュカ老師はしょぼんと項垂れる。
(か、可愛い!)
心なし、白く長い髭も元気がないように見えるリュカ老師の姿は、可愛いもの好きのリュセルの心をくすぐりまくっていた。
「看病したいのは山々なのじゃが、わしもここでやる事が多くての。なかなか見舞いに行けぬのじゃ。ライサンからはたいした事ないと言われておるのじゃが、やっぱり心配でのう」
ふさふさの白い眉毛の中の小さな瞳が心配そうに翳るのを見ながら、リュセルは思った。
(やっぱり、この人は親なんだな)
血の繋がりがすべてではない。ルークには、こんなにも心配してくれる親がいる。それは、とても幸せな事だろう。
(例え、あなたの孫の事で神経をすり減らしていてもな)
リュセルが内心、ふっと乾いた笑みを浮かべていると、レオンハルトが絶妙なタイミングでそれを提案した。
「よろしければ、お忙しいセリクス大神官に代わり、私達がウインター神官長補佐を見舞って参りますが」
それを聞いたリュカ老師は、驚いたように目をパチクリとさせる。
(さ、さすが、レオン!)
お兄様、ブラボ~~!
それなら、誰に憚ることなく、ウインター神官長補佐の部屋に入室出来る。
「しかし、のう。坊や達も仕事があるじゃろう?」
戸惑うリュカ老師を察したセフィは、レオンハルトの援護にまわる。
「今のところ急ぎの用件はありません。来月の剣主様と剣鍵様の誕生式典で必要な、お二人との打ち合わせもほぼ終わりましたし」
「な、なんと! 早いのう、アルターコート。先月行われた鏡主様と鏡鍵様との打ち合わせは、もっとかかっておったぞ?」
だって、ここ毎日、当人たる女神の息子達と顔を合わせていたし……。
セフィは内心そう思いながらも、「恐れ入ります」と頭を下げた。
そして、それを聞いたリュカ老師は、申し訳なさそうな顔をしながらも、大事な養い子の見舞いをリュセル達にお願いする。
「では、頼めるかのう?」
可愛い小人さんのお願いに、リュセルは頬を緩ませながらも、はっきりと返事を返したのだった。
「はい、お任せ下さい」
一方の件の人物、ルークは……。
寝乱れた寝台の上、死んだように眠っていた。
赤い睫毛に縁取られた瞳は固く閉じられ、目を覚ます気配がまるでない。目を閉じている姿は、普段の鋭さがなりを潜め、少し幼い風にも見えた。
「…………」
手製のサンドイッチを持って室内に入室したライサンは、その様子に小さく微笑むと、持っていたサンドイッチをテーブルの上に置いた。そのままベッドの方へと近づくと、眠る自分の補佐役を見下ろす。
「せっかく作ってきましたが、たぶん、しばらく起きないでしょうねぇ」
ギシッ
ベッドの端に腰を下ろし、ライサンはそう呟く。
そして、寝台の下に無造作に捨て置かれていたルークの神官服を拾い上げると、それを丁寧にたたむ。
「少し皺になってしまいましたか」
昨夜はそれ所ではなかった為、仕方ないといえば、仕方ない。そう思いながら、投げ出されるようになっていた靴も、きちんと揃えて寝台の下に並べる。
「早く目を覚ましなさい、ルーク。きっと今のあなたは、私の事しか考えられなくなっている事でしょう」
子供の頃と変わらぬ寝顔を晒すルークを愛しげに見下ろしながら、ライサンはその顔に黒い微笑を浮かべた。
「あれだけの事をされれば……、ね」
一体何をしたのか、そして、されたのか。シーツから覗くルークの肌に残された愛撫の後をなぞるライサンの指先の艶かしさから、昨夜一体彼らに何があったのかと問うのは愚問というものだ。
そうしてしばらくルークの赤い髪を撫でていたライサンは、不意に顔を傾けると、半開きになっていたその唇に自分の唇を重ねた。
「ん……、ぅん、んッ」
朝の挨拶というには過激な口づけを受け、呻いているにもかかわらず、目を覚まさない。
「……やはり、疲れが溜まり過ぎているのでしょうか。まあ、これを機に少し休ませましょう」
「ぅぅううう」
ガクッ
朝から(しかも寝ている最中に)口内を貪られたルークは、死んだ人間のように顔を横に傾けて動かなくなった。
「それにしても、さて」
そんなルークから視線を逸らしたライサンは、壁に掛けたそれを見上げ、さして困っていないような口調で呟く。
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