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冷やしうどんを食べてよう (後) その日の夜〜
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夕食からリビングに戻り、ソファーで寛いでいた。
「セバス、夕食の串かつは美味かったな。ソースもキャベツも揚げたての串はサクサクだった」
「アスパラガスの一本揚げ、椎茸も美味しかったです」
「セバスか。俺もアスパラガスと椎茸、美味かった」
セバスと夕飯にでた串かつの話で盛り上がっていた。モンスター肉、海鮮、野菜、卵を串にさして油で揚げる。
「自分で串かつを揚げるのも楽しかった」
それに対してセバスは笑う。
「レオール様の串かつ……私が見ていないと、ほとんど揚げすぎていましたよ」
「そうだったか? 今度、串かつを揚げる時は上手く揚げるから、セバス見ておけよ!」
「はい、見てますよ。でも、揚がるまでのレオール様が可愛かった。まだか、それはもう食べるんじゃないのかって、ソワソワされて」
「よく俺を見ているな」
やはり、自分で串を揚げるのは楽しく。久々にいつもよりテンションが上がった。あの食べ物は食べても美味くて、目で見ても楽しかった。揚げたてを食べるというのか贅沢だった。
+
風呂も終わらせて、1人でベッドで本を読んでいた。新刊が届いたとセバスが持ってきた。獣人と人との激しい恋の物語だと書いてあった。
期待して読み始めて、すぐこの物語に困った。主人公同士が出会い、引き寄せられて乗っけから、激しく交接が始まった。
「この行為にお互いの気持ちはあるのか? 出会ったすぐに、2人は番だと分かったと言っていだか早くないか?」
(番とは夫婦、相思相愛だと思ったが)
ただ、エロを楽しむだけならいい。俺はどちらかというと愛し合う物語が好きだな。誰が書いたのかと見れば作者ミッちゃん……だと。
(ミッちゃんーーミッシェル?)
「まさかな……ミッシェルかこれを書いたとかないよな、文章とエロシーンは上手いな」
これ以上は読めず本を閉じた。寝ようと思うがセバスが部屋から戻らない。先に寝るかと目を瞑り、うとうとし始めたとき、意識の遠くでガチャッと扉の開く音が聞こえた。
ーーそして
「あっ、レオール様が寝てしまった……この格好が恥ずかしくて、中々部屋から出られなかったからですね」
(セバス?)
「……私から、レオール様を襲ってもいいでしょうか?」
(セバスが俺を襲う?)
そっと掛け布団の上から杭を撫でられた。うっ、と簡単に反応する俺の杭。
「もっと、触ってもいいかな。レオール様のを舐めたい」
掛け布団の中に手を忍ばせ、半ズボンの上から撫でた。
(少し興奮気味のセバス、俺が寝たと思って大胆だな……触り方が上手すぎて声がでる)
「ふっ、くっ」
「レオール様? ……寝ていても感じるのですね」
待て、その触り方はやばい。勃った……セバスもそれが分かったらしく、掛け布団をずらし俺の半ズボンに手をかけて、ポロッと俺の杭をだした。
「いつ見ても、レオール様の大きい。……好き」
(ちょっと待て。その言い方だと、俺の杭が好きだと言っているぞ……セバス)
ちゅっと先走りがでだした先端にキスを落とし、じゅるっと俺の杭を一気に咥えた。じゅるじゅると舐める音だけが大きく聞こえた。
セバスは甘いキャンディを舐めるかのように、俺の杭に舌を這わせる。
(うぐ、くっ、気持ちいい。寝ているフリをしているせいか、よけいに興奮した……くっ、射精る)
「レオール様の杭がピクッとした、射精そうなのですか?」
「そ、そうだ。セバス! くっ、ふぅ、射精る!」
強く吸われて、セバスの口の中に射精した。その後も綺麗に杭を舐めるセバス。
「俺の寝込みを襲うとはな……すげぇ、エロすぎたろ! セバス」
「すみません、触っているうちに我慢できなくて……レオール様」
掛け布団を全部めくり、セバスは俺に跨った。耳まで真っ赤なセバスのナース姿。恥ずかしいのだろう、目尻に涙を浮かべていた。
「レ、レオール先生の太い、お、お注射してください……」
頬まで赤くなって、ナース服の短なスカートを両手でたくし上げた。小さな面積の下着を持ち上げる、とろとろな杭と黒のガーターベルト。
「セェ、セバス⁉︎」
俺は目をぎゅっと瞑った。
「レオール様?」
「まっ、まま、待て、それはヤバいだろう!」
「あの説明書にこのセリフを言えば、めちゃくちゃに愛されると書いてあったので、試してみました……ダメでしょうか?」
ダメなもんか、いま射精したばかりなのに、俺の熱杭は痛いくらいに勃っている。いいのか、このままでは欲望に乱暴にセバスを抱いてしまう。
「レオール先生?」
(まったく……)
「セバス君、そんなにコレが欲しいなら、自分で入れなさい」
「はい、先生」
既にぬるぬる液で解された蕾に、俺の悔いをあてがい、ゆっくり蕾に挿していく。
「あっ、あぁレオール様!」
「セバス、無理をするな。ゆっくりでいい」
「だけど私が我慢できません。早くレオール様の熱杭が欲しいのに気持ちばかり先走って、上手くできなくて……」
ごくりと喉を鳴らして、セバスの腰をガッツリ持ち突き上げた。我慢できなくなったのは俺もだ。
「あぁ、ああっ、ンンっ……レオール様」
「その姿、言葉で俺を煽ったことを後悔するなよ、セバス、ぬるぬる液を出せ」
アイテムボックスから出した、ぬるぬる液を受け取り蕾と杭に一本丸ごと垂らして、容赦なくセバスの蕾に己の杭を打ちつけた。
「ひゃあ、あぁんんっ……いい、レオール様っ、気持ちいい」
足したぬるぬる液によって、セバスの蕾は痛みを忘れて快感だけが押し寄せているらしい。スカートを手に持ち、俺の油送に気持ち良さげに声を上げた。
「イク、イク、イっちゃう! レオール様、あっ、ンンッ、イクッ!!」
じゅぶじゅぶと油送を強め。
「セバス、お前の中に出すぞ!」
「はぁい、きてくださいレオール様!」
同時に果て、息の上がるセバスを引き寄せてキスを交わす。セバスの熱い口の中にじゅるっと舌を絡ませた。
「んっ、ふはぁ……はぁ、はぁ」
「寝るなよ、セバス。俺をあんなに覆ったんだ、まだ終わらねぞ!」
セバスをベッドに沈ませて、おさまらない熱をセバスの蕾に押し込んだ。
「あぁ、ん……レオール先生の太いお注射!」
「セバス!」
俺たちの夜はまだ続いた。
「セバス、夕食の串かつは美味かったな。ソースもキャベツも揚げたての串はサクサクだった」
「アスパラガスの一本揚げ、椎茸も美味しかったです」
「セバスか。俺もアスパラガスと椎茸、美味かった」
セバスと夕飯にでた串かつの話で盛り上がっていた。モンスター肉、海鮮、野菜、卵を串にさして油で揚げる。
「自分で串かつを揚げるのも楽しかった」
それに対してセバスは笑う。
「レオール様の串かつ……私が見ていないと、ほとんど揚げすぎていましたよ」
「そうだったか? 今度、串かつを揚げる時は上手く揚げるから、セバス見ておけよ!」
「はい、見てますよ。でも、揚がるまでのレオール様が可愛かった。まだか、それはもう食べるんじゃないのかって、ソワソワされて」
「よく俺を見ているな」
やはり、自分で串を揚げるのは楽しく。久々にいつもよりテンションが上がった。あの食べ物は食べても美味くて、目で見ても楽しかった。揚げたてを食べるというのか贅沢だった。
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風呂も終わらせて、1人でベッドで本を読んでいた。新刊が届いたとセバスが持ってきた。獣人と人との激しい恋の物語だと書いてあった。
期待して読み始めて、すぐこの物語に困った。主人公同士が出会い、引き寄せられて乗っけから、激しく交接が始まった。
「この行為にお互いの気持ちはあるのか? 出会ったすぐに、2人は番だと分かったと言っていだか早くないか?」
(番とは夫婦、相思相愛だと思ったが)
ただ、エロを楽しむだけならいい。俺はどちらかというと愛し合う物語が好きだな。誰が書いたのかと見れば作者ミッちゃん……だと。
(ミッちゃんーーミッシェル?)
「まさかな……ミッシェルかこれを書いたとかないよな、文章とエロシーンは上手いな」
これ以上は読めず本を閉じた。寝ようと思うがセバスが部屋から戻らない。先に寝るかと目を瞑り、うとうとし始めたとき、意識の遠くでガチャッと扉の開く音が聞こえた。
ーーそして
「あっ、レオール様が寝てしまった……この格好が恥ずかしくて、中々部屋から出られなかったからですね」
(セバス?)
「……私から、レオール様を襲ってもいいでしょうか?」
(セバスが俺を襲う?)
そっと掛け布団の上から杭を撫でられた。うっ、と簡単に反応する俺の杭。
「もっと、触ってもいいかな。レオール様のを舐めたい」
掛け布団の中に手を忍ばせ、半ズボンの上から撫でた。
(少し興奮気味のセバス、俺が寝たと思って大胆だな……触り方が上手すぎて声がでる)
「ふっ、くっ」
「レオール様? ……寝ていても感じるのですね」
待て、その触り方はやばい。勃った……セバスもそれが分かったらしく、掛け布団をずらし俺の半ズボンに手をかけて、ポロッと俺の杭をだした。
「いつ見ても、レオール様の大きい。……好き」
(ちょっと待て。その言い方だと、俺の杭が好きだと言っているぞ……セバス)
ちゅっと先走りがでだした先端にキスを落とし、じゅるっと俺の杭を一気に咥えた。じゅるじゅると舐める音だけが大きく聞こえた。
セバスは甘いキャンディを舐めるかのように、俺の杭に舌を這わせる。
(うぐ、くっ、気持ちいい。寝ているフリをしているせいか、よけいに興奮した……くっ、射精る)
「レオール様の杭がピクッとした、射精そうなのですか?」
「そ、そうだ。セバス! くっ、ふぅ、射精る!」
強く吸われて、セバスの口の中に射精した。その後も綺麗に杭を舐めるセバス。
「俺の寝込みを襲うとはな……すげぇ、エロすぎたろ! セバス」
「すみません、触っているうちに我慢できなくて……レオール様」
掛け布団を全部めくり、セバスは俺に跨った。耳まで真っ赤なセバスのナース姿。恥ずかしいのだろう、目尻に涙を浮かべていた。
「レ、レオール先生の太い、お、お注射してください……」
頬まで赤くなって、ナース服の短なスカートを両手でたくし上げた。小さな面積の下着を持ち上げる、とろとろな杭と黒のガーターベルト。
「セェ、セバス⁉︎」
俺は目をぎゅっと瞑った。
「レオール様?」
「まっ、まま、待て、それはヤバいだろう!」
「あの説明書にこのセリフを言えば、めちゃくちゃに愛されると書いてあったので、試してみました……ダメでしょうか?」
ダメなもんか、いま射精したばかりなのに、俺の熱杭は痛いくらいに勃っている。いいのか、このままでは欲望に乱暴にセバスを抱いてしまう。
「レオール先生?」
(まったく……)
「セバス君、そんなにコレが欲しいなら、自分で入れなさい」
「はい、先生」
既にぬるぬる液で解された蕾に、俺の悔いをあてがい、ゆっくり蕾に挿していく。
「あっ、あぁレオール様!」
「セバス、無理をするな。ゆっくりでいい」
「だけど私が我慢できません。早くレオール様の熱杭が欲しいのに気持ちばかり先走って、上手くできなくて……」
ごくりと喉を鳴らして、セバスの腰をガッツリ持ち突き上げた。我慢できなくなったのは俺もだ。
「あぁ、ああっ、ンンっ……レオール様」
「その姿、言葉で俺を煽ったことを後悔するなよ、セバス、ぬるぬる液を出せ」
アイテムボックスから出した、ぬるぬる液を受け取り蕾と杭に一本丸ごと垂らして、容赦なくセバスの蕾に己の杭を打ちつけた。
「ひゃあ、あぁんんっ……いい、レオール様っ、気持ちいい」
足したぬるぬる液によって、セバスの蕾は痛みを忘れて快感だけが押し寄せているらしい。スカートを手に持ち、俺の油送に気持ち良さげに声を上げた。
「イク、イク、イっちゃう! レオール様、あっ、ンンッ、イクッ!!」
じゅぶじゅぶと油送を強め。
「セバス、お前の中に出すぞ!」
「はぁい、きてくださいレオール様!」
同時に果て、息の上がるセバスを引き寄せてキスを交わす。セバスの熱い口の中にじゅるっと舌を絡ませた。
「んっ、ふはぁ……はぁ、はぁ」
「寝るなよ、セバス。俺をあんなに覆ったんだ、まだ終わらねぞ!」
セバスをベッドに沈ませて、おさまらない熱をセバスの蕾に押し込んだ。
「あぁ、ん……レオール先生の太いお注射!」
「セバス!」
俺たちの夜はまだ続いた。
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