物静かな剣士は世界を我が物にする

澄河 翔斗

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聖霊騎士編

始まりはいつも突然に

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ここは、日本

しかし、皆が知っている日本ではなく

『パラレルワールド』の日本

この日本では、魔法あり、剣術あり、銃撃あり、とにかく何でもありな世界

その中でたった一人、全身真っ白な『三刀流の剣士』、世間では、『白い死神』と呼ばれている

だが、あまり戦闘を好まず人を殺すのも好まない
本名不明の人物がいた

──────────────────

場所は変わり、こちらの日本でいう京都にあたる土地

神都『ゼクスト』

ここでは、こちらでいう天皇にあたる『神皇』と呼ばれる最高ランクの人物『サウバテナ・ゼクスト』という者がいた

ここゼクストでは彼を中心に、神幹、神冥、神兵、自衛隊、一般兵士、一般庶民の順で階級が決められていた

階級こそ決められているが差別などはなく、皆平等と平和な都だ

そんな平和なゼクストに、この世に一人しか存在しないと言われる聖霊騎士が居た

聖霊騎士『アルベルト・ドラシエ』という女性騎士だ

彼女の使命は、そう、白い死神を抹殺すること

そう、聖霊騎士の名に懸けて・・・



 
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