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第376話 材料仕入れ先変更 中編
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ミゼットからの呼び出しで、ポーション製造部に来てみれば、俺を発見した親方に抱き着かれた。
こちらにそんな趣味はないんだが……
「待っていた!!!」
親方はそう叫ぶといっそう俺を強く抱きしめた。
グリズリーの如く。
痛い。
「親方、アルトが死んじゃう」
ミゼットが親方を注意してくれて、俺はやっと解放された。
品質不良で呼び出されて、男に抱きしめられて死んだら、次は何に転生するんだろうかと一瞬考えてしまったぞ。
「ミゼット助かった。親方の腕の中で昇天するところだったよ」
俺は感謝の意を示した。
「良かった。アルトには解決してもらいたい問題があるから」
「ミゼット、書置きを見てきたんだけど、何があったのか教えてくれるかな?」
「うん」
そこからはミゼットが俺を呼んだ目的を話してくれた。
俺が王都に出立してから、しばらくたってポーションの効き目が弱くなったという苦情が多く寄せられるようになったそうだ。
今までもポーションの等級を勘違いしたクレームが、ごくごく稀にあったそうなのだが、話していくうちに使用した冒険者側の勘違いだったということで決着していたそうだ。
ところが、今回に関しては数が多く、みなが等級は間違っていないと主張しているとのこと。
試しに親方がエランをぶん殴って、ポーションを直ぐに飲ませてみたが、どうにも効果が弱くなって治りきならなかったのだという。
エランの扱い酷いな。
しかし、それでポーションの効果が弱くなっていたのが判ったのは大きい。
原因はそこにあることが分かったのだから。
これが、迷宮内でポーションの効き目が弱くなる魔法が発動していたなんてことだったら、多分一生わからなかったんじゃないかな。
エランの尊い犠牲は無駄にはしない。
「エランは死んでないよ。ちょっと人間不信になりながらも、今日も働いているから」
ミゼットが補足説明をくれる。
「じゃあまずは、4M変化点の確認からだね。ポーションの製造で何か変わったことはあった?」
「人は今までと一緒。新人はいないよ。道具も変わってない。やり方も変えてないし、材料もマンドラゴラだよ」
ミゼットの話だと変化点は無しか。
でも、それでこんなことになるのは不思議なんだよな。
「マンドラゴラと水の配分を間違っていたりしないかな?」
「始業点検で分量は確認しているから大丈夫」
そう言われるが、前世では始業点検に嘘を書く作業者がいたので、始業点検の記録を読み返しただけでは安心できない。
ただ、データロガーも監視カメラもないこの世界では、始業点検の嘘を見抜くのは大変だ。
ここはひとまずあっているとしておこう。
「ああ、そういやあステラの迷宮から採れるマンドラゴラが不足しているっていうんで、今は他所から仕入れてもらっているんだ」
親方が思い出したように言う。
「ああ、それは重要な変化点ですね」
俺がそういったのをミゼットが不思議そうに見る。
「でも、同じマンドラゴラでしょ。ギルドの買取部門が鑑定しているなら間違いないよね」
「ミゼット、確かに同じマンドラゴラなのかもしれないが、それは種族が同じというだけなのかもしれないよ」
そう、同じ種類でも出来上がりが違うなんてことは、製造業ではよくあることだ。
材料はJIS規格にそって作られているが、規格の中でのばらつきはある。
そして、それを許容できるほど製造ラインは柔軟ではない。
ひも付きと呼ばれる専用に作ってもらった材料で、それに合わせて製造ラインをチューニングするのだ。
勿論そのひも付きの材料の購入先が変更になるのであれば、客先への変更申請をしなければならない。
今回の問題もその辺にありそうだな。
他に変化点が無いようであれば、そこを調べてみる価値はある。
「そういえば、つい最近マンドラゴラってどこかで聞いた気がするな」
俺の頭にマンドラゴラという単語がよぎった。
どこで聞いたのだったろうか。
「ちょうどいま新しいマンドラゴラが入荷したってギャランが言ってきたよ」
死んだ目をしたエランが教えてくれる。
ミゼットはその言葉を聞いて、俺の袖を引っ張って買取部門へと向かっていく。
「きっとマンドラゴラに問題があるはずよ」
「そう決めつけるのは良くないよ」
はやるミゼットを軽く諫める。
問題がマンドラゴラにあるってほど、簡単に不良は解決しないものだからな。
買取部門につくと、そこには見知った顔が4個並んでいた。
別に、さらし首になっているわけではなく、首から下がちゃんと体とつながってはいるが。
「あっ」
向こうも俺に気が付いたようだ。
「先ほどはありがとうございました」
ルーチェが俺に頭を下げた。
そう、見知った顔のうち一つはギャラン、他の三つはルーチェ、クレフ、シャンテだった。
そうか、この人達が運んでいた荷物がマンドラゴラだったな。
「アルト、知り合いなの?」
ミゼットに訊かれたので頷く。
「王都からの帰りに知り合ったんだよ」
襲われていたというのは濁す。
ルーチェ達にも都合があるだろうからな。
俺の返答を聞いて、三人はどことなくホッとした様だった。
濁して正解か。
「そうだ、ギャラン。そのマンドラゴラは鑑定し終わったかな?」
俺が訊ねると、ギャランはやったと答えてくれた。
「本物?」
ミゼットの質問に
「俺が鑑定したんだから間違いない。今までだってちゃんとしたマンドラゴラだったぞ」
「だって、迷宮から以外のマンドラゴラを使い始めてから、ポーションの効き目が弱くなっているんだよ」
「ミゼット、俺の鑑定はスキルなんだ。間違いはねえよ」
ミゼットの言葉にギャランが少しむっとした。
俺もギャランがマンドラゴラとマンドラゴラモドキの鑑定を間違ったのではないかと思っていたが、スキルの鑑定なら間違いは無いか。
俺の測定スキルだって測定ミスは無い。
その理屈で言えば、ギャランだってそうなのだろう。
「ポーションの効き目が弱くなったとはどういうことですか?」
俺達の会話にルーチェが入ってきた。
自分たちの持ってきた商品のせいで、ポーションの効き目が弱いと疑われて不安になったのだろう。
「ここ最近、冒険者ギルドで製造販売しているポーションの効き目が弱くなったと苦情が結構きているみたいなんだ。俺も王都に出かけていて知らなかったけど」
「何でアルトがその事と関係あるのですか?」
「ああ、自分はここの冒険者ギルドの職員で、品質管理の仕事をしているからね」
そういえばオーリスの夫としか紹介されてなかったな。
貴族がなんで冒険者ギルドにいて、ポーションの効き目について首を突っ込んでいるんだろうと不思議に思うのも当然か。
「品質管理?」
ルーチェから当然の質問が来る。
「品質管理っていうのは言ってみれば問題解決かな。相談窓口で冒険者やら職員やらの困りごとの相談を受けているんだ」
品質管理という言葉が一般的ではないので、いつも説明に困る。
前世でも、品質管理って一般的には検査くらいのイメージしかなかったけどね。
仕事で虫や犯罪者とも戦うぞ。
犯罪者と戦うのはレアなイベントだけど。
「つまり、ポーションの効き目が弱い問題が発生して、アルトがここに呼ばれたのは職務であるわけですね。貴族の方がどうしてここにいるのか不思議でしたので」
「俺は別に貴族じゃないよ」
「え?」
やはり勘違いしていたか。
俺は別に爵位は持ってないし、オーリスの夫というだけの存在だ。
普通、異世界に転生したら貴族になるだろ!
という思いはあるが、普通の定義が無いからなあ。
異世界転生したときの身分の公差ってどんなもんだろ?
JIS規格にも載ってないからな。
「さて、本題に戻ろうか。ルーチェ達が持ってきたマンドラゴラは本物だ。にも関わらず、ポーションの効き目が弱いのなら、マンドラゴラの成分分析をしてみるべきだろうね」
「成分分析…………」
成分分析という聞き慣れない言葉に、そこにいた全員がそれ以上言葉が出なかった。
こちらにそんな趣味はないんだが……
「待っていた!!!」
親方はそう叫ぶといっそう俺を強く抱きしめた。
グリズリーの如く。
痛い。
「親方、アルトが死んじゃう」
ミゼットが親方を注意してくれて、俺はやっと解放された。
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「ミゼット助かった。親方の腕の中で昇天するところだったよ」
俺は感謝の意を示した。
「良かった。アルトには解決してもらいたい問題があるから」
「ミゼット、書置きを見てきたんだけど、何があったのか教えてくれるかな?」
「うん」
そこからはミゼットが俺を呼んだ目的を話してくれた。
俺が王都に出立してから、しばらくたってポーションの効き目が弱くなったという苦情が多く寄せられるようになったそうだ。
今までもポーションの等級を勘違いしたクレームが、ごくごく稀にあったそうなのだが、話していくうちに使用した冒険者側の勘違いだったということで決着していたそうだ。
ところが、今回に関しては数が多く、みなが等級は間違っていないと主張しているとのこと。
試しに親方がエランをぶん殴って、ポーションを直ぐに飲ませてみたが、どうにも効果が弱くなって治りきならなかったのだという。
エランの扱い酷いな。
しかし、それでポーションの効果が弱くなっていたのが判ったのは大きい。
原因はそこにあることが分かったのだから。
これが、迷宮内でポーションの効き目が弱くなる魔法が発動していたなんてことだったら、多分一生わからなかったんじゃないかな。
エランの尊い犠牲は無駄にはしない。
「エランは死んでないよ。ちょっと人間不信になりながらも、今日も働いているから」
ミゼットが補足説明をくれる。
「じゃあまずは、4M変化点の確認からだね。ポーションの製造で何か変わったことはあった?」
「人は今までと一緒。新人はいないよ。道具も変わってない。やり方も変えてないし、材料もマンドラゴラだよ」
ミゼットの話だと変化点は無しか。
でも、それでこんなことになるのは不思議なんだよな。
「マンドラゴラと水の配分を間違っていたりしないかな?」
「始業点検で分量は確認しているから大丈夫」
そう言われるが、前世では始業点検に嘘を書く作業者がいたので、始業点検の記録を読み返しただけでは安心できない。
ただ、データロガーも監視カメラもないこの世界では、始業点検の嘘を見抜くのは大変だ。
ここはひとまずあっているとしておこう。
「ああ、そういやあステラの迷宮から採れるマンドラゴラが不足しているっていうんで、今は他所から仕入れてもらっているんだ」
親方が思い出したように言う。
「ああ、それは重要な変化点ですね」
俺がそういったのをミゼットが不思議そうに見る。
「でも、同じマンドラゴラでしょ。ギルドの買取部門が鑑定しているなら間違いないよね」
「ミゼット、確かに同じマンドラゴラなのかもしれないが、それは種族が同じというだけなのかもしれないよ」
そう、同じ種類でも出来上がりが違うなんてことは、製造業ではよくあることだ。
材料はJIS規格にそって作られているが、規格の中でのばらつきはある。
そして、それを許容できるほど製造ラインは柔軟ではない。
ひも付きと呼ばれる専用に作ってもらった材料で、それに合わせて製造ラインをチューニングするのだ。
勿論そのひも付きの材料の購入先が変更になるのであれば、客先への変更申請をしなければならない。
今回の問題もその辺にありそうだな。
他に変化点が無いようであれば、そこを調べてみる価値はある。
「そういえば、つい最近マンドラゴラってどこかで聞いた気がするな」
俺の頭にマンドラゴラという単語がよぎった。
どこで聞いたのだったろうか。
「ちょうどいま新しいマンドラゴラが入荷したってギャランが言ってきたよ」
死んだ目をしたエランが教えてくれる。
ミゼットはその言葉を聞いて、俺の袖を引っ張って買取部門へと向かっていく。
「きっとマンドラゴラに問題があるはずよ」
「そう決めつけるのは良くないよ」
はやるミゼットを軽く諫める。
問題がマンドラゴラにあるってほど、簡単に不良は解決しないものだからな。
買取部門につくと、そこには見知った顔が4個並んでいた。
別に、さらし首になっているわけではなく、首から下がちゃんと体とつながってはいるが。
「あっ」
向こうも俺に気が付いたようだ。
「先ほどはありがとうございました」
ルーチェが俺に頭を下げた。
そう、見知った顔のうち一つはギャラン、他の三つはルーチェ、クレフ、シャンテだった。
そうか、この人達が運んでいた荷物がマンドラゴラだったな。
「アルト、知り合いなの?」
ミゼットに訊かれたので頷く。
「王都からの帰りに知り合ったんだよ」
襲われていたというのは濁す。
ルーチェ達にも都合があるだろうからな。
俺の返答を聞いて、三人はどことなくホッとした様だった。
濁して正解か。
「そうだ、ギャラン。そのマンドラゴラは鑑定し終わったかな?」
俺が訊ねると、ギャランはやったと答えてくれた。
「本物?」
ミゼットの質問に
「俺が鑑定したんだから間違いない。今までだってちゃんとしたマンドラゴラだったぞ」
「だって、迷宮から以外のマンドラゴラを使い始めてから、ポーションの効き目が弱くなっているんだよ」
「ミゼット、俺の鑑定はスキルなんだ。間違いはねえよ」
ミゼットの言葉にギャランが少しむっとした。
俺もギャランがマンドラゴラとマンドラゴラモドキの鑑定を間違ったのではないかと思っていたが、スキルの鑑定なら間違いは無いか。
俺の測定スキルだって測定ミスは無い。
その理屈で言えば、ギャランだってそうなのだろう。
「ポーションの効き目が弱くなったとはどういうことですか?」
俺達の会話にルーチェが入ってきた。
自分たちの持ってきた商品のせいで、ポーションの効き目が弱いと疑われて不安になったのだろう。
「ここ最近、冒険者ギルドで製造販売しているポーションの効き目が弱くなったと苦情が結構きているみたいなんだ。俺も王都に出かけていて知らなかったけど」
「何でアルトがその事と関係あるのですか?」
「ああ、自分はここの冒険者ギルドの職員で、品質管理の仕事をしているからね」
そういえばオーリスの夫としか紹介されてなかったな。
貴族がなんで冒険者ギルドにいて、ポーションの効き目について首を突っ込んでいるんだろうと不思議に思うのも当然か。
「品質管理?」
ルーチェから当然の質問が来る。
「品質管理っていうのは言ってみれば問題解決かな。相談窓口で冒険者やら職員やらの困りごとの相談を受けているんだ」
品質管理という言葉が一般的ではないので、いつも説明に困る。
前世でも、品質管理って一般的には検査くらいのイメージしかなかったけどね。
仕事で虫や犯罪者とも戦うぞ。
犯罪者と戦うのはレアなイベントだけど。
「つまり、ポーションの効き目が弱い問題が発生して、アルトがここに呼ばれたのは職務であるわけですね。貴族の方がどうしてここにいるのか不思議でしたので」
「俺は別に貴族じゃないよ」
「え?」
やはり勘違いしていたか。
俺は別に爵位は持ってないし、オーリスの夫というだけの存在だ。
普通、異世界に転生したら貴族になるだろ!
という思いはあるが、普通の定義が無いからなあ。
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「さて、本題に戻ろうか。ルーチェ達が持ってきたマンドラゴラは本物だ。にも関わらず、ポーションの効き目が弱いのなら、マンドラゴラの成分分析をしてみるべきだろうね」
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