王太子レオールと側近セバス(完結)

にのまえ

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遅く起きた朝

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 昨日のうちに今日の書類を済ませている為、俺部屋にメイドは起こしにはこない。側近が側にいると言うのもある。

 夜遅くまでの交わりでお昼過ぎまで目が覚めなかった。目を覚ませば裸のままベッドの上で寝ていた。珍しく隣ではセバスが裸のまま寝息を立てていた。

(無理をさせすぎたか?)


 ベットの端に転がるピンク卵。結局、使ったのは最初だけで俺の熱杭でセバスを犯しに犯した。セバスも気持ち良さげに俺に跨り髪を乱しながら、騎乗位であられもない声をあげて腰を振っていた。


(あれは、かなりエロかった)


 俺は隣で寝ているセバスの尻肉を掴み、朝勃ちの杭をセバスの尻肉に挟んだ。昨夜のぬるぬる液が残っており、じゅぶじゅぶと滑りが良く気持ちいい。

「ふっ、ふっ」

 セバスの尻で1人素股を楽しんでいた。その刺激と違和感にセバスも目を覚ます。


「ん、んんっ、レ、レオール様?」


「起きたか? このまま、楽しませてくれ」

 セバスの尻肉の間を俺の杭がじゅじゅと卑猥な音を出し抽送する。挿れなくてもセバスの行為あとで赤く染まる蕾を刺激した。

「あ、あんんっ……あぁ」

「どうした? そんなに腰を押し付けて気持ちよさそうだな。どれ、乳首と前も触ってやろう」


「だっ、だめ、ひゃぁ、んんっ……い、くっ!」


 片方の乳首をつねり、セバスの杭に触れる前に体をしならせ精を放った。

「早いな。それでも、まだもの足りなさそうだな。こっちを向けセバス」

 昨夜は散々セバスの蕾を犯した後だ、ぬるぬる液で傷が残らなくても、赤く染まる蕾に挿れるのはやめた。

 俺を見つめて頬を赤らめるセバスの唇を奪う、舌を絡めて吐息ごと口の中を楽しむ。息の上がるセバスの首筋、胸の乳首には俺の噛み痕が赤く多く残っていた。

「レオール様は挿れないのですか?」

「あぁ、いまはこっちで楽しむ」


 手を伸ばして、どろどろな互いの熱杭を握り擦り合わせた。


「あぁっ、んっ」


 これはこれで、セバスの感じる表情が間近で見れて良いな。

(口はだらしなく開き、気持ち良さそうだ)

「あっ、あぁん……気持ちいい、いいです」

「ふっ、正直に言う様になったな、俺もだ」

 セバスの頬、唇に甘やかすようにキスを交わす。照れる仕草をするセバスを楽しんでいた。ピクッと手の中でセバスの杭が脈打つ。息も上がり、そろそろ達くのだと分かり激しくさする。


「あっ、あ、あ!」


 俺の手の中でとろとろで、ピクピクと達きそうなセバスの熱杭と切なげな表情。

「達きそうか? 俺もだセバス……はぁ、堪らなぇ」

「ん、レオール様ぁ、あっ、い、いくっ、い、くうっ!」


「う、くっ!」


 同時に精を放ち、どろどろな杭と互いを見つめて、はぁ、はぁと息をあげる俺とセバス。

「クックク、朝からどろどろだな」

「レオール様、朝ではありません。もうお昼過ぎですよ」


(おっ、1時過ぎかぁ)


「ほんとうだな。はぁー昨日からやり過ぎて腹減ったな。でも先ずは風呂だな」

「かしこまりました、用意してまいりますね」  


 俺の命令にベッドを降りて、ふらつく足でお風呂の準備に向かう、セバスを後ろから抱きかかえた。


「今日はお前も入るんだ!」

「えっ、レ、レオール様、私は部屋で入ります」

「いいや、一緒に入るぞ!」


 嫌がるセバスを風呂場に連行して、薬草湯に浸かり、無茶苦茶に石鹸を泡立てて洗った。
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