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第375話 材料仕入れ先変更 前編
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今俺はオーリスと一緒に馬車に乗っている。
オーリスが王都で仕事があるというので、護衛を兼ねて一緒に出掛け、その仕事が片付いたのでステラへと帰る途中である。
今のオーリスなら魔王でも出てこない限り、どんな危険も回避出来ると思うが、だからといって護衛しないのも不安なので、仕事を休んでこうして護衛をしているわけだ。
因みに、最近オーリスのスキル発動時の台詞は「主よ、種も仕掛けも無いことをお許しください」となっているので、髪型はポニーテールにしたい。
「もうすぐステラですわね」
オーリスが窓の外を見る。
全く問題が無いというのも暇で良くないな。
適度な問題が発生してくれないと、時間の潰し方がわからない。
不良も新規立ち上げもない品管みたいなもんだ。
まあ、そんな天国モードなんてツチノコ程度にしか存在しないわけだが。
「このまま何もなければいいね」
と、俺のわざとらしい台詞の直後、索敵スキルに反応があった。
フラグを立ててごめん。
「オーリス、1キロ先で戦闘が起きている。ちょっと見てくるね」
そう言って俺は走行中の馬車のドアを開けて外に飛び出そうとする。
背中からオーリスの声が聞こえた。
「アルト、やっとミリ以外の単位を使えるようになってくれたのね」
いや、もっと他に掛けるべき声があるだろう。
そう思ったら
「わたくしも行きます」
オーリスもついてくることになった。
反対したかったが、言い出したらきかない性格なので、そこは諦めて二人で戦闘の場所へと向かう。
俺達が本気で走れば馬車より早いので、馬車にはゆっくりと近づくように指示をした。
御者は頷き指示に従う。
進むにつれ、状況がはっきりとわかるようになってきた。
「ゴブリンチャンピオンが3匹とダークエルフか」
襲われているのは荷馬車。
若い女性と老人、それと護衛っぽい剣士の3人だ。
襲っているのは今言ったように、魔王軍の配下と思われるモンスター。
ゴブリンチャンピオンはかなりの強敵で、それが3匹ともなると偶発的な襲撃じゃないだろうな。
「あっ」
見ていたらゴブリンチャンピオンに囲まれていた剣士が、棍棒で殴られて吹っ飛んだ。
筋は悪くなさそうだが、やはり相手が悪い。
死んではいなそうだが、致命傷に近くて動く気配がない。
老人もある程度心得があるようだが、ダークエルフの魔法攻撃で身動きが取れない。
護衛が居なくなった女性へとゴブリンチャンピオンが向かった。
俺達との距離はまだ200メートルほどあって、ここからでは間に合いそうもない。
「間に合わないか」
ゴブリンチャンピオンの腕が女性を捕まえようと伸びたその時
「いやー」
と少女の叫び声が耳に響いた。
あ、これは……
「オーリス、止まって」
「え?」
俺の急な呼びかけに、オーリスは戸惑いながらも足を止めてくれた。
俺は急いで巨大な定盤を壁にするように自分達の前に作り出す。
直後――
ボーン!!!
女性の腕を掴もうとしたゴブリンチャンピオンを起点として、扇状に地形が変わった。
爆風が押し寄せるが、間一髪間に合った定盤によって俺達は影響を受けずに済んだ。
「オーリス、ここで待ってて。片付けてくる」
爆風がやんだタイミングで飛び出し、ゴブリンチャンピオンの後ろから斬りかかり、爆風に巻き込まれなかった2匹の首をあっという間に撥ね飛ばした。
そして、呆気にとられているダークエルフもその隙を見逃さず、テーパーゲージを投げて射ぬいた。
「助太刀に来ました」
先ほどの攻撃をされてはたまらないので、ここで助太刀を強調しておく。
「ルーチェ様!」
老人がダークエルフの足止めから解放され、女性に駆け寄ってくる。
「シャンテ、クレフが……」
女性の台詞から、老人の名前がシャンテで、剣士の名前がクレフとわかる。
そして、女性の名前がルーチェか。
「アルト、まだ息があるわよ。危ないけど」
危険が無くなり、オーリスが倒れている男の息を確認した。
すぐにチートヒールで全快させると、三人はキョトンとしてこちらを見て固まる。
そんな三人を無視して、オーリスは俺にそっと耳打ちしてきた。
「どうして彼女が爆発のスキルを使うとわかりましたの?」
「あれは、前世紀の遺物『イヤボーンの法則』だと思ってね」
「『イヤボーンの法則』?」
イヤボーンの法則とは20世紀の漫画やアニメでよく導入に使われた手法だ。
ヒロインに危機が迫り、「イヤー」っと叫ぶと敵が「ボーン」と吹っ飛ぶ。
最近は見なくなったが、記憶の片隅から危険のシグナルを送ってくれたので助かった。
オーリスにも伝わるように、20世紀という表現は使わなかったお陰で、彼女はどうやら理解してくれたらしい。
「世の中にはそういう法則もあるのですね」
とのことだ。
そこでやっと三人の硬直が解けた。
「ありがとうございます。私ったら命の恩人を巻き込むような攻撃をしてしまって、申し訳ありませんでした」
「助かりました。ゴブリンチャンピオンに殴られてから記憶がなくて」
「助かりました」
そうお礼の言葉がやってきた。
「失礼ですが、このような街道でダークエルフとゴブリンチャンピオンに襲われるとか、何か事情がおありでは無いでしょうか?差し支えなければ教えていただけると……」
オーリスは質問を途中で止める。
「あ、わたくしオーリスと申しまして、ステラに住んでいるのですが、父は侯爵のカイロンです。こちらは夫のアルト」
そして、そう自己紹介をした。
三人は驚いて目を丸くする。
「このまま進めばステラですが、今見たような危険なモンスターに狙われているとなると、街の安全にも関わってきますので」
口調は柔らかいが、事情を話せというプレッシャーは強い。
オーリスはこういうの上手いよなーと感心する。
シャンテが何か言おうとするが、それをルーチェが制止した。
そして、彼女が口を開く。
「私たちは行商人です。でも、それは今はと付け加えなければなりません。我が家も昔は男爵位でしたが、領地の運営が上手くいかず、父も母も早くに他界したため、爵位は剥奪され領地は没収されました。シャンテは我が家に仕えてくれていた執事、クレフも代々仕えてくれていた家の出です。狙われている理由はこの家宝である、古代魔法文明時代のマジックアイテムのせいでしょう。威力は先程ご覧になったとおりです」
そういって、首から下げていた真っ赤な宝石を見せてくれた。
どうやら、先程の爆発はルーチェのスキルではなく、この宝石の力だったようだな。
「そうですか。ステラの街で困ったことがあれば、訪ねてきてください。お力になれるかもしれませんので」
「ありがとうございます」
ルーチェは頭を下げた。
「荷馬車と積み荷は大丈夫そうですね」
俺は荷馬車の状態を確認した。
目的がルーチェの持つマジックアイテムだったので、荷馬車には目もくれなかったようだ。
「ええ、折角仕入れてきたマンドラゴラが無事で良かったです。今はこれが全財産ですから」
シャンテが荷を確認して、ホッとした顔をした。
「じゃあこれで」
俺たちの馬車がゆっくりと近づいてきたのが見えたので、ルーチェたちに別れを告げる。
三人はもう一度こちらに向かって頭を下げた。
馬車に乗ると、オーリスが
「主よ、種も仕掛けも無いことをお許しください」
と言って、袖から鳩を出した。
そして、鳩の足に付いた筒に丸めた紙を入れると、窓を開けて外に放った。
「何今の?」
そう訊ねると
「あんな危険なアイテムを持った連中を野放しにするのは危険なので、伝書鳩を飛ばして一足先にステラの街に連絡をしたのですわ」
と教えてくれた。
オーリスの立場ならそうだよなと納得。
魔王軍が街に強硬突入する可能性は低いと思うが、万が一市街戦となるとあの爆発はヤバイ。
監視を付けておくくらいはした方がいいな。
飛び去る鳩を見ながら馬車に揺られ、その後何事もなく無事にステラに帰り着いた。
オーリスとは屋敷で別れて、俺は久しぶりに冒険者ギルドへと顔を出した。
前世の品管とは違い、休んだら仕事が溜まっていたなんてことは無いだろうが、何か問題が起きていないかを念のため確認する。
「おや?」
自分の机の上に一枚の紙が置いてあった。
それを手に取り、書いてある文字を読む。
「ポーションの品質が落ちました。帰ってきたらすぐに来てください、か。ミゼットからだな」
どうやら、品質問題が起こっていたようだ。
帰ってきて早速ではあるが、ポーション製造部へと向かった。
※作者の独り言
導入に文字数使いすぎ。
ルーチェの声のイメージは島本須美か高田由美。
島本須美ならジブリっぽいキャラで、高田由美ならピンクパイナップル。
サブタイトルの内容は後編で。
オーリスが王都で仕事があるというので、護衛を兼ねて一緒に出掛け、その仕事が片付いたのでステラへと帰る途中である。
今のオーリスなら魔王でも出てこない限り、どんな危険も回避出来ると思うが、だからといって護衛しないのも不安なので、仕事を休んでこうして護衛をしているわけだ。
因みに、最近オーリスのスキル発動時の台詞は「主よ、種も仕掛けも無いことをお許しください」となっているので、髪型はポニーテールにしたい。
「もうすぐステラですわね」
オーリスが窓の外を見る。
全く問題が無いというのも暇で良くないな。
適度な問題が発生してくれないと、時間の潰し方がわからない。
不良も新規立ち上げもない品管みたいなもんだ。
まあ、そんな天国モードなんてツチノコ程度にしか存在しないわけだが。
「このまま何もなければいいね」
と、俺のわざとらしい台詞の直後、索敵スキルに反応があった。
フラグを立ててごめん。
「オーリス、1キロ先で戦闘が起きている。ちょっと見てくるね」
そう言って俺は走行中の馬車のドアを開けて外に飛び出そうとする。
背中からオーリスの声が聞こえた。
「アルト、やっとミリ以外の単位を使えるようになってくれたのね」
いや、もっと他に掛けるべき声があるだろう。
そう思ったら
「わたくしも行きます」
オーリスもついてくることになった。
反対したかったが、言い出したらきかない性格なので、そこは諦めて二人で戦闘の場所へと向かう。
俺達が本気で走れば馬車より早いので、馬車にはゆっくりと近づくように指示をした。
御者は頷き指示に従う。
進むにつれ、状況がはっきりとわかるようになってきた。
「ゴブリンチャンピオンが3匹とダークエルフか」
襲われているのは荷馬車。
若い女性と老人、それと護衛っぽい剣士の3人だ。
襲っているのは今言ったように、魔王軍の配下と思われるモンスター。
ゴブリンチャンピオンはかなりの強敵で、それが3匹ともなると偶発的な襲撃じゃないだろうな。
「あっ」
見ていたらゴブリンチャンピオンに囲まれていた剣士が、棍棒で殴られて吹っ飛んだ。
筋は悪くなさそうだが、やはり相手が悪い。
死んではいなそうだが、致命傷に近くて動く気配がない。
老人もある程度心得があるようだが、ダークエルフの魔法攻撃で身動きが取れない。
護衛が居なくなった女性へとゴブリンチャンピオンが向かった。
俺達との距離はまだ200メートルほどあって、ここからでは間に合いそうもない。
「間に合わないか」
ゴブリンチャンピオンの腕が女性を捕まえようと伸びたその時
「いやー」
と少女の叫び声が耳に響いた。
あ、これは……
「オーリス、止まって」
「え?」
俺の急な呼びかけに、オーリスは戸惑いながらも足を止めてくれた。
俺は急いで巨大な定盤を壁にするように自分達の前に作り出す。
直後――
ボーン!!!
女性の腕を掴もうとしたゴブリンチャンピオンを起点として、扇状に地形が変わった。
爆風が押し寄せるが、間一髪間に合った定盤によって俺達は影響を受けずに済んだ。
「オーリス、ここで待ってて。片付けてくる」
爆風がやんだタイミングで飛び出し、ゴブリンチャンピオンの後ろから斬りかかり、爆風に巻き込まれなかった2匹の首をあっという間に撥ね飛ばした。
そして、呆気にとられているダークエルフもその隙を見逃さず、テーパーゲージを投げて射ぬいた。
「助太刀に来ました」
先ほどの攻撃をされてはたまらないので、ここで助太刀を強調しておく。
「ルーチェ様!」
老人がダークエルフの足止めから解放され、女性に駆け寄ってくる。
「シャンテ、クレフが……」
女性の台詞から、老人の名前がシャンテで、剣士の名前がクレフとわかる。
そして、女性の名前がルーチェか。
「アルト、まだ息があるわよ。危ないけど」
危険が無くなり、オーリスが倒れている男の息を確認した。
すぐにチートヒールで全快させると、三人はキョトンとしてこちらを見て固まる。
そんな三人を無視して、オーリスは俺にそっと耳打ちしてきた。
「どうして彼女が爆発のスキルを使うとわかりましたの?」
「あれは、前世紀の遺物『イヤボーンの法則』だと思ってね」
「『イヤボーンの法則』?」
イヤボーンの法則とは20世紀の漫画やアニメでよく導入に使われた手法だ。
ヒロインに危機が迫り、「イヤー」っと叫ぶと敵が「ボーン」と吹っ飛ぶ。
最近は見なくなったが、記憶の片隅から危険のシグナルを送ってくれたので助かった。
オーリスにも伝わるように、20世紀という表現は使わなかったお陰で、彼女はどうやら理解してくれたらしい。
「世の中にはそういう法則もあるのですね」
とのことだ。
そこでやっと三人の硬直が解けた。
「ありがとうございます。私ったら命の恩人を巻き込むような攻撃をしてしまって、申し訳ありませんでした」
「助かりました。ゴブリンチャンピオンに殴られてから記憶がなくて」
「助かりました」
そうお礼の言葉がやってきた。
「失礼ですが、このような街道でダークエルフとゴブリンチャンピオンに襲われるとか、何か事情がおありでは無いでしょうか?差し支えなければ教えていただけると……」
オーリスは質問を途中で止める。
「あ、わたくしオーリスと申しまして、ステラに住んでいるのですが、父は侯爵のカイロンです。こちらは夫のアルト」
そして、そう自己紹介をした。
三人は驚いて目を丸くする。
「このまま進めばステラですが、今見たような危険なモンスターに狙われているとなると、街の安全にも関わってきますので」
口調は柔らかいが、事情を話せというプレッシャーは強い。
オーリスはこういうの上手いよなーと感心する。
シャンテが何か言おうとするが、それをルーチェが制止した。
そして、彼女が口を開く。
「私たちは行商人です。でも、それは今はと付け加えなければなりません。我が家も昔は男爵位でしたが、領地の運営が上手くいかず、父も母も早くに他界したため、爵位は剥奪され領地は没収されました。シャンテは我が家に仕えてくれていた執事、クレフも代々仕えてくれていた家の出です。狙われている理由はこの家宝である、古代魔法文明時代のマジックアイテムのせいでしょう。威力は先程ご覧になったとおりです」
そういって、首から下げていた真っ赤な宝石を見せてくれた。
どうやら、先程の爆発はルーチェのスキルではなく、この宝石の力だったようだな。
「そうですか。ステラの街で困ったことがあれば、訪ねてきてください。お力になれるかもしれませんので」
「ありがとうございます」
ルーチェは頭を下げた。
「荷馬車と積み荷は大丈夫そうですね」
俺は荷馬車の状態を確認した。
目的がルーチェの持つマジックアイテムだったので、荷馬車には目もくれなかったようだ。
「ええ、折角仕入れてきたマンドラゴラが無事で良かったです。今はこれが全財産ですから」
シャンテが荷を確認して、ホッとした顔をした。
「じゃあこれで」
俺たちの馬車がゆっくりと近づいてきたのが見えたので、ルーチェたちに別れを告げる。
三人はもう一度こちらに向かって頭を下げた。
馬車に乗ると、オーリスが
「主よ、種も仕掛けも無いことをお許しください」
と言って、袖から鳩を出した。
そして、鳩の足に付いた筒に丸めた紙を入れると、窓を開けて外に放った。
「何今の?」
そう訊ねると
「あんな危険なアイテムを持った連中を野放しにするのは危険なので、伝書鳩を飛ばして一足先にステラの街に連絡をしたのですわ」
と教えてくれた。
オーリスの立場ならそうだよなと納得。
魔王軍が街に強硬突入する可能性は低いと思うが、万が一市街戦となるとあの爆発はヤバイ。
監視を付けておくくらいはした方がいいな。
飛び去る鳩を見ながら馬車に揺られ、その後何事もなく無事にステラに帰り着いた。
オーリスとは屋敷で別れて、俺は久しぶりに冒険者ギルドへと顔を出した。
前世の品管とは違い、休んだら仕事が溜まっていたなんてことは無いだろうが、何か問題が起きていないかを念のため確認する。
「おや?」
自分の机の上に一枚の紙が置いてあった。
それを手に取り、書いてある文字を読む。
「ポーションの品質が落ちました。帰ってきたらすぐに来てください、か。ミゼットからだな」
どうやら、品質問題が起こっていたようだ。
帰ってきて早速ではあるが、ポーション製造部へと向かった。
※作者の独り言
導入に文字数使いすぎ。
ルーチェの声のイメージは島本須美か高田由美。
島本須美ならジブリっぽいキャラで、高田由美ならピンクパイナップル。
サブタイトルの内容は後編で。
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