夜薔薇《ナイト・ローズ》~闇夜に咲く薔薇のように

椎名 将也

文字の大きさ
4 / 100
序章

4 抗う希望

しおりを挟む
 三日三晩、シルヴァレートはアトロポスを抱き続けた。彼がアトロポスを気に入ったというのは嘘ではなかったようだった。
 食事とわずかな睡眠の時間以外、シルヴァレートは片時もアトロポスを離さなかった。浴室の中にさえ彼はアトロポスを伴った。

 最初のうちは、アトロポスにとってその行為は苦痛以外の何物でもなかった。身を引き裂かれるような激痛に耐え、アトロポスは何度も唇を噛みしめて涙を流した。だが、体がその行為に慣れてくると、苦痛以外の感覚がアトロポスを襲い始めた。それは健全な女としての正常な反応だった。

 アトロポスの変化に気づいたシルヴァレートは狂喜し、更に激しく彼女を責めた。アトロポスは心ではシルヴァレートを拒んだが、徐々に声を抑えることができなくなっていった。そして、ついには女としての最も恥ずかしい姿をシルヴァレートに晒した。
 アトロポスにとって最悪だったのは、その一部始終を二人の護衛に見られていたことであった。二人はアトロポスに指一本触れなかったが、シルヴァレートに様々な体位で責められ、痴態の限りを晒す姿をアトロポスは見られ続けたのだった。

(もう死にたい……。こんなこと、耐えられない……)
 昨夜から今朝にかけて何度昇りつめさせられたのか、アトロポスは分からなかった。ビクンッ、ビクンッと痙攣を続けている自分の体が、アトロポスには許せなかった。自分が女であることを呪いながら、アトロポスは屈辱の涙を流し続けた。

「久しぶりに父上の元に顔を出してくる。今日は戻らないが、逃げようなどとは考えるなよ。アルティシアの生命はお前の行動にかかっているのだからな」
 寝台から降り立って衣服を整えながら、シルヴァレートが告げた。その言葉に無言で頷くと、アトロポスは裸身を翻してシルヴァレートに背を向けた。

 シルヴァレートと護衛の二人が、部屋から出て行く音が背後から聞こえた。
(少し休もう……)
 疲れ切っていた。処女を散らされ、そのまま数え切れないほどの行為を続けられた。まさに蹂躙と言っても過言ではなかった。腰の周りが痺れるように重く、全身が綿のように疲れ切っていた。重い瞼を閉じると、アトロポスは吸い込まれるように眠りについた。


 背後に人の気配を感じて、アトロポスは目を覚ました。シルヴァレートたちが戻ったのかと思ったが、気配は一人だけだった。ゆっくりと振り返ると、メイド服に身を包んだ女性が部屋の片付けをしていた。

「お目覚めになりましたか?」
 アトロポスの視線に気づいた女性が、笑顔で声を掛けてきた。
「あなたは……?」
 毛布を引き上げて裸身を隠すと、アトロポスは観察するように女性を見つめた。
 まだ二十代前半くらいの若い女性だった。赤茶色の髪と濃茶色の瞳を持つ可愛らしい顔をしていた。鼻から頬にかけてそばかすがあり、笑うと愛嬌に満ちていた。

「アトロポス様のお世話を仰せつかったミレーヌと申します。何なりとお申し付けください」
 ミレーヌは左足を後ろに引き、両手でメイド服の裾を掴みながら挨拶カーテシーを行った。きちんとメイドとしての教育を受けた所作だった。
「こちらこそ、よろしく。シルヴァレート公子は?」
 人生で初めて自分のメイドがついたことに違和感を覚えながら、アトロポスが訊ねた。

「二、三日はお戻りになれないそうです。その間、アトロポス様にご不自由がないように、私がお世話申し上げます」
「そう……」
(二、三日というと、国王や王妃の処遇を決めるためかしら? 約束通り、姫様のお命は助けてもらえるのかしら?)

「ミレーヌさん、バスローブを取ってもらえますか? お風呂に入りたいので……」
 毛布で裸身を隠しながら寝台に腰掛けると、アトロポスはミレーヌに頼んだ。
「はい。こちらをお使いください。お湯は張ってありますので、すぐにでもお入りになれます」
 優秀なメイドのようだ。アトロポスが起きる頃合いを見計らってすでに用意していたようだった。
「ありがとう」
 礼を言って手渡されたバスローブを身につけると、アトロポスは寝台から下りて浴室に向かった。

 迎賓館として使われるだけあり、浴室も広く豪奢だった。二十平方メッツェはある部屋の中心に猫足のバスタブが設置されており、入浴剤で白く濁ったお湯が満たされていた。
 手桶でお湯を汲み取り、掛け湯をしてからアトロポスは浴槽に体を沈めた。ぬるめのお湯が気持ちよく、汗と一緒に疲れも流し出してくれるようだった。

 十分に入浴を愉しんだ後、アトロポスは浴槽から出て頭髪用石鹸を手に取った。これは貴族の間で人気のある高価な石鹸で、通常の石鹸よりも洗浄力が強く油分が多めにできている。洗った後も髪がパサつかずにしっとりと滑らかになるのだった。
 長い黒髪を洗い終えると、アトロポスは壁の給湯器から手桶にお湯を貯めて丁寧に髪を洗い流した。黒髪が艶やかさを取り戻し、燭台の灯りを受けて美しく光った。

 姿見の前で石鹸を泡立てながら裸身を洗っているとき、アトロポスは首筋や胸元、乳房に違和感を感じた。燭台の灯りを近づけて鏡を見ると、あちこちに赤い痣キスマークがついていた。
 数え切れないほどシルヴァレートに抱かれたことを思い出し、アトロポスは恥ずかしさと屈辱に顔を赤く染めた。赤い痣は石鹸で洗っても落ちなかった。

 気を取り直して再び浴槽に体を沈め、十分に汗をかいてから掛け湯をして浴室を出た。更衣室にはミレーヌが新しい下着と着替えを置いてくれていた。下着はシルヴァレートの趣味なのか、黒い妖艶なものだった。アトロポスは眉をひそめたが、付けないわけにもいかずに嫌々ながら身につけた。
 着替えに置かれていたのは、背中が大きく開いた白いドレスだった。アトロポスは先ほど着ていたバスローブを羽織ると、居間に戻ってミレーヌに声を掛けた。

「ミレーヌさん、私の第一騎士団の団服はありますか?」
「申し訳ありません。これから洗濯をするので、できれば他の衣装をお召しくださいますか? 先ほどの白いドレスがお気に召さなければ、他の物をお出しいたします」
 バスローブ姿で出て来たアトロポスに驚きながら、ミレーヌが慌てて答えた。
「洗濯はしなくても構いません。団服を出してもらえませんか?」
「しかし……、かなり汚れが……」

 ダリウスの部下たちを刺殺したときの返り血のことを言っているのだろう。せっかく、お風呂で身を清めたのだ。本来であれば、アトロポスも血で汚れた服など身につけたくはなかった。
 だが、それ以上にシルヴァレートが選んだと思われるドレスに袖を通すことが嫌だった。
(あいつにはこの体を与えただけで十分だわ。あいつのために着飾るなんて、絶対にイヤよ!)

「構いませんので、団服を出してください」
「はい、ただいま……」
 思いも寄らない強い口調で命じられ、ミレーヌは慌てて洗濯用の革袋から第一騎士団の団服を取り出した。
「ありがとう」
 団服を受け取ると、アトロポスは黒ずんだ血の染みや鉄の匂いを無視して身につけだした。不快だが、ドレスを身に纏うよりは気が引き締まってマシだった。

 レウルキア王国第一騎士団の団服は、黒が基調だった。上着は詰め襟で、肩から手首にかけて幅一セグメッツェの金色のラインが入っていた。そして手首には階級に応じて色分けされた線が二本引かれている。騎士になったばかりのアトロポスは朱線であった。小隊長になると銀線となり、隊長は金線だ。
 ズボンは上着と同じ漆黒で、左右に腰から足首まで金色のラインが引かれている。そして、左胸にはレウルキア王国の国鳥である金色の大鷲が刺繍されていた。
 アトロポスは数ある隊服や団服の中で、この第一騎士団の団服が一番好きだった。

「お食事の準備ができております。こちらにどうぞ」
 居間の応接セットの上に、朝食が並べられていた。柔らかそうな白いパン、コーンが散りばめられたスープ、色とりどりの野菜サラダ、新鮮な果物から絞った果汁、そしてメインの子牛のソティだった。
 三日間、まともな食事をしていなかったアトロポスは、急に空腹を覚えた。

「ありがとう。あなたも一緒にいかがですか?」
「いえ、私は別に用意しているので……」
 メイドが主人と同じ食卓に座ることなど、この国ではあり得なかった。メイドとは名ばかりで、その実は一種の奴隷に他ならない。王宮のメイドについては良く知らないが、少なくても主人と同じメニューではないことくらいアトロポスにも想像がついた。

「私一人では多すぎます。残したら申し訳ないので、是非一緒に食べてもらえませんか?」
 そう告げるとアトロポスは強引にミレーヌの腕を取り、ソファーに腰掛けさせた。孤児であるアトロポスにとって、食事の重要さは身に染みていたのだ。

「母なる女神シルヴィアーナよ。あなたの恩恵めぐみに感謝いたします」
 アトロポスは胸の前で両手を組むと、豊穣の女神への感謝を述べてから食事を始めた。ミレーヌも同様に女神に感謝し、遠慮しがちに白いパンに手を伸ばした。
 庶民が食べる黒パンとは違い、焼きたての白いパンは信じられないほど柔らかかった。黒パンは硬く、通常はスープに浸さないと食べられないのだ。

「美味しい……!」
 白パンを一口食べた瞬間、ミレーヌが驚きの声を上げた。慌てて「失礼しました」と真っ赤になって頭を下げてきた。
「このスープも美味しいですよ。良かったらどうぞ」
 アトロポスは小皿にスープを分けて、予備のスプーンと一緒にミレーヌに渡した。
「ありがとうございます。ホントに美味しいです」
 そばかす顔に笑顔を浮かべながら、ミレーヌが嬉しそうに言った。
(思った通りだわ。メイドと言っても、生活は決して楽じゃない。奴隷に綺麗な服を着させているだけみたいね)

 二人でほぼ半分ずつ朝食を食べ終え、食後のお茶も分け合って飲みながらアトロポスが訊ねた。
「ミレーヌさん、私はシルヴァレート公子と一緒にここに三日間いたの。その間、外の様子を何も聞かされていないわ。今、王宮はどうなっているか知っていたら教えてくれませんか?」
「王宮の様子ですか? あたしも詳しいことは知りませんが……」
 気を許してくれたのか、ミレーヌの一人称が「私」から「あたし」に変わっていた。

「今までの王様に変わり、新しい王様が即位されたと聞きました」
「新しい王様? その王様のお名前は?」
 さらりと重要なことを告げたミレーヌに、アトロポスは思わず身を乗り出しそうになった。
「たしか……アンドロなんとかとか……」
「アンドロゴラス王?」
「あ、はい。そんな名前でした」

「前の王様はどうなったか知っていますか?」
 予想通りとは言え、思ったより動きが速いことにアトロポスは驚いた。今日、シルヴァレートがいないのは、アルカディア王たちの処遇と今後の対応を話し合うためだと思っていた。
「前の王様のご家族は、昨日公開処刑されました」
「王族が公開処刑って……?」
 仮にも前国王を公開処刑などすれば、国民が黙っているはずはなかった。それよりも、ミレーヌは今、「ご家族」と言った。アトロポスは鼓動が速まるのを感じながら、身を乗り出してミレーヌに訊ねた。

「王様だけでなく、王妃様も処刑されたの? 王女様は? アルティシア様は無事よね?」
 だが、ミレーヌの答えは、アトロポスを絶望の底に叩き落とすものだった。
「王様、王妃様、王女様のお三方とも、昨日処刑されました。城の外門に御首みしるしが並べられているそうです」
「うそ……。嘘よね? そんなこと……あるはずない……。アルティシア様が……?」
 目の前が真っ暗になって、アトロポスはトスンとソファに腰を下ろした。

(シルヴァレートは、アルティシア様のお命を助けるって約束したはず……。証文だってある……。アルティシア様が処刑……? そんなこと、あるはずない……)
 アトロポスの脳裏に、アルティシアの声が走馬灯のように蘇った。

『あなた、私よりもお姉さんですよね? 人の物を盗むのはいけないことだと教わっていないのですか?』

『心配しないでください。お姉さんの弟さんたちには、私がお腹いっぱい食べさせてあげますから……』

『アトロポスが本当に細剣レイピアを突き刺しても、私は許しましたよ』

『アトロポス……、大丈夫です、きっと助けが来ます……』

『アトロポス、知っているかしら? 運命の女神って三人いるそうよ』


(姫様……アルティシア様……)
 眼を閉じると、瞼の裏にアルティシアの顔が浮かんでは消えた。

 笑っている顔……
 怒っている顔……
 悲しい顔……
 喜んでいる顔……
 そして、国民のために決意をした表情……

『私は運命の糸を紡いでみたい。この国の民が幸せになれるような糸を紡いでいきたい。それが王家に生まれた者の務めだと思うの』

「姫様……アルティシア様……」
 突然、虚ろな瞳で王女の名を呟き始めたアトロポスを、ミレーヌが心配そうな表情で見つめた。
「アトロポス様、だいじょう……」

「いやぁあああああああ!!!」

 ミレーヌの言葉は、アトロポスの絶叫でかき消された。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

ちょっと大人な体験談はこちらです

神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない ちょっと大人な体験談です。 日常に突然訪れる刺激的な体験。 少し非日常を覗いてみませんか? あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ? ※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに  Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。 ※不定期更新です。 ※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています

藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。 結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。 聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。 侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。 ※全11話 2万字程度の話です。

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?

青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。 最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。 普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた? しかも弱いからと森に捨てられた。 いやちょっとまてよ? 皆さん勘違いしてません? これはあいの不思議な日常を書いた物語である。 本編完結しました! 相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです! 1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…

セクスカリバーをヌキました!

ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。 国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。 ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……

【完結】捨て去られた王妃は王宮で働く

ここ
ファンタジー
たしかに私は王妃になった。 5歳の頃に婚約が決まり、逃げようがなかった。完全なる政略結婚。 夫である国王陛下は、ハーレムで浮かれている。政務は王妃が行っていいらしい。私は仕事は得意だ。家臣たちが追いつけないほど、理解が早く、正確らしい。家臣たちは、王妃がいないと困るようになった。何とかしなければ…

主人公の恋敵として夫に処刑される王妃として転生した私は夫になる男との結婚を阻止します

白雪の雫
ファンタジー
突然ですが質問です。 あなたは【真実の愛】を信じますか? そう聞かれたら私は『いいえ!』『No!』と答える。 だって・・・そうでしょ? ジュリアーノ王太子の(名目上の)父親である若かりし頃の陛下曰く「私と彼女は真実の愛で結ばれている」という何が何だか訳の分からない理屈で、婚約者だった大臣の姫ではなく平民の女を妃にしたのよ!? それだけではない。 何と平民から王妃になった女は庭師と不倫して不義の子を儲け、その不義の子ことジュリアーノは陛下が側室にも成れない身分の低い女が産んだ息子のユーリアを後宮に入れて妃のように扱っているのよーーーっ!!! 私とジュリアーノの結婚は王太子の後見になって欲しいと陛下から土下座をされてまで請われたもの。 それなのに・・・ジュリアーノは私を後宮の片隅に追いやりユーリアと毎晩「アッー!」をしている。 しかも! ジュリアーノはユーリアと「アッー!」をするにしてもベルフィーネという存在が邪魔という理由だけで、正式な王太子妃である私を車裂きの刑にしやがるのよ!!! マジかーーーっ!!! 前世は腐女子であるが会社では働く女性向けの商品開発に携わっていた私は【夢色の恋人達】というBLゲームの、悪役と位置づけられている王太子妃のベルフィーネに転生していたのよーーーっ!!! 思い付きで書いたので、ガバガバ設定+矛盾がある+ご都合主義。 世界観、建築物や衣装等は古代ギリシャ・ローマ神話、古代バビロニアをベースにしたファンタジー、ベルフィーネの一人称は『私』と書いて『わたくし』です。

処理中です...