28 / 52
エロ魔導具箱の中身 (前)
しおりを挟む
セバスがアイテムボックスから、子供の頃玩具を仕舞った箱のようなものを一つ取り出した。
「それがモードラー当主からいただいものです」
「これがエロ魔導具箱か……」
ソファーに並んで座り、セバスが蓋を開くと箱の中に使用説明書と書かれてた、薄い本が入っていた。
ーーここに入っているエロ魔導具はどれも、安全にお使いいただけます。
可愛らしいイラストが描かれていた。
「先ずはこれか」
(なんだこの形は?)
「エネ○グラというものですね。ぬるぬる液を塗りお尻の蕾に挿し、前立腺をマッサージする魔導具と絵で説明も描かれていますね。使用する前に魔力を流し込んで使うみたいです」
「へぇ挿した直ぐに強烈な快感が得られるか……普通で満足だから俺には必要ないな。セバス使う?」
「私も満足ですから必要ないですね」
「じゃー次は?」
次から次と出てくる棒状の物。魔力で振動するエロ魔導具か……この前のピンク卵のようなものか。これも使わないと、次に出したのはもふもふな耳と尻尾。
(世界の何処かにいる亜人にでもなるのか?)
「この耳は頭に付けるのがわかるが、尻尾はどうするんだ? 付け根が丸く尖っているが」
「レオール様、説明書にそのお尻の蕾にぬるぬる液を塗った後に挿し込むようです」
「そうか……」
セバスにか……んーいまは興味がないな。
「これは?」
握ると柔らかな触り心地。
「それはオナ○ール1人でエッチする時に使用するみたいです。この中央の穴にぬるぬる液を流し込んで、ご自分か私の熱杭を入れて使うみたいです」
この穴にぬるぬる液を流し込んで使うのか……指を差し込んでみた、中は吸い付く様な素材だな。ここにぬるぬる液と杭を入れれば気持ちいいだろうけど、セバスが側にいるしこれも必要ないな。
「使ってみるか? 俺は普通に触り合いっこで、セバスの杭をじかに触りたいから要らないな。イキそうなときピクッと杭が震える所が好きだ」
「わ、私もレオール様の杭を触るのと、その大きな手で触られるのが好きです」
「だったら、必要ないな」
と箱に戻した。
どれも必要ないものばかりだな、だからといってアーサーに渡すか。弟の側近も貰っているだろうし使わず仕舞っておくか。
「セバス、箱の中身はこれで終わり?」
「いいえ、最後のページに載っているものはクローゼットに掛かっているようです。ナース服、セーラー服、OLだと書いてありますね」
「初めて聞くものばかりな、よし見に行こうか」
俺たちはウォークインクローゼットに移動した。
「それがモードラー当主からいただいものです」
「これがエロ魔導具箱か……」
ソファーに並んで座り、セバスが蓋を開くと箱の中に使用説明書と書かれてた、薄い本が入っていた。
ーーここに入っているエロ魔導具はどれも、安全にお使いいただけます。
可愛らしいイラストが描かれていた。
「先ずはこれか」
(なんだこの形は?)
「エネ○グラというものですね。ぬるぬる液を塗りお尻の蕾に挿し、前立腺をマッサージする魔導具と絵で説明も描かれていますね。使用する前に魔力を流し込んで使うみたいです」
「へぇ挿した直ぐに強烈な快感が得られるか……普通で満足だから俺には必要ないな。セバス使う?」
「私も満足ですから必要ないですね」
「じゃー次は?」
次から次と出てくる棒状の物。魔力で振動するエロ魔導具か……この前のピンク卵のようなものか。これも使わないと、次に出したのはもふもふな耳と尻尾。
(世界の何処かにいる亜人にでもなるのか?)
「この耳は頭に付けるのがわかるが、尻尾はどうするんだ? 付け根が丸く尖っているが」
「レオール様、説明書にそのお尻の蕾にぬるぬる液を塗った後に挿し込むようです」
「そうか……」
セバスにか……んーいまは興味がないな。
「これは?」
握ると柔らかな触り心地。
「それはオナ○ール1人でエッチする時に使用するみたいです。この中央の穴にぬるぬる液を流し込んで、ご自分か私の熱杭を入れて使うみたいです」
この穴にぬるぬる液を流し込んで使うのか……指を差し込んでみた、中は吸い付く様な素材だな。ここにぬるぬる液と杭を入れれば気持ちいいだろうけど、セバスが側にいるしこれも必要ないな。
「使ってみるか? 俺は普通に触り合いっこで、セバスの杭をじかに触りたいから要らないな。イキそうなときピクッと杭が震える所が好きだ」
「わ、私もレオール様の杭を触るのと、その大きな手で触られるのが好きです」
「だったら、必要ないな」
と箱に戻した。
どれも必要ないものばかりだな、だからといってアーサーに渡すか。弟の側近も貰っているだろうし使わず仕舞っておくか。
「セバス、箱の中身はこれで終わり?」
「いいえ、最後のページに載っているものはクローゼットに掛かっているようです。ナース服、セーラー服、OLだと書いてありますね」
「初めて聞くものばかりな、よし見に行こうか」
俺たちはウォークインクローゼットに移動した。
0
あなたにおすすめの小説
禁断の祈祷室
土岐ゆうば(金湯叶)
BL
リュアオス神を祀る神殿の神官長であるアメデアには専用の祈祷室があった。
アメデア以外は誰も入ることが許されない部屋には、神の像と燭台そして聖典があるだけ。窓もなにもなく、出入口は木の扉一つ。扉の前には護衛が待機しており、アメデア以外は誰もいない。
それなのに祈祷が終わると、アメデアの体には情交の痕がある。アメデアの聖痕は濃く輝き、その強力な神聖力によって人々を助ける。
救済のために神は神官を抱くのか。
それとも愛したがゆえに彼を抱くのか。
神×神官の許された神秘的な夜の話。
※小説家になろう(ムーンライトノベルズ)でも掲載しています。
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる