3 / 14
悪女のすゝめ
03. 第二王子とその恋人
しおりを挟む
第二王子が隠れてどこぞの令嬢と愛を育んでいるという事実は実際には誰にも内緒でというわけにはいかない。
王子はかなり慎重に行動していたようだが、元から王子が誰にも気づかれずに何度も同じ女性に会うなんてことできるはずがないのだ。
「王子殿下は時が来ればきちんとその女性とは別れる、と言っておられます。ですからどうぞ今回の件は結婚までの気の迷いだということでどうかご理解ください」
クロードとは違い、王子に心酔している側近候補の一人が恋人の存在が公爵家にも知れたと気づいて私の顔色を伺うようにその話をしに来た時、私は淑女の手本のような笑顔を浮かべ、黙って頷いた。
当たり前だ、そんなことは。誰のおかげで王に、結婚と同時に王太子になれると思ってるんだ、という本心など微塵も感じさせない完璧な笑顔。
ただ、私は側近の言葉をその通りに受け取ってはいなかった。あの言葉が本当に第二王子の言葉であったかも疑わしい。
私は王子がその令嬢にかなり入れあげていることを知っていた。また、王子が婚姻をした後にならどうとでもなると考えているのもわかっていたからだ。
ただ、恋人の身分は家格的にも大それたことなど考えられないようなものだし、今のところ公爵家を脅かそうとその令嬢の後ろに他の有力貴族がいるということもない。
その状態のままならば愛人にするなり私が王子の子を産んだ後に公妾にするなりするぶんには問題はないと割り切っていた。
王子が誰を愛していようと関係ないというのが私の本心で、きちんとわきまえてくれるのであればこちらも同じように扱うというのが私が王子の恋人の存在を知った時に自然と考えたことだったからだ。
しかし、この時ふいに私の耳に悪魔が囁いた。
悪魔は私に甘美な夢を見させたのだ。
ーーーほらみろ、皆、自分の好きなようにやっているじゃないか。
父は私にこうなったことを謝ってくれた。私に対して申し訳なく思う気持ちがあったことは嬉しいことだったしありがたいものだが、私を嫁がせ、私が産む子のおかげで結果的に利益を得るだろう。
第二王子は表面的には公爵家に気を使ってるように見せかけてはいるが、婚姻後には令嬢を愛人にするか、上手く段取りをつけて公妾とするだろう。
もしあの令嬢を諦めたところで、婚姻後に自分の意思で選んだ女がいればその女をそばに置くことを躊躇などしない。それが当然の権利であるかのように堂々と。
現王は、野心的な第二妃とその実家を抑え込めれば満足。
王子の側近は今更、第二王子が公爵家の後ろ盾を失って第一王子に王位が転がり込むことだけは避けたい。
では、私は? 私の望みは何?
私が彼らのように自分のために望むもの。
私にとって諦められないもの。
どうしても欲しいものは?
己の望みを叶えるにはどうすればいいのだろうか?
そんなことが許されるのか?
いや、まて、私は誰の許しを必要としているのだろう?
私は中には昔、エリーが言った言葉が悪魔の囁きとなって蠢いている。
私は冷静に考えを巡らせた。
まず、私と王子の間に愛だの恋だの情だのは必要ない。
しかし、私は課せられた義務を果たす必要がある。
王太子妃となり王妃となるのであれば私のすべきことは国のために尽くすこと、そして王家と公爵家のために世継ぎの王子を産み落とすこと。
子供はできない可能性もあるが、その場合には自動的に私のその義務は消滅するのだから考える必要はなかった。
私の代わりにまた国と家の都合の良い令嬢を第二王子の元に連れて行くのは王や公爵である父の義務であって私の義務じゃない。
だが、第二王子が誰にも文句を言われることなく愛する人を得ることができるのならば、私にもその権利はあるのではないか?
もちろん、王家に嫁ぐ身として第二王子と同じように公然と愛人を傍に置くのは外聞が悪い。男はよくても女は産んだ子の正当性まで疑われてしまう事態にもなりかねないものだし。
だが、表に出なければ、あるいは表沙汰になる前に上手く手を打つことを前提に、裏ですべてを綺麗に片づければ愛人を持つことも可能ではないか。
愛人とそして愛する人との子も……?
表の私はきちんと義務を果たし、裏の私は愛する人と家族をもつ。歪な形でもそれが私の求めるものではないか?
そして可哀相だが、第二王子の公妾に子は産ませない。
これは私が王家に嫁ぐ意味、根幹だ。
勝手に選んだ娘に子を産ませるのであれば、私という存在は必要なくなる。そんなことを許すのであれば、私が王家に嫁ぐ必要は無い。この婚約はラザフォードが望んだのではなく、王家が望んだものなのだから。
私には最低二人、第二王子の子が必要だとされるだろう。
つまり、私には第二王子の子を産むという義務があり、第二王子には愛する人との子は持てず、王家の選んだ人間と子をなす義務がある。
そこははっきりさせる必要がある。
私は話を整理した後、まず父に、それから父と一緒に王に申し出た。
王は私の話に最初こそ理解できない、承服できないと憤りを見せたが、最終的に渋々ながらも認めてくれた。
結局、王にとっては私の話はそれほど重要な問題でないのだ。
王は派閥の柵が薄い第二王子を次の王にし、王家とラザフォード公爵家の血をひく王子を得られるのであれば、私に愛人が何人いようがその愛人の子を何人産もうが究極的にはどうでもよいのだから。
どちらかといえば、私にこのような取引をさせる原因を作った第二王子のことを苦々しく思っているようにすら見えた。
王には王妃と第二妃以外に愛人や公妾がいるという話は皆無であったから、元からいないか、完璧な方法で隠しきっていると考えられる。
だから色事で臣下につけいる隙を与えた第二王子に対して腹が立つのだろう。
逆に王からこの件を知らされた王妃が見当違いの謝罪をしてきたのは面白かった。
「王子の恋人の件は申し訳なかったわ。それでもあの子のことを変わらず受け入れてくれてありがとう。
だけど、貴女にも少しは反省してもらいたところがないわけではないのよ。
妃は王に愛されなければならないわ。王に愛されていれば自分の立場が守られるの。だから貴女も王子に愛されるようこれからはもっと努力すべきよ」
確かに、一理ある意見ではあった。
だが、王の愛などという不確かなものに縋っていては私は立っていられない。
どうやら王妃は自分が愛されているから第二王子が王太子になるのだと信じているようだが、それは正しい認識とは言えない。
なるほど、王は王妃を愛しているかもしれないし愛していないかもしれない。だが、第二王子を王太子にするのは王妃への愛情とは関係なくほとんどは政治的な問題だ。
私はその政治的な部分に寄って立っていたいと望み、そのように行動するつもりだった。
私は王になる第二王子の愛に縋るのではなく王になる相手と対等に戦って勝たなければならない。
与えられたものを受け取るのではなく、自分で掴み取るしかないのだからそうする必要があった。
誰かが欲しいものを与えてくれるわけではない私にはそれしか道はないのだから。
王子はかなり慎重に行動していたようだが、元から王子が誰にも気づかれずに何度も同じ女性に会うなんてことできるはずがないのだ。
「王子殿下は時が来ればきちんとその女性とは別れる、と言っておられます。ですからどうぞ今回の件は結婚までの気の迷いだということでどうかご理解ください」
クロードとは違い、王子に心酔している側近候補の一人が恋人の存在が公爵家にも知れたと気づいて私の顔色を伺うようにその話をしに来た時、私は淑女の手本のような笑顔を浮かべ、黙って頷いた。
当たり前だ、そんなことは。誰のおかげで王に、結婚と同時に王太子になれると思ってるんだ、という本心など微塵も感じさせない完璧な笑顔。
ただ、私は側近の言葉をその通りに受け取ってはいなかった。あの言葉が本当に第二王子の言葉であったかも疑わしい。
私は王子がその令嬢にかなり入れあげていることを知っていた。また、王子が婚姻をした後にならどうとでもなると考えているのもわかっていたからだ。
ただ、恋人の身分は家格的にも大それたことなど考えられないようなものだし、今のところ公爵家を脅かそうとその令嬢の後ろに他の有力貴族がいるということもない。
その状態のままならば愛人にするなり私が王子の子を産んだ後に公妾にするなりするぶんには問題はないと割り切っていた。
王子が誰を愛していようと関係ないというのが私の本心で、きちんとわきまえてくれるのであればこちらも同じように扱うというのが私が王子の恋人の存在を知った時に自然と考えたことだったからだ。
しかし、この時ふいに私の耳に悪魔が囁いた。
悪魔は私に甘美な夢を見させたのだ。
ーーーほらみろ、皆、自分の好きなようにやっているじゃないか。
父は私にこうなったことを謝ってくれた。私に対して申し訳なく思う気持ちがあったことは嬉しいことだったしありがたいものだが、私を嫁がせ、私が産む子のおかげで結果的に利益を得るだろう。
第二王子は表面的には公爵家に気を使ってるように見せかけてはいるが、婚姻後には令嬢を愛人にするか、上手く段取りをつけて公妾とするだろう。
もしあの令嬢を諦めたところで、婚姻後に自分の意思で選んだ女がいればその女をそばに置くことを躊躇などしない。それが当然の権利であるかのように堂々と。
現王は、野心的な第二妃とその実家を抑え込めれば満足。
王子の側近は今更、第二王子が公爵家の後ろ盾を失って第一王子に王位が転がり込むことだけは避けたい。
では、私は? 私の望みは何?
私が彼らのように自分のために望むもの。
私にとって諦められないもの。
どうしても欲しいものは?
己の望みを叶えるにはどうすればいいのだろうか?
そんなことが許されるのか?
いや、まて、私は誰の許しを必要としているのだろう?
私は中には昔、エリーが言った言葉が悪魔の囁きとなって蠢いている。
私は冷静に考えを巡らせた。
まず、私と王子の間に愛だの恋だの情だのは必要ない。
しかし、私は課せられた義務を果たす必要がある。
王太子妃となり王妃となるのであれば私のすべきことは国のために尽くすこと、そして王家と公爵家のために世継ぎの王子を産み落とすこと。
子供はできない可能性もあるが、その場合には自動的に私のその義務は消滅するのだから考える必要はなかった。
私の代わりにまた国と家の都合の良い令嬢を第二王子の元に連れて行くのは王や公爵である父の義務であって私の義務じゃない。
だが、第二王子が誰にも文句を言われることなく愛する人を得ることができるのならば、私にもその権利はあるのではないか?
もちろん、王家に嫁ぐ身として第二王子と同じように公然と愛人を傍に置くのは外聞が悪い。男はよくても女は産んだ子の正当性まで疑われてしまう事態にもなりかねないものだし。
だが、表に出なければ、あるいは表沙汰になる前に上手く手を打つことを前提に、裏ですべてを綺麗に片づければ愛人を持つことも可能ではないか。
愛人とそして愛する人との子も……?
表の私はきちんと義務を果たし、裏の私は愛する人と家族をもつ。歪な形でもそれが私の求めるものではないか?
そして可哀相だが、第二王子の公妾に子は産ませない。
これは私が王家に嫁ぐ意味、根幹だ。
勝手に選んだ娘に子を産ませるのであれば、私という存在は必要なくなる。そんなことを許すのであれば、私が王家に嫁ぐ必要は無い。この婚約はラザフォードが望んだのではなく、王家が望んだものなのだから。
私には最低二人、第二王子の子が必要だとされるだろう。
つまり、私には第二王子の子を産むという義務があり、第二王子には愛する人との子は持てず、王家の選んだ人間と子をなす義務がある。
そこははっきりさせる必要がある。
私は話を整理した後、まず父に、それから父と一緒に王に申し出た。
王は私の話に最初こそ理解できない、承服できないと憤りを見せたが、最終的に渋々ながらも認めてくれた。
結局、王にとっては私の話はそれほど重要な問題でないのだ。
王は派閥の柵が薄い第二王子を次の王にし、王家とラザフォード公爵家の血をひく王子を得られるのであれば、私に愛人が何人いようがその愛人の子を何人産もうが究極的にはどうでもよいのだから。
どちらかといえば、私にこのような取引をさせる原因を作った第二王子のことを苦々しく思っているようにすら見えた。
王には王妃と第二妃以外に愛人や公妾がいるという話は皆無であったから、元からいないか、完璧な方法で隠しきっていると考えられる。
だから色事で臣下につけいる隙を与えた第二王子に対して腹が立つのだろう。
逆に王からこの件を知らされた王妃が見当違いの謝罪をしてきたのは面白かった。
「王子の恋人の件は申し訳なかったわ。それでもあの子のことを変わらず受け入れてくれてありがとう。
だけど、貴女にも少しは反省してもらいたところがないわけではないのよ。
妃は王に愛されなければならないわ。王に愛されていれば自分の立場が守られるの。だから貴女も王子に愛されるようこれからはもっと努力すべきよ」
確かに、一理ある意見ではあった。
だが、王の愛などという不確かなものに縋っていては私は立っていられない。
どうやら王妃は自分が愛されているから第二王子が王太子になるのだと信じているようだが、それは正しい認識とは言えない。
なるほど、王は王妃を愛しているかもしれないし愛していないかもしれない。だが、第二王子を王太子にするのは王妃への愛情とは関係なくほとんどは政治的な問題だ。
私はその政治的な部分に寄って立っていたいと望み、そのように行動するつもりだった。
私は王になる第二王子の愛に縋るのではなく王になる相手と対等に戦って勝たなければならない。
与えられたものを受け取るのではなく、自分で掴み取るしかないのだからそうする必要があった。
誰かが欲しいものを与えてくれるわけではない私にはそれしか道はないのだから。
5
あなたにおすすめの小説
あなたへの恋心を消し去りました
鍋
恋愛
私には両親に決められた素敵な婚約者がいる。
私は彼のことが大好き。少し顔を見るだけで幸せな気持ちになる。
だけど、彼には私の気持ちが重いみたい。
今、彼には憧れの人がいる。その人は大人びた雰囲気をもつ二つ上の先輩。
彼は心は自由でいたい言っていた。
その女性と話す時、私には見せない楽しそうな笑顔を向ける貴方を見て、胸が張り裂けそうになる。
友人たちは言う。お互いに干渉しない割り切った夫婦のほうが気が楽だって……。
だから私は彼が自由になれるように、魔女にこの激しい気持ちを封印してもらったの。
※このお話はハッピーエンドではありません。
※短いお話でサクサクと進めたいと思います。
夫の色のドレスを着るのをやめた結果、夫が我慢をやめてしまいました
氷雨そら
恋愛
夫の色のドレスは私には似合わない。
ある夜会、夫と一緒にいたのは夫の愛人だという噂が流れている令嬢だった。彼女は夫の瞳の色のドレスを私とは違い完璧に着こなしていた。噂が事実なのだと確信した私は、もう夫の色のドレスは着ないことに決めた。
小説家になろう様にも掲載中です
貴方が私を嫌う理由
柴田はつみ
恋愛
リリー――本名リリアーヌは、夫であるカイル侯爵から公然と冷遇されていた。
その関係はすでに修復不能なほどに歪み、夫婦としての実態は完全に失われている。
カイルは、彼女の類まれな美貌と、完璧すぎる立ち居振る舞いを「傲慢さの表れ」と決めつけ、意図的に距離を取った。リリーが何を語ろうとも、その声が届くことはない。
――けれど、リリーの心が向いているのは、夫ではなかった。
幼馴染であり、次期公爵であるクリス。
二人は人目を忍び、密やかな逢瀬を重ねてきた。その愛情に、疑いの余地はなかった。少なくとも、リリーはそう信じていた。
長年にわたり、リリーはカイル侯爵家が抱える深刻な財政難を、誰にも気づかれぬよう支え続けていた。
実家の財力を水面下で用い、侯爵家の体裁と存続を守る――それはすべて、未来のクリスを守るためだった。
もし自分が、破綻した結婚を理由に離縁や醜聞を残せば。
クリスが公爵位を継ぐその時、彼の足を引く「過去」になってしまう。
だからリリーは、耐えた。
未亡人という立場に甘んじる未来すら覚悟しながら、沈黙を選んだ。
しかし、その献身は――最も愛する相手に、歪んだ形で届いてしまう。
クリスは、彼女の行動を別の意味で受け取っていた。
リリーが社交の場でカイルと並び、毅然とした態度を崩さぬ姿を見て、彼は思ってしまったのだ。
――それは、形式的な夫婦関係を「完璧に保つ」ための努力。
――愛する夫を守るための、健気な妻の姿なのだと。
真実を知らぬまま、クリスの胸に芽生えたのは、理解ではなく――諦めだった。
愛されないと吹っ切れたら騎士の旦那様が豹変しました
蜂蜜あやね
恋愛
隣国オデッセアから嫁いできたマリーは次期公爵レオンの妻となる。初夜は真っ暗闇の中で。
そしてその初夜以降レオンはマリーを1年半もの長い間抱くこともしなかった。
どんなに求めても無視され続ける日々についにマリーの糸はプツリと切れる。
離縁するならレオンの方から、私の方からは離縁は絶対にしない。負けたくない!
夫を諦めて吹っ切れた妻と妻のもう一つの姿に惹かれていく夫の遠回り恋愛(結婚)ストーリー
※本作には、性的行為やそれに準ずる描写、ならびに一部に性加害的・非合意的と受け取れる表現が含まれます。苦手な方はご注意ください。
※ムーンライトノベルズでも投稿している同一作品です。
妻を蔑ろにしていた結果。
下菊みこと
恋愛
愚かな夫が自業自得で後悔するだけ。妻は結果に満足しています。
主人公は愛人を囲っていた。愛人曰く妻は彼女に嫌がらせをしているらしい。そんな性悪な妻が、屋敷の最上階から身投げしようとしていると報告されて急いで妻のもとへ行く。
小説家になろう様でも投稿しています。
不実なあなたに感謝を
黒木メイ
恋愛
王太子妃であるベアトリーチェと踊るのは最初のダンスのみ。落ち人のアンナとは望まれるまま何度も踊るのに。王太子であるマルコが誰に好意を寄せているかははたから見れば一目瞭然だ。けれど、マルコが心から愛しているのはベアトリーチェだけだった。そのことに気づいていながらも受け入れられないベアトリーチェ。そんな時、マルコとアンナがとうとう一線を越えたことを知る。――――不実なあなたを恨んだ回数は数知れず。けれど、今では感謝すらしている。愚かなあなたのおかげで『幸せ』を取り戻すことができたのだから。
※異世界転移をしている登場人物がいますが主人公ではないためタグを外しています。
※曖昧設定。
※一旦完結。
※性描写は匂わせ程度。
※小説家になろう様、カクヨム様にも掲載予定。
【完結】仰る通り、貴方の子ではありません
ユユ
恋愛
辛い悪阻と難産を経て産まれたのは
私に似た待望の男児だった。
なのに認められず、
不貞の濡れ衣を着せられ、
追い出されてしまった。
実家からも勘当され
息子と2人で生きていくことにした。
* 作り話です
* 暇つぶしにどうぞ
* 4万文字未満
* 完結保証付き
* 少し大人表現あり
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる