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別荘で過ごそう 2
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夜、ソファーで普段なら飲まない赤ワインを軽く嗜んでいた。つまみは従者に貰ったモンスターの乳で出来たチーズと、こっちもモンスターの肉で出来た生ハムと近くの農家で採れたメロンだ。
「うまっ、このスモークチーズはクセになるな」
「はい、カマンベールチーズも美味しい、です」
「今度、チーズを取り寄せよう」
「では、帰りましたら頼んでおきますね」
美味いチーズとワインでほろ酔い気分で、股間がむずむずしてセバスに触りたくなった。隣で同じくほろ酔いで、上目遣いなセバスを膝の上に乗せた。
「ほへっ、レオール様?」
「触りたい。なぁ、いいだろうセバスぅ」
胸に顔をぐりぐり埋めた。
「ん、んっ、もう、さっきお風呂で散々したのにですか?」
セバスの言う通り、少し前ホームシアターで過激なエロい作品を見て興奮した、俺たちは風呂で散々やった。
いま甚平をしっかり着ているセバスと、上半身裸で下だけ履いている俺。
「いいだろう? セバスに触りたい」
「仕方ありませんね、触ってください」
了解を得て上を脱がせ胸をひとしきり楽しんだ後、はちきれそうな前をくつろげた。ぬるぬる液を互いの熱杭に垂らして握り、じゅぶっと触り合いっこを始める前にふと思い出した。
「なぁ、セバス」
「なっ、なんですかぁ……レオール様? んんっ」
「セバスは貰った、エロ魔導具箱の中身を見た?」
モードラー公爵家に寄って貰ってきたと言っていた、エロ魔導具を思い出した。
「エロ、魔導具? あっ、ああぁん、み、見てません」
セバスも貰ったことを思い出したらしく、エロ魔導具が気になり気がそれた。話を始めのは俺だが、俺はそれを許さず、ぬるぬる液を足して強く握り擦り上げた。
「やっ、ンンっ……あぁあ、ん!」
「……ふっ、気持ちいいな、セバス」
「はい、気持ちいいぃぃいっ! ……レオール様とキ、キスしたいです」
「なんだ、おねだりか。ほら、好きなだけしろよ」
口を開けてちろりと舌を見せた。その途端にセバスは唇を塞ぎぬるりと舌を差し込んできた。その舌を甘噛みをして絡めた。
「ンンっ、んん!」
「セバスはキス好きだな」
「好き、レオール様とするキス、好きです」
「煽るなよ、セバス」
「本当のことです」
「それを煽るって言うんだよ!」
じゅぶじゅぶと杭を擦り合わせた。俺の手に中でセバスの杭がピクンと反応した。そろそろ射精くことがわかり、もう少し力を加えた。
ふわぁっと喘ぎ声を上げてピクン、ピクンと杭が跳ねてもいかず。セバスは俺の手の中でいきたいのを我慢しているようだ。
「セバスは俺と一緒に射精きたいのか?」
そう囁けば、こくりと眉をひそめて頷くセバス。
「まったく、エロく……可愛い奴だな。ほら、お前も手を添えて俺の熱杭しごげ、一緒に射精くぞ」
「レオール様、あぁ、んんっ!」
俺の感じるところを知り尽くしたセバス。力加減、良く俺の杭をしごいた。セバスのかなりエロい表情で、きていた俺はその手捌きに我慢できない。
俺もすぐに限界がきて、セバスと俺の杭を強くしごいた。
「い、くっ、」
「ンンっ!」
「はぁ、はぁ」
(いった後のとろんと、とした、セバスの表情が見たくて触りたくなる)
セバスは息を整えながら出した精にクリーンをかけた。魔法で一瞬にぬるぬるは消え去り綺麗になる。この前ベッドにと誘いたいが。
(エロ魔導具は気になる)
「レオール様、お風呂の準備をしてきます」
「いいや、それは後で。セバスが気になるエロ魔導具を見てからにしようぜ」
「私も気になりますが、レオール様が先に気にしました」
その後も断固として俺だと譲らなかったセバス。そんな、困ったような可愛い顔で言うな。
(本当にお前は……俺を虜にするよな)
「うまっ、このスモークチーズはクセになるな」
「はい、カマンベールチーズも美味しい、です」
「今度、チーズを取り寄せよう」
「では、帰りましたら頼んでおきますね」
美味いチーズとワインでほろ酔い気分で、股間がむずむずしてセバスに触りたくなった。隣で同じくほろ酔いで、上目遣いなセバスを膝の上に乗せた。
「ほへっ、レオール様?」
「触りたい。なぁ、いいだろうセバスぅ」
胸に顔をぐりぐり埋めた。
「ん、んっ、もう、さっきお風呂で散々したのにですか?」
セバスの言う通り、少し前ホームシアターで過激なエロい作品を見て興奮した、俺たちは風呂で散々やった。
いま甚平をしっかり着ているセバスと、上半身裸で下だけ履いている俺。
「いいだろう? セバスに触りたい」
「仕方ありませんね、触ってください」
了解を得て上を脱がせ胸をひとしきり楽しんだ後、はちきれそうな前をくつろげた。ぬるぬる液を互いの熱杭に垂らして握り、じゅぶっと触り合いっこを始める前にふと思い出した。
「なぁ、セバス」
「なっ、なんですかぁ……レオール様? んんっ」
「セバスは貰った、エロ魔導具箱の中身を見た?」
モードラー公爵家に寄って貰ってきたと言っていた、エロ魔導具を思い出した。
「エロ、魔導具? あっ、ああぁん、み、見てません」
セバスも貰ったことを思い出したらしく、エロ魔導具が気になり気がそれた。話を始めのは俺だが、俺はそれを許さず、ぬるぬる液を足して強く握り擦り上げた。
「やっ、ンンっ……あぁあ、ん!」
「……ふっ、気持ちいいな、セバス」
「はい、気持ちいいぃぃいっ! ……レオール様とキ、キスしたいです」
「なんだ、おねだりか。ほら、好きなだけしろよ」
口を開けてちろりと舌を見せた。その途端にセバスは唇を塞ぎぬるりと舌を差し込んできた。その舌を甘噛みをして絡めた。
「ンンっ、んん!」
「セバスはキス好きだな」
「好き、レオール様とするキス、好きです」
「煽るなよ、セバス」
「本当のことです」
「それを煽るって言うんだよ!」
じゅぶじゅぶと杭を擦り合わせた。俺の手に中でセバスの杭がピクンと反応した。そろそろ射精くことがわかり、もう少し力を加えた。
ふわぁっと喘ぎ声を上げてピクン、ピクンと杭が跳ねてもいかず。セバスは俺の手の中でいきたいのを我慢しているようだ。
「セバスは俺と一緒に射精きたいのか?」
そう囁けば、こくりと眉をひそめて頷くセバス。
「まったく、エロく……可愛い奴だな。ほら、お前も手を添えて俺の熱杭しごげ、一緒に射精くぞ」
「レオール様、あぁ、んんっ!」
俺の感じるところを知り尽くしたセバス。力加減、良く俺の杭をしごいた。セバスのかなりエロい表情で、きていた俺はその手捌きに我慢できない。
俺もすぐに限界がきて、セバスと俺の杭を強くしごいた。
「い、くっ、」
「ンンっ!」
「はぁ、はぁ」
(いった後のとろんと、とした、セバスの表情が見たくて触りたくなる)
セバスは息を整えながら出した精にクリーンをかけた。魔法で一瞬にぬるぬるは消え去り綺麗になる。この前ベッドにと誘いたいが。
(エロ魔導具は気になる)
「レオール様、お風呂の準備をしてきます」
「いいや、それは後で。セバスが気になるエロ魔導具を見てからにしようぜ」
「私も気になりますが、レオール様が先に気にしました」
その後も断固として俺だと譲らなかったセバス。そんな、困ったような可愛い顔で言うな。
(本当にお前は……俺を虜にするよな)
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